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ストームクッカーS 黒 その2

 山口から送られてきたお酒を野営ではいただきましたのよ。

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 濁り酒で発泡。冷やして飲めば、まさに夏向けといった趣きのお酒でした。

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 秋田人的な表現をすると、ラシャンテ風のフルーティさながら、もうちょっと日本酒寄りで、発泡も派手な感じ。米の味はしっかり残っていました。

 日本酒好きが同席しておりましたので、全部飲んじゃいまして。えらい酔っ払ってましたね。当地で表現するところの「ホジ流し」。
 ホジというのは仏教用語でいうところのホンチ(漢字は忘れましたw)で、人間の本性とか性根という意味のようですが、秋田弁の場合は「常識」と解釈したら適切かと。「ホジ無し」とは非常識人を意味します。
 ただし「常識」という意味合いの他に、ローカルルールを守れないとか、協調性の無さを表現する場合も多く、いかにも田舎的な雰囲気が漂いますね。

 また、当地では夏に「ねぶり流し」という行事が各地で行われ、竿灯祭りもねぶり流しの一環で派生的な祭りなんです。
 「ねぶり」とは、夏場に不意に訪れる眠気のことで、夏バテから来ている場合もありますね。これを流してやるということで、夏の祭りになっています。
 つまり「ホジ流し」というのは、常識を川へ流してしまうかのような勢いを指します。ええ、たいていは酔っ払いですねw

 話はストームクッカーの続き。

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 私が買い求めたストームクッカーSの黒バージョン。この黒いミニケトルにフラリときましてね。これバラ売りだと入手できないんです。黒バージョンじゃなきゃセットになってませんで。そういった希少性にヤラれましたwww

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 ストームクッカーはアルコールストーヴありきで、この有名なトランギアのストーヴが基本。いちおー公称燃焼時間は25分ということになってまして、この場合の燃料は2/3ほど入れてくださいという具合。
 満タンで実使用した場合、現場の環境にもよりますが、公称値の2倍の燃焼時間が稼げるといわれてるようです。

 私は8割ぐらいの目分量で燃料を投入しまして、全開で15分ほど、トロ火で計45分くらい使いましたが、燃料は2割くらい残ってましたよ。全開で使い続けなきゃ、けっこうもちますね。
 アルコール燃料もしょせんは液体燃料、コストは高いと指摘する方もいらっしゃいますが、昨今田舎でも見かけるドラッグストアで燃料は普通に売ってますから。個人営業の薬局にもたいてい置いてありますしね。調達は楽なのです。
 この燃料調達の気軽さはメリットです。燃料もメーカーによってピンキリですしね。カセットガスくらい価格に差がありますわ。

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 こういった具合にアルコールストーヴを器の中にセットするんですよ。

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 この状態はまだコッヘルがセットされていない状態。下半分が嵩上げと空気取り入れ。上半分が煙突みたいなもので、ようはアルコールストーヴの熱気で上昇気流を作り上げる仕掛け。
 本来ならば頼りなく風に弱いアルコールストーヴが、ストームクッカーに仕込まれた瞬間にやたら元気が良くなる様には、もう笑っちゃうというか、これかぁ!って感じです。

 カタログ的にストームクッカーSへ同梱されるコッヘルを紹介しますと、1.0Lのコッヘルが2つに、コッヘルの蓋と兼用のフライパン、そして鍋つかみ。んで0.6Lのミニケトル。
 私はそこへオプションの湯切り板を追加しまして。これがなかなか使い勝手の範囲が広いと好評。雪上で沈まないようストームクッカーの下に敷いたり、あるいはまな板の代用とか、いろいろ使えるわけです。

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 あたしゃ西欧風にパスタなんざやったりしませんのでね。本来の湯切りとして使うかどうかは未知数ながらも、きっと使うシーンは突然に来るだろうと思って調達しました。
 なにしろ飲みながら晩飯を作りますんで、ハッと気がついたらアレがないとか、そんなのいつものこと。今回もあるはずのオタマがなくて泣きましたしw

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 何度も触れていますが、トロ火が可能という点が優れていると思います。上の画像はストーヴ本体へOリング付の蓋をしているところと、火力調節用のカバー。
 使用時には蓋は無し。代わりにこのカバーを載せますと、開口の大きさで火力を調節する大変シンプルな仕掛けになりますのよ。プリミティブなやり方ながら、簡単確実。
 ただしストームクッカーの場合は防炎防熱の手袋があると楽です。私が野営で使ってるのは安物の数百円の普通のホムセン皮手袋ですが、十分でした。

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 ほれ。昔から使ってるトランギアの廃番コッヘルも、ピタリと載ります。そりゃそうです。同じメーカーの品ですから、基準寸法が一致していても当たり前。トロ火でコトコト煮炊きできるんですね。

 山屋さんを中心に「重い」と言われることが多いストームクッカーながら、あたしゃどうせのんびりバカ野営ですし、火力がどうのというほど時間を急ぐ野営でもありませんので。すごくいい相棒になってくれそうな予感。

 ただしケトルを同梱しちゃうと、もうパッキングの余裕がなんにもなくなっちゃいますので、この黒バージョン以外はケトル別売という仕様も理解できますね。ケトルがなければカトラリーだの収納する余裕はありますんで。
 軽量化に特化したウルトラライトや、表面に耐久性の加工を施したハードアノタイズド仕様が売れ筋だと思いますし、実際に黒バージョンは限定品みたいな扱いです。

 頼りないはずのアルコールストーヴが大化けするこのシステム。知識として認知しているのと、実際に使うのとでは、ずいぶんと認識に開きが出ますぜ。酔っ払った勢いでポチッて良かったと激しく思っているのでありました。

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