機材ネタ

電気の知識が皆無で悩む

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 こんなもんを発見しちまったんですが。すっかり存在を忘れておりました、Dimage 7シリーズ用の外部電源っす。

Dg7hi

 わりといいレンズなのではないかと思われる28-200mmを搭載したDimage 7Hi。惚れこむところまでは到達できませんでしたが、順当に改良されていったらかなりおもしろいカメラになるのではないかと思って使ってました。
 なにより手動ズームリングであるところが、当時としては稀有なメリットでして。電動でミーミーと半端な位置で止まってしまうモタモタズームより、手動でピシッと素早く決まる操作性が良かったんですよね。
 28-200mmという範囲も、メモ以上マジ撮り以下というロケハン状態にはピッタリ。

 Dimage 7シリーズ最大の泣き所が電源。デフォルトの単3ニッ水4本じゃ、場合によっては50カットも撮れないまま終了。
 単3の4本セットをいくつか持ち歩くしか対策がないのでは、当時業務用として使っていた人が多い機種としては問題で、外部電源がちゃんと用意されており、それが専用リチウムイオン×2装填のBH-100なのでした。

 話は変わります。Dimage 7シリーズと同じく電源が最大の泣き所であると思われるシグマDP2。バッテリーは3.7Vで動いています。アンペアは2A以下のようです。
 けれど、密かに取り寄せたACアダプタは4.5V、2Aの出力になっています。ということは、おそらく3.7~4.5Vの間で、かつ1~2Aの電力を供給してやれば外部電源は成り立つのではないか。そんな推論を得たのですよ。

 ところが電気系にめっきり弱い技師のビヨさん。安定した電流と電圧の回路を組めるはずはなく、仮に組もうとして部品調達をしようにも、おそらくすべての部品を通販に頼らざるを得ない田舎住まい。
 面倒なので乾電池の直列で済ませようとしても、一般的な乾電池タイプの充電池は出力が1.2V。3本で3.6V、4本で4.8V。推論した3.7~4.5Vから微妙にハズれる感じ。
 一般の乾電池は1.5~1.55Vなので、3本使えば範囲内に入るとはいえ、ランニングコストを考えれば乾電池案は却下。

 ACアダプタをDP2本体へ差し込むプラグはすでに調達済み。センター+のプラグであることもACアダプタで確認済み。なのに知識がなくて先に進めない悲しさなのですよ。
 いつもの勢いで突撃し、DP2を壊しましたじゃあまりにも悲しすぎる気がして、先に進めないのでありますね。

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再びEXILIM Gについて

 身体が夜勤のリズムにまったく慣れず、きのうは断続的に寝たり起きたりしつつ、夜中になってロクに食事していないことに気がつくなど、生活リズムの維持にいきなり失敗してる悪寒。
 気温が高く天気が良かったせいもあり、今日はもうひたすらぼんやりしていた気がいたします。相棒に迷惑かけちゃったな・・・・。

 さて、話題は変わります。カシオのEXILIM Gについてしつこく。できるだけカタカナ表記を心がけている当ブログですが、EXILIMはカタカナにしちゃうとイメージが変わる気がしてますので、横文字多謝。

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 道具の造形として大変魅力的なフォルムのEXILIM Gながら、BBSへ書きました通り、ハァハァしつつも買い物は踏み止まることにした私。

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 なにか意味ありげな造形が、実際に手に取ったら機能に繋がっているという予感が濃厚なフォルムがですね、なんともいえない魅力のカメラなのでした。

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 しかもタフを売りにしてるくせに、このスリムさは反則以外のなにものでもありません。タフ機であるというカテゴリーを無視しても、なかなか存在感があると感じるのですよ。

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 メディア収納部のこの形ったら。シビれます。開閉用のノブがダイヤルになってるところも演出上手。ガッツリとロックをかけてる印象が強くて。
 各メーカーさんから防水防塵のタフ機がリリースされているわけですが、このくらいデザインの主張があるカメラはありませんでした。

 レイアウトとしてはオリンパスのμ-TOUGHやパナのタフ機と同じもので、潜望鏡タイプと呼ばれる光路をボディ端に置き、余ったスペースに内蔵フラッシュを設置したものです。

 何度か書いていますが、個人的にこのレイアウトは使いにくいと思ってます。カメラのセンターにレンズがあるという先入観が強いアナログ親父は、マクロ域でアングルを調整できなくてオタオタするのでした。
 また、レンズよりも向かって左に内蔵フラッシュがあると、縦位置で構える際に右手を上にしなければなりません。右手を下にしてフラッシュを焚くと、下から照明を当ててることになり、人物撮影ではかなり気持ち悪い顔に写りがち。

 そういったことを頭の中に置いても、なお購買欲がなくならないEXILIM Gの説得力。カシオの写りは嫌いなんですよ。スチルビデオ然としていて。それでも買おうとしてしまう不思議な魅力があるのですよね。
 そんなオーラを知ってか知らずか、カシオさんは派手に発表会をやらかしたようで、アウトドア方面の訴求が強く感じられました。

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 エンデュランス。この言葉に私は弱いのです。耐久レースを意味するエンデュランス。一過性の強さではなく、長時間の耐久性が要求されるエンデューロ。古いバイク乗りの方ならご存知でしょう。
 実際にEXILIM Gがホンモノのタフ機なのかどうかは、手にしていないのでなんともいえませんが、そこまで宣伝しといて簡単に壊れるわけねえよなぁ?というG-SHOCKに通ずる信頼性がブランドにあると思うのですね。

 買うならガンメタだな。赤は物足りなく、思い切ってシャア専用になるくらいの赤にしちゃえばよかったのに。
 もうポチろうかな!という寸前で、これ以上カメラを増やしてどうするのか、という神の声が聞こえまして、踏み止まったわけです。

