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2012年8月の21件の記事

キタコレ

 なんで標準ズームごときで考え込んでたのかといえば、できるだけシンプルにしたいからなんですよ。機材も思考も。

 以前から「自動処理で任せられると思えるものはカメラ任せにしちゃってもいいじゃんか」という考えの私ですんで、多分割測光(とくにEOS-1n以降)のAEはメーカー問わずカメラ任せでほぼ信頼できると思ってます(もちろん意図的な露出コントロールが別途できるという条件付で)し、AFもシビアに正確さを問うような撮り方はしてませんので、とりあえず自動でピントを合わせてくれると楽でいいなって。

 そうやって信頼できる部分をカメラ任せにできると、余計なことを考えなくて良くなりますんでね。撮影時の考え事が減るっしょ。
 先日の西馬音内でも、クルマを停めた場所からけっこう歩く前提でしたので、カメラバックは持たず交換レンズも持たず。
 人混みの具合が想像つかない初見参の祭りでは、バカCマン時代を髣髴とさせる標準ズームにスピードライトのみの装備(実際はスピードライトを使えませんでしたが)がね、個人的には鉄板装備なんです。なんとかなるだろうと。

 そうやって機材も思考もシンプルでいたいと思いつつ、あまりにもカメラ側へ任せっきりなのも不安を感じるというのは、銀塩育ちというところですかな。

 と書いておいて、おもむろに話の矛先は変わりますが。

Dp1m_001

 発売日が決まりましたな。2週間後の9月14日。こんだけ間近な時期なら得意の発売延期はないでしょう。
 ええ、私は待ち焦がれていたわけでして、予定では1年後くらいに価格が落ち着いたところで突撃するはずだったんですが、28mm相当域で使える気合のデジタル機というものが手元になく、実はけっこう物欲度MAXな私であります。

 レンズのMTFとか見てますと、フラットな描写ではなく画面センターに集中させた性格のように思え。
 F2.8じゃなくてもF3.5で私は文句を言いませんでしたけどもねえ。かつてGRとTC-1を使ってみて下した私の基準でw
 TC-1は浪花節的な写りの個性的なレンズでしたからなぁ。そっちを私は好んだわけで。

 仮にシグマのセンサーを積んだ機種が他メーカーにあるとするなら、今回のDP1mはレンズ描写で一点豪華主義とか冒険してきた可能性はあるんでしょうが、なにしろオンリーワンですからね。冒険はできますまい。
 逆に冒険ができないから正統派で攻めてきてるという見方もできるんでないかな?などと、良い方にしか判断できない状態の私でーすwww

 少なくてもフードとセットで。場合によってはSDカードを買い足すかも。あとバッテリーはDP2x同様に複数体制でいきたいところ。
 たまには頭を使うとか足でアングルを稼ぐとか、そういう基本的な撮影行為をしてないと、自分の頭の中まで自動化しちゃいそうで。そんな自分を奮い立たせるにはいい機材だと思うんです。DP1mは。

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常用レンズがなぁ

 密かにちょろすなを更新してます。一ヶ月遅れにならないよう、慌てて更新したりしてました(^^ゞ

 で。更新作業をしつつ考えてたんですが。やはり200mm相当域までズームでカバーしてもらえると、なにかと気軽に望遠側を使う気になれますんで、こりゃ便利だなと。

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 キヤノン機ですと29-200mmといった感じで使えます。200mmを使うことはめったにないだろうと推測しつつ買ったお安いレンズでしたが、祭りなどではけっこう望遠側を使ったりしてます。
 歪曲が少なく、暗いレンズであっても望遠側を使うことでボケも出せますし、広角側F3.8でも寄れば背景をボカせますしね。けっこう使えるレンズだったりします。

 ただしシャープさとコントラスト、トーンの具合はお値段なりのものでしかなく、あまり多くを求めちゃいけないレンズでもあります。
 複雑な光線状況だとシグマ独特の濁ったシアン系が顔を出しますしね。ああシグマのレンズなんだな、と感じます。昔のシグマレンズの色調になることがあります。

 考え方としては、ほぼ28-200mmの感覚で使える便利ズームで、お値段のわりによく写り、おまけで手ブレ補正機能もありますよと。静かなモーターなのでAFでギーギー鳴りませんしね。
 このへんは17-70mmになりますとシャープさは上ですし(あちらは少々硬すぎる写りのような気はします)、ヌケも上です。価格差がそのまま写りの差になってる感じですね。

Tam1750vc_1

 一方、タムロン17-50mmのVCは、噂では非VCモデルよりも写りは劣るらしいですけど、タムロンのわかりやすくガッツリ効く手ブレ補正は頼りになるもので、この価格帯でよく効く手ブレ補正の大口径ズームはこれしかありませんから、価値あるレンズだと思います。

 こちらは27-80mm相当。28-105mm無敵主義の私からすると、望遠側が物足りなくなるのではないかと心配しちょりましたが、夜祭り夜店で使ってますと十分だったりします。
 祭り全体を記録しようとするなら、もうちょっと望遠は長いほうが楽なはずですけど、夜店スナップには十分ですね。歪曲が気にならない被写体ですし。

 で、西馬音内の盆踊りには18-125mmを持って行ったんですよ。土地鑑もなく、初見参の勝手の知らない祭りには、夜間といえどズーム比が大きいと安心かなと思って。
 まあ現地でスピードライトを同行者に貸してしまったため、カメラ内蔵フラッシュで勝負しちまったんでしたが(^^ゞ

 単純にレンズが明るいとかそういうこと以前に、ヌケという点で劣る18-125mmでスローシンクロというのは、流した絵の中の芯がきっちり出てなくてストレスですな。後作業でコントラスト調整しなきゃならん前提ってな感じで、ストレスですわ。
 タムロン17-50mmのヌケがいいとは言いませんが、18-125mmよりもはマシであり、もうちょっと絵に芯が欲しいなーと18-125mmに対して感じてしまうのは、やはり物足りないものがあるからなのでしょうね。

 そこで物欲方面に話がいくかといえば、いかないのであります。時間にして2分くらいは考えましたよ。なんとかならんかって。なんともなんないんです。
 重くて高価な機材なんざごめんしてほしい私は、大艦巨砲主義とは縁遠くなっておりまして、いま使ってる2本のレンズを置き換えるに足りるものは市場に見当たらないのですね。

18270_01

 このレンズを思い浮かべる方もいらっしゃることでしょうが。タムロンのレンズで望遠側が伸びればバッチリではないかという発想はあるかもですよね。
 でもねー、換算420mmなんて私は使わないですし、なんぼ暗いレンズだとしてもF5.6で勘弁してほしいということで調達した18-125mmでしたもの。

 ホント、このレンズが17-125mmのF2.8-4.0だったりしたら買いたくなったと思います。速度では劣ってもAF無音駆動のピエゾドライブ。ガッツリ効く手ブレ補正。総合的にはシグマよりタムロンのほうがキヤノン機と組み合わせた場合は好みの絵になりますし。
 ズームリングの回転方向がタムロンはキヤノンと逆ですが、頻繁にレンズ交換をしてるシーンでなければそんなに気にならないのを発見しましたし。

 物欲悪魔的には「古い銀塩望遠ズームを持ち歩かなくて良くなるから18-270mm買っちゃえよ」なのですけれど。レンズ描写以外の機械的電気的機能に頼る方向に走っちゃう怖さも、私の頭の中には存在しているのですよね。
 そのへんの物欲スパークに対抗すべく、私は自分の中に調達価格のラインを引いてみているわけです。

 まずは撮らなきゃ話になりません。それが撮影機材の宿命。いかな大艦巨砲な豪華撮影システムといえど、まずは撮ることから始まるわけです。
 私の場合は、写りに文句をタレてるより、まずはたくさん撮りなさいと。撮ってから文句言えと。手元の撮影機材から常にそう言われている気がしてましてね。
 少なくとも常用レンズをシーンによって使い分けるくらいの贅沢はしてんですから。調達したレンズの元を取るくらいたくさん撮りなさいって自分に言い聞かせてれば、物欲は自然と消えてくんですね。

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防水機 んー

 お仕事の関係で、夜勤の朝が1時間半繰り上げになりまして。朝4時に起きなきゃならんというのは、なんぼジジイになって朝が早いといえど、やはりキツいものはありますね。
 思いつきで4時に起きてからまた二度寝する作戦を展開したら、これがけっこうツボ。なんとかなるもんですねえ。

