とことん山 2018 その3
寒くなってきた野営できりたんぽ鍋を食事としてチョイスしちゃうのは、数年前の1月に日本海から吹き付ける季節風に耐えながら過ごした野営の体験ですな。アレですよ。
好みにもよりますが、具材は下ごしらえが必要なものはなく、まな板と鍋があればなんとかなるシンプルスタイルがきりたんぽ鍋のいいところ。つまり洗い物が少なく済みます。
そして田舎スーパーで売ってる食材の量は、明らかに独り暮らしには多すぎのパック。ということは、鍋に食材を逐一投入しつつのリレーで消化できるということでもあって。
つゆのベースは市販の濃縮つゆで十分なれど、肝心のきりたんぽパックはちゃんと選ばなきゃいかんなと今回学習。
見たことないとこのはやめといたほうがいいみたいです。開封した時だけ美味しく、分単位で劣化してくやつ、あるんですよ。つまりリレーで一晩食い尽くすには向いてないってことですわ。
とりあえず火を焚こうとなれば登場のネーS。とうとう本当にダメになっちゃいました。無理して使うとバラけて大惨事になるかも、というレベル。
10年使いましたね。野営趣味を本格化させた頃の調達ですわ。このシンプルな火器が、いろいろと応用が効きましてね。
ガンガン火器として使うならネーLをオススメしますが、ネーSでも焼き網を使うくらいはできるのですよ。虫よけのために焚く火としてシンプルに使うのもアリですし。いずれ更新ですな。シンプルさと収納寸法の小ささ、実用性はオンリーワンだと思ってます。
で、せっかくの露天風呂付の野営地なのに、風邪の悪寒から風呂はスルー。撤収して寄り道の予定はすべてキャンセル。早く帰ろうモードに。
とはいえ、今回とことん山を目指した理由のひとつが、数年ぶりに十文字屋のラーメンを食いたいな、という衝動でして。
県内ではオンリーワンながら、おそらくチェーン店供給の麺とスープなのかなと思います。マイナーなチェーン店だからあまり話題にならないだけで。
とんこつ背脂系なのに、ドロドロしすぎないスープ。在京時代を思い出すんですよね。見た目は全然違いますけど、ホープ軒を連想させてくれたのは、秋田県内でここだけ。
背脂系はこれが当たり前だったのに、昨今はやたらドロつかせりゃいいような風潮でして。ドロドロのとんこつに魚粉ぶち込めばいいと思ってる経営者が多すぎ。少しバランスや相性というものを考えろと。
野営に出たら昼飯はラーメン、というのが定番になりつつあり、初日は秋田市内で話題の店にやっと行けました。鶏オンリーのスープで勝負してるという某店。
素材にこだわってるのはわかりました。麺もスープもひとつひとつは美味しい。とくにスープは苦心したろうなと思える出来。でもなにか物足りないような、ハーモニーがないような。
好みっつーものがありますからね。その店のノリや考え方と合うか合わぬか、みたいな。たぶん合わなかったんでしょうね。
というか、中の人のマンネリ感が伝わってくるラーメンだったんですわ。
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コメント
過去記事へのコメ、スミマセン(^_^;
いえ、先日、といっても少し前のことなんですが、
FeuerHand社のオイルランタンをポチッたんですよ。
そしたらホヤにSCHOTT社の印が!(笑
もうZeissは持ってませんが、ちょっと嬉しい自分が居ました。
ビヨさんはオイルランタンなんて使わないですよね??
投稿: Kizao | 2018年11月 8日 (木) 22:44
野営方面に興味を持った人は、ほぼ一度はオイルランタンへの道を調べるかと思いますが、ランタンのためだけに独立した燃料を用意するか、というところがハードルかと思います。
私の野営は「気楽に出かける」がテーマになってますため、クルマ移動ながらも燃料の簡素化は必要。しかも道具を愛でるにはアパート暮らしが枷w
投稿: ビヨ | 2018年11月 9日 (金) 16:16