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2011年2月の27件の記事

今年は地元もフォロー

 土曜日は天気が良ければ能代方面にでも出かけようかと思ってました。ええ、試し撮りのためです。
 けれど、土地勘がなく、しかも狭くてゴチャゴチャしてるようなところがない街で、ローカル都市の例に漏れずシャッター通り商店街とかあったりすると悲しくなるよな、などと考えているうちに、行く気が失せてしまいました。

 以前から当地の街は東京近郊の都市と風景が変わらなくつまらない、と私は書いてきましたが、能代が都市の規模に比べて道路が広く立派なのはどういうわけなのかと考えてみるとですね、能代というのは木材の都市「木都」などと呼ばれる林業都市であったにも関わらず、度々大火に襲われているのでした。
 なるほど、大火に備える都市再建となれば、道路幅を広くとるのは当時の常識。名古屋と同じような感じと考えてよろしいのでしょうか。

 秋田県全体のノリとして、神社仏閣を除けば、古い建物や街並みを嫌うところは確かにあると思います。
 これは古いものを大事にしない感覚ではなく、古い建築物などを維持していくには手間とコストが嵩むことを知っているからという見方もできますよね。新しモノ好きの県民性を否定はしませんけれど、それだけが理由ではないと思います。

 個人的に、カメラ片手にブラついて楽しい街は、角館・六郷・増田が県内ベスト3です。この街に共通しているのは、広い通りが少なく、古い建物が残っている点ですね。
 角館などは、かつての武家町と町人町が大きく区分けされ、武家町は通りが広かったりもしますが、これも防火の観点からと聞き及んでおります。広い武家屋敷通りのおかげでシダレ桜が見事に映えますし、観光客が集中しても歩きにくくなったりはしません。
 角館の魅力はむしろ裏通りにあると私は思っていまして、県内には珍しく廃れ具合が弱く、ほど良い生活感が残された街なんです。

 六郷・増田に続いては湯沢あたりかとも思ったりするんですが、土地勘のない県北にもそういう魅力的な街並みはないものかと、最近考えてるところです。
 県北まで足を伸ばさなくても、男鹿の船川などは、丹念に歩き回ったらけっこう被写体が転がってるのではないかと思わせてくれるところがありますし、五城目も古い裏通りが残ってまして、細かく歩いたらけっこう楽しかったりして。

 行ってみたい場所は世の中にたくさんあるのですけど、地元もね、知らないとやっぱりまずいと思うんです。
 自分の国のことはなーんにも知らなくて、海外でバカにされてるエリートサラリーマンみたいな、そういうみっともない人間にはなりたくありませんから。

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試し撮りをしてみたものの

 クルマの運転免許の更新に行ってきたのですが。なんでこんなに混んでるのかと驚く大行列でしたよ。
 天気の悪い月末の日曜ってとこが敗因でしたかなー。三連休化していた誕生日前に行っておけば良かったのかもしれませんね。

 あの自動更新受付機みたいなやつの前がものすごい行列で。前の免許証を飲み込まなくたっていいのに。期限の切れた免許証って、人生の記録みたいで好きなんですけどもねえ。

 話は変わりまして。

 AT-X124DX2の試し撮りに市内某所へ赴いたのですが、天気は雨降り直前、まだ残雪が残る状況で、どうにも被写体を見つけられず。
 いや、空模様が怪しいのは、必ずしも悪条件とは思ってません。ワイド系レンズなら、怪しげに波打つ雲を画面内に入れる可能性は高いわけで、素抜けの青空よりも説得力が出るシーンがないともいえません。

 けれどですねー。やはりAT-X124はコントラストがつきすぎな印象が変わりませんね。それがダメだという意味ではなく、シーンを選ぶといった感じで。
 きっとフラットな光線状態だと、逆に強みになるんでないかなーと。引き続き持ち歩いて試し撮りを続けたいものです。

 それよりなにより、私は超広角系の使い方をすっかり忘れてますね。思えば、ニコンE5000にコンバージョンレンズをつけて遊んだり、M5にコシレンの15mmを組み合わせたりしていた時から、全然超広角を使ってなかったんですよねー。
 若かりし頃は使ってない画角でもそれなりに対応できていた気がするのですけど、頭が硬くなったせいか、あるいは感覚が鈍り倒しているのか、どうアングルをとったものかも迷う始末。リハビリへの道は遠いっすなー。

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レンズどれにする?(寝言)

 で、前回に引き続いたような話題になるのですけど。

 今もあるのかわかりませんが、かつて「年齢=焦点距離説」というものがありまして。若い頃はワイドレンズに走るものの、やがては標準レンズ域に好みが納まってくるという主旨だと思うのですけれど、それはあるかもしんねーなーと最近思うわけです。

 さすがに50mm前後は若い頃から私は苦手としておりますので、せいぜい40mmくらいではなかろうかと思うのですが、それでも28mm一辺倒というのもどうかと考えるようになりましてね。
 そんなわけで、DP1xの調達を先送りしてみたのでしたよ。もうちょっと手元にあるカメラで試行錯誤してみてもいいであろう、という感じで。

Sd1_002

 で、仮にSD1に手を出すなら、私にとっては新マウントということになりますから、なにか1本レンズを選ばなきゃなんないっすね。
 以前はオールマイティなレンズとして17-70mmF2.8-4でいいかと思ってました。今もキヤノンマウントで使ってまして、大変便利な存在のレンズで、価格からしたら写りもけっこう満足のいくものです。

Sigma1770

 だいたい28-105mm相当で使え、マクロ性能もかなりよろしく、これ1本あればかなり遊べます。現行型は手ブレ補正と超音波モーターを搭載し、ますますお買い得感がありますよね。

 けれど、同じレンズを使うのはつまらないかもしれないという感覚がないわけではなく、このあたりの焦点距離なら別のレンズを選んでみてもいいかなーと。

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 17-50mmのF2.8なんてのもありますね。28-80mm感覚ですか。これも手ブレ補正がついたんですね。
 望遠側は100mmまで確保できていたほうが、お手軽に望遠効果を出せるため、私は28-105mmクラスを常用ズームとすることが多く、レンズの明るさよりも実用性重視派。
 けれど、SD1の圧倒的な画質を見てしまうと、普及タイプのレンズでいいのかという、ある意味で贅沢な不安があったりもして。

 それなら単焦点レンズに走るのはどうだろうかという考えもありますね。どうせシグマのレンズしか使えないのですけれど、単焦点レンズがラインナップされています。

・20mmF1.8 EX DG Asp. RF
・24mmF1.8 EX DG Asp. MACRO
・28mmF1.8 EX DG Asp. MACRO
・30mmF1.4 EX DC HSM ※小型センサー専用レンズ

 