 EXILIM Gを調達すると、必然的に900ISが常用メモ機から脱落する我が家の事情としては、38mmからスタートするズームは物足りなさすぎ。光学手ブレ補正機能を搭載しない点も痛いのですよ。
 メモ機としての900ISは優れもので、派手なレンズ歪曲を除けばかなりのおりこうさん。28mmスタートのレンズはたいていのシーンで引きをカバーしてくれ、片手でAF測距とISO変更を簡単に切り替えられ、有効な光学式手ブレ補正を搭載。二世代前の映像エンジンというハンデをまったく感じさせてくれません。
 710万画素とはいえ、どうせ使うのはブログのカットばかり。用が足りてます。

 現状の私のデジタルカメラ体制はいっぱいいっぱいなのですよ。プライベート常用機のGRD2。ここぞのDP2。仕事中などの気軽なメモ機として900IS。これで完結してます。
 KDXが戻ってきたらどうなるかわかりませんが、とりあえず現状ではデジタルコンパクト機3台で、もう手が回りません。なにかを調達すると置き換えになっちゃうんですね。置き換えるに足りる理由がなければ、簡単には手を出せないのでした。

ところで、G.BROSはカシオさんの黒歴史になっちゃってんですかね。

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 QV時代のカシオタフ機でして、当時のダサい工事専用機を嫌ったお客さんからずいぶん注文をもらったもんでしたよ。私も買おうかと思ったくらいで。

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ペンタックス I-10

 きのうの続きの話題としては、ブラウザのキャッシュをクリアしたらきちんと表示されるんですと。そんな更新、普通あんのかよ・・・・(-_-;)

 さて。昼寝して起きたらすっかり夜でしたとさ。久しぶりの夜勤はいまひとつ眠れず、朝もすぐには帰れなかったので、もう最初からお疲れ様モード。
 しかも気温が上がってシトシトと雨が降る天気じゃ、もう出かける気なんか最初っから起きません。

 当地における雨期ってのは年に2回あって、冬のほうが多く雨が降ってることになるのだなあと、このところ気温が高めで降ってる雨を見て思いました。気温が低いから雨ではなく雪になってるだけなのか・・・・。

 話は変わりますが、なんであまり話題にならないかなーと思ってる新製品をば。

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 ペンタックスのOptio I-10です。これを一目見た瞬間、「おおお、オート110やんか!」と喜んでる人は世の中に少ないですか。そうですか。すいません、オッサンで。

 現物を見比べるとあんまり似てないっすね。でもI-10を見た時には、まんまオート110やんか!と感じたのですよ。
 カメラ前部のロゴも遠目に「110」ですし、昔のPENTAXロゴを使って、どう見てもオート110を意識してますよね。

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 まあ喜んでるといっても「懐かしいなー」といった程度の私ですし、物欲レベルでは「気になる」といったレベル2状態でしかありませんが、昔のPENTAXロゴがポイント高いんだよなぁ。

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 裏側は普通のデジタルカメラって感じですが、オート110では光学ファインダーがあった位置にスピーカーを設けるなどして、似せようという工夫が感じられます。

 販売価格帯からして「シャレ」以外のなにものでもありませんし、かつてのオート110も原版サイズから写りはけっしてよろしいものではありませんで、一眼レフのコンパクト化の極致に旭光学さんが挑んだマイルストーンといった存在です。
 けれどシステム化には力が入っており、あまりの小ささにミノックスを食ってしまうほどのモノとして魅力があったのは確かです。

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 そういった記憶を刺激されるせいか、I-10にはとても懐かしさを感じてしまうのでした。

 I-10の中身はいまどきのコンパクト機で、光学5倍ズームに手ブレ補正を搭載し、一通りのシーンモードを装備しています。
 あまりスマートではない内蔵フラッシュの装備位置ながら、実用上ではいい位置といえましょう。これにホットシューも装備してたらおもしろかったろうになー、というのは個人的な要望。

 ペンタックスさんが元気なメーカーだったとしたら、この大きさでレンズ交換可能だったりしたのかな、なんて想像しちゃいます。
 ないものねだりですし、小センサーのレンズ交換機にどれほどの需要があるのかわかりませんが、めんこいコンパクトなシステムであることには違いがなかったことでしょ。

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RAW現像ソフトは・・・・

 今日から夜勤体制に入りました。とはいえ初日は日勤からスタートし、夜勤は明日。あさっては明け番で、その翌日は公休。日勤・夜勤・明け番・公休日の4日サイクルが2ヶ月続く予定。

 もちろん世間の一週間7日体制とはズレまくりの生活になりますんで、土日に集中する冬の歳時というようなものをカバーしにくくはなるのですけれど、不思議なことに一度ピタリと行事にハマるとその後もずっと行事をフォローできてしまうという、謎の4日リズムだったりします。
 今のところ、湯沢の犬っこと横手かまくらの前夜祭は楽勝。行く気ならナマハゲ柴灯祭りもカバーでき、西木の紙風船上げもオッケー。

 でも寒すぎる祭りは腰が引けるなぁ。柴灯祭りは男鹿の山の中だし、西木も雪が多くてひたすら寒く。冬の夜の祭りは、訪問者にとってひたすら寒いだけですもんなぁ。

 話は変わって。

 デジタルといえど、おのれの写欲をいささかでも鼓舞せねばなるまいと、RAW現像ソフトの探求というような行為に及ぼうかと少し考えましたが、どうも見たところまだ発展途上のジャンルのようで、どれも一長一短。
 素直にカメラ添付のソフトを使っていていいのかも!なんて気分になりがちですよ。そんな中、RAW Therapeeというフリーのくせにモザイク化しないで踏ん張るソフトがあると知りましたよ。

 私が使うサイズの画像には、モザイク化なんてあっても認知できないわけで、たいして意味がないのかもしれませんが、細かいノイズやらモザイク化ってのは、意外と小さなサイズでも全体に及ぼす影響は少なくないと思ってます。
 ノイズの類はカメラの個性としてしょうがないと思う私でも、デジタル特有の変な色の出方とか、モザイク化でカチカチになってる画像はいやーん。

 ところがですね、RAW Therapeeは我が家の母艦でまともに動きませーん。エラーばっかり出てまったく処理できず。
 CPUのクロックを上げてることと関係あるのか、それともソフトに最適なRAWフォーマットのカメラを私が使っていないということなのか(^^;

