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小さくても十分イケる

 前回の続きで。

 シグマDPが銀塩カメラっぽいという話は、映像エンジンの性格がコダクローム25っぽいじゃじゃ馬というのもあれば、もうひとつはカメラ内だけで絵が完結していないシステム。
 RAWで撮った場合、RAW現像ソフトのSPPで大きく調整が効くんですね。他社のRAW現像ソフトではあり得ないほどの大きな調整が可能で、このあたりが銀塩で形容すると現像所って感じでして、銀塩っぽいのですよ。

 まあ私は元から小さいカメラを使うのが好きで、無駄にフル装備の大きなカメラを尻目に、ちっこいカメラをバリバリ使ってたんですが、その感覚はデジタルになっても変わらないようです。

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 最初は買わないように文句ばかりつけていたS90も、いざ手の内に入るとですね、これがまたなかなかいい絵を撮れたりするのです。

 シグマDPとは真逆の存在ですよね。S90って。キヤノンさんにしたら冒険した機種とは思いますが、小さいくせして高速連写能力以外は欲張りフル装備みたいな。
 銀塩時代からAE万能主義を押し通してきたメーカーさんのやることですから、誰が撮っても満足のいくように、どんなシーンでも無難に収まるような絵作り。シグマDPとは正反対ですな。

 けれど。センサーが大きめであることが功を奏しているのか、はたまた絵の味付けになにかスパイスが込められているのか、シブい絵が撮れるんですな。
 もちろんしょせん小型機という限界はあるのでしょうが、正直な話、Webに掲載するようなサイズで使ってる分には一眼レフと大きな違いは見出せません。等倍で紙焼きするとなれば別なのでしょうが、縮小して使ってますんでね。

 絵を調整するための幅、すなわち許容量という点でのRAWは、おそらくシグマDPのほうが上ではないかと思います。
 けれど破綻のない絵を作るのが得意で、かつ28-105mm相当というオーソドックスな焦点距離のズームを搭載した小型機というのも、DP2の限界をうまくカバーしてくれてる気がしまして。

 荷物を増やしたくない冬場に、この組み合わせで押し通すのもアリかと、半径2mを撮っておしまいの私としては思うのですよ。
 祭りなどでは一眼レフの柔軟さと確実さが生きると思ってますけど、ブラブラ歩いてポンと撮ってるシーンでは小さなカメラで十分なんでないですかね。

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