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湯治宿から帰投しました

 肘折温泉より撮影隊は帰還いたしましたw

 なぜ山形県の肘折温泉へ興味を持ったかと申しますと、前エントリーで書きました通りにNHKの東北地方枠、すなわち金曜の19時半からの30分間、そして20時からの45分枠ですね、ここで紹介された時の映像を見たからなんです。
 震災前のことですが、30分枠で東北の隠れた温泉を次々と紹介していた時期がありましてね。地元の人しか利用しないような小さな風呂から、湯治で名を馳せてる温泉の湯治生活を追ったものまで。

 私は東北地方のスペシャルしか知りませんけれど、NHKの地方局が気合を入れて制作した番組というのは、民放なんざ足元にも及ばないクオリティがあったりします。
 いや、NHK取材クルーにありがちな傍若無人さは私も肌で知ってまして、それはまったく別問題として考えて、番組の映像クオリティはかなり高いのでした。

肘折温泉の冬季俯瞰画像へのリンク

 で、肘折温泉に話を戻しますと、その過去に見たNHKの番組が魅力的に思え、かつ湯治客のための朝市が毎日開催されている点に興味を持ったのでした。

 秋田県に住まってますと、湯治宿というのは孤立している印象があるんです。温泉街を形成するというより、その宿だけしかない、みたいな。
 その点で肘折温泉郷は温泉街が形成されており、中には旅館化したり高級化している宿もあるようですが、「基本は湯治」という姿勢が貫かれているんですね。
 湯治客というのは自炊が基本ですから、長期滞在の湯治客向けに食材の朝市が成り立つと。孤立した湯治宿ではなく湯治のための温泉郷という成り立ちなので、毎日朝市が立つのでした。

 で、消化不良気味の朝市カットはともかくとして(^^ゞ

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 湯治宿とはいえ価格設定はいろいろありましてね。選んだ某お宿。湯治プランながらも朝と夕のお食事がついて。
 そりゃ温泉宿にありがちな豪勢で食いきれないような勢いではなく、一般家庭のご飯と同じようなノリなのですが、なにしろこちとら貧乏出身。食事を出していただけるだけありがたく、温かい味噌汁が染みるなぁってな感じ。

 野営で自炊は慣れておるだろうと思われる方もいらっしゃるでしょうけれど、自分のテントで好き放題やるのと他人様の軒先で自炊するのは大きく勝手が違いますのよ。ここ大事なとこ。

 自炊系の宿には何度か投宿したことがありますけど、お部屋を借りてる身分で可能なことって、実は少ないんです。
 部屋で派手に火を使おうもんなら火災報知機が発報。野営のノリで煮炊きするわけにはいきません。むしろ出前系とか宿に頼むのが吉かと。
 暖房や冷房すら自分で調達しようとすると大荷物必至。季節を選びますな。挙句に湯治はお年寄りが多いので夜は早く朝は未明から活動開始。夜遅くまで飲んでても早く起こされちゃいますw

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 そんなこんなで、私が今回湯治宿を利用したアプローチは、時期も食事を依頼したことも悪くなかったなと。お宿の応対も不満なく、狭いところに密集している湯治宿温泉郷というロケーションも楽しめましたしねえ。
 ただし。狙ってた朝市の時間帯は天気がいささか荒れましてね。山の中にありがちな猫の目のように目まぐるしく変わる天候。雷雨も混じりまして、撮るつもりの人間にとっては悪条件でした。

 この肘折温泉郷は、あろうことかカルデラの真ん中に位置してます。しかも死火山ではなく活火山扱いのマグマ溜まりの上にwww
 湯治宿に2つも源泉があるなんて、どんな贅沢だよっていう世界でして、しかも水温が高すぎで沢水で薄めなきゃ入れないとか。そういった予備知識抜きでも、温泉にたいして心を動かさない私が堪能してきましたから。

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