TVドラマに登場するサラリーマンが「おめでとう。秋田営業所長の内示が出た。」などとにこやかに上司から伝えられるシーンは、たいてい左遷を意味する場面の象徴なのですが、こと自動車業界に限って栄転であることは、旧たわごとに書きました。
見栄っ張りが異常に多い秋田県では、首都圏から出張で来県した人を驚かせるほど最新型車が多く走り、どのくらい景気がいい土地なのかと思えば、給与水準は沖縄県と並んで全国最低クラスだってんだから、どのくらい見栄張りなんだよって話。
同じ内容の仕事をしていても首都圏の4割引給与だというのに、物価まで4割引ではありません。300万のクルマは当地でも300万です。
田舎なんて、どこもそんなノリなのかもしれませんが、要点は「全国最低クラス賃金レベルなのに、乗ってるクルマは全国上位」ってとこです。雪国だからいろいろ冬の出費がたくさんあるというのに、それでも見栄だけは捨てられない県民性ってとこですな。
秋田県全体では国産高級車志向ですが、私見では由利本荘地区はオシャレな輸入車を多く見かけますね。
同じ見栄っ張りの秋田県人気質であっても、地区によって温度差があるのはおもしろい現象だと思います。
そんな中、このところ当地でBMWとボルボをめっきり見かけなくなりました。一時期は視界の中に常にBMWが存在してるような有様でしたし、観光地には必ず数台のボルボが停まっていたもんでした。
それに代わったのがアウディ。BMWとボルボのユーザー層を一手に引き受けたかのように、まあたくさん走ってます。
我が社にいる外車好きも、昨年ボルボからアウディに乗り換えまして、私はそのへんの流行の事情というものをまったく把握しておりませんので、視界に入る外車の数で流行り廃りを推測しているに過ぎませんが。
聞くところによると、BMWはけっこう故障するらしいですねえ。BMWプロダクツである他ブランドのクルマも含めて。
ドイツ車であるベンツのイメージと、かつてのレシプロ航空機エンジンに対する設計の先進性の印象が強く、ドイツ車はしっかりしていると私は思い込んでましたが、そういうわけでもないようで。
我が職場のアウディも、たまに代車になってますからねえ。クルマがなくちゃ日常の移動すらままならない田舎事情からすると、その代車のコストも販売価格に含まれてんだよなぁ、なんて営業出身の私は思ったりしますよ。
ベンツの品質管理がしっかりしているという話も「ユーザーが手抜きしなきゃ」という前提がつくようですね。
きちんと教育されたメンテナンスマンの手に定期的に預けており、消耗品交換も定期的に実行するなら、ベンツは故障知らず。そういうことのようで、そんなの当たり前だろって日本人なら思っちゃいます。
でも、ドイツ人ってのは日本人以上に点検不精というか、とりあえず燃料を入れればいつでも動く機械を愛する人種とも聞きます。
そのわりにドイツ車はけっこう壊れるってのは、ドイツは技術立国であるという、日本におけるステロタイプが影響しての「なんだ、壊れるじゃん」っていうイメージなのかもしれません。
壊れない機械ってのは日本製の得意とするところであり、定期的に消耗品を交換しているなら20万キロは平気で走るトヨタ車などはその代表でしょ。
タフであることは高品質の証の一部ではあるものの、あまりタフすぎると買換え需要が伸びないという、一時のニコン機のようなジレンマがあるものの、日本車は一般的にタフですわな。
世界最高の丈夫なクルマである日本車ってのは、やっぱたいしたもんだと思うわけです。地産地消ではありませんが、環境に合ったクルマはやはり内国産でありますね。
でも秋田県人である私は、ついベンツSLKの中古車をチェックしたりするんですな。見栄張りの血が身体に流れているのでしょうよ。雪道ではキビしいFR車だってわかってんのに(^^;
一生独身決定の人は、オッサンでもオバサンでも2シーターのロードスターに乗ってもオッケー、という価値観がなぜか私の中にあるのですよ。
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