 シルキーピックスに興味があったんですが、けっこう処理が重いと聞いて、なんとなく二の足を踏んでまして。Adobeのライトルームもおもしろそうな感じですが、きっと処理は私の好みに合わないだろうと思ったり。迷ってるうちが華なんですけどもねー。

 シビアに画像処理をしてるわけではない私のノリは、自分のイメージ通りの絵になってくれるのか、というそれだけのことでして、あまり豪勢なソフトは必要としてません。
 未だにカメラ添付のRAW展開ソフトに、フォトショV7.01なんていう組み合わせでやってます。
 それでも「これ、もうちょっとまともに展開できるんでねえの?」と思うことはあり、ソフトの違いで解決できるんなら、それに越したことはないと考える瞬間もあるんですね。

 Picasa V3.1.0は使い勝手に納得がいかずに放置中。おもしろいソフトだと思います。絵を見ながら気軽にRAW現像するにはよさげ。いろんな効果フィルターを搭載してますんでね。

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ポチった小物について

 またまた寒くなりましたね。当地ではいきなり最低気温が-5℃アンダーというのはどういうわけだ。おとといは春の陽気だったのに。安定しねえ気候ってのが一番コタえます。

 さて。ポチったのに、その後すっとぼけてる品が何点かあるのですが、それについて少々。まずはカメラ関連用品から。

 モノポッドを追加しようと思いまして。長年愛用の太めのやつは同僚に貸したまんまなので、軽くて持ち歩きやすい一脚を調達しようかと市場価格を調べてみたら、流行なんですかね、いろいろ選べるし価格も安いということに気がつきました。買い物チャンス。

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 最終的に選んだのはスリックのライティポッド3。メーカーはどこでも構わなく、軽いのが欲しいけれど、本来の一脚の役目をスポイルするほどヤワなものはいらないわけで。
 そこそこの強度があって軽く、しかも身長183cmの人間の目高をカバーしてくれるものとして、いい落とし所であったと自負してます。

 脚は確実にロックしてくれる(であろう)レバー式。体重をかけても縮んだりはしません。自由雲台はあってもなくてもたいした差はないものの、これがないと高さが稼げないわけで、しかもマレにはカメラを縦位置で固定したくなる時もあるので、自由雲台はないよりもあったほうが使い勝手はいいのですよ。
 伸ばすと全長1610mmなので、光学ファインダー機でも私の身長で楽勝です。縦位置に固定してもストレスなく使える高さですね。

 モノグサな私は、体育座りして一脚を抱えて三脚の代用にすることもままあり、軽くて持ち歩くのに苦にならず、目高カバーの丈夫な一脚というのは重宝するのでした。
 変なガキンチョの集団に囲まれても、とりあえず暴れられるだけの太さもかろうじてありますんで、自衛用にも使えます。

 いや、冗談じゃなくて。あまり表には出て来ないものの、ロケカメラマンが自衛用として一脚を振り回して田舎のヤンキーを退治した話というのは、けっこう少なくないのですよ。マジな話。
 そういった意味でも、どうせ持つなら強度がしっかりした一脚にしたいものです。

 で、この一脚だけ調達しちゃうと送料負けして悔しいので、ついでだからと小物を選んでみました。そのうちのひとつがコレ。

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 なんだそれってか。これはLPLが発売してるLEDライト。LPLといえば、かつてはシネ系の商品や暗室系商品、スタジオライトで隆盛を誇ったものですが、ムービーがビデオ化してからは地味に。
 でも密かに今でも意欲的にいろいろやってまして、このLEDライトもそのひとつ。このライトの第一の特徴は、なんといっても価格。通販の最安価格で3千円台前半。もう騙されても悔しくない価格(^^;

 これを試してみようと思ったきっかけは、コンパクトデジタル機メインの私がたまに困る「暗所でAFが働いてくんねえ」の対策。
 補助光があれば助かるだろうという安易な発想ながら、実は野営の夜に手元のLEDライトを照明にして撮ったりしていたので、抵抗はなかったりします。

 色温度5500Kを出す9個のLEDは、単4電池2本で連続120分点灯。GRD2非常用電池の単4エネループを手元に用意していたものですから、迷わず流用。

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 上がGRD2のスクエアにおける配光の感じ。下はDP2。約1mの距離でこんな感じですから、本格的な撮影用照明として役不足なのは、価格と大きさからしたらしょうがないとこでして、それを期待すんならもっと投資しろって話になりますわな。
 実際、LPLさんのLEDライトシリーズには上位機種がありまして、もっともコンパクトなのがこのVL-90なんです。

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 オマケでブラケットもセットされてます。つまり「ホットシューのない機種でも使えますよ」ってな説得力ですね。
 コンパクト機の高感度路線なら、狭い配光を気にせず利用できるのかもしんねえっすよ。

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 いや、私はあくまで非常用ランプといった位置づけですんで、小さなライトをカメラバックに忍ばせているつもりです。
 ホットシューがあるカメラで私が携帯していそうなコンパクト機といえば、GRD2かDP2、もしくは銀塩ヘキサーくらいのもんですから。そのへんの機種で非常時に用が足りてればそれでいいという感覚なら、惜しくはない価格の商品だと思ったのでした。

 実はシグマDPシリーズ用のACアダプタもいっしょに調達しました。あまりにも安い値付けなので、ついでに調達することにまったく抵抗がなく。
 実際にAC駆動させることなんてあるのかとは思いますけれど、あればよかったのになー、なんて思うくらいなら躊躇なく購入できる安さが決め手。

 っつーか、今でもDP2の外部電源計画を諦めたわけではないんです。そのための教材という意味もACアダプタにはあるのでした。

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オチがない寝言

 1日サボリ。すいません。ちょっと体調を崩しちゃいまして(^^ゞ

 決定版のアドアマ向けコンパクトデジタル機なんて、作ろうと思えば作れるだろうに、なぜリコーとシグマからしか登場していないのか。
 この理由は、一眼レフの売れ行きに影響するのを恐れてる、というところじゃないかなぁ。大きなセンサーのカメラが欲しけりゃ、黙って一眼レフを買いなはれ。コンパクト機と一眼レフの間には、越えられない大きな壁があるのですよ?
 そりゃアレですわ、「やっぱり一眼レフで撮った写真(画像)は違うよ!」というユーザーの感覚をキープするには、メーカー自らランク分けというか、垣根を作るというか、序列のようなもんを設定しちょりますね。

