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2013年9月の14件の記事

物欲の根源

 SD1mの値下げにハァハァしかけたところへ東北楽天イーグルスが優勝してセール開始とか、どんな罠なのかとw

 いや冷静になりますとね、DPmシリーズに光学ファインダーを使える利便性が加味されたと考えれば、かなりのお買い得な気はしてるんです。
 リジットレンズじゃないという点を差し引いても、エグすぎるDP1mの絵が少しおとなしくなるんなら逆に歓迎とか。

 ハナからボディの操作性には期待しちょりません。DPシリーズに毛が生えたようなもんで結構。あたしゃDP1mの操作にはなんら困っておりませんので。
 多機能でなくても十分。むしろ使わない機能を積まれても空しいだけですんで、銀塩機の延長線上で結構。

 ただ気になる点は、CFへの書き込み速度が遅いことと、書き込み中は動作停止しちゃうらしいこと。
 DP1mでも書き込みはそこそこ時間がかかるものの、撮る被写体のせいですかね、あまり気にならないんです。28mm固定機ですもの。慌しく連写するシーンが私にはないもので。
 でも一眼レフとなれば、望遠系を駆使して連写するシーンは簡単に想定できますがな。ヘタレスナッパーでもカメラを高速連写モードへセットすることはあるんですよ。

 SD1mに手を出したら、とりあえず超広角と望遠側は揃えたくなるでしょうねえ。レンズはとりあえず17-50mmの明るいキットレンズで始めるにしても、広角で説得力があるメリルセンサーのように思えますし、かといって望遠でも光線状態によっちゃいい絵になるんですよね。
 ヌケのいいレンズと組み合わせ、光線状態がハマった時のメリルセンサーの撮りました感は、コダクロームでドンピシャのような快感があるんですよねえ。

 んー。もうちょっと悩んでみますか。新しいマウントに手を出すことは多大な出費を伴うものですけん。

 ソニーRX1のボディだけローンで調達してその他は冬ボに回すかとか、こういった物欲妄想の根源は、たぶん現状のデジタル機の描写に納得してないからだと思うんですわ。
 そのへんの納得基準をどこに置いているのかは自分でもわかりませんけれど、私の中ではデジタル機っつーのは未だ発展途上のシロモノでしかなく、メリルセンサーに銀塩の味を見出し、RX1に初めてツァイスの意味を感じたというところでして。

 便利カメラとして60Dを使ってる私の感覚というのは、そういうことなのでした。

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いつの間に

 密かにちょろすなを更新したりしてましたが、2ヶ月近く前の古いネタでしたwww

 話は変わりまして。

 もうRX1を使うしかないのではないか。ツァイス35mmのあの写りはどうなのよ?あれならツァイスの意味がある写りっしょ。他社の追従を許さぬ孤高のコンパクト単焦点機。たまらんっ!
 などと日々思い込んでいるため、余計な買い物をしないよう必要以上の通販サイト閲覧を控えていたのですが。フ○ヤカメラさんのツイートに「マジか?」となっちゃいまして。

Sd1m_17_50_01

 SD1mに17-50mmF2.8のレンズキットが、いつの間にか\128,000クラスまで落ちてるという。
 そのへんの価格推移の経緯を理解してないので、これはもしかして目を離してる隙にX3ダイレクトセンサーのフルサイズ版開発が明らかになったのかとか、そういう理由がなきゃ簡単に価格は下がらないだろうと思ったり。

 私はキヤノンユーザーですので、APS-Cセンサー機用のレンズをキヤノンは本気で開発してねーなーというか、いわゆる手抜きですか、マジもんレンズがなかったわけで、そのへんをフォローしてくれるのはサードパーティと呼ばれるレンズメーカーさんですな。
 トキナーは斜め上路線に向けてるようなので本命にはなりにくいとして、シグマさんもタムロンさんもがんばってますわ。純正が気に入らないならシグマかタムロンから選べと言わんばかりのラインナップ。

 そんなシグマさんを筆頭に、レンズメーカーと呼ばれる会社が、今年になってからフルサイズレンズにウエイトを移した開発してますね。
 まあシグマさんはレンズメーカーというよりもカメラメーカーの性格も備えていて、フルサイズレンズに開発リソースを多く回しているのだとすれば、自社カメラも当然にフルサイズを意識するだろう的な。
 キヤノンとニコンのフルサイズ廉価機(あくまで従来比としての廉価)に刺激されてのフルサイズレンズ注力なのでしょうか。そういう市場の方向性にシグマさんちのカメラは追従しないんでしょうか。

 というようなことをですね、\128,000という価格を見て5秒くらい考えたわけですよ。貧乏人でも背伸びをしたら十分に届く価格帯まで下りてきたSD1m。これは困った。いや困らなくてもいいんですが。

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このレンズ安く出ねーかなー

Atx107_0001

 APS-Cセンサー機用のレンズは、あとこれ1本あればいいかなーなどと思っていて、ケンコートキナーさんの訳あり特価処分待ちだったりします。

 先日は輸出用のフードレス仕様が出てましたが、フルサイズ機と兼用させる場合に、対角線魚眼レンズではフードがあるとフルサイズではケラれて全然使い物にならないのだそうです。
 で、フードレス仕様のテストカットを拝見しましたら、やはりフレアやゴーストが顕著に多くてですね。フード付を選択すべきかと感じました。

