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馬主になりてえ、について

 このところ、若親方と終日幼駒の話題で盛り上がることが多く。

 ああ、幼駒って、子供の馬のことっす。若親方は趣味の馬券派で、私は馬券よりも観戦派ながら、お互いに長い競馬との関わりで、いろいろと話が合うわけです。年長な分、古い競馬シーンのネタをいくらか知っている私なので、若親方はおもしろいらしいです。
 で、若親方は私と同じで、秋田の一般的な傾向に馴染めないタイプなんですね。郷に入っても自分をキープしたいタイプですな。
 しかも彼は理数系のこだわり派ですから、田舎じゃただでさえ浮くわけですよ。のんびり現状維持派が多いですからね。私のようなアナーキーな人間と気が合うガチガチ人間ってのもどうかと思いますがw

 で、競馬モノの常として、夢は「馬主になってみてえなぁ」なのですよ。

 もちろん競馬は博打ですから、金銭面でしか考えない人がいるのは当たり前のことではあるものの、それだけではつまらなく。ロマンのかけらくらいないとやってらんないっす。

 私などは馬券を真剣に買う生活はとっくに足を洗っており、馬券がなくても観戦して興奮できる賢者モードに達しておりますよ。
 たまに買うこともありますが、昼飯代程度の掛け金をチョボチョボですんで、ブランクが強烈に作用してたいていはハズしてます。馬券を真面目にやるなら、継続は力なりの世界ですから(^^;

 世の中には「一口馬主」というものがあるんですよ。競走馬ってのは安い存在じゃありませんね。安馬といっても数百万します。小市民には縁のない世界でありますね。
 しかも馬主の資格というのは、社会的ステータスとイコールなところがあり、とてもですが門戸を広く開いているような資格ではありません。
 それじゃ1頭の馬をいくつかに割ればいいだろうと。例えば5千万の馬を10人で割ればひとりあたり500万の負担ですね。これは「共同馬主」という存在です。

 けれど共同馬主も、なんだかんだで競馬サークルに縁がある人がいないと話にならず、メンバーの中に馬主資格を持ってる人がいないと話になりません。
 そこで登場するのが「クラブ法人」です。ファンド法やら匿名組合やら、難しい用語が飛び交うんですけども、簡単に表現するなら、クラブで買った馬を口数で割り、出資者を募るスタイルです。

 例えば5千万の馬でも、100口で割ればひとり50万の出資ですがな。馬は生き物で飯を食いますから、飼葉料として当然に月々の経費がかかるものの、それも人数割りになりますな。つまり安く馬主体験ができるわけです。
 クラブ法人はいくつか存在していますが、金持ち向けと貧乏人向けがあり、主に口数でわかります。
 5千万を10口で割られちゃ小市民には簡単に手を出せませんね。けれど2千万を400口で割ってもらえば、一口5万ですがな。

 たまたま若親方と馬主談義に及んだ時、実際はどうなのだろうと疑問を持って調べてみたわけです。そしたら貧乏人でも参加できる形態をとってるクラブがあるじゃないですか。
 ええ、利殖行為なんか頭にあったら、むしろやめておいたほうがいい一口馬主です。小額とはいえ馬主になるんですから。馬主なんて収支がプラスになるのは一部の有力馬主さんくらいで、宝くじ状態です。
 では、なぜそれでも一口馬主になりたがるかという話になりますが。

 例え一口馬主であっても、自分が出資しているなら、それは自分の馬なんですよ。そいつが競馬場でレースに出ると想像しただけで興奮してしまうアドレナリンをなんとかせいと。
 かわいい幼駒の写真を見たりなんかしましてね。ハートにキュンと来てしまうかわいいツラの馬なんぞいようもんなら、こいつがデビューしたら楽しいだろうなーと単純に考えたりして。

 その年に生まれたサラブレッドのうち、競馬場でデビューできる馬はすべてではありません。そこからもう優勝劣敗が始まってるんです。
 デビューしても未勝利のまま去っていく馬もいますし、デビュー前に調教で壊れて消えていく馬も少なくはありません。
 そういう経済動物でしかないサラブレッドの存在を知った上でも、それでも馬主になってみたいと思わせるロマンとドラマが馬にはあるんですよ。知らない人には理解できないかもですが。

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 資料を取り寄せてしまいました(^^ゞ

 競走馬に関する日向と影を知らない人からするなら、まったく理解できない暴走行為ではありましょうが、自分の馬が走っている姿に感動を覚える体験を、私もしてみたいんです。
 自分には無理だと思い込んでいた若親方と私は、なにやら人生の目標を見つけたかのごとく、ここ数日興奮しっぱなしです。

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