 話は変わりまして。

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 かつて愛用していたIXY900ISを若親方に提供してからというもの、贅沢にもS90を普通にコンパクト機としてガシガシ使ってきたわけですが。
 現場カメラとしてマイカメラを使うことが増えてきた昨今、S90をそこまで酷使していいものかと気にするようになってきまして(^^ゞ

 いや現場カメラってのは、実に酷使されるものでして。耐ショックとかそういう意味より、作業中の汚れた軍手のまま操作することが多くてですね。
 我が職場は汚れているといっても一般工業系の範囲内ですから、せいぜいグリースとかそういうものでしかないのですが、グリースだってカメラに付着したら簡単に落ちません。中性洗剤で洗い流したくなります。

 そんなわけなので何度か防水機の調達ということを考えたりはしていたのですよ。バリバリの防水機というより、調達価格が安くて使い勝手のいいタフ機。
 現場で撮らなきゃなんないのは、年に数回なんです。そのためだけにゴージャスなカメラを奢る気なんざサラサラなく。それなら、いつ動かなくなるかわからないS90を現場用にしてしまい、S100を新規調達しちまおうかとか。

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 職場にはオリンパスの防水機があって、前の配置でも同じくオリンパスだったのですけど、どうもAFが落ち着かない印象があり、ものすごくマクロに強い長所はあるものの、ピントが合ってないことが少なくありませんでね。
 同僚からは不評であったリコーの工事カメラのほうが、写りはイマイチでも確実に動作して、安心して使える印象がありまして。

 潜望鏡タイプの屈曲光学ユニットというのはたいていの防水機に避けられない構成であり、写りが劣るのは防水ガラスを通すという実態も含めて仕方ないと思うところながら、潜望鏡タイプではないリコー機が確実に動作しているのを見ますと、どうも一般的な防水機に手を出すのを躊躇しましてね。
 かといってリコーの工事用機は嵩張るわけで価格も高く。写りも納得のいくものではありません。自腹では手を出す気になれまへん。

 そんなことを考えてますとね、いわゆるタフ機系列に手を出すと後悔しか残らないのではないかという危惧があって、格安タフ機であったとしても、ピントが合ってないとか撮影結果がダメなら話にならんのです。撮り直しができる被写体ならまだしも。
 オリンパスには格安の防水機があるんですけどね。使い勝手というのはモデルチェンジ後も同じメーカーならあまり変わらなかったりすることが多いですしねえ。

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 というか、オリンパスの防水機は型番が多すぎて、もしやOEM系とか販売チャンネルの多様化とか、あるいは無名メーカー製にオリンパスの冠をつけているのではないかとか、よくわかんらんです。

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秋へ向けて

 先週から夜勤体制へ再び突入しております。

 何度か触れてますが、世間の一週間サイクルの流れとは相容れないことが多い4日サイクル生活となりますので、いろいろと長所短所はあるのですけれど。
 秋雨前線さえ近づかなければ過ごしやすく好天が続く当地の気候からするなら、平日に野営へ出歩く絶好の機会でもあります。

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 ストームクッカーオンリーでどこまでいけるかというのを試したいですし、ライトイヤー1を調達したのは正解だったのかどうかというとこも探求せねばなりませんしねえ(^^;

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 めったに県外へ出ない私。野営に関しては秋田県内にまだまだ攻めなければいけない野営地がたくさんあります。
 くるみ台は常に行きたい野営地として別格ながら。定番のカラミナイで野営したことは一度もありませんし、ソロ向けのボンヤリ野営適地はまだまだたくさんあるのです。

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 とくに弱いのは県南内陸地区でして。以前に湯沢の東山森林公園へ突撃したことがありましたけど、いわゆるひとつの「出る」と言われている雰囲気を堪能したのみで、心に残りませんでしたしねえ。

 雄物川河川公園は野営するにはあまりにも公園然としてまして、まるで都市部の公園で野宿しているに等しい環境に挫折。新規に県南へ落ち着ける野営地を確保するのは、そこはかとなく課題かなと。
 そんなわけですんで、相野々ダムの奥にあるという噂の野営地は攻略しておきたいところです。

 ああ、いつの間にか野営優先で行動計画を練ってるじゃないかとか、そういう突っ込みは不可です。調達した機材に関して適性を調べるのは、撮影機材と同じなのですよ。安心できる野営地の確保も、一泊撮影行には重要なことなのです。キリッ

 なのに残暑が厳しくお疲れがちな我が身が恨めしかったりしてる今日この頃なのでした。

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大曲の花火 2012

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 はい、今年も桟敷席で参戦いたしました。大曲の花火。

 今回はコネが全滅。抽選にも思いっきりハズれましたので、自由席スペースから斜めに見るしかないのかと覚悟しちょりましたが。
 たまたまタイミング良くTwitterにて桟敷席券を頒布してる方を発見しましてな。交渉して譲っていただいた次第。もちろんボッタクリなどではありません。正当な経費のみ上乗せで。ありがたいことです。

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 いつもにも増して真面目に撮ってはおりませんので、結果に期待してはいけないのこと。得意の膝三脚すらやりませんでしたので、ブレブレでひどい出来www

 大曲の花火といったら、ゴージャスさに技術を生かした大会提供花火に尽きるわけですが。今年はいまひとつ評判がよろしくないですねえ。
 派手さに欠けるという理由のようで。つまりわかりやすい大袈裟な仕掛けと、数字で判断できる打ち上げの数とか。
 大曲の花火大会は観覧花火じゃないので、技術とセンスも大きく問われる大会。その大会のメインが大会提供花火なわけで、冒険はあまりしませんし、派手ならいいというものでもありません。けれど6分間の光の一大ページェント。さすがですわ。進歩してる技術は確実に取り入れてます。

 今年は変化球的な締めでしたけれども、こういう見せ方もあるのだよ、という提案に等しい締めでして。ステージダンスをモチーフにした構成としては、いいフィナーレだったと思いますよ。

 ただし競技大会としては、今年は各社の定番割り物レベルが低かったように思えます。風が強いわけではないのにきれいな円形を描けない。燃え残りがやたら地上に落下する。そういうのって大きく減点される要素なんです。
 創造花火でも低い高度で尾を引く花火を上げてる業者さんが少なくありませんで。ヨソの筒に火が落ちたらどうすんのかと心配になる具合。実際に一発地上で炸裂してましたしね。

 今回はニューカマーの業者さんが少なくありませんでした。それで全体の技術が低く、そのくせして迫力や構成で魅せようというのは上手な花火が多かったのですね。
 初参加の業者さんはいい勉強になったろうと思います。大曲の花火に誤魔化しは効かないと。基本がきっちりしてなきゃダメなんです。競技大会ですけん。

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 で、今回は初めてJRで会場へ向かってみたわけなんですよ。普段はのんびりとした田舎の路線が、臨時列車充填でダイヤがキツキツのご様子。
 田舎路線で日が暮れる前から10分遅れ運行というのは、日本の鉄道マンからしたらプライドが傷つく事態であったのではありますまいか。

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 行きはよいよい。帰りは同じ時間帯に76万人が帰路に集中するわけで。知ってて会場で1時間くらい飲んで時間差狙いで帰るのですけど。
 そういった意図的な時差を作ってみても、大曲駅前へ来たらこの人出。これでもまだマシなんです。早い時間帯ですと500m先まで行列ができてますから。意図的に遅く来て、駅の敷地に入れただけラッキー。

 総合的な観点からしたら、桟敷席で観覧スペースをキープし、鉄道で現地入りするのが最強かもしれまへん。
 観覧スペースが確実に確保されているなら、ゆっくり現地へ入ればいいことですし、なにしろ飲めますんでな。クルマじゃそうはいきまへん。
 そしてJR大曲駅サイドも年に一度の阿鼻叫喚は学習しておりますため、徹底的に事故が起きないよう、かつ客に不要なストレスを与えないようにと工夫してるんですね。

 駅だけじゃありません。花火大会の運営サイドも、年々有名になって来客が増える花火大会に備え、工夫を凝らしています。
 ゴミと残飯の現地投棄はかなり前から推奨して安全面に配慮してますし、桟敷席を構成していた部材を中古品として安く捌いたりですね、経費的にも工夫して。

 花火業者さんの熱意と大会運営サイド、そして周辺公共交通機関、スポンサーとして協力している地元企業、大曲の花火を愛するファンのおかげで、全国一の花火を毎年楽しめるわけで。
 今年もここに座れてよかった。それが正直な私の感慨。私の平成24年度は土曜で終わり、日曜からは平成25年度ですwww

 農村に泊まろうという算段。盲点がありました。無人駅からオフクロの家まで帰る道には、街灯がなく。ヘッドランプを忘れてきたのにどうしよー。
 ええ、漆黒の闇の中を盲目同然で歩いてまして、側溝へハマりました。奇跡的に怪我は左手の突き指だけで済みましたが、なにしろ農村の側溝はサイズが大きく。私の頭髪がゴミだらけになっていたくらいのサイズでしたw

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ライトイヤー1 その3

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 実は密かに買い物失敗感が徐々に出てきてたりして(^^;

 自立しないのは覚悟していたけども、寸法のわりにずいぶん使い勝手の悪いインナー容積だなーとか。せっかく新調したサーマレストが敷ききれないっぽい床寸法とか。
 前室が予想していたよりも小さく、これじゃ調理なんかできないかもしんないし、雨天停滞での調理を前室でやろうなんて論外っぽいとか。

 実はソロテントに関して過去に自分が書いた記事を読み返してみて、つくづく「なんでライトイヤー1を選んだwww」と思ってるところでした(^^ゞ
 フライの材質はポリエステルにこだわり、できれば出口はソロでも2つ欲しいとか、前室で雨天煮焚きができなきゃ論外とか、そういう条件を並べていたような記憶があったりしまして。なのになんでライトイヤー1に手を出したかな。うーむ。

 高校の頃からシェラデザインズのブランド名が頭の中にありましてね。いつかはシェラのテントを使ってみたいと。そんな潜在意識があったのでしょ。
 フライの色さえ除けば、どう考えてもシェラならゾロ1が私のニーズに合致しているはずなのに。そう、色もあるんです。

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 この地味な青のハマーヘッド2。機能的にはかなり気に入ってるテントでして、今でも自分のチョイスを誉めたいくらいなのですが、なにしろ元が山岳用テントですけん。質実剛健といいますかね。色のセンスが古いというか。

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 しかもお馴染みの一つ目小僧。そういう外を観察する窓はいらないのよー!みたいな。いかにも山岳テントの出自。

 でも現行型というか最終型のハマーヘッドはすっかりアースカラーになり、ワサビ色のフライが羨ましかったりしましてねえ。
 どうも廃番になってるっぽいですから、ワサビ色を買えた人はラッキーでしたなと妬ましく思いますw

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 って、MSRもアースカラーかい!ユーロ圏限定カラーじゃなかったのか!w

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 MSRというと黄色いフライのイメージがありましてね。ええ春先には蜂が寄ってくる色のフライです。またこの前はオレンジ色のフライで、MSRというとオレンジ色のフライを象徴として意識している人は多いみたい。
 ですがフライのコーティングが加水分解してどうのという話もよく目にしたわけで、安くはない買い物をするのに加水分解ってのはメーカーさんとしてどうなのよ?という根本的な疑問があって、もう忘れたことになっていたのに、その現行型のアースカラーはねえだろ。しかも加水分解しねえってよw

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 買い物を失敗した感が日に日に強くなっているものの、まだこいつでマッタリとした時間を過ごしてはおりませんので、判断は後日に譲りたいと思います。

 先日の野営ではまさに酔っ払って寝るだけでしたが、少なくても暑さのストレスは皆無でした。風の強い場所で野営したらどうなるかに興味はあります。
 MSRの非HPのハバシリーズはメッシュインナーのくせして風を通さないという噂があり、かつ湿気がこもるという指摘もあるようで。そのへんから高価なHPシリーズに発展したようですが。
 ライトイヤーは夏場に酒を飲んで酔っ払ってからテントの中に飛び込んでも、外気と同じ室温ですんで、安眠は約束されてるような長所は確認しておりますよ。

 ただタープもいっしょに持ち歩かないと雨天煮炊きの対応がないのかという危惧がね、ちょっとあったりしまして。タープ併用というのはせっかくの軽量ソロテントをスポイルしますな。
 次回はいちおうタープも準備しつつ、できるだけライトイヤー1オンリーで過ごせるよう、鋭意努力したいと考えています。火器はストームクッカーでw

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ユリシーズはいいぞ

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 誰も見ちゃいないバカブログで宣伝してもしょうがない気はするのだけど、そうだったのかと気がついたことが最近あったので、友人の店を紹介しちゃう。
 その名もユリシーズ。よく間違われるらしいが、ユリシリーズじゃねえぞw

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 私はシグマDPを購入するに当たり、ユリシーズのボディスーツをワンセットと考えていたようなことをよく書くけれど、正直な話、遠くに住まう友人がどれだけの物をこさえたのかと興味があったのですね。
 で、DP2単体では非常にボディのホールドが心もとなく、なにかカメラケースのようなものでヘルプするのでなければ、S90へ施したように自作のグリップを作ったかもしれないほど。

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 DP2へ手を出すに際し、ユリシーズさんのボディスーツを装着するつもり満点でしたので、あまりに素っ気無いシグマDPにオサレをさせる意味もあって注文したのでしたが。

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 このところDP2mにヤラれてしまってるユーザーさんの話をよく目にします。でも逆目に張って、旧機種と化し安くなってるDP2xへ手を出す人も少なくないようなのです。そんなユーザーさんからよく耳にする不満点が「手ブレにシビアなカメラ」なんですね。

 私は普段シグマDPを使っていて手ブレしやすいと感じたことはありませんし、仮に手ブレしたとしても、それは自分の技量が劣るのだろうし、あるいは選択するISOの問題であろうと軽く考えてました。
 もしかしたら手ブレ補正が当たり前の世の中で、それに慣れてしまったユーザーさんが漫然とレリーズしてる結果なのかもしれませんし、シグマDPが手ブレしやすいカメラというわけではないと思うんです。
 これがDP2mとなれば、画素数の飛躍的増加により、ちょっとしたブレすら克明に記録してしまうのかもですけど、旧DPでも手ブレの話題は絶えることなく。

 そこで気がつきましたよ。私はユリシーズさんのカメラスーツを装着してからというもの、ホールディングの不安による手ブレの心配なんざしたことはありません。

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 このノッペリとした可愛げのないボディが、手にフィットするはずがないといいますかね。大きさ的にはいいサイズのボディながら、これで皮シボでも貼ってあったらまた別でしょうけど、ツルツルしちまってシッカリ握りづらいとこはあるっしょ。

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 そういった撮影時の手助けになる存在でもあるのですよ。しっかり握れるから手ブレの不安なんかないです。単なるドレスアップとは違うのですよ。ユリシーズさんのボディスーツは。
 なにしろ企画してる本人がスナッパーですから。銀塩にせよデジタルにせよ、使いにくいものを作るはずがない信頼感があるのですね。どういう人間かを知っているからこそ個人的に信頼しているところもありますけどネ。

 まあそんなわけですんで、シグマDPで手ブレに悩んでらっしゃる方は、騙されたと思ってユリシーズさんのボディスーツを買ってみんしゃい。って、旧DPのボディスーツはディスコンになってましたぁ。しかもDP2mのボディスーツは企画中w
 なんともタイミングの悪い時期に取り上げてしまいましたが。あたしゃDP1mへ期待しておりますので。

 ん?DP2mで使えるボディスーツなら、そのままDP1mで使えそうなもんですが、なぜユリシーズさんはDP2mしか謳ってないんでしょうかね。なにか裏情報を知ってそうな彼のやることですから。気になりますw

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意味なしw

 今回の流星観測隊は大荷物になってしまい。というのも、久しぶりの野営で道具が散逸しておりましてね。それをエイヤと一まとめにして持ち込んだため、無駄に道具を持ち歩いていたのでした(^^ゞ

 で、以前から野営の時に「カメラバック必要なのかぁ?」とは自問自答しておりました。ええ、野営の時でもドンケなものでw

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 どうせ野営に行ったっていつも通りにたいしたものは撮っちゃいないので、センサーサイズにこだわる意味があるのかどうかわからないのですが、「大は小を兼ねる」がデジタル機の場合ほぼ的確なのではあるまいかと思っていまして。
 でも今回の野営では、実にカメラバックを荷物に感じてしまいましてねえ。