 EOS60Dに採用されているセンサーと現行機センサーでは技術的に大きな飛躍があるように感じますが、描写に大きな違いがあるのかといえば、私の感覚ではそんなに変わらないような気がするんです。
 ただでさえ(デジタル機ユーザーとしては)カメラ買い換えスパンの長い私です。KDXから60Dまで買い換えようとしなかったくらいで。

 といいますか、やはり次はフルサイズ機じゃないと納得できない気がしてますよ。もしくはとち狂ってSD1mか。
 「撮ったど!」と感触があるのは、現状ではDP1mでしてね。RX1もたぶん撮った感が強いカメラではないかと思いますし。そういうの大事にすべきだよなーと最近考えることが多いです。

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台風なのに野営とかw

 えーと、この台風接近という天候ながら、野営しに出かけていたアホです(^^ゞ

 当地におきましては、日中こそ雨が止まない可能性が高かったものの、夜間から早朝にかけては雨が降らなくなる公算が大で、翌日朝から本格的に降り始める模様だったため、早めに撤収しちゃえばなんとかなるかと企んでいたのですが。
 初日の雨がなかなか弱くならず、このまま降り続いてたらどうしようとか考え出したら、もうヘタれちゃいましてね。やめましたw

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 それでもストームクッカー+ウルトラスパイダーは実験してきました。フライパンを使いまして炒め物などしてみたら、やはり高火力のおかげでスムーズでしたねえ。
 火は強めにして使いましたが、やはり煙突効果があるのでしょう、全開にする必要はありませんでした。次回はボウルを使ってみたいと思います。

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パワショS200についてもうちょっと考えてみる

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 パワショS200についてもうちょっと考えてみましょうか。

 いわゆる「レスバージョン」といいますか、最新S120から機能を削ぎ落として価格を下げた的な、日本市場じゃ売れねーだろーなと思われるS200。

 センサーは1/1.7型。1インチセンサーが普通にコンパクト機へ搭載されるご時勢では、販売訴求力が低くなったとはいうものの、一般的なコンパクト機に搭載される1/2.3型クラスよりもは説得力のある絵が撮れることは多いように思います。
 RAW撮りできない仕様なので、マジ撮りというよりもメモ撮り方面でしょうか。いやキヤノンのJpegはたまにシブい絵が撮れますんでね、馬鹿にしたもんじゃありませんけれど。

 アンダーめの露出をデフォルト固定にしとけば、そんなに悪くないかもしれません。夜景というか夜の街におけるスナップでは、ニコン機との比較でキヤノン機のほうがトーンを残した雰囲気重視になりますのでね。
 かといってコンパクト機は一般的に露出過多の軽薄な写りになりがちですんで。アンダーめにセットして絵が軽薄にならないようカバーしてみるとか。

 S120のレスバージョンというより、IXYシリーズに対するアドバンテージ方向で考えますと、センサーが大きい点はメリットになりますよね。
 Wi-Fiをきっちり搭載して、24-120mm相当のズームと手ブレ補正を装備。RAWにこだわらなきゃそこそこ使えるような。

 で、いざもっと突っ込んで調べていきますと、下手にSシリーズの丈夫なボディなので重かったり、実販が3万とか中途半端な価格だったりしまして、これは販売店として扱いにくい仕様だよなーと素直に同情w
 どうしてもキヤノンSシリーズが欲しいんだけど、予算が足りなくて泣いてるお客に押し付ける的なポジションじゃないですか。A-1に対するAE-1Pみたいな。

 ブログに載せるカットを撮るなら1/1.7型センサーにこだわっても、1/2.3型とは違う説得力があるとはいえ、縮小掲載ならわかってもらいづらく。
 キヤノンの映像エンジンは(好みの問題はあるにせよ)かなり信頼できるレベルにあると思ってます。どうせ縮小掲載するんなら1/2.3型センサー機を使っても映像エンジンは生きるわけですんで、それなら安くて軽いIXYシリーズでも変わんねーだろうによ、という見方もできますね。

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 例えばスリムモデルのIXY110Fシャア専用的な。スリムモデルなので小型軽量。換算28-224mmズーム装備(なんらかの歪曲補正処理はしていて当たり前ですが)。
 焦点距離スペックから簡単に想像できる通りにそんなに明るくないレンズですけれど、小センサーでレンズの明るさを語ってもしょうがないところがあって、むしろ寄って撮って背景をボカすとか、撮り方でカバーすべきクラスなので、実は使うのが難しいクラスでもありますw

 Jpegなのに連写がまったく期待できないとか、ISO1600までしかブーストできない(ローライトモードを使わなきゃもっと稼ぐことができない)などの寂しさあるものの、なんといっても軽くてスリムなことはカメラを持ち歩く上でのアドバンテージではありますよ。
 で、実販が\13,000ですよw 旅に出るなら充電器必携のショボいバッテリーランニングで、ツーリング野営系のライダーさんには充電環境確保の点でオススメしませんが、メモ撮りであるならばね、こういった持ち歩くことが苦にならないカメラこそではないかと思ったり。

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検索にお答えする 7

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 季節柄、羽毛のシュラフに興味を持っている方が多いようで、これから気温が下がっていくシーズンですのでね、今回はシュラフについて。