 耳に入って来ないものの、実はシグマDP1の登場は、他社にとって動向が興味津々だったのではないかと思います。
 技術的にできなくもないけれど、たいして売れるとも思えない機種にコストをかけ、APS-Cセンサーを搭載したコンパクト機を開発しても、良けりゃ良いで自社の一眼レフシステムを否定するようなことになると困るし、悪けりゃ悪いで売れないのだから、シグマ以外のメーカーの顔を横目でチラチラ見ながら様子伺い。
 そんな感じが事実なのじゃないかと、まあ勝手に私は想像したりしてました。

 「歩留まりが悪い」という表現は耳に優しいものですが、そこには「上司を説得することができない」「他社がやってないからという理由で却下されるのがわかりきってる」「経費削減しか頭にない経営陣が絶対にオッケーしねえ」なんていう、大変ドメスティックな事情があるのではないかなぁ。
 きっと各メーカーさんの開発陣には、APS-Cセンサーを搭載した小さなカメラを作ってみたい、という人はいると思うんです。カメラに限らず、小型化にチャレンジするのは、開発の方向として間違っちゃいませんから。

 勝手にメーカーさんの内輪を想像するのはこのくらいにしときましょーね。

 デジタル時代になって、受光部センサーの大きさが、必ずしも絵に直接影響するもんでもないと、私は一時期思ってました。
 画素数が少なくても他社よりマシな絵を吐き出すカメラはたまにあり、センサーの大きさ(+画素数)はあまり関係ねえのかもしんね。なんてね。思ってました。
 けれど同じ映像エンジンで同じ種類のセンサーなら、そりゃサイズが大きいほうが懐の深い絵になりますわ。銀塩と同じですね。

 デジタル機の場合はメーカーごとの絵作りが激しく違う上に、映像エンジンのリニューアルでガラリと絵が変わったりし、搭載しているセンサーも微妙に大きさがバラバラだったりするんで、グローバルな比較がしづらいってのはあります。
 個人的な感覚で相対的に考えるとね、やはりセンサーの大きさは基本かなと。レンズ設計は二の次かもしれんですよ。小さなセンサーを採用している機種ならね。

 んで映像エンジンの占める役割が大きく、例えばマイクロフォーサーズのような小さめのセンサーであっても、そこそこの絵を吐き出せてしまいますね。
 パッと見、他社の一眼レフと比較しても見劣りしないような気がしちゃう怖さがあります。映像エンジンマジックではないかと感じるわけです。

 例えばの話ですよ。かつてのコンタックスTVS並の大きさが許されるとするなら、APS-Cセンサー搭載のコンパクト機はどこのメーカーさんでも作れちゃうんじゃないですかね?
 せっかく大きなセンサーを積んでるんだから、恥ずかしくないレンズにしないと。そんな生真面目さをシグマDP2のレンズには感じるわけですが、なんぼ沈胴させてもセンサーの大きさからレンズのサイズも大きくなっちまってます。
 それを「ほどほどの写り」のレンズにしてしまい、利便性のあるズームレンズ搭載で、シブいタレントを起用したイメージキャンペーンで誤魔化す手法は、いつでも簡単にできることです。やりそうなメーカーさんがありますよね・・・・。

 さて。すっかり話題に乗り遅れてますが、韓国のサムスンから発表された新型一眼、NX10。

Nx10

 ミラーレス。EVF。となればマイクロフォーサーズかと思うと、これがAPS-Cセンサーなんですわ。
 今はもてはやされているとはいえマイクロフォーサーズに乗らず、APS-Cセンサーを搭載し、マウントもオリジナルのサムスンNXマウント。漢ですな。

 正面からの画像ではわかりませんが、実はこのボディ、かなりの薄さです。銀塩機じゃないかと思うくらい。ミラーレスであるメリットを生かし、薄型ボディに仕上げたんですな。ミラーレスを謳う日本のカメラがたいして薄くないのに、です。
 デジタル一眼でなにがイヤだって、どういうわけでかブ厚くなったボディが、実は今でも納得してません。
 やたら小さなファインダーはこのところ改善されてきてますが、ボディの厚さはあまり変わりませんね。「ニコンF4じゃねえんだからさ・・・・」とつぶやくことがたまにあります。

 いや、F4より厚いのかもしんねーっすね(^^;

 日本のメジャーメーカーが同業他社の動向と台所ばかり気にしている間に、シグマDPがFOVEON搭載でシリーズ化され、サムスンNXが独自規格で堂々とカメラを発表したわけですよ。
 私の目から見ますと、メリットがよくわからないマイクロフォーサーズ機より、ミラーレスは薄型にするためだという理由がはっきりわかるNXのほうに好感を持てます。
 カメラってのは本来そういうものだったと思うんです。カタログ見なきゃメリットがわからず、カタログを見てもメリットがよくわからないカメラが、最近ちょっと多すぎ。

 話がまとまらなくてグデグデですいません(^^ゞ

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今年一発目の野営 その5

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 今日は珍しく一人仕事でして、早出して某ポンプ場に8時半まで行く、ということになってたというのに、異常な通勤渋滞に遭遇。
 事故渋滞でした。ここでロスした15分を取り戻すのが大変でしたぜ。ただでさえ雪でノロい移動になっちまってんのにねえ。

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 もう吹雪が当たり前な感じになってます・・・・。それにしても。最近の営業車はウソンコ4WDでもバリバリと雪道を走りますなぁ。
 15年前に除雪されてなくて泣きながら走ったルートセールスの道を、久しぶりに走ってみましたけれど、同じような雪の量なのにペースが全然違いますもんね。隔世の観があります。