 銀塩の頃ならkiss3に逃げるという小型軽量装備ができたものの、いやはやデジタル機というのはデカくて重い存在。これでフルサイズになったら、もっとカメラが大きく重くなるのかと思うと、もう手を出す気になれない体力不足の中年。
 いや60Dでも重いと感じる場面はありますので。軽すぎるボディの弊害というのも承知はしているものの、自分の撮影スタイルを考えますと、重い機材ってのは合いませんな。

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 あー、なるほど。重くてイヤーンな人にはマイクロフォーサーズがあるのね、と納得。

 一般的なコンパクトカメラよりもずっとセンサーサイズが大きく、センサーとエンジンによってはもっと大きなセンサーを搭載するカメラの絵を超える可能性も。OM-Dとかね。
 光学ファィンダーがないに等しいミラーレスという基本形態から、もうなんにも眼中になかったマイクロフォーサーズ。けれど中途半端な存在のように見えて、カメラの大きさや重さにこだわるとアリなのかと気がつきました。

 使うとしたらカメラバックレスで酷使するスタイルにします。かつてのkiss3的な使い方ですね。傷がつこうがおかまいなし。
 思っていたよりボディは安く流通しているようですし、パナのGF5なんて、中身からしたらバーゲンプライスでねえの?と思うような価格。同じくらいの価格帯にはいわゆる「高級コンパクト」と呼ばれる機種も並んでたりして。お買い得感が高いような。

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 まあセンサーサイズが一般的なコンパクト機より大きな便利カメラ、という位置づけで使おうという話なのですよ。
 タッチパネル液晶であるとか、個人的に使いにくそうではあるものの、どうせプログラムAEでしか使わないのでしょうし。ホットシューがなくても関係なし。

 と思ったら、これ電動ズームなんですね。電動ズームは百害あって一利無し派の私としては、いらねーよそんなもん。かといって、なんぼ写りが良くても単焦点パンケーキは用途に合わず。
 しょーがねーなーとレンズを漁り出しますと、これがまた意外と安くないんですな。当たり前のお値段。ボディに比して高いともいえます。使いたいレンズと組み合わせちゃうと10万くらいになっちゃったり。

 そんな出費をするほどの必要性があるわけではなかったりもしまして、いつも通りに買い物賢者タイムへ戻るわけですw
 センサーサイズにこだわらなければ、今や半分現場工事カメラと化してしまってる我がS90でも十分でした(^^ゞ
 せいぜい「S90を現場カメラにしてS100を調達する」と「S90はずっと使い続けるとして、現場用マイカメラとして安いタフ機を導入する」程度の選択が現実的ですな。

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 昨年の仙台において酔っ払って落下させ、動作不良が起きていたはずのS90は、何事も無かったかのように現役でして。
 どうせそのうち動かなくなるだろうと思い、S100へスイッチしようかと思ってたんですがねえ。S90はまだまだ現役です!

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ライトイヤー1 その2

 私ウソを書いておりました。シェラのライトイヤー1はインナーとフライを組み合わせればかろうじて自立すると書きましたけど、実験の結果、無理と判明www

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 つまり、しっかりとしたペグダウンができなきゃ自立できない、完全非自立型ソロテントなのですよ。

 なるほどこのタイプは人気がないはずです。というのも、テントを買い求める人はキャンプ好きとは限らず、単なる夜を過ごす手段としてしか考えていない人も少なくないのです。道の駅などで強引にテントを張る人はいますから。
 そういったユーザーさんにとっては、自立できないテントはオールマイティとはいえないでしょうし、トレッキングが趣味の方にしても、テントを張る場所を選ぶことになるわけで、どこでも隙あらば野営しちゃろうというスタイルには合わないといえます。

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 同じシェラのソロテントでも、ゾロ1のようなオーソドックスなドームスタイルのほうが、荷物の収容にも都合がいいのではないかと思います。
 完全防水のバックパックであったとしても、テントの外へ放置したまま寝るというのは、あまり気持ちのいいものじゃありませんからね(^^;

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 なんで予定通りにゾロ1を買わなかったかなぁ。その理由は、フライが真っ青でして、もうちょっと地味な色のが欲しかったということと、20年くらいの間、一度は使ってみたかったスタイルのテントが、たまたまシェラではライトイヤーという名のモデルであったこと。
 最後の決め手は価格でしたけどもね。米国現地価格と大差のない価格で販売されているお店を見つけてしまい、この価格なら失敗してもいいやと。

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 で、ライトイヤー1の詳細を少し。

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 これ曲げて広げたわけではなく、左右対称デザインじゃないのですよ。寝た場合に頭側になる部分が変則的なカタチ。これは出入り口の大きさを確保するためではないかと。

 え?これしかポールを使わないの?というくらいに、たった2本のポールだけ。かなりテンションをかけてインナーと接合させるタイプ。

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 ポールの先は球状に加工されており、それをインナーの樹脂パーツへ差し込むことで固定されます。

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 インナーの上側はご覧の通りに簡単な結合ができるような樹脂パーツを使ってますね。これなら少しくらい暗い場所で設営しても迷わないか?

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 本来は自立できないのですが、微妙なバランスを保たせて強引にポールを立たせてみましたw
 この時点で確実なペグダウンによってインナーをきっちり張っておけば、おそらくうまくいくはずなのですが、どうもハマーヘッド2ほど簡単ではなく、インナーの床が変に浮いたりしましてね。どうやったらきれいに張れるのかは未だ不明。

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 フライはインナーに縫い付けられた樹脂パーツへ樹脂バックルで結合します。もちろん張り具合の調節は可能。緩めにしといて結合してからテンション調整をするという、テントを張る一般的なお作法そのままですね。
 ハマーヘッドではそういう細かい気遣いをまったく必要としませんでしたので、本来のテント設営はこういうものなのだろうと思うことにしてます(^^;

 このインナーに縫い付けられた樹脂パーツにループ状の紐がついてまして、これを使ってペグダウンするわけなんですが、なぜか一箇所だけゴム紐。ここで調節しろという意味なのか、逆にここだけは固定して他を調整しろという意味なのか、まだわかりませんw

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 付属のペグは軽量丈夫なジュラルミンのVペグ。こりゃコストかけてまんなーと感じますが、私の好みはシンプルなピンペグ。Vペグは打ち込む地面を選びますのでね・・・。

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西馬音内の盆踊りに行ってきたど

 わりと有名な西馬音内の盆踊りに行ってきました。ローカル色の強いお祭りにありがちな「曜日ではなく日付で祭り実施」なので、最終日が週末、しかも天気予報が急変して晴れになったとなれば、これはいいタイミングだろうと思いまして。

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 ウロチョロと会場全体を探索できるほど踊りの場は広くはなく、とりあえず初参戦ということで、おとなしく半径15mくらいの中を移動するだけでしたが。

 (1)立錐の余地もないほど混雑しているわけではないこと。
 (2)遅い時間帯になればなるほどベテランが登場するシステムで、逆に観客は遅い時間帯は減ってくるということ。
 (3)ただし絵になるうなじはあまり遅い時間帯ではないほうが良さそうなことw
 (4)背景がとても大事で、シブい黒板塀などが理想的であること。
 (5)スローシンクロと相性が良さそうであること。

 とりあえず学習してきました。

 全国的に知られ、とくに写真雑誌などに掲載されることが多い盆踊りですので、大渋滞も覚悟してましたけど、全然そんなことはなく。公式に指定されている駐車場近辺くらいですね。ちょっと渋滞するのは。
 お年寄りの観客が多いせいか、ちょっと街から離れればいくらでも停める場所はありそうな。

 で。今回は写真同好会状態だったのですが、外付けのフラッシュが2台あるのに、電池が1台分しかないという凡ミスw
 私は手ブレ補正レンズですからなんとかなるかもしれないと思い、カメラ内蔵のフラッシュで勝負に出てみたんですが。

 まずアベイラブルライトでは無理。ISO1600まで考慮しても無理。相手は踊り手さんですから。動きが止まった瞬間を狙うしかありませんが、それじゃワンパターンになりがちで。
 かといってフラッシュのボン焚きじゃ、平板なカットになりがちで。それでスローシンクロという答えしか私には残らなかったんですね。カメラ側のISOをかなり高めに設定していましたので、貧弱なカメラ内蔵フラッシュでもなんとかなりました。

 スローシンクロといっても、せいぜい1/2秒くらいまでですか。できれば1/8秒を確保したい感じ。
 踊り手さんの動きを表現するという意図よりも、アベイラブルライトを少し取り込み、かつ光を少しでも回らせて平板なカットにならない努力という意味でのスローシンクロ。

 下手な鉄砲状態でしたから公開するカットは少ないはずですけど、私なりに来年へ向けての課題は把握したつもりでおります。

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ストームクッカーS 黒 その2

 山口から送られてきたお酒を野営ではいただきましたのよ。

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 濁り酒で発泡。冷やして飲めば、まさに夏向けといった趣きのお酒でした。

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 秋田人的な表現をすると、ラシャンテ風のフルーティさながら、もうちょっと日本酒寄りで、発泡も派手な感じ。米の味はしっかり残っていました。

 日本酒好きが同席しておりましたので、全部飲んじゃいまして。えらい酔っ払ってましたね。当地で表現するところの「ホジ流し」。
 ホジというのは仏教用語でいうところのホンチ(漢字は忘れましたw)で、人間の本性とか性根という意味のようですが、秋田弁の場合は「常識」と解釈したら適切かと。「ホジ無し」とは非常識人を意味します。
 ただし「常識」という意味合いの他に、ローカルルールを守れないとか、協調性の無さを表現する場合も多く、いかにも田舎的な雰囲気が漂いますね。

 また、当地では夏に「ねぶり流し」という行事が各地で行われ、竿灯祭りもねぶり流しの一環で派生的な祭りなんです。
 「ねぶり」とは、夏場に不意に訪れる眠気のことで、夏バテから来ている場合もありますね。これを流してやるということで、夏の祭りになっています。
 つまり「ホジ流し」というのは、常識を川へ流してしまうかのような勢いを指します。ええ、たいていは酔っ払いですねw

 話はストームクッカーの続き。

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 私が買い求めたストームクッカーSの黒バージョン。この黒いミニケトルにフラリときましてね。これバラ売りだと入手できないんです。黒バージョンじゃなきゃセットになってませんで。そういった希少性にヤラれましたwww

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 ストームクッカーはアルコールストーヴありきで、この有名なトランギアのストーヴが基本。いちおー公称燃焼時間は25分ということになってまして、この場合の燃料は2/3ほど入れてくださいという具合。
 満タンで実使用した場合、現場の環境にもよりますが、公称値の2倍の燃焼時間が稼げるといわれてるようです。

 私は8割ぐらいの目分量で燃料を投入しまして、全開で15分ほど、トロ火で計45分くらい使いましたが、燃料は2割くらい残ってましたよ。全開で使い続けなきゃ、けっこうもちますね。
 アルコール燃料もしょせんは液体燃料、コストは高いと指摘する方もいらっしゃいますが、昨今田舎でも見かけるドラッグストアで燃料は普通に売ってますから。個人営業の薬局にもたいてい置いてありますしね。調達は楽なのです。
 この燃料調達の気軽さはメリットです。燃料もメーカーによってピンキリですしね。カセットガスくらい価格に差がありますわ。

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 こういった具合にアルコールストーヴを器の中にセットするんですよ。

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 この状態はまだコッヘルがセットされていない状態。下半分が嵩上げと空気取り入れ。上半分が煙突みたいなもので、ようはアルコールストーヴの熱気で上昇気流を作り上げる仕掛け。
 本来ならば頼りなく風に弱いアルコールストーヴが、ストームクッカーに仕込まれた瞬間にやたら元気が良くなる様には、もう笑っちゃうというか、これかぁ!って感じです。

 カタログ的にストームクッカーSへ同梱されるコッヘルを紹介しますと、1.0Lのコッヘルが2つに、コッヘルの蓋と兼用のフライパン、そして鍋つかみ。んで0.6Lのミニケトル。
 私はそこへオプションの湯切り板を追加しまして。これがなかなか使い勝手の範囲が広いと好評。雪上で沈まないようストームクッカーの下に敷いたり、あるいはまな板の代用とか、いろいろ使えるわけです。

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 あたしゃ西欧風にパスタなんざやったりしませんのでね。本来の湯切りとして使うかどうかは未知数ながらも、きっと使うシーンは突然に来るだろうと思って調達しました。
 なにしろ飲みながら晩飯を作りますんで、ハッと気がついたらアレがないとか、そんなのいつものこと。今回もあるはずのオタマがなくて泣きましたしw

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 何度も触れていますが、トロ火が可能という点が優れていると思います。上の画像はストーヴ本体へOリング付の蓋をしているところと、火力調節用のカバー。
 使用時には蓋は無し。代わりにこのカバーを載せますと、開口の大きさで火力を調節する大変シンプルな仕掛けになりますのよ。プリミティブなやり方ながら、簡単確実。
 ただしストームクッカーの場合は防炎防熱の手袋があると楽です。私が野営で使ってるのは安物の数百円の普通のホムセン皮手袋ですが、十分でした。

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 ほれ。昔から使ってるトランギアの廃番コッヘルも、ピタリと載ります。そりゃそうです。同じメーカーの品ですから、基準寸法が一致していても当たり前。トロ火でコトコト煮炊きできるんですね。

 山屋さんを中心に「重い」と言われることが多いストームクッカーながら、あたしゃどうせのんびりバカ野営ですし、火力がどうのというほど時間を急ぐ野営でもありませんので。すごくいい相棒になってくれそうな予感。

 ただしケトルを同梱しちゃうと、もうパッキングの余裕がなんにもなくなっちゃいますので、この黒バージョン以外はケトル別売という仕様も理解できますね。ケトルがなければカトラリーだの収納する余裕はありますんで。
 軽量化に特化したウルトラライトや、表面に耐久性の加工を施したハードアノタイズド仕様が売れ筋だと思いますし、実際に黒バージョンは限定品みたいな扱いです。

 頼りないはずのアルコールストーヴが大化けするこのシステム。知識として認知しているのと、実際に使うのとでは、ずいぶんと認識に開きが出ますぜ。酔っ払った勢いでポチッて良かったと激しく思っているのでありました。

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ストームクッカーS 黒

 ソロキャンパーで、しかも徒歩行という、プリミティブな野営者が都会に多いというのは、交通事情があるよねえ、とか思ったりして。

 田舎ならたいていはクルマがなきゃ生活が成り立たない人がほとんどですし、交通量も少ないですからね。思い立ったらすぐ野営に出かけることも簡単です。
 でも都会でクルマを足にして野営へ出ようとすると、渋滞回避と移動時間稼ぎのため早朝に出かけたりしなきゃならず、高速を利用するとなおさら渋滞を警戒したりしましてね。

 徒歩行ならクルマ移動ほど早めの出発にこだわらなくても良くなるわけですけど、そうなると背負う装備品の軽量化やコンパクト化にこだわるのは自然なことですよね。
 こと野営に関しては、田舎に住まう身が幸せなのだと思っております。公共交通機関の貧弱さから徒歩行野営は厳しいものの、クルマでスイッと野営地に行けますんでねえ。

 で、ストームクッカーに関してなのですよ。

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 私が手を出したのは、トランギアのストームクッカーという商品のSサイズ、黒バージョンです。

 ストームクッカーにはSサイズとLサイズがあり、Sがソロから2人向け、Lはそれ以上の人数のパーティー向けという位置付けのようです。
 アルコールストーヴを基幹としたトランギアの火器システムはとても興味深いもので、とかく火力が語られることの多い野外火器の中では異色の存在なのですね。

 ここであらためて野外火器の燃料に言及すると。使いやすさと火力では断然ガスボンベですがな。火力の調節は簡単だし、低温下ならプロパン含有のボンベを使えばいいわけですしね。氷点下になるような環境じゃ、普通は野営なんかしないし。
 液体燃料の定番は白ガソリンですな。精製ガソリンってやつ。着火が確実で、加圧さえできてりゃ安定燃焼。コストはものすごく高くつきますが。
 灯油は少数派ながら、ガソリンより熱カロリーが高く、着火はしつこいところがありますけど、火がつけばこっちのもん。ただコッヘルが煤だらけになっちゃいますけど。

 アルコールってのは液体燃料の範囲に入るのでしょうが、とにかく熱カロリーが低く、頼りない炎です。利点としては燃料調達が街のドラッグストアですぐ買えることと、シンプルな火器でも使えること。

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 トランギア火器システムの基幹となるアルコールストーヴ。型番はTR-B25。この真鍮製のシンプルな構造のストーヴ単体だと、軽量コンパクトでタフなのに火力が頼りなく。
 ところがストームクッカーというコッヘルシステムに組み込まれた途端に、やたら頼りになる存在に変身するのでした。

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 先日の流星観測では、なんとディナーにチーズフォンデュとかいうオサレなメニューが登場したのですけれど、チーズを温めるためにトロ火が必要であると発覚。予定ではバリフューの出番なのに、ガソリンでトロ火は無理ー!
 というわけでストームクッカーの登場に。遊ぶ暇があったらいじってようかと思って持って行ったのに、いきなり本番デビューというのは、こういう理由だったのです。

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 前置きが長くなっちゃったので、次回へ続けます(^^ゞ

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ライトイヤー1

 あらためまして。ソロテントとしては初調達になったシェラデザインズのライトイヤー1。

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 このスタイルのテントは昔から存在しているわりに、自立できないという点が嫌われるのか(インナーとフライを組み合わせることによってかろうじて自立はできます)、はたまた変則デザインのインナーから床面積がギリギリになっちゃうせいか、いまひとつ人気はパッとしません。
 けれど私は軽量に作られることが多いこのタイプのテントに以前から惹かれる部分がありまして、いつかは使ってみたいと思っていたんですね。

 いざ設営してみますと、頭の中で考えていたより小さなもので、床寸法の最長部は287cmあるのですけど、菱形に近い床の形でして、フルに長さを生かせるというわけではありません。

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 こういった床の形ですので、意外に余裕がないんです。また、張りなれていないせいでしょうか、天井部のメッシュがダラリと垂れ下がってきている状態で、狭い感じがなおさら強くなるという。

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 長年使ってきているハマーヘッド2にすっかり慣れてしまっているためでしょうね。狭く感じるのは。ビビィザックほど極端ではないのでしょうけど、ちょっと圧迫感がありました。

 背負ってきたバックパックはテントの外に置くしかないのかという状況でして、テント入り口の逆側のフライとの隙間に置くしかないかとか、テントのしっかりとした張り具合確保と共に、今後の課題。
 また、前エントリーで触れましたが、雨がインナーの中に入りやすい点も、もしかしたらインナーをしっかり張ることで回避できないものかとか、これも課題ですね。

 数値上の寸法で考えて買ったつもりでしたけれど、頭の中で立体的に把握する能力に私は欠けたらしく、いろいろと想定の範囲外(^^ゞ
 ですが意外にうれしかったのが、実はテントの収納袋。

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 シェラのテント袋定番の、袋の口が広くなっている仕様。取り出す時も収納する時も便利この上ありません。どうせドローコードで入り口は絞っちゃいますから。
 また、袋の寸法にかなりの余裕がありますんで、なおさら収納は楽。これはおそらくオプション扱いのグラウンドシートも収納できるようにじゃないかと。
 日本ではテントの底に穴が開くような場所で野営しなきゃならないのは、山岳くらいだと思いますが、おそらく米国では普通にそういう場所があるのではありますまいか。私はグラウンドシートを使わない派ですけれど。

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 今まで使ってきたハマーヘッド2との比較。ハマーヘッドはフライとインナーとポールでパンパンになってます。

 重量的にもハマーヘッド2は私が使っているバージョンで公称3.4kg。登山用のタフで容積十分なテントとしてはそんなに重くはないと思いますけれど、ソロ行テントとしては明らかにオーバーキャパシティ。滞留型の野営ならソロで快適といった感じ。
 対するライトイヤー1は重量わずか1.5kg。数字による重さの差だけではなく、手にした時の軽快感がまったく違います。気軽に持ち出せる感じ。

 けれどソロ行テントはなにかを切り捨てて軽量化しているモデルが多いのも事実。そのへんは今後の使用で探っていきたいところです。

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流星観測隊惨敗

メール投稿更新@農村

お盆休みがない会社に勤めておりますので、有給休暇にて夏休みを確保。日曜夜のペルセウス野営から、そのまま農村入りしております。

天気予報から明らかであったように、曇り空の可能性が高く、天気が下り方向であったため、なおさら流星なんざ見えないのではないかと。
ええ、結果的に惨敗でした。日中に晴れ間がありましたのでワンチャンスに賭けたのでしたが。

で。ソロテントをデビューさせ、予定外のストームクッカーデビューもさせてきちゃいました。単に野営をしに行っただけw

ソロテントはシェラのライトイヤー1というスリーシーズンタイプのもの。「お高いんでしょ?」と思っていたテントでしたが、某店で米国価格並の値付けを発見。これなら買える!待たされましたが無事入手。

ライトイヤー1の長所短所は、次回以降の野営にて詳細を確認したいと思ってますが、とりあえず第一印象を。
驚くほど軽く小さく持ち運べ、収納は楽です。またフライを張らなきゃ自立できないタイプで、フライ単体でも自立できません。
インナーがメッシュタイプなので、雨の日の設営はナーバスですね。このへんはモンベルのムーンライトのような形が雨の設営が楽かと。
ただし設営は慣れれば数分で完了しそうなので、簡単設営ではあります。

居住性については、フライ出口を全開にしてますと雨がインナー内に垂れる開口仕様。全開にしなきゃ出入りが面倒なので、ここは注意点。
また、漫然と張っちゃうと、インナーがダラリと内側へ落ちてくる点は次回の反省に。

ストームクッカーについても詳細は後日へ譲りますが、手短に感想を述べるなら「ものすげー使えるじゃんか!」ですね。
火力もきちんとありますし、トロ火が使える点はメリットですな。

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ストームクッカー

 ポチッとな、報告その1。

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 久しぶりのトランギアですよ。

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 細々とでも野営趣味を続けていれば、いつかは手を出すであろうと予想していた例のアレです。
 燃焼ランニングタイムの短さから、私の使い方には合わないはずだという買わない理由付けをしてきたアルコールストーヴ系。汁系鍋やらシチューでいつも誤魔化してますからね。25分の燃焼時間では心細いものがあります。

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 ですけど、この黒いミニケトルにフラリときてしまい。黒ケトルはストームクッカーの黒を買わなきゃ入手できないのです。バラ売りは普通のアルミ地のやつしかありません。

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 ストームクッカー買うなら、軽量に特化したウルトラライト仕様か、耐久性に優れるハードアノダイズド仕様しかねえだろって、普通のアウトドアフリークの皆様はお考えになられるのでしょうけれど。
 どうも私は徒歩行で出撃することが今後もなさそうだという観測があって。徒歩行前提でミニマムなところを追求しかけた時期もありましたけど、結局はクルマで移動すんのよねの田舎生活。ならば趣味性に走っても良かろうと(^^ゞ
 円高のせいか、かつてよりお安くなってるのも、ほろ酔いポチる気分を後押ししてくれましたね。1万円ちょっとならアリかなと。

 ペルセウス流星群の観測には持ち出さない予定。不慣れなアルコール燃料は、以前に室内で遊んでてボヤ寸前になってますし、じっくりと腰を落ち着けたダラダラ野営で試したいと思ってます。
 無職時代に自作して遊んでたアルコールストーヴと、どのくらいの火力差がありますでしょうか。自作バーナーはまだ捨てないで取ってありますけど、サイズ的にストームクッカーには収まらなかったします(^^;

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 ストームクッカーは理詰めの完成されたシステムなので、これを中心にしてしまうと、やれ燃焼時間が短いとかモアパワーとかいう話になりがち。やがては他社のストーヴを仕込むという展開がお約束のようなw

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 低気温時に持ち出すイワプリのバリフュー。分解しなきゃストームクッカーのストーヴ固定位置には収まらないわけで。中途半端な仕様で全然売れなかったママ子の存在ながら、バラすのはもったいなく。

 ちなみにバリフューはガソリンと灯油の2択可で「バリフューエル」、それに加えてガスも可能なマルチフューエル仕様がありますんでね、バリフューはあまり売れなかったらしいですよ。
 ですが売れなかったおかげでメーカーが放出し、安く調達できた恩恵がありました。あの価格じゃなきゃ、普通はMSRへ走るかと。

 バリフューをバラさない前提なら、どうせそれを理由におまえはまた火器を買うのだろう、と自分に対して突っ込みたくなりますけれど、それはアルコールストーヴで使ってみてからの話。
 意味もなく理想を追求したりカスタマイズしたがるのは、アウトドアアイテム好きにはよくあることなのでw

 そんなわけですので、ストームクッカーを使用した話はまた後日ということに。

 で、いつかタイミングが合ったら買おうと思っていたユニフレームのチタンミニケトル。廃番になってました( >Д<;)

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そのうち細かく取り上げますが

 やっと注文していたアウトドア用品が届くわぁ(〃▽〃)

 今年はペルセウス流星群を観測しちゃろうかと、週末の天気予報がガンガン悪くなってく昨今ながら、まだ希望を捨てずにいるのですよ。
 かといって週末はテントだけデビューして、火器はやめとこうかなぁなんてw

 買っちゃったんですよ。以前から一度使ってパフォーマンスを試したいと思っていた火器を。最近はガス燃器具の人気が高いらしく、すっかり市場から忘れ去られた観のある某火器。ムフフ。
 そのうち公開します。スベアと同じく完全に物欲だけで手を出した火器ですんで、なんか恥ずかしくてですなぁ。

 4千円の買い物で送料負けすんのがアレで、いろいろポチって5万コースの買い物になったのでしたー。
 とりあえずインフレータブルマットも買い足しました。徒歩移動で野営することはおそらく皆無に近いだろうと考えつつ、それでも小さくまとめられそうなサーマレストのものを。トレイルプロのラージサイズを調達してみました。

 国内ブランドのマットもがんばってるのは承知しておりますが、体験的にサーマレストのタフさを好んでまして。補修もユーザーサイドでできますしね。

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物欲賢者タイム

 たまたま土曜日曜と夜祭り連チャンでしたので、シグマ18-125mmとタムロン17-50mmとね、比較みたいに使ってみたのですよ。

 初見の撮影地に18-125mm、すなわち換算焦点距離28-200mmは有効だという点。また大口径ズームは開放F2.8通しのズームで手ブレ補正もありつつ楽なものがあると。
 けれどカメラ側の制御を自動で勝手にさせてると、実は開放F値が明るすぎるレンズは、考えている絵と違う記録をするのですよ。
 スナップなんざ露出は頭の中で組み立てているわけですけど、そこへISOオートという銀塩時代にはあり得ない自動制御が入り込んできて、撮影結果に驚いたりするわけでして。

 いやISOオートってのはデジタル機ならではの便利なものですよ。逆立ちしても銀塩には真似ができません。せいぜい現場で強引にASA感度(死語)を上げてやり、現像で増感処理するのが関の山。
 でも連続的に露出が勝手に変わってしまうISOオートってのは、便利なようで諸刃の剣ですな。とくに絞りのコントロール。たぶんF5.6くらいだろと思っても、撮影結果はF2.8開放全開だったりw

 カメラ任せすぎるというのは、結果的に自動処理の優劣でしかなくなります。いかなデジタル時代とはいえ、やはり露出感覚というのは持ち合わせないと、夜祭りの夜店を撮り歩くなんてできませんね(いまさらw)。
 そういった「自動化が万全になることはあり得ない」という基本を忘れている私が、なにを物欲を燃やしているのかと。自分の忘却と下手さ加減を機材のせいにすんなって。ねえ?

 というわけで、新常用レンズ調達は延期し、もっとシグマ18-125mmでがんばろうと思います。安い「当たりレンズ」で笑ってる姿が銀塩時代の私でしたでしょ。歪曲だの背景ボケだの考えてると、シグマ18-125mmの無難な写りってやはり貴重なんですよね。
 もっと便利なレンズは同じく望遠側の写りが物足りなく感じること必定。換算400mmなんていう焦点域は私に必要なく。

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 キヤノンEF18-200mmという選択肢すら検討しましたが、価格ほどのパフォーマンスがあるかどうか微妙。手元になにもデジタル系レンズがないなら検討する候補になり得ますが、お買い得18-125mmを放擲するほどの価値があるかといえば、「微妙」ですね。
 もうちょっと大きくて重くても文句は言わないので、18-125mmでF2.8-5.6とかで、歪曲も少なく後ボケもそんなに気にならなく、そこそこシャープなのだけど全体的な平均バランスが整ってるようなレンズがあったら、無敵ですな。

 でもそんなレンズは存在しませんので、なにかを捨てて高倍率ズームという利便性をゲットしなきゃならないのなら、むしろお買い得すぎるシグマ18-125mmを突き詰める行為が私らしいんじゃないのかなぁって、一時的に結論を出してみますた。

 シグマ18-125mmの夜祭りは、どうも光の通りがショボい印象を強く受ける絵でして、それが高コントラストになりやすい夜の撮影にプラスの効果を出す場面はあるでしょうが、光量が足りなくなると不利な描写になりがち。
 対するタムロン17-50mmVCは、期待したほど夜祭りに追従できていない印象。その原因がカメラ側ISOオート以外にありそうなのですが、まだ把握できちょりません。

 ただしシグマ18-125mmは色ノリが悪く、望遠側の描写が高倍率ズームにありがちな情けなさであることは明記しておきます。

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夏祭りシーズン真っ只中

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 夏祭りシーズンですな。例に漏れず、私もちょいと夏祭りを見物に行ったりしましたよ。秋田市の竿灯祭りは金曜スタートの4日間でしたので、地元民も行きやすく。

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 混雑した狭い場所でやるバカ祭りなので、いざ行くとなるとヤル気スイッチを入れなきゃ行けない私。
 混んでるし熱気がすごいし、背が高くて目立つヤツは交通整理の警官から目の敵にされ、やたら突っ込まれます。世の中不公平にできてるw

 けれど竿灯の祭囃子は、地元民として心が躍ります。竿灯の妙技を見せる人達には失礼ですが、あたしゃお囃子が聞こえてると満足したりしてんです(^^ゞ

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 近年欠かさず通いつつある湯沢の七夕絵灯篭もね、今年も行ってきました。

 遠隔地からわざわざお越しになるような祭りではありませんけれど、なんといいますか、秋田県では異色の祭りのように思えまして。
 ただただ絵灯篭が飾られているだけの祭りで、動的な要素なんかなんにもありません。けれどそれを地元で十分に承知していて、小さな催し物があちこちで行われていて、意外に飽きないのですよ。
 そして地域の若者がどっと繰り出し、この地域のどこにこんなに人がいるのかというような人出になります。普段の静かな田舎とは思えない賑わいになり。

 手作りのお祭りみたいなノリと、豊富な夜店。そこへたくさんの人が出るわけで、絵灯篭があって、まあ絵にならないわけがないのですよ。写真趣味の人間としては。
 東京近郊の地味なお祭りみたいな感じで、狭い地区に地域のみんなが集まってきて、バンドのステージはあるわ踊ってる連中はいるわ、あるいは地元のヒーローショーがあったりねえ。細かい見所があって、当地では異色の祭りだと私は思ってます。

 そのわりに収穫はショボく、もっと気合入れて撮らなきゃなぁ、なんて反省することしきり。

 当地の著名な夏祭りはどれも週末へ絡むことが多い当たり年。写真雑誌のグラビアを飾ることが多い西馬音内の盆踊りも、今年は金土日木金土。まったく勝手のわからない祭りなので、毎年躊躇しているんですが。
 いざとなったら現地でテキトーに野営すっか!と思っても、注文してるソロテントが届く気配無し(T_T)

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ミリオタ的に最近感じてること

 キスカなんていう古い記事を思い返し、海軍善玉論なんざ、生存者によるインテリ的言い訳のオンパレードに世間が踊らされているだけなのだなと、感じずにはおれなかった感覚を思い出しましてな。

 日本のあの時期においては不世出の指揮官と形容してもいいであろう木村昌福提督を取り上げつつ、周囲のステロタイプともいうべき戦争指導の海軍中枢の雰囲気も書いたつもりでした。
 「大和魂」を戦力として勘定していた愚かさといいますか、今でこそ愚かだと断罪できますが、当時はマジでヤル気が国力にプラスすると考えるのが常識でした。なんつっても神国ですから。
 そんな中、合理的な思考ができるだけ、木村昌福という人は稀有な存在だったのだなぁと、あらためて思うわけです。

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 で、話は戦史オタ的なまま続くのですが。

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 山本五十六を題材にした映画が登場した時に書こうかと思って、なんとなくやめといた話題として。
 航空機が海戦の結果を左右するのだという時代を切り拓いたのは、真珠湾攻撃を着想した山本五十六なのだ!というデフォルト観念を、そのまま受け取っていいものなのかという疑問は、歴史を勉強する者として抱くべきだと思うんです。

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 定説では、英国が地中海でイタリアの軍港であるタラント港へ空母艦載機で夜襲をかけたことがヒントになり、山本五十六が真珠湾攻撃を着想したのではないかということになってますが、ヒントになったかもしれないにせよ、条件が違いすぎますわな。
 英国は複葉機でチンタラ飛んでいかなきゃならない脆弱さがリスクになり、そのために夜襲を選んだのであり、照明弾投下係を用意してまで夜という場面を選ばなければなりませんでした。

 ようは軍港を航空機で襲撃するという戦法と、意外な結果ですね。襲撃された側のイタリア海軍はビビりまくり、英国の手が届かない奥地の軍港へ逃げ、なんら戦力として寄与することがなくなってしまったという。その結果ですわ。そこへ注目したのでしょ。
 日本海軍よりも常に優勢な戦力である米国太平洋艦隊を黙らせるために、軍港へまとまっているうちに叩いてしまえばいいということでしょうし、空母機動部隊によって大量の艦載機による集中攻撃を実施したのが真珠湾攻撃です。

 航空機というのは脆弱な存在で、ちょっと損傷したらバランスを失って飛べなくなるような危うい存在ながら、それを大量に戦場へ集中投入するというやり方は、たしかに日本海軍が先鞭をつけましたね。相手の近くへ航空機を運ぶための手段が航空母艦と考えればわかりやすいかと。
 あるいは長い距離を飛べる航空機があるなら、そのまま相手の艦隊を叩いてしまえばいいという考えにもなります。

 前者の空母で航空機を運ぶやり方が真珠湾攻撃であり、後者の長距離機による艦隊襲撃はマレー沖海戦となるわけでして。
 どちらも航空機による主力艦攻撃に成功した例であり、真珠湾は港湾へ停泊している戦艦群に対して。マレー沖では航行中の戦艦艦隊へ陸上機から襲撃をかけた例ですね。
 12月8日の真珠湾攻撃の数時間後に、マレー沖では英国東洋艦隊の戦艦群が航行中に沈みつつあるという、航空機の時代を開いたエポックメインキングな場面とされていますが。

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 航空機で戦艦なんて簡単に沈められるのですよ、と全世界に向けて教えてしまった日本というのは、貧乏だから航空機を充実させ、それを利用する手を考えるしかなかったという側面をまず認識せねばなりません。
 軍縮条約によって保有艦船を少なく押し付けられていた以前に、当時の貧乏日本では英米に伍する戦力なんて維持できるわけがありませんでした。

 戦艦を建造して維持するというのは、ものすごくオカネがかかることなんです。自国経済を傾けるほどに影響があります。カネ持ちじゃなきゃ無理。
 自国でかなりの物資を賄えてしまう米国や、植民地をたくさん維持していた英国と違い、日本は資源に乏しい範囲しか勢力圏がなく、国民に負担を強いなければ軍事力を維持できない貧乏国家だったのですよ。
 それでお手軽に大量整備できる航空機に目をつけ、これをなんとか利用する方向へ舵を取ったのが山本五十六でして。

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 けれど当時の日本の戦略として、まずフィリピンを攻略します。米国と非常に繋がりの強いフィリピンを取られたら、米国は当然に反撃に出てくるであろうと。それが基本戦略でした。
 つまり迎撃作戦ですね。兵力に劣る日本は迎撃作戦に国運を賭すしかなく、それは日露戦争においてロシア艦隊を迎え撃った構図に重なる部分があります。貧乏国の取りうる戦略は迎撃作戦か、さもなくば乾坤一擲の奇襲攻撃作戦しかなく。
 日本が伝統的に奇襲作戦に強いというのは、裏返せば貧乏国だったからともいえます。

 このフィリピン近海迎撃作戦は、いわゆる漸減作戦と呼ばれます。真珠湾を出港してくるであろう米国太平洋艦隊に対し、ハワイ近郊からすでに攻撃を開始します。監視している潜水艦隊からの奇襲ですね。
 そして西太平洋を西進してくる相手に、陸上基地から陸上機による空襲を繰り返します。錬度が高く命中率が高かった海戦当初の海軍航空隊なら、かなりの戦果が期待できましょう。

 そして数が減った米国太平洋艦隊へ向け、真打の連合艦隊が挑みます。まずは決戦前夜の夜戦で、水雷戦隊が突撃します。日本の誇る酸素魚雷ですね。
 酸素を燃料としますんで、魚雷搭載エンジンの排気がほぼ皆無で、魚雷の航跡が見えません。しかも高速で射程距離も長い。これが大量に発射されます。搭載火薬も大きいので、当たればシャレになりません。

 翌朝。かなり数が減った米国太平洋艦隊に対し、フルメンバーの日本海軍戦艦部隊が正々堂々と砲撃戦を挑みます。
 戦艦大和は46cm砲を持ってますから、相手の弾が届く前に射撃を開始できます(命中率と砲身長差による射程と貫徹力の差はあるにせよ)。一方的に相手を叩き、頃合いを見て全軍突撃。そのまま相手を全滅させるという、日本海海戦再びっていうストーリー。

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 これがストーリーのまま進展するかどうかということではなく、こういった戦い方を前提にすべての海軍戦力が整備されていたところを、航空機主力としていきなり方向転換をした山本五十六ということを私は言いたいのです。
 国力の差が大人と子供ほどに大きい当時の日本と米国で、最初から戦争をしようという時点からそもそも間違っていたにせよ、少なくても大量生産可能な航空機を主力化してしまうと、生産能力で10倍以上の差があった米国と競争しても勝てるはずはないんです。単純な算数の話。

 つまり航空戦力は奥の手としてキープしておき、それまでの伝統的な戦略で動いていたほうが結果としてはもっとマシであったろうという見方はできると思います。
 フィリピン近海迎撃作戦で米国太平洋艦隊が全滅に近い結果になっていたかもしれないことは、史実を見れば十分にあり得る話で、そこから米国市民の厭戦気分が長じた可能性もあるんです。それこそ日本が長年戦略として考えていた戦い方であって。それをブチ壊しやがった山本五十六一派、という見方もできるんでないですかね。

 いや、繰り返すようですが、国力10倍以上の米国へケンカを売る神経が狂ってますし、中国を一度叩けばこっちの言うことを聞くようになる論とか、どんだけ自分中心なんだって話に帰結してしまうわけで、その端緒を遡れば日露戦争の勝利に繋がってしまうことは論を待ちませんね。
 日露戦争後の国の行き方を間違ったという結論以外に、もうなにもないわけなのですけれど、そういった責任も含め、細かくは書きませんが海軍の姿勢のテキトーさというのはありますし、挙句に伝統的な戦略を捨て去った山本五十六ってどうなのよ?とは最近感じていることなのですよね。

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物欲ガー

 なーんもね、SD1mへの欲求がなくなったわけではなく、DP1m調達の意欲もまったく衰えてはいないのですが、18-125mmがオールマイティとはいかない描写であることが気になってまして。

18_125_1

 歪曲が少なく、周辺光量の顕著な落ちもなく、振り回しやすい焦点距離が便利なレンズではあるのですけれど、やはり価格なりの荒い描写が気になって。
 最初に使い始めたのが当地で光線状態が悪くなってくる時期でしたのでね。デジタル独特の許容範囲の狭さや、冬場の特殊な撮影条件が影響した絵なのかと思っていたのですが、どうにも物足りない描写でして。

 シグママウントへ走るのだという前提で考えても、キヤノンマウントで安心して使える便利ズームがあってもいいと思ってます。実際、18-125mmの焦点距離は初見参の祭りで助かるのは事実でしたし。
 そんなわけで気が向いたら便利ズームを買い直してもいいかとは思ってるんです。

 ただ世評を見ていても、それを自分の感覚や好みに置き換えることがなかなかできませんでね。
 あまり派手な歪曲は困るけれど、少しくらいなら可。シャープさ重視で修正不能の絵よりもは、まだカラーバランス重視の性格のほうが後処理は楽だと思いますし。そして価格はなるべく安いと助かると。

 キヤノンのSTFズームは早くも候補から除外してみました。あれ私は使えないかも。

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物欲のコントロールは難しい

 転載先を確認させていただきましたので、一度書いた記事を削除してw

 注文したテントその他が、発送予定の連絡が来た直後に「入荷未定です」の連絡がいきなり来て、それっきり音沙汰なしでーす。物欲が満たされなくてなんか寂しいでーす。

 レンズ注文したろか!

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