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無駄吼えについて

 いぬっこ後編を編集中。習作を公開という恥ずかしいモードなのですが、自分が撮り続けるモチベーションですので、やめるわけにはいきません(^^ゞ

 話は変わりまして。

 どうにも頑なに震災瓦礫(この言葉はあまり好きではありませんが)の受け入れを拒否したがる人がおりますね。冷静に考えれば、騒ぐことではないと理解できるはずが、感情的になってんですかね、お経のように反対を唱えている方が目につきます。

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 あまり地域を限定した表現をしちゃいますと、たぶん読者の方の中には当該区域へ住まう方もいらっしゃるでしょうから心苦しいところではありますけども。

 岩手県沿岸部の「津波による震災瓦礫」の処分を引き受けようという話なのですよ。秋田県においては。
 現地で「瓦礫の処理が一向に進まず、日本は我々を忘れているのか」と中学生にまで言われちゃってる現状。なにが絆か。なにががんばろうニッポンか。ふざけんなって話ですよね。

 そして震災直後は支援だの絆だと声高に語っていた人の大多数が、今や瓦礫受け入れ反対の急先鋒になってるケースが多すぎ。正反対のことをやってる自分に、大人としての無責任さを感じないものですかね?
 大人なんだから、生活に影響のある事柄について、平時から学んでなきゃおかしいでしょ。原発。税制。外交。どれも興味を持っておかなきゃ、回り回って自分にツケが来る話ですよ。
 コトが起きてから学ぼうったって遅い。そうなりゃ自称専門家とか声の大きい人の意見や見解に流されちゃうわけでしょ。流されてる自分を客観的に見ることもなく。

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 岩手県内に降り注いだ放射性物質は、主に内陸南部から盛岡にかけて降下したのであって、沿岸部にはたいして降下してないってのは、ちょっと資料をいろいろ重ね合わせれば見当がつくことでしょうに。
 秋田県で処理しようとしているのは、津波による被害に対してであって、その後に海洋へ福一から流れ出た放射性物質とは無関係なのですよ。

 どーも震災と原発を区別できない人が大人に多すぎるように思えます。感情論なのでしょうけど。いつの間に日本は感情論が先行していいことになったのか。
 日本人は昔から「熱しやすく冷めやすい」の情緒的性向が強い民族で、前の戦争へ突き進む道でもその性向を遺憾なく発揮したわけで。でも今回はもうちょっと冷静になったほうがいいんでないかな?

 「子供のために瓦礫受け入れ反対!」と叫んでる親が、放射線量の高い地区に自分の子供を住まわせて平気だったりするのを見ますと、仕事を即刻辞めて西日本に逃げるのが親としての義務でねえの?なんて感じますね。
 声高に叫んでる自称「人の親」の方々が、結局は子供にしてあげられる最高のことをしてあげてない。仕事を辞めたら食ってけないのだとしたら、あなたは子供の健康より食い扶持を優先させてるってだけのことです。

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 そういった中途半端なスタンスのくせに、わかったようなことを口にすんじゃない。それが私の一番言いたいことですかね。
 どうにかしたいけどどうしたらいいかわからない、という人の気持ちは理解できます。けれどそれなら自分で判断するようにしましょうよ。後知恵でもいいから勉強しましょ。なんだかんだでそれが自分の大事なものを守るための最短距離なのですから。

 と書いてる私が、無駄吼えそのもののような気がしないでもありませんけどもね(^^ゞ

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コメント

私の思っていることをよくぞ書いてくれました!
我が県でも知事が宮古(だったかな?)の瓦礫の引き受けを表明したところ(もっとも隣の都知事の後追いというのが癪に障りましたが…)、最終処分場のある市の住民が反対の声を上げ、岩手の方々に対し恥ずかしい思いをしています。
沖縄の基地問題もそうですが、自分に直接降りかかってこない問題についてはいい顔をして、降りかかってくることには反対するという総論賛成各論反対の人が多すぎるように思います。
日本人一人ひとりが「おたがいさま」の気持ちを持って助け合っていきたいものです。

投稿: kazurin | 2012年2月28日 (火) 22:54

実際問題として、岩手県沿岸部へ放射性物質が降下した量はゼロではないと思われます。
けれどその数値というのは、過去に日本列島が空から食らった放射性降下物(中国の核実験ですね)の量ときちんと対比してんのかって、そう思いました。
放射性物質はないに越したことはありませんが、それは震災前から地球上のどこでも望めない環境になっていたわけで。

まるで福一からすべてが始まったかのような浅知恵に、私は残念な思いをしてるんです。
知らなかっただけで、震災前だって散々な状況だったのだよと。声を上げてもみんなスルーだったのだと。

私は反原発のスタンスは変えてませんし、放射性物質の拡散は愚かな行為だと思っています。
でも今回の瓦礫処理については、当地で受け入れることには賛成です。それがいろいろ調べた上での私の結論。

投稿: ビヨ | 2012年2月29日 (水) 19:21

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