 まず基本知識として、メーカー公称最低使用気温にプラス10℃でご自分の使用環境を想定したほうが無難ですよ。
 というのも、屋外にいて平気な格好のままシュラフに潜り込んだら何度まで耐えられるか、というようなストリーム野営前提の絶対スペックみたいなノリで設定された最低使用気温ですので、下着のみで寝ようとするノリとは圧倒的に温度感覚が違うんです。
 例えばシュラフメーカーのナンガでは、快適使用と使用限界のようにダブルで基準を定めていたりしますが、その気温差がだいたい20℃くらいあるんですね。寝られるのと凍死しないの差みたいな。

 で、シュラフに封筒型(レックタングラーとか)とマミー型がありますね。布団的な寝心地が売りの封筒型シュラフはファミリーキャンプ方面ではメインの扱いで、お値段的にもお手頃だったりしますが、絶対的な保温性能は劣り、収納寸法も大きくなりがちです。
 マミー型は昔からある「寝袋」と呼ぶのがふさわしいタイプで、狭いので寝苦しく感じる人がいるかもしれません。けれど収納寸法は小さくなり、保温性能も封筒型より高いです。このマミー型に慣れると荷物は減りますね。

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 安いシュラフを重ねるというのも手なんですよ。ホムセン安売りシュラフであっても2枚重ねれば1.5倍くらいの保温性を期待できます。
 化繊がメインの素材であるシュラフ表面であっても、綿のシュラフシーツをインナーとして使えば体感温度が上がったりしますしね。工夫というものもあります。

 で、シュラフ中綿の素材として、化繊と羽毛があるわけですが。一般的に化繊は手入れが楽だけど保温性能が劣って小さく収納できず、羽毛は暖かいものの手入れが面倒、けれど小さく収納できるといわれます。
 だいたいはそういう認識でよろしいかとは思いますけれど、化繊の中綿であってもかなりの低気温に耐えられるものはありますし、羽毛なのに使うたびに毛が抜けて痩せていく安物もありましてね、一概に決め付けられないわけです。

 化繊ではなく羽毛のシュラフに手を出そうと覚悟した人にとっては、ナンガは候補に入るメーカーさんですよね。
 ハードユースから里山鼻タレ野営までカバーしてくれそうなラインナップで、かつ身長が高い人間のことを考えてくれていてロングサイズもあるという。

 FPとかいう単位については私はよくわかりませんので比較はできませんが、ナンガのオーロラ600DXを使用した感覚では、快適使用気温-14℃に対し、たぶん-5℃くらいまでなら下着+ジャージでいけるかなという感じ。
 実際に使用した際には2℃までしか気温は下がりませんでしたけど、ジャージで眠れますね。このへんは体質とか慣れがありますから一概に決め付けられません。でもプラス10℃の法則はやはりあるなと。

 冬用のシュラフを調達するなら、これはシュラフに限りませんけれど、シーズンオフを狙ったらいいですよ。ナンガは2月くらいに処分価格を出すことがありますし。
 私はその処分価格で安く調達しました。6賭掛けくらいの価格だったと記憶しております。

 モンベルなどで採用されている伸縮するマミー型シュラフもオススメですよ。寝相の悪さを気にしなくて済むマミー型で、寝心地と保温性はかなりよろしいです。
 ただ化繊仕様だと畳んだ寸法が大きくなりますのでね、そのへんはご自分のパッキングと相談していただきたく。

 また、マミー型はなにも寒い時期に限ったものでもなく、私は古いモンベルのスリーシーズンを使ってますが、夏でも広げて掛け布団代わりにしてますよ。寒く感じたら寝ていても無意識にシュラフを被りますから。

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X7初遭遇

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 いやー、マジちっちぇっすね。X7。んで小さすぎて指が2本余っちゃうくらいで、これは手ブレが怖いなぁと感じるものの、グリップそのものは悪くなく。

 なにが憎たらしいって、動画などを撮影する時のミラーアップして撮るモードに切り替えたら、60Dよりずっとピントが合うのは速いのですね。これでも「遅い!」と言われてるんですから、60Dはどんだけ遅いのよって。
 めったに使わないとはいえ、ノーファインダー状態で撮るなら、せっかく可動式の背面液晶があるのだから使うじゃないですか。もーね、60Dはピント合わなくて大変なのです。

 RAW撮りして好みになるよういじったらいいのかもですが、実はちょっとX7の絵に納得してなくて。
 あちこちで見るんですが、なんかパサパサして見えるんですよね。深みがないっていうか。まだ60Dのほうがいいかなって。

 ただ軽さと小ささはいいですね。シャッターもソフトな音色で目立たないし。タッチパネルもスマフォに慣れちゃったせいか気になりませんでしたよ。
 これで前モデルのX50並の価格だったら、ちょっとは調達を考えるんですが。X7iと価格差が少なく、フル装備kissに手を出すくらいならいらねーよってなりますんで、X7への興味も失せてくれて助かります(^^;

 X7に24mmの単焦点とか、なんかいい組み合わせのように思います。あ、現行の24mmはそんなに安くないんでしたっけか。

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検索にお答えする 6

 やたら「カネ借りろ」のメールがカード会社から届く昨今。用事もねえのに借りませんよ。借りるなら手続きが面倒でも銀行から借りたほうが低金利でいいんでねえの?