 話は変わり。いちおー野営の帰りの話なので、タイトルは引っ張ってますよ。

 由利高原鉄道沿線を少しだけウロチョロし、そのまま本荘市街へ。少し大きめの本屋があるため、それ目当て。
 いつも同じ書店ばかり利用してますと、仕入れ担当者の好み以外の本がまったく置かれなくなったりして、探してる本は注文する以外に手がなくなったりします。書店もスーパーも、たまに違う店に行くと新鮮なのですよね。

 というわけで、なんだかんだで寝不足気味の空気頭でしたので、判断力が低下して文庫本を4冊ほど購入。
 また横溝正史を買っちゃったもんですから、寝不足気味が続いているのに布団に入ってから読み始めてしまい夜更かし。
 「病院坂の首縊りの家」は上下巻なのだよなぁ。一気に読んでしまい、そのまま寝不足で出勤。アホだ・・・・。

 そんな判断能力低下のまま、つい家電店に立ち寄ってしまいましてね。カメラコーナーでしばらく遊んでおりましたよ。

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 まずはリコーGXR。どのくらいの大きさのカメラだってのよ?という点が最大の興味でした。
 残念ながらレンズユニットがなく本体のみの展示でしたが、このくらいの大きさでAPS-Cが使えるんなら文句ないね、と感じました。あとはレンズユニットを装備した状態での大きさと重さ。そしてバッテリーの持ちですかね。気になるところは。

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 次は意表を突いてフジ写のS200EXR。ハニカムCCDが斜線に弱い点を、私も使ってみて痛感したため、本気でファインピックスという選択はないと思うのですが、それでもフジ写さんがデジタル機で推し進めてきたダイナミックレンジ改善への努力は買いたいと思ってるんです。

 前作S100にも興味があったものの、フラリと買うには価格的ハードルが私には高く、万が一ガッカリした時に売却処分以外できないであろう点が貧乏性の心理的抵抗になりまして。
 海外で評価が高いS200の理由は、大袈裟な一眼レフでなくても、これ1台あれば十分的なまとまり具合と写りの良さなのだと思います。

 ミラーレスの一眼タイプでEVFという仕様は、昨今流行のマイクロフォーサーズに似ていまして、イメージセンサーこそ小さいものの、レンズ一体型の強みでダストには強そうです。
 30.5-436mmという光学ズームは、その派手な倍率のわりに開放F値はがんばってますし、手ブレ補正を搭載して、高感度側でもそこそこ破綻せず。
 フィルムシュミレーションモードを搭載し、重ね撮り機能で画像合成してノイズ対策をするなど、センサーが小さいことを除けば、やれることはすべてやってる感があります。

 でもなぁ、小センサー機でこの価格とこの大きさってはなー。400mmオーバーのレンズなんかいらないんだよなぁ。なんぼ手ブレ補正装備でも、400mmを振り回す勇気ねえよ。

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 オリンパスのEP-1とEP-2がありましたので、ちょっと触ってみました。シルバーの飾りメッキ鉢巻がどうにも気に入らない私。そしたら、このメッキ部分にPEN sinceなんとかと記されてるんですな。そのための主張なんだろうかと、少しげんなり。
 ズームレンズはビックリするくらい飛び出していて、これ恥ずかしくて俺は使えないと思いました。コンパクト機のひょっこり飛び出るレンズなんてまだかわいいほうで。しかも操作感があまりよろしくない。

 パンケーキタイプのレンズをEP-2に装着したら、やっとそれらしい気分になれたものの、単焦点レンズ中心なら、シグマDPのようにセンサーに特化した適合レンズを搭載してる機種と変わらないんじゃないかと思い至り。
 結局、EPシリーズのやりたいことってなんだったんだろ?と激しく考え込んでしまい、個人的な判断として、銀塩のμ2から売り方が変わってしまったオリンパスさんは、もう別のメーカーになったんだな、というとこでした。まったく理解できません(-_-;)

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 まだパナGF1のほうが同じマイクロフォーサーズ機なら魅力を感じます。黒ボディがカメラっぽいカタチで好ましいと思うんです。

 そういえば私はキヤノンS90の現物を見たことがなかったことに気がつき、キヤノンのコーナーへ。

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 おー。ホント、IXYスペシャルって感じじゃんかよ。こりゃ仕事中でも作業服の中に首から提げておけるかもなぁ。
 電池の持ちが悪いようだとアドバイスしていただきましたが、私は撮り続けて消耗していくバッテリーより、充電して放置している状態での放電が気になる寡作派なので、その点さえクリアしていてくれるなら、バッテリーはあまり気にしなくてもいいのかと。

 想像していたよりもボディのホールドは悪くなく。夏場に汗をかいていたりしたらどうかはわかりませんが、IXYデジタルシリーズに似た背面スイッチのレイアウトなので、慣れていてそんなにストレスはなさそうです。
 レンズ周囲に設定されたダイヤルの操作感も、想像していたより使い勝手が良さそうです。ステップズームに設定して使いたくなりました。

 でも。なんでレリーズがその位置なん?なんでその形とタッチなの?その位置にレリーズがあるなら、ボディはツルリとフラットにしちゃダメなんでねえの?
 銀塩μが意味ありげな複雑なラインを描くボディデザインであったことが思い起こされます。あのカタチはホールドがいいデザインでもあったわけです。
 なのにS90ときたら、シンプルなラインでまとめたおかげで、レリーズボタンの位置とタッチがとても気になってくるんですね。

 やっぱ買うのやめた。メモカメラとして使ってるIXY900ISを引退させるまでの魅力はないと結論づけました。
 同じ小CCD機とはいえ、リコーGRDほどRAWで使う意味がある絵になるとは思えず、慣れないレリーズに戸惑いながら使う意義があるのかと。
 手元にデジタルメモ機がひとつもないのなら、レリーズなんざ慣れればなんとかならぁ、なんて勢いでポチれる私ですが、手元にカメラが多すぎのオタク気質のおかげで、S90は圏外って感じですねえ。

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 その点、パワショG11は触っていて安心感があります。何度もモデルチェンジしてきてこのスタイルという点で。

 居並ぶコンパクト機と比べたら、デカくてズッシリとしたカメラではあるものの、Gシリーズの美徳であるNDフィルター機能があって、前のモデルに比べたらレンズ歪曲が抑えられている印象があります。
 単焦点レンズならともかく、この大きさのズームレンズですから、なにがなんでも歪曲を排除せえとまで、さすがの私も申しません。もうちょっとなんとかなんねーか、という程度の話なのですがね。

