イヤですねえ、ニッポンの冬。
という感じで、独身者には物悲しくなる季節になってまいりました。
仕事の帰りにスーパーで買い物してたりしても、夫婦で買い物してる人を見ると「いいなあ」と思いますし、大きなパックの食材を買い求めている若い奥さんを見れば「暖かい食卓なんだろうなあ」と感じます。
寒くなるとただでさえ温もりが欲しくなるっていうのにねえ、心まで寒けりゃ人の心の暖かさが恋しくもなり。辛い季節です。
せめて一人暮らしじゃなきゃなー。そうは思うものの。
簡単に解消できる問題ではありません。
身も心も寒い冬はイヤだなあ。そう思いながらスーパーから出てきたら。
なんだかとても寂しそうな顔をした雑種のイヌが繋がれてました。
おめー、なんでそんなに寂しそうなの?
せっかく飼い主と来たのにひとりでいなきゃなんなくて悲しいの?
なんだか切ない顔してんなー。
でも飼い主さんはおめーのツラ見て慰められることもあるんだろうから、まあ我慢しときなよ。そんな顔ばっかりしてると、そういう顔になっちゃうぞ。
イヌに話しかける変なおじさん(私)は、ふと自分も情けないツラになってんじゃねえかと思い、スーパーの窓ガラスに写る自分の顔を見てみましたら、やーイヌに負けないだけ寂しそうなツラしてやがりましたね。いろんなことに疲れ果てたオジサンって感じ。
ストレスで頭髪が薄くなってきたところに加えて白髪だもんなあ。
髭や鼻毛にまで白髪が増えてきて。このまま年寄っていくんだ、と実感。
人間社会の中の孤独は、もうしょうがねえと思ってます。
幸せなんてものはどこにもない。そう達観しちゃてますので、いまさらどうでもいいっす。
でも、寂しくて気が狂いそうになるあの空虚な感じがイヤでして。
子供が欲しくてしょうがなかった私が、もう子供なんざ望めない立場になっていて。
ああ、わんこがいてくれたら癒されるんだろうなあと。しみじみ思いました。
にゃんこ好きの私ですが、このところわんこの表情の豊かさも魅力だな、と思うようになりました。
にゃんこは家族みたいなもんですね。遠慮があまりないですから。
でもわんこってのは恋人みたいなものかもしれませんね。
お互いに気を使い合うみたいな。
あまり気を使わせても申し訳ないけれど、でも遠慮がないのもたまにはイラつくよなあ。
と、長々話を振っておいて。
かなーり前に本家でも取り上げましたが。あらためて。
どうですか。このベタな表紙。富士山に桜にキリリとお座りしたわんこですぜ。
こんだけ丁寧にお座りしなくてもいいのに、カメラマンの注文に応じるがごとく、キリリとお座りしてやがる。
最初に大判の写真集として出版された時には高価で躊躇したものの、今は文庫で手に入ります。
同じシリーズで『ニッポンの猫』もあるんですが、ネコ好きの私が立ち読みだけで買いませんでした。
ネコというより、ネコのいる街の紹介みたいになっているところが、なんか違うかなと。
イヌの場合は日本土着とされる犬種がありますんで、その地方の風土と景色にぴったりフィットしてるとこがあります。だから土地で分類しても違和感はありません。
ところがネコの場合、和風といえば三毛ってくらいで、三毛の短尾はジャパニーズボブテイルって名前がついてるくらい、まず三毛に落ち着いちゃうところがあって、和モノとしては多様性に欠けるとこが損してます。
で。ニッポンの犬ってくらいですから、もちろん秋田犬も紹介されてるんですが、ここに掲載されてる仔っこのめんこいことったら。
秋田犬の仔っこって、ホントにめんこいんですよねー。大人になると妙に哲学者的になることが多い秋田犬も、赤ちゃんのうちは実にめんこいんです。
そのめんこいカットを掲載しようかと思いましたが、さすがに写真集の中身はまずいだろ、という自己規制が働いて我慢しときます。
めんこいですよお。北海道犬もめんこいですけどね(^^;
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