 さて、検索にお答えする第6弾w

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 私が使ってるストームクッカーはSサイズの黒。黒いミニケトルがセットになっているんですね。黒ケトルはバラ売りしてません。ええ、それでフラリとポチっちゃいまして(^^ゞ

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 調達を検討されている方はご存知の通り、火器はトランギア伝統のアルコールストーヴ。シンプルでタフなことこの上なく、物理的に壊れる前に内部へ煤が詰まって使えなくなるという噂です。
 使用するアルコール燃料はドラッグストアや(店頭在庫があるなら)薬局でも入手可能なお手軽なもの。最近はかなりの田舎にもチェーン店系ドラッグストアがありますんで、燃料調達の心配はまずありません。

 ただ燃料のブランドによって価格が大きく違ったりはします。おそらく成分によるものとは思いますが、詳しくは調べようと思ってません。すいませんw

 アルコール系の弱点は火力に乏しいのが欠点。弱々しい炎なので風に弱く、ストーヴ単独で使うと風除けは必須となります。また炎の色が薄く、日中は火がついてるかよくわからないという危険性も。

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 火力調節が面倒だというのも欠点かもしれません。トランギアのものはストーヴ開口部に被せる調節蓋をどのくらい開くかで火力調節します。
 上の画像で右側に置いてあるのが調節蓋。茶色い部分がスライドできるようになってまして、これで火力調節します。

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 タフでコンパクトながら火力に乏しいアルコールストーヴ。これをストームクッカーに仕込むといきなり火力が強くなるという仕掛けなのです。
 「煙突効果」とか「チムニー効果」と呼ばれるみたいですが、ようはアルコールストーヴの熱によって上昇気流が生まれ、下からどんどん新鮮な空気を取り込んで熱を上に吹き上げる仕掛けですね。そして風防ができるわけなので横風に強くなります。

 ストームクッカーですと、最新のガス燃・液体燃料系の大火力にはかなわないものの、煮物系に使うなら昔の1,800kcalクラスに近い火力が得られるように感じます。フライパンは火元から離れるせいか心細い火力になっちゃいますけどネ。
 また、元々火力が弱いという点を逆手に取ると、アウトドア火器ではガス燃系以外で得ることが難しいトロ火を使えるメリットにもなったりします。

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 トランギアのビリーコッヘルもピタリとストームクッカーSへセットできたりしちゃいます。このコッヘルは長く売られていたソロ用セットのメスキットのもの。20年選手です。ソロ用にピッタリのコッヘル。1リットル容量だったかな?

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 とっくに廃番になってるメスキットですが、どこかで売れ残りを見かけたらのなら、ソロキャンパーにはオススメなのでミズテンでご購入をオススメします。っていうか私も見かけたらすぐ買います。フライパンをダメにしちゃったので(^^ゞ

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 トロ火だからと調子こいて長時間使ってますと、なんぼなんでも燃料がなくなってきますよね。
 じゃあ燃料を足しましょう、という際にはご注意を。足そうとしたアルコールへ引火してどんと焼きになる可能性があります。ストーヴが冷えてから燃料を足すのが作法。
 それが面倒だからといってアルコールストーヴを2台用意する方もいらっしゃいますね。\2,000くらいのストーヴだし小さくて荷物にならないから、2台装備というのも無理はないと感じます。

 使用中の火力調節は熱くなってる火力蓋を操作するし、炎の中に手を突っ込んでるに等しいものがありますので、防火耐熱用に皮の手袋があるといいですな。これも野営っぽくてよろしいじゃありませんか。
 ただ湯を沸かすだけだから常に全開で火力調節の必要がないのなら、なにもストームクッカーを選ぶ理由はなく、むしろジェットボイルのほうが幸せになれますよ。

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 それならアルコールじゃなくてガス燃を使えばトロ火もイケるしいいんでねえの? という疑問は誰しも頭に浮かぶらしく、ストームクッカーへ組み込めるガスストーヴユニットがあるんですわ。
 トランギア純正品ながらも、日本のガス検法を通せなくて個人輸入扱いになってたシロモノ。今はアマゾンでも買えるらしいですから。入手は難しくありません。
 英国EPIでも作っていたといいますし、中国ではまがいものが製造されていて格安、ただし買ってから手を加えないときっちりハマらないらしいです。

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 一方、市販のスパイダータイプのガス燃ストーヴを勝手に組み込んでみるというのも手ですね。
 プリムスのやつを仕込んでみました。ゴトクはLサイズの風防だと全開にできるらしいですが、私のはSなので完全に開きません。
 また、メーカー非推奨の使い方ですんで、輻射熱などでガスホースが熔けても自己責任の世界なのです。

 次回の野営ではこのプリムスをストームクッカーへ仕込んで使ってみる予定。吉と出るか凶と出るか。

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 今回は横沢公園キャンプ場と仏沢公園キャンプ場について。

 秋田県内陸南部における野営地の選定というのは、けっこう微妙なところがありましてね。秋田市よりも北ならそれなりに好みで選べるものの、意外と県南は限られてしまうものがあるんです。