 なんつってもG3の38-50mm域で、撮影結果にひっくり返るような歪曲を見せられ、キヤノンはヤル気ねーなーなんて思ったものですから、キヤノンコンパクト機はメモ機以上の存在として見ようとは思いませんで。
 その点、パワショのレンズは、こと歪曲に関してはS90>G11>>>>>その他の機種って感じで、光学的にシェイプしたのか、それとも密かに電気的な補正を入れてるのか、どちらにしても歪曲は目立たなくなってきていると思います。

 私がG11に手を出したら、たぶんコンバージョンレンズ用のチューブを装備しますね。んで社外品のフードをくっつけます。G3と同じパターン(^^ゞ

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 でもそこまで大袈裟なカメラを持ち歩くなら、DP2でもいいかな、とも思います。実は慣れてなかった40mm域と、ズームレンズの便利さという大きな差はありますが、FOVEON独特の立体感ある絵が説得力として大きすぎますんで、同じ嵩張るボディならDP2があればいいや、と結論づけたくなってしまいます。

 そう考えていくと、G11級のスペック的アウトラインを備えながら小型化しているS90には価値があるのかもしれませんけれど、ここから先は物欲思考の無限ループに陥るだけなので、迷った時はツモ切りという人生訓に従い、S90もG11もスルーしてしまう、買い物踏み止まりマスター名誉8段の私なのれーす。

 マジな話、使う環境ってのがあると思うんですわ。なにしろデジタル機というのはバッテリーがなきゃ動きませんので、そのバッテリー充電環境が確保されているかどうかっていうとこが。
 屋外ばかり動くならバッテリーに長持ちしてほしいと考えるのは当たり前ですし、屋内が多いなら充電のチャンスは多いかもしれないと考えますわな。
 辺境を旅するとなったら、これはもうデジタルやめて銀塩でいくかっていう考えになって当然でしょうしねえ。辺境の厳寒地となったら、もう銀塩以外に出番はないかもしれませんし。


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使わず嫌い

 昨日未明に、除雪されていない山道を強引に突破して出勤したまではよかったんですが、実は帰路にアウトバック号の左フロントから異音が。
 速度が60km/hを超えると唸るような、まるでデフとかハブが鳴ってるかのようなイヤな音なんですよ。

 すでに夜になっていましたんで、手元のLEDライトで調べることしかできず、各部を素手で触ってみましたがブレーキのディスクが熱いだけであとはヒンヤリ。
 もしやどこかに雪が凍って咬んでるのかとも思いましたけど、走ってりゃ摩擦で融けちゃうもんですし。まったく原因不明。

 んで、除雪しようと外に出たさっきのこと。日中の明るい場所だからよく見えるべえ、とクルマの下を覗いてみたら。

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 うーむ。アンダーカバーが破けてます。

 推測することしかできませんけど、除雪されていない推定積雪20~30cmの道に突入し、おそらくかなり雪を巻き込んだのでしょ。それが原因かと。
 そのくらいで破けるヤワなパーツを天下のスバルさんが装着するとは思えません。かなり前にバンパーをぶつけた時、すでに破損していたのかもしれませんねえ。

 またしても修理しないで誤魔化そうとしてますが(^^ゞ

 ところで。やたらスクエアフォーマットの画像が多くはないか?とお気づきのあなた。挙句に画像をDLしてEXIFを調べてしまった方ならお気づきでしょう。そう。GRD2のスクエア仕様で使ってまーす。

 おい、ビヨーン太よ、こら。おめえは以前「スクエアなんて普通に撮って正方形に切り取っても同じだべさ?そんなのつまんねー機能だよ。」とかなんとかヌカしてはおらんかったか?
 はい。ヌカしておりました。しかも冬場はWBが不安なGRD2は使わねえ、などともヌカしておりましたよ。でもねえ、ちょっと使ってみたら、けっこういいのよ。スクエア。

 LPレコードやCDのジャケット写真、ならびにデザインを見るのが好きな私でしたから、使ってみたら意外とすんなりおもしろがれたんですよ。いわゆるひとつの「使わず嫌い」ってやつ?
 せっかくあるセンサーのすべてを使わないってとこが気に入らなかっただけなんです。かつての銀塩のパノラマフォーマットみたいで。
 ああいう子供騙しが頭に色濃く残っております。センサーはすべての面積を使う以外になにがあるかぁ!という姿勢になりがちなんです。すいません。オッサンで。

 雪がある場面でもGRD2はそんなにおかしい色にはなりませんね。いや、全体的に古いデジタル機のまとめ方ではあるんですが、とんでもない変な色が出たりはしていません。今のところ。

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SIGMA DP2 その13 中間まとめ

 年末も近いことですし、本年は心中しちゃる勢いだったシグマDP2について、軽くまとめてみたいと思います。

Dp2_3

 興味のある読者の方はすでにご存知の通り、APS-CサイズのFOVEONセンサーを搭載したコンパクト機がシグマDPシリーズであり、41mm相当のレンズを搭載したのがDP2です。
 DP1はリニューアルされてDP1sになりましたが、映像エンジンの積み替えは見送られたようで、レンズの画角的には28mm相当のDP1のほうが使いやすいであろうと個人的に思いますが、映像エンジンはDP2のほうが後発なので、いくらかは扱いやすい絵になっていると想像できます。

 FOVEONセンサーで撮られた絵は妙な立体感を伴う感覚があるのですけど、これはセンサーサイズが一般のコンパクト機より大きなものを積んでいるため、結果として被写界深度が浅くなってることが関連している他、銀塩リバーサルの写りに近い性格の絵であるためかと思われます。
 センサーの差によって、写りが銀塩っぽくなるのはどういった技術的理由なのかは、もうまったく私は理解しちゃおりませんが、凡百のCCD/CMOS機で撮影したものよりも自然な絵になっているように、少なくても個人的には見えます。
 いかにもスチルビデオ然とした画像を嫌い、リバーサルで撮影した絵が今でも懐かしい私の感覚ですから、アナログっぽい写りということなのかもしれません。

