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60Dは良いカメラですよ

 春の新製品ラッシュで、APS-C一眼レフシリーズのリニューアルが始まったキヤノン。70Dの登場が間近と噂される昨今、とんでもなくお安い価格で調達できてしまう60Dを今さら誉めようかと思うのですw

Eos60d_02

 樹脂外装になって安っぽくなったと敬遠する層がいるみたいですけど、銀塩kissとEOS5で樹脂外装にもメリットはあるのだと認知した私としては、無駄に重くなるよりいいかなーと思ってます。

 傷がつきやすいのは当然なのですが、金属外装だって金属の上に黒い塗料を載せただけであり、傷がつきゃ同じです。
 その塗料が剥げて下地の金属が出てきてシブいのなんのというのは、カメラそのものの使い勝手とは別の趣味的観点ですからなぁ。

 樹脂ボディは意外と衝撃に強く、落下や打撃で動かなくなる確率が低いのではないかと個人的体験から感じていますし、雪国の冬でキンキンに冷え切ってしまうと金属ボディはなかなか温まりません。
 電気カメラであるデジタル機にとっては、金属ボディそのものが冷え切ってしまって電圧降下から復帰できないデメリットもあるんじゃないかなーと、それほどシビアな環境で撮らない私でも感じますしね。

 氷点下5℃でスナップというのは当地の冬場でよくあることで、この程度の環境はカメラ開発に関してシビアとはいえないものだと思いますが、古いスピードライトの540EZなどは冬場の屋外で簡単にバッテリーが冷えて使えなくなっちゃいまして、乾電池仕様機材については確実に保温策を講じねばならないレベルではあります。

Img_3189_2

  そのくせ防塵防滴仕様のボディだったりしてくれますんで、救われたシーンがありましてね。
 キヤンプの夜にテントの中でカメラ抱いて寝たつもりが、飲みかけの発泡酒を倒して水溜りになってたとこへカメラが浸ってたことがありましてね。
 こりゃ壊したかとビビりましたけど。なんの影響もなかったです。ボディが酒臭くなっただけでw

 コンパクト機のタフ機とか、こういった防滴防塵を謳う機種で、霧の中とか豪雨の中、もしくは砂漠の砂塵の中で撮るなんてことは私に皆無の状況ながら、おっちょこちょいの身には救われることもあるのです。
 外見が気に入ってればkissクラスで十分の撮り方しかしていない私ですが、たまたま買った時期の市場価格の関係で60Dを選んで救われましたねw

 50Dと違って操作体系がほぼ完成されているのも60Dのメリットではありますまいか。
 50Dへもう一工夫して60Dの操作体系になっていますが、これはそのままフルサイズの6Dへ引き継がれているくらいで、撮影時にすぐ切り替えたくなる可能性がある要素にワンボタンでアクセスできるんですよね。

Eos60d_0009

 デジタル的なホワイトバランス切り替えなどではなく、銀塩機でも変わらず切り替えたくなる要素にすぐアクセスできるんで、銀塩上がりの私みたいな人間にとって安心できるインターフェイスであります。

 背面液晶が可動式になってますが、これを利用してミラーアップかましたスルー画撮影では、センサーにAF系の機能がないのでピントが合わなくてイライラするのは仕方ないことです。
 それでもですね、ジックリと撮る余裕のある場面では背面液晶をファインダーにして撮ることが私でもあるので、これはあって良かった感じですねえ。
 たぶん今後はセンサーへAF系機能を取り入れたフジ写さんみたいなやり方が流行るでしょうから、70Dではサクッとピントが合うようになるのだろうと予測してますが。

 おとなしい優等生の絵でつまらん、というのがもしかしたら60D最大の弱点かもしれんですよ。
 まるでIXYデジタルの高解像度版みたいな絵になりがちで、IXYデジタルがそれだけ上手に絵をまとめているということなのかもしれませんが、そつなくまとまっているけれどパンチもないといった感じ。

 もとよりキヤノンのAPS-Cセンサー搭載機はそういう路線なのかもしれません。無難な方向で。おかげで大きな失敗もなく、カタログ性能通りに動くと。保守的なのかもですね。
 「このカメラで撮った!」という感激は希薄です。このカメラでなければ撮れなかった感は、カメラ側の能力ではなく撮り手の慣れとかそういう感じで。私が60Dを巨大なコンパクト機扱いしちゃってるのはそういうとこなんでしょうね。

 私の意識の中で対極にあるのは、使いにくくて被写体を選ぶシグマメリルセンサーなのでしょう。

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コメント

ワンボタンでアクセス
60Dはそうなっているんですね。
私が持ってる40Dは1ボタンをメイン/サブダイアルで使い分けるのですが、いまだに慣れず間違えてしまいます。
地道に進化しているのですね。

あと、よろしければ教えてください。
ビヨさんが考える60Dで実用に耐える感度の上限はどの位ですか?40Dではmax3200なんですが、塗り絵になります。

投稿: | 2013年4月22日 (月) 22:52

60Dは、わたしはカタログの写真が、
失礼だけど意外にいいなぁとおもいました。
うまく表現できないのですが、少し濃いめの
ストレートな画質と感じました。
私は「無難こそ偉大な才能」とも
思います。何か一点に秀でている
ものより、愚直なまでにツールとして
基本性能が充実しているカメラは、
まさに道具として信頼できるんだろう
なぁと。写せなきゃ意味ないですもんね、
カメラは。

 まぁ、なによりも、たとえばコシナのツァイス
が軒並み使える点がうらやましいのですがね。
他のマウントのレンズにオープンな点も
キャノンのカメラのうらやましい点です。

投稿: hk | 2013年4月23日 (火) 23:12

たぶんこんどうさんw >

私はISOオートにする際、100-1600へセットしてますので、3200以上の絵は未体験なんです。すいません(^^ゞ
最初は800を上限にしたのでしたけど、1600でもけっこうイケると思って1600にし、おそらくここから上はザラザラか塗り絵を覚悟せにゃならんだろうと判断したのだと思います。

hkさん >
「無難こそ偉大な才能」というのはカメラに関して良い言葉ですね。まだ不完全な写りの観があるデジタル機の中では、無難なことに価値がありますね。
もしかしたら派手なLレンズを使ったらエグい絵になるのかもしれませんけれど、そこまで投資するつもりはありませーんw

投稿: ビヨ | 2013年4月24日 (水) 20:41

うわおう
名無し失礼しました。
ステージ撮影に40Dだと厳しいんです。
その用途はやはりフルサイズになっちゃいますね。

投稿: こんどう | 2013年4月24日 (水) 23:51

んー。フルサイズを使ったことがないのでなんともいえませんが。
レンズの明るさでカバーしようとするとオカネかかっちゃいますしね。んー。

投稿: ビヨ | 2013年4月25日 (木) 19:04

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