 ましてや角館から大曲にかけての地域で野営となると、なかなか難しいんですね。普通の宿でさえ少ない地区でして、素直にビジホか温泉宿を選択しといたほうがいいような地区ですけども、日本一周系のライダーさんとしてはオカネは節約したいでしょうし。わざわざ角館に立ち寄りたいお気持ちもよくわかります。
 ここでは無料で利用できる野営地を3ヶ所と、有料1ヶ所をご紹介しておきます。

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 まずは太田の横沢公園キャンプ場。角館から走っておよそ30分くらいでしょうか。角館近隣というわけではありません。
 ここはキャンプ場というよりも普通の公園の一画でしかなく、付近の高校の運動部が早朝ランニングしたりします。公共用地の占有ですんで役所に届けが必要になるものの、敷地内体育館で受け付けてくれます。無料。

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 トイレ完備で水道と東屋あり。ただしよく紹介されているバーベキュー棟は野営適地から離れた場所にあり、野営で利用すんのはどうかなーと。風呂に関しては、付近に中里温泉あり。田舎の常で、早い時間から入れますんで朝風呂がオススメ。
 要点は、付近に買い物ができる施設が少ないこと。ものすごく小さなマクバはありますが、コンビニの類は隣町まで走らなきゃ存在しませんので最初から諦めたほうがいいです。

 続いて仏沢公園キャンプ場。ここは設備のわりに不人気なので穴場としてオススメ。

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 公園内にサンアールと呼ばれる町営温泉施設があり、ここで野営地利用の受け付けをしてくれます。無料。
 野営地はテントサイトが水平に区画されてはいるものの、経年劣化でサイトが崩れつつあり、ちょうどいいサイズのサイトを選択する必要あり。炊事棟とトイレ完備。季節によってはトイレへ行くために照明が必要。
 買い物は麓の六郷で済ませておき、風呂は敷地内の町営温泉を利用するのがオススメ。付近は桜が咲き誇るため、里よりちょっと遅めの時期に来ると吉。

 続いてあったか山。ここは温泉施設内のテントサイトで、有料\1,000。メインはあくまで温泉と貸しコテージなので、テントサイトはそれなり。私は利用したことがありません。
 ただここの温泉は冬場に来たらいい雪景色を拝めそうな露天風呂を装備してまして、ただそれだけの理由で紹介してますw

 最後は旧六郷町の町民いこいの森。古い街道である黒森峠の下にある公園で、公有地占有になるのですが、キャンプ場とは謳っておらず、野営可能な公園という存在。無料。
 麓からかなり駆け上がらなければならず、飲用可の水道がないために家族向けにはオススメしません。ただしトイレはきっちり装備。
 眺めのいい場所へテントを張ると駐車場やトイレから200mくらい離れてしまい、夏場は付近のDQNがバイクで現れ走り回るため、そういうのが不安な人にはオススメできません。

 角館を意識して野営地を探すなら、大きな声では言えませんけれど、旧西木村の川沿いにいい公園がありましてね。狭いとこですが、近所のDQNファミリーがバーベキューなどをしていないなら、水場とトイレ完備で穴場かと思ってるんですが。

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検索にお答えする 4

 今回はワンポールテントについて。

 ワンポールってくらいなので、ポール1本あれば設営できちゃうタイプのトンガリテントのことですね。

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 GOLITEのシャングリラを例にしますが。上が六角形の床になるシャングリラ3、下が正方形の床になるシャングリラ4。いや床ったって、ご覧いただければおわかりになる通り、基本的に床はありません。ワンウォール一枚幕のシェルターと同じですわ。

 したがいまして前回のシェルターで述べた通りに、一枚幕は換気が命。インディアンが使っていたティピーと呼ばれる簡易住居に似たスタイルながら、たぶんティピーのほうが換気はいいんじゃないですかね。なんとなくそう感じます。
 ティピーに似ているからか、女性ウケはよろしいようですよ。自分でソロ野営しちゃうようなタイプではなく、ちょっとキャンプに興味があるミーハー系にw

 ところが床がないシェルター形式なものですから、女性が苦手とする昆虫やら蛇やらの侵入がないとはいえず、そのへんを不安がられたりしますね。

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 これはロゴスブランドの格安ワンポールですが、中に「ネスト」と呼ばれるメッシュインナーと床を装備してます。
 こういうのはたいていオプションで用意されてまして(ロゴスの場合はセットになって\13,000弱ってんですからお買い得すぎます)、ワンウォールではなくツーウォールにできちゃうんですけれど。

 なにしろテントの真ん中にポールが立ってますんでね。だからワンポールテントと呼ばれるわけで。ポールがひどく邪魔になるんです。
 センターにポールがある場合、中で寝ようとすると、一番おいしい真ん中を使えない構造であり、せっかくの容積をフルに使えないという欠点がありますな。しかも前室を備えてませんので、ネストを使用している際の雨天停滞煮炊きは、室内でやるしかありませんね。

 換気も一般的なテントと比べて心もとなく、ネストを使うよりもむしろワンウォールとして使い、寝る時はコットを持ち込んで寝るくらいの贅沢さを見越して大きなサイズを買うくらいの度量がなきゃ、ちょっと楽しく使えないと思いますよ。
 大きなワンポールテントに小さなテントのインナーだけ持ち込んで寝てる人がいましたが、それも賢い使い方だと思います。換気が心もとないワンウォールってのは、使いにくいもんですぜ。