 TRUE2に進化した映像エンジンを搭載したDP2ですが、色再現ということになりますと、ちょっと古めのデジタル機レベルのものでしかありません。RAWそのままの絵は、色調に関してあまり誉められたものではないっす。
 けれど救いは全体のバランスがそんなに狂ってるわけではないことでして、補正は楽な部類に入るのではないかと思います。

 また、カメラ添付のRAW現像ソフトであるPhotoProで調整できるパラメータと幅がかなり大きいため、派手目の色調も地味目の色調も簡単に設定できます。
 画面の中の白点拾い機能もありますので、WBの微調整時に利用できることが多いかと思います。
 このソフトによって救われている面は大きく、映像エンジンの物足りなさをかなり補ってまして、素材としてFOVEONの素直な絵でRAW撮りする使い方が一番合ってるのかもしれません。

 搭載する24.2mmF2.8レンズは、絶対的な光学性能がどうかはまったく知りませんけれど、このボディに搭載されている範囲内では、なかなかいいレンズではないかと思ってます。ダメなレンズでよくある破綻の類はまったくありませんね。
 ただし外部ワイドコンバーターとはあまり相性が良くないらしく、私が試した範囲内ではレンズのポテンシャルを削ぐような描写にしかなりませんでした。

 41mm相当という焦点距離は半端に感じる方が少なくないかと思いますが、40mmレンズは少数派ながら昔から存在し、昔は一般的であった35mmと50mmの中間を埋める焦点距離でした。
 絶妙な中途半端さを好むユーザーは少なくなく、常に一定の支持層が存在する焦点距離なのですね。
 35mmほど広くはありませんが、50mmほど窮屈ではない感じです。人間の自然な視野感覚に近いのは40~45mmだという説もあり、40mmレンズの存在に説得力を持たせています。

 このレンズの物足りなさとしてよく語られるのは、マクロ域で寄れないことでして、最短撮影距離はコンパクト機として長めの約28cmです。
 これでも銀塩時代のカメラと比べたらかなり寄れる性能ですが、一般的なコンパクト機は1cmマクロなんて平気でありますから、それと比べてしまうと見劣りするということなのでしょ。
 これはAPS-Cサイズセンサーを搭載しているためで、原版が大きくなれば最短撮影距離は長くなる傾向があり、もしシグマDPでマクロ域を充実させたレンズを搭載しようとするなら、かなり大きく派手なレンズになると思われ、ないものねだりはやめましょって感じ。

 そのへんが弱点になるのではないかと設定したのだと思いますが、シグマ純正のオプションでオカネをかけたと思われるクローズアップレンズがあり、性能は好評ですんで、どうしても最短撮影距離の長さが気になる方は買い求めたらよろしいかと思います。
 試しに古い某社のクローズアップレンズを装着してみたら、やはり描写が周辺でブワブワになる傾向が強く、どうせ買うなら純正専用品を入手しておいたほうがいいでしょう。

 DP2の最大の弱点は、あまりにもすぐなくなってしまうバッテリー。DP1より電池がなくなるのは早いとされ(映像エンジンで消費する電力が違うのか、はたまたレンズ繰り出しの電力差か)、バッテリー側の個体差もけっこう大きいようで、早ければ100カット撮らないうちにバッテリーはドロップしちゃいます。
 対策としては複数のバッテリーを用意する以外になく、季節によっては予備バッテリーやカメラボディの保温も考慮に入れなければならないかもしれません。
 幸いにして同等品のバッテリーが市場に安く出回っており、定形外郵便で送れることからネット通販で調達するのもいい方法かと思われます。

 ボディの前面があまりにものっぺりしているため、どうもうまくカメラを構えられないというユーザーもいらっしゃることでしょう。
 私もそれが少し気になってましたが、そのへんは社外のカメラケースなどを利用することで改善できるかもしれません。

Ulysses_dp

 こういったグリップ付のケースなら、ホールディングは改善されることも少なくないかと思います。
 ただし、バッテリーが泣き所で、頻繁にボディ底部のフタへアクセスする可能性があるカメラとしては、カメラケースは痛し痒しの存在です。
 このユリシーズさんのケース(カメラボディスーツ)はそのへんを極力考慮した作りにはなっていますが、それでもケースをはずさなきゃならないことには変わりがありません。手の大きな人でも構えやすくなっているのは確かですが。

 細かい点では、高感度ISO側でのノイズがそこそこあることも欠点と思うユーザーはいるでしょう。
 小さく使うカットなら気にならない程度のノイズかと思いますが、キヤノン機などに比べたら高感度時の絵は見劣りします。高感度重視のユーザーにはオススメできないのは、リコーGR/GXも同じで、こういった通受けする機種には共通してますな。

 内蔵ストロボはあくまで緊急用として考えるべき。GNがわずか6ですから。計算できる人は最短撮影距離がすぐわかるでしょうが、F5.6 / ISO100時で1m以内という発光量です。しかもレンズフードは簡単にケラれます(^^;
 ストロボを使う頻度が高い方は、外部ストロボを用意すべきでしょう。純正品の外部ストロボでさえGN14なので、パナソニックサンパックなどの社外品でもいいと思います。
 私はサンパックのB3000Sという古いストロボを使ってみましたが、結果は問題ありませんでした。若干色味が青くはなるものの、補正範囲内です。

 銀塩機から直接DP2へ移行した方には、レリーズタイムラグの長さが気になる場合があるかと思います。
 デジタルコンパクト機としてはこんなものかという長さですが、銀塩のライカMあたりと比べたらかなり差がありますのでご注意を。

 また、ボディ操作部のボタンにはまったく白抜き表示がなく、彫り込みはあるけれど白などのインクが流し込まれていません。
 このボタン表示の物足りなさは慣れで解決できる範囲かもしれませんが、私はかなり気になり自分で白塗料を流し込んでます。

