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本当にお疲れ様でした

 拾い絵で申し訳ございませんが。

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 秋田県民として大変に興奮させていただきましたよ。祝準優勝、ですね。

 細かくエピソードを紹介したらキリがないので割愛しますが、まるで野球漫画。甲子園に行きたいから金足農業に行こうぜ、と野球仲間に声を掛け合ったところから始まって。吉田とだったら行けるかもな、と集ったみんなもすごいw
 でもねー、どうしても吉田くん中心のチームだったから、彼の限界が来た時が流れを相手に渡しちゃう時。んで、その相手が野球エリートの大阪桐蔭。しかも近年稀にみるメンバーだったらしいですな。挑みかかるには、あまりにも巨大な壁でした。

 甲子園1回戦はどうなるかわからないんで主戦の吉田くんに投げさせ、その後は1点差のギリギリで勝ち進んできたわけで、先発を吉田くん以外にするチョイスはなかなか考えられなかったのではないかと思うんです。
 決勝戦で体力の限界が来てしまった吉田くんを、監督が無能だとか、高校野球の日程がキツすぎるだの、擁護する意見は多いようですが、いくらよくできたチームだとはいえ、甲子園で決勝まで行けるかどうかなんて博打みたいなもんですよ。すべて結果論でしょ。

 毎試合ヒーローが出現する金農なのに、4番内川くんがなかなか活躍してくれないので、これは決勝戦で活躍してくれるに違いないと期待してたら、まさかのリリーフでしたな。
 内川くんは投手出身ながら、吉田が金農で投手やるなら俺野手でもいいわーと誘われたクチ。投手としてはあまり出番がなかったんですよね。
 でも桐蔭相手にリリーフして、野武士投法とはいえ1失点に抑えましたからね。彼も才能あるんですわ。決勝戦で見事に見どころを作ってくれましたわ。

 前も書きましたけど、秋田県の閉塞感ってすごいんですよ。高齢化率ナンバー1。自殺率ワースト。給料は沖縄県に次いで安く。
 地元企業の体力ないところはとっくに倒産か廃業してて、税収だってガンガン下がってるはずなのに、民間は昔と変わらず補助金頼みで大きなツラしたり。悪循環に陥ってるみたいな空気なんです。
 そんな中で、もしかしたら秋田の田舎チームがトップを取っちゃったりするんでねえの?という希望がね、この夏は秋田県を支配したんですよ。そういう勢いでしたしね。

 ただ決勝戦前日あたりからマスコミが急に食いつくようになった時点で、この盛り上がった空気は田舎チームにはプレッシャー以外のなんでもなかろうと感じましたし、冷静に考えりゃ相手は西日本のベストメンバーを集めたチームなんですよね。
 吉田くんの体力の限界が近づいていた時点で、よほどの奇跡が起きなきゃ勝てるわきゃありませんでした。

 日大三高戦あたりでもう吉田くんは怪しかったらしいですわ。下半身の踏ん張りが効かなくなってきてると。それじゃ翌日の決勝戦はね、難しくなります。
 過去に連投を続けたまま甲子園で優勝した投手の体力ってのは、普通じゃねえって話ですよね。

 甲子園から帰郷して記者団に囲まれた吉田くんが「まだ下半身がフラフラしてます」って言ってるくらい。大阪桐蔭と対戦してみたいと願った吉田くんの願いはかないましたが、その代償は小さくなかったように思えますね。

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