 いわゆる「フェス」方面ではこのカタチがウケてるようで、それなりに市場を形成しているようではありますが、一般的な野営には向いておらず、むしろストイック系の野営に適してるんじゃないかと思いますよ。
 テントの床がないってのは、それなりに耐性と体験のある人じゃなきゃきついんじゃないかなぁ。結露対策ができていて、虫対策もそれなりに用意できてないと。

 ペグダウンできる環境であることがワンポールテントでは必須。つまり自立はしません。したがいましてツーリング系の旅にはオススメできません。雰囲気と見た目重視のシロモノであると、ここはバッサリ斬っておきたいと思います。
 いや、私も調達を検討したことはあります。でも、かなり換気能力に優れたナイトヘヴンを使ってワンウォールの長所短所を知ったつもりでして、正直オススメしたくないんですよね。よほどの物好きならともかくとして。

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 続いてソロテントの話。

 私が今でも買ってよかったなぁと思っているのは、マウンテンハードウェアのハマーヘッド2。

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 山岳2名用の舶来ブランドテントであり、自分の予算よりもかなり高かったのですが、熟慮した結果「これしかない」と踏んで調達したものでした。

 国内ブランド山岳用テントはハードユースを想定したミニマムなものが多く、山の気温を前提にしてますんで換気は最低限だったりします。里山のんびり野営であまり使いたくならない感じです。
 けれど山岳用テントの美徳は設営が短時間でできる機動性だったりもします。このハマーヘッド2も設営は楽で、のんびりやってても10分で設営できちゃいます。
 換気に関してはこれでもかと開閉可能なメッシュ部分がたくさんあって、そのおかげで山岳用テントとは思えない通気性があります。ただ開閉メッシュをたくさん備えたために重量的には3.8kgと重い部類に入っちゃいますが。

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 決め手はこの余裕ある床寸法。背が高い人間としては249cmという最大床寸法が助かるんです。2人用なので前室が2つ。いくら散らかしても問題なしw
 テントそのものの背は低いんですけれど、天井からLEDランタンを吊るした時などは低いほうが明るくて助かりますしね。

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 真夏から真冬(無雪期)まで通年で使ってみた結果、真夏の低地(日中気温37℃)だとさすがに寝苦しいものがありますが、なんとか寝られないこともなく。
 真冬の吹雪の中であっても、羽毛シュラフと組み合わせれば普通に過ごせました。外気温と比較してプラス7℃くらいでテント内の気温は推移してましたねえ。

 ミニマムなテントというところではシエラのライトイヤー1にも手を出してみましたが。

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 これも床最大長が287cmと長く、背が高い人間の興味を大変にそそったのでしたが、ペグダウンしなけりゃ自立しないタイプというのは、思いのほか面倒なものでして。きれいに張るの難しいしー。
 なんとかなるだろうと思っていた前室も実際にはかなり狭いもので、雨天停滞の煮炊きはナーバスなものになりそうな感じです(まだ雨天で使ったことはありません)。ガス燃火器以外は危なくて使えないでしょうね。

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 ただし収納寸法と軽さは特筆モノ。とにかく小さく軽く持ち運べます。インナーがフルメッシュなので夏の涼しさは格別。しかもお値段が財布に優しいというメリットもw
 自立できない構造がネックながら、煮炊きはお湯を沸かすくらいしかしない派で、かつガス燃器具かアルコール系しか使わないのならば、軽量装備として存在価値があるかもしれません。

 雨が多い国土で、日数に余裕のない野営になりがちな我が国の事情からすると、雨天停滞を意識しないわけにはいかず、常用ソロテントとしてはいわゆるワンウォール形式のものはオススメしたくないですね。

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 こういったシェルターと呼ばれる幕体の中で過ごすのは野趣深くて楽しいものはあるんですが、フライとインナーの二重幕に意味はあるわけで、1枚幕は夜間の内部結露がものすごいんです。シュラフが濡れる勢いで。

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 床がないタイプのシェルターならテントの前室で過ごしているようなものですから、煮炊きもバンバンやっちゃったりして、それなりに楽しいんですよ。シェルターは軽く小さく持ち歩けますから荷物にならないし。
 でも翌朝の内部結露を考えますと、使う場面が難しいというのはあります。換気に注力したシェルターは世に少なく(シェルターはたいてい非常用という扱いなので)、寒い季節は当たり前に結露しやすいですし、暑い時期だと今度は暑くて過ごせなくなる可能性も。

 あ。テントの素材についても書いておきましょうか。

 よく「耐水圧3000mm」とか表記がありますよね。あれってそのままテントのコストにはねかえってることが多いので、耐水圧が高ければ高いほどいいというわけではないっすよ。重くなりますし。
 それより長く繰り返し使う前提で、例えばフライはポリエステルを選んでおけば紫外線劣化に強いとか、ポールはFRPより金属のほうが耐久性は高くて重量も軽かったりするとか。

 ツーリング用途ですと、予定外の場所で野営しなきゃならないこともあるでしょうから、テント幕体保護のためにグランドシートがあってもいいかもしれませんね。小石が飛び出してるような場所を選ばざるを得ない時も来るかもなので。
 私のような里山のんびり派は、グランドシートがあってもなくてもあまり影響はないように感じていますが。もったいなくて長くテントを使いたいなら用意してもいいかもです。


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検索にお答えする 2

 続いてソロテントについて。

 ソロテントは常に関心を持った方が多いようで、私も長く考察してきたわけですが、里山ぶらり野営派としてはそろそろ答えが出た感じなのです。
 登山などのハードユースとしての考え方と、あるいはミニマムパッキング徒歩で彷徨うタイプ、そしてのんびり野営(もしくはツーリング用途など)では優先する部分は違う、という前提での話。

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 真夏の低地で使うことが多いのなら、迷わず換気優先で選んだほうがよろしいと思いますよ。
 なにしろ無風ですとどんなテントでもクソ暑いわけでして、夜になって気温が下がり始めてもテント内はまだ暑いなんて、ちょっと勘弁してほしいですから。そして朝日が顔を出し始めた好天では、またテント内温度は急上昇ですし。

 同じテントで雪が降るまで使うんだが、という場合は、テントで気温対応するよりもシュラフなどで調節するほうがなんだかんだで楽だと思います。
 いや単純な話、夏向けのテントは軽く作られていることが多いのですが、冬でも使えそうなものは登山系を除くとけっこう重くて嵩張ったりしますんでね。ツーリング系の用途ではテントの収納サイズも選ぶ要点と耳にしております。

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 で、ソロテントを選ぶに当たっての思考的入り口は、野営地でどう過ごすのかというところ。
 これは飯炊きのスタイルも関わってくることでして、テント外で煮炊きするのが当然という方なら、テントはほぼ寝るだけのためのスペースで十分でしょう。
 ソロであってもタープ張って椅子とテーブルを置かなきゃ気が済まないのならば、やはりテントは寝るだけのスペースがあればいいでしょうし。

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 一方、私のようにテント内に座って前室で煮炊きするのがデフォルトスタイルなら、最低でも自分が座っていられるだけの容積は欲しいですし、前室も含めてテント内に荷物をすべて格納したいとなれば、ソロユースといえど余裕のある広さを確保したいところ。
 となれば、寝るだけスタイルの人はミニマムなソロ用テントがあればいいことですし、荷物を収納したい人はソロであっても2人用を選ぶ意味が十分にあります。

 荷物の収納に関連して。テントには前室と呼ばれるスペースがありますね。

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 テントの出入り口などにできるインナーとフライの間のたいていは三角系の空間のことですが、ここの有無、もしくは広さというのも意識したいものです。
 私は備品を散らかすスタイルの過ごし方なので、前室は広いに越したことがなく、雨天時の煮炊きも前室でやりますんで、それなりの広さと高さがあると助かりますね。

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 高さと申しますのも、煮炊きしたら炎や熱が上がるわけでして、調子に乗ってるとフライを熱で溶かすことがあるんですね。ええ私はやらかしたことがありますw
 また、寒い時期の野営ですとフライはすべて閉じたままですし、温かいものを食べたくて頻繁に火を使ったりもしますので、なおさら熱でフライを溶かしたりせず済むようにしたいものです。

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 次に考えたいのはご自分の身長。テントというのは箱型ではなくドーム形状だったり、あるいはインナー壁面がたいてい傾斜していますので、この傾斜具合によっては床寸法を満足に使えない場合が多々あります。
 私が初めて買ったテントは200×200cmという寸法の安物でしたが、かなり背が低いテント=壁面が急傾斜しているスタイルでして、身長182cmの私は対角線方向に寝ても頭と足がインナーにつかえました。
 その教訓から、背が低めのテントでは余裕のある床寸法のものを選ぶようになりました。

 (1)メインで使う季節気候、(2)野営地での過ごすスタイル、(3)荷物の量と煮炊きスタイル、(4)ストレスなく寝られるであろう容積の確保。この4点がとりあえずソロテントを選ぶ基準になると思います。

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検索にお答えする

 どう考えてもカメラ系の記事が多い当バカブログなのに、検索されてるのはアウトドア系が多いというのは、いったいぜんたいどういうわけだ!

 なので検索への回答をwww

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 ジェットボイル? いやかなりおもしろいツールですよ。

 蓄熱系の火器は世の中に増え、ジェットボイルがオンリーワンというわけではなくなりましたし、コッヘル単体でも登場するご時勢。ええ、アウトドア系火器として確実にひとつの方向性が作られています。
 単純に湯を沸かすだけの火器と決め付ける気持ちも理解できますけど、いちおーゴトクを装備したら普通にガスストーヴになりますんで。

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 ただ、やはり入り口は「いかに少ない燃料と高い燃焼効率で湯を沸かすか」が課題になって開発された火器ですんで、メインは湯沸しなんです。単なる湯沸し。
 想定としては、ガス燃料オンリーで移動しつつ、嵩張るガス缶を少しでも減らしてパッキング重量を減らそうというところかと思います。「これひとつでいろいろ遊べる」という方向性ではありません。

 現行型はバーナーの火力がアップしていると聞きます。それでもパッキングサイズを考慮すると、スノピとかプリムスのちっこいバーナーを中心にして考えたほうが絶対に小さくまとまります。
 例えばスノピの「地」だっけか、やたら軽くて小さいガスストーヴと、110gの小さなOD缶、そしてチタンの小さな縦型コッヘルのキット。燃焼効率さえ無視するなら、ジェットボイルよりミニマムにできます。

 このあたりの感覚というのは、欧米と日本のアウトドアにおける過ごす時間の感覚の差だと思うんです。
 日本において燃焼効率が低気温方面で語られることが多く、燃料の節約という観点で語られることが少ないのは、せいぜい2泊3日が時間的最長というジャパニーズ野営スタイルがあるからじゃないですかね。
 1週間とか1ヶ月という単位で彷徨する欧米型野営では、燃料の節約が荷物の減少に直結してますんで、燃焼効率が節約方面で語られるんだと思うんですよ。

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 私はジェットボイルの着想は革命的だと思ってますが、大騒ぎするほどのもんでもなく、長所と短所を把握して使うもんだと考えてます。

 手元の燃料の枯渇を意識しなくて済むなら、燃料の節約よりも短時間でお湯が沸いてくれるほうが時間的な節約になると。これって日本的な考え方でないですかね。火力の強いストーヴで短時間勝負。
 だいたいにおいて冬季登山などの厳しい自然条件に身を置いてないならば、燃料の深刻な枯渇というのは日本において考えにくいのですね。
 世界的に見ても険しい地形である我が国ながら、人の生活圏、もしくは商店があるかもしれない地域から野営地までの単純距離は短いですから。燃料の枯渇よりも、天候の急変で孤立してしまう可能性のほうが高い昨今の気象状況ですし。

 ジェットボイルは究極の火器ではないと思いますよ。一般的な使い方なら。ただし「お湯しか沸かさない」「ガス燃器具しか使うつもりがない」「このコッヘルにカトラリー関係がすべて収まる」「せいぜい2泊3日」「いつもソロ行」などの条件が重なるなら、選ぶ価値はあるかもですよ。
 お湯を沸かす以外に能がないわけではありませんし、もうちょっとコッヘルやシェラカップを追加するつもりなら料理の幅が広がるらしいですよ。

 ようは、アウトドア器具というのは、イマジネーションとユーザーの工夫でいかようにも使い勝手が広がるんです。

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あらためて18-125mmのコスパに驚く

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 いやー、このレンズ、望遠側の描写があまりにも撮影条件に左右されるもので、もうちょっとオカネ出したらそのへんの不満が解消されるもんだべがと思ってましたが、あらためて美味しいところがあるレンズですよ、ええ。

 昨今市民権を得ている高倍率ズーム(私が使っているタムロンB008を含め)は、どうもバリフォーカルレンズが入り口になってんじゃねえかってね、感じるわけです。タムロンB008も、シグマの18-270mmも、普通のズームレンズじゃ考えにくいですもん。
 B008は焦点移動っつうんですか、ピントが動きます。ズーミングでピントが動くのはバリフォーカルレンズじゃ当たり前。その代わりに開放F値が稼ぎやすく描写も整えやすい。

 で、シグマ18-125mmは普通にズームレンズが入り口になって作られたレンズのように思うんです。
 焦点移動の心配はズーム機構のメカ的な精度の心配(私が使ったレンズでは心配の必要はありませんでしたが)しか意識しなくて済みますし、望遠側描写を非常用だからこのくらいで仕方ないと割り切れるのなら、換算28-135mmくらいにプラスして200mmくらいまでカバーできますよってな感じで。

 どうせAFだからといって焦点移動を前提にしたズームレンズなんて、使いにくくて面倒なのですよ。これは撮り方の問題がありますけどもね。
 あたしゃ断続的にレリーズ半押しのままファインダーを覗いてることがほとんどで、かつ望遠側でピントを合わせてから必要な画角を考慮する撮り方ですから、ピント移動があると困るんですよ。
 実際、昨今の普及タイプズームレンズは広角側でのAFがあまり信用ならず、少しでも正確に狙った位置でピントを合わせようとするなら、望遠側でピントを合わせたほうが無難なわけですよ。なのにピントが動くなんて、ちょっとねえ。

 色ノリと(スペックのわりには)ヌケがそこそこある点でB008は存在価値があるのですが、撮影条件が悪くなると望遠側がダメダメなのは、他社のレンズと変わりません。線が太いですしね。
 18-125mmよりも望遠側はマシだと思いますが、それもピントが合っていればの話。ピントが合っていても、高倍率ズームの望遠側はオマケみたいなもんですから、被写界深度のおかげでピントの範囲に入ってるとかどうしたとかいう話ではなく、根本的な描写に無理があるのですよ。

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 17-70mmの普及型ズームに注力してるシグマさんは、正解だなと思います。いくらレンズ設計技術が進んだとはいえ、しょせん撮影用レンズってのは、撮像センサーへ光を取り入れるためのアナログデバイスなんですよ。3倍くらいのズームが無難なとこというのは、銀塩時代からあまり変わってないのではないかと感じる昨今。

 18-125mmは、そういった点で多少は無理をしているわけですが、素性が素直なので御しやすいのだとあらためて感じます。
 変なボケはめったに出ませんしね。多少の甘さとヌケの悪さはあるにせよ、後処理でいくらかカバーできるところもあり。条件の悪い時の望遠側くらいですよ。深刻な欠点は。

 熟考して選んだレンズはあまりハズレを引かない私なのに、世評に惑わされるとハズレを引きがち。
 いやB008がハズレだとは言いません。需要はあると納得できますよ。ただ私の撮り方には合わないのですね。ストレス多すぎ。


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