« 物欲に欠ける | トップページ | タイムトラベラー »

光学ファインダー命

 最近あらためて感じるのですけれど、デジタル一眼レフはデカすぎ。んで重すぎ。最初にKDXを所有した際には、ずいぶんと厚いボディに驚いたものでしたが、60Dなんてもっとデカくて重いですからねえ。

 そう考えていきますと、各社のファミリー層向けみたいな位置づけの一眼レフというのは、あれでもミニマムの大きさなのだろうなと思ったりもしますが、余計な機能を省けばもっと小さくなるでしょうね。動画イラネとか。
 この動画機能っつーのはデジタル機ならでは。フィルム機で動画やろうとしたら、そりゃ映画撮影用のシネ機ですがなって話になりますもんね。
 どうせ高画素のセンサー積んでんなら、高画質動画でもやろうかと。そんな按配でしょうか。

Img_1695_2

 銀塩時代のファミリー向け、例えば大ヒットしたkissシリーズなどは、開き直りの美学とでもいいますか、美徳がありましたね。

 外装は樹脂で安っぽいことの引き換えとして軽量さと気軽さがあり、自動化できる部分は極力自動でカバー。
 モデルチェンジの度にいろんな部分が上質化していき、とくにシャッターのフィーリングとソフトドライビング化は目立っていたように思えます。まあボディが軽すぎてブレやすいので、そのへんを熟成したのかもしれませんけれども。

 私はkiss3で満足してその後は手を出しませんでしたが、軽さとアテになるAFのおかげで、スナップマシン化しておりましたものね。ライカMのズッシリさとは異質の、SLRならではの安心感があって。
 こういった部分を今のデジタル機で担っているのは、おそらくファインダーレスのマイクロフォーサーズ機だと思うんです。重く大きくなりすぎた一眼レフを敬遠する層の受け皿として。

 私なんぞは小さなセンサーをバカにし、なぜ銀塩PENをオマージュするのかよくわからないままだったりと、コンセプトに疑問がありました。
 でも若いお姉ちゃんの手にはオリンパス機ばかりですなぁ。白ボディばっかり。NEXを使う硬派の姉ちゃんは当地で見たことありません。ゴツゴツしたカメラがいかんのでしょうな。

 ええ、私もたまにデジタル一眼レフがイヤになることがあります。愛用のカメラバックに収まらなくなったりしまして(^^ゞ

Img_3189_2

 たいていレンズ2本とスピードライト、そしてDP2xと予備バッテリーセットを同梱にしちょるんですよ。当然に小物も入れてるわけで。そこへ60Dを標準ズームで収めようったって、収まるはずがなく。場合によってはS90も入ってますからなぁ。

 だからといってそれを理由に小さなシステムに買い換えようという話題でもないし、カメラバックを買い換えようってんでもないんですけどね。単にデジタル一眼レフがデカすぎるだろって話で。
 いや、さすがに25年選手のドンケはあちこち破れてきてますが。OM-Dがねえ、個人的にデジタルへシフトするタイミングだったら、また話は違うかもしれませんし。

 とはいえ、デジタル機で撮り始めたら、私がいずれは光学ファインダー主義に回帰していくのは必然でして、OM-Dはないですわな。
 モノとしての魅力、小さいのにガッツリ写る点は大いに認めてますよ。でもやっぱり光学ファインダーが欲しいのです。SLRでもアルバダ式のでも。かつてフジ写さんのX100へ走りそうになったのも、まともな光学ファインダーがついていたからです。

Img_2188_2

 もしもシグマDPシリーズが普通のそのへんにあるセンサーを積んでるんだとしたら、絶対に手を出しませんでした。ヤツにはX3ダイレクトセンサーという唯一無二のセンサーがありますからな。

 あの使いにくい背面液晶仕様でも喜んで使う理由は、センサーとレンズ。レンズもいいですよ。あたしゃDP2シリーズしか使ってませんけど、レンズの良さは脱帽モノ。かなりいいレンズです。
 でもねえ、背面液晶でフレーミングするのは、やっぱ気持ち的にスッキリせんのですよ。撮影場所によってはなんにも見えなくなっちゃうし、幸いにしてAFでピントが合うから助かってるものの、ピント位置なんか確認できやしません。

 やっぱり光学ファインダーですよねえ。条件を問わず(ピントのヤマとボケの確認は昨今のスクリーンではともかくとして)構図をキッチリキメられるのは光学ファインダーでしょ。レンジファインダー的なやつだとしても、背面液晶を見てるよりマシかと。

 というわけで、デカくて重くても、私は60Dを使い続ける運命なのですなぁ。

|
|

« 物欲に欠ける | トップページ | タイムトラベラー »

機材ネタ」カテゴリの記事

コメント

kissDにペンタプリズムとグリップ部のダイヤル積んでくれれば最高なんですがねぇ。

投稿: こんどう | 2012年7月 6日 (金) 22:05

スクリーンをね、AF優先のものではなく、かつての銀塩MF一眼レフ並みのものにしてほしく。
旧F-1のスクリーンなんて惚れ惚れする見え具合でしたが。暗くても見え具合は最高。
ユーザーにおもねってきた結果が現在のカメラだとすると、それ方向が違うんでねえかって思います。
撮るために大事なことはなにかって。

投稿: ビヨ | 2012年7月 8日 (日) 09:28

以前、中古のFE2を買ってスクリーンだけFM3Aに替えましたが、ピントのつかみ易さはぐっと上がりました。
親父譲りのF2より良い。
スクリーンも地道に進化させているんですね。
ファインダー見え味競争始まらないかな。

投稿: こんどう | 2012年7月 8日 (日) 16:56

AF化してからというもの、なかなか光学ファインダーの見え具合はよろしくなりませんな。
60Dごときでも、ピントのヤマはなんとか見えても、ボケの再現は無理ですからねえ。

投稿: ビヨ | 2012年7月11日 (水) 19:39

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 物欲に欠ける | トップページ | タイムトラベラー »