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それでいいのか(後編)

 夜勤明けの私は一度帰宅できたからいいものの、これから夜勤という人は午後から仕事を始めてそのまま夜勤へ突入らしく、ちょっとハードそうだなぁと他人事w

 さて、PC側でレンズ描写を補正させる件についての続き。

Img_4493_2

 ちょっと話は違うようで、シグマDPで撮る画像は、カメラ側だけではなくRAW処理ソフトのSPPがワンセットじゃなきゃ力を発揮しない、というのと、レンズ描写をPC側で補正するというのは、ちょっと似ているのかなーと、ふと思ったり。

 おそらく新しいX3ダイレクトセンサーも同じだとは思います。シグマのセンサーはJpeg撮って出しをするような性格ではなく(初期のエンジンよりもはずっとマシになりましたが)、SPPで追い込んでいくRAW撮りじゃなきゃ真価を発揮しないといえます。
 シグマ機だけが積んでる稀有なセンサーであり、ハマった時にはものすごい写りになるのは事実ながら、PCありきで存在しているセンサーともいえますよね。

 たぶん私が銀塩時代にレンズ描写を楽しんでいたことが理由なのでしょうけれど、レンズ描写が根本から変わってしまうような自動補正ってどうなのよ?という気持ちがなくなりません。

 そりゃデジタル機は搭載するエンジン次第で絵がガラリと変わってしまうものですし、シャープネスなども勝手に補正しちゃうRAW処理ソフトがあったりもしますから、本当の意味でのレンズ描写というものは「わからない」ということになってるのかもしれません。
 よって、私が周辺減光や歪曲収差を自動補正すんのが気に入らない!なんてヌカしてんのは、時代錯誤のような気もするし、デジタル機を使っていく上で考えちゃいけないことなのかもなー、って具合にね、いささか寂しく思ってます。

 EF-S15-85mmが、PC側で後処理できない部分に関して性能を追及し、それで小型化やコストダウンができているとするならば、作り手側としては「アリ」なのでしょうし、ユーザーサイドとしてもメーカー努力を認めねばならんのでしょ。
 ただしレンズを使う満足感といった観点からすると、かなり違うだろうなと思うんです。気に入って使うとか、惚れこむレンズっつうんじゃないですよね。

【追記】 なのにDP2シリーズのレンズは、ものすごく贅沢に作られてるレンズだよなぁって、なぜか感じるんです。素性がいいというか。
 センサーの性能を十分に引き出している気がするんです。つまり「レンズ>センサー」なのでしょう。レンズのほうが勝ってるっつーのは、なにやらクルマのシャーシとエンジンの関係に似ていて興味深いですな。

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コメント

テレビを作る会社の技術者が、「今は職人の勘ではなくてソフトのコードで作るテレビだ」って番組で(嘆いて)言ってたのを思い出しました。
・・・でも私はレンズの癖とか、アナログ写真ってどこか人間臭いところが好き。そんなに人間好きってわけじゃないんだけどね。。
やっぱり人間だからそうなのかな、って強がってみたり(^^;

投稿: すずめのえんどう | 2012年6月16日 (土) 02:02

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