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増田

 当地で国民文化祭とやらが開催されているのとはまったく関係なく、最近某町を歩く機会が何度かありまして。

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 懐かしいカットでございます。のんびりとした街の空気そのままに、にゃんこが民家の屋根から屋根へ散歩しているところをお邪魔してすいませんという。
 再就職できたので東欧から来たフレクトゴンをMX様と組み合わせて訪れた街。10年前の増田ですがな。

 当地においてシブい町並みというのは数少なく、関東周辺でよく見かける地方都市然とした景色がほとんどなのですけれど、角館と六郷、そして増田(と湯沢)はなかなかシブくてですね、お好みにはよりますが、古い町並み好きは要チェックなのですよ。
 増田の特色は「内蔵」。うちぐらですね。秋田は豪雪地帯のせいか鞘堂といいますか、立派な蔵の外側を覆うように納屋然としたカバーをつけてることが多いのですが、増田では蔵がもう家屋の中の一部と化しているところに特色があって。

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 これ商家の中なんです。商家の奥に進むと、ドーンと蔵がありましてね。そして蔵といえば収蔵庫というイメージが世間一般では強いと思いますが、増田の場合はご隠居の生活空間だったり、あるいはお客さんを招いての宴会スペースだったり。
 基本的に収蔵庫としての役割もあるのですが、商人が見栄を張るひとつのステイタスという意味が強かったようなのですね。素材やら細工などが凝ってまして。現代で再現したら自治体の役場のひとつも簡単に建つというくらいのコストがかかってます。

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 年に1回の蔵の日には盛大に公開され、私もその日に駆け足で見学したのですが、普段でもいくつかの蔵は公開されています。蔵だけではなく、古い生活空間やら文化が感じられ、歴史オタは楽しいのですよ。

 そして日本のシブい街にありがちな、かつては富豪が集っていた町だったのに、いつの間にか廃れてしまったおかげで古いものがたくさん残ってるという負の側面でもあるのですね。
 地方銀行として県内最初の発祥地であることなど、現代の街並みからは想像つかないものがありましたよ。10年前はね。廃れていくかつての栄華みたいな感じで。

 ここに来てブレイクしつつある増田の蔵。観光地化しつつある雰囲気が鼻につかないでもないのですけれど、ここへ世間の注目が少しでも集まるなら活気も出てくることでしょ。
 増田の月山神社祭典をやたら撮りに行きたがるのも、かつて栄えた町の気概を感じるからなのです。細々とでも栄華の香りを伝えてきた町なんですね。

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コメント

え?もう十年前?
えーー、そんなに前だっけ((((;゚Д゚)))))))
どうりで最近は物覚えが悪いとσ(^_^;)

嫌だねぇ、年は勝手に増えてくねぇ

投稿: ぴゅんぴゅん | 2014年10月31日 (金) 22:06

俺も白髪だらけにw

投稿: ビヨ | 2014年11月 1日 (土) 04:11

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