Img_4628_2

 シャッターを押したら一発できれいな絵を記録してくれるカメラをお求めなら、絶対にシグマDPはオススメしません。それなりにパソコン画面上でいじってやる必要があり、そのためにはRAWで撮るのが最良なので、撮って一発出しのJpeg用途には向いてません。
 バッテリーのショボさからも日常的メモカメラとして頼りなく、業務用としては単焦点レンズが足枷になると考えられ、もっぱら趣味のカメラですねえ。

 かつてコダクロームを使って喜んでいたような方なら、たぶんシグマDPを好きになれると思います。似てるんですよ。使う感覚が。
 光の色温度に敏感で、けれどハマると他のフィルムじゃ絶対に同じように写らない、そんなコダクロームみたいな性格のカメラですから。それを楽しいと感じる方にはオススメできますよ。趣味的には深いものがあるカメラです。

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素朴な疑問

 ふとGRD3のムック本なんか買っちゃおうかと、在庫があると知ってる本屋へ立ち寄ってみましたが、売れたらしくて残ってませんでした。残念なような、余計な物欲を煽らなくて済んでホッとしたような(^^;

 当分はカメラ系にオカネを使うのはやめよう、という個人的スローガンがあり、なにしろ撮らなくなってるものですから、使わないもんを買ってどうする、という気持ちがあります。たぶん買わずに済みそうな気がします。
 GRD3の価格が下がるか、SD15が発売になっちゃったりしたら、刺激されてオロオロするかもしれませんけれど、まずは撮らなきゃ始まらないなぁ、という姿勢は堅持したいと思います。
 いや、新規機材で興奮してまた撮り始めるというパターンもあるのかもしれませんけれどー!

 で。今回は大変に天邪鬼な話ですんで、あまり真面目に読んではいけないのココロ。

Grd3_2

 GRD3は新設計のレンズを積んできてますよね。GRD2の開放F2.4からF1.9へ変わってます。もちろん改良でしょうから、いいレンズに進化しているのでしょうけど。

 以前から「現行のセンサーでレンズの良い悪いなんて、簡単にわかるもんなのか?」と考えている私の疑問はとりあえず置いておくとして。いや、デジタル向けかどうかは明らかに差がわかるわけですが。
 それより、巷に「F1.9は素晴らしい!」という意見が、葵の印籠のごとくそれを強調するのが当たり前、といった感じで蔓延してるのはどういうわけなのかと思うわけです。

 素直に受け取りますと、高感度時のノイズ低減化対策を含め、アベイラブルライトで攻めることができる範囲が広がったということなのかもしれませんが、どーもそんな使い方をしている人は世の中で少数派のはずで、被写界深度についても小センサーであるGRDで、なんぼの差があるのかと考えたりする天邪鬼な私なのでした。
 以前からTC-1のレンズが開放F3.5だからといってF2.8と使い勝手でどのくらいの差があるのか、と申し述べている私なので、F1.9とF2.4の差に激賞するようなものはないんでないの?と考えるわけです。
 むしろGRD2の問題点は、どうにもスパッと決まらないWBと、デフォルトでシャープネスをかけたがる添付のRAW現像ソフトであって、そっちを改善していただいたほうが数段気持ちよく使えるように思うのですよ。

 古くからカメラを振り回しているみなさんはご納得いただけるかと思いますけれど、いわばF1.8から半絞りでF2.5ですわな。(半絞りじゃありませんね。すいません。)よほどのギリギリ場面じゃなきゃ明るいレンズで良かったとは感じませんでしょ?
 ましてや小センサー機の広角レンズ。リニューアルされたレンズ描写についての深い感想は皆無に近く、F1.9マンセーみたいな世の中のユーザーのノリって、私が嫌うカタログスペック人間のようなノリなので、必然的に嫌悪感なのですね。

 あたしゃGRD3が安くなったら買おうと思ってるわけで、それはWBを含めた映像エンジンがかなり改善されているのではないかという判断からです。
 レンズのリニューアルによる変化はまったく考慮外で、小CCD機でレンズを語るのは、わかりやすい歪曲以外は難しいと思ってますんで、GRD2と同じレンズでも買おうと思ったはずです。
 GRDシリーズというのはパッケージングの優秀さで買うべき機種であると思っています。歪曲のない気持ちのいいレンズを搭載した小さくてシンプルなデジタルスナップ機。そこがキモなわけで、その他に付随するエンスー好みの要素は副次的なものだと思うんです。

 コンパクトさの代償として、小センサーという条件からは逃れられません。どんなにリニューアルしても、そこから抜け出ることはできないわけです。
 その中でブラッシュアップすべき点は、レンズじゃなくて映像エンジンだろ、と私は思ってました。アベイラブルライトで攻めるなら欠かせない点ですよね。
 世のGRD/GRD2本気使いの方が、B/Wで使っていることが多かった過去は、どう考えても色調がプアです、という証左ではないかと思います。

 つまりデジタル機として基本的な部分が足りなかったのですよ。それをパッケージングで補っていたアンバランスな存在であったと。GRDシリーズをそう私は見てます。
 もしも私がデジタル機からカメラの世界に入った人間なら、GRレンズの気持ち良さを理解できず、こんなダメカメラいらねえ!とかヌカしてたかもしれません。映像エンジンがダメダメなカメラは、腐れた三流メーカーのフィルムを装填しているに等しいわけですから。
 でも私が手にしたGRD2は、WBの不安定さは閉口するにしても、28mm感覚でポンポンとスナップを撮って歩くにはいいコンパクトさと、RAWが使える点は、私が納得してるのも事実です。なにより歪曲が少ないレンズは安心感があります。

 「F1.9なので明るく撮れます」って、それなんか違うくね?単に露出オーバーなだけでねえの?そういう感覚なら、普通の手ブレ補正搭載のコンパクト機を使ってたほうが幸せになれるんでね?
 使ってる本人が満足してたらそれでいいんですが、リコーGRというジャンルを支えているユーザーさんの多くがこういった感覚なのかと思えば、今後のGRDは安泰ではない気がしちゃいますね。コンセプトを理解してもらえてないっていう。

 売れなきゃ次のGRDが開発できないんですから、売れればそれでいいのかもしれませんけど、なんか違うなーという違和感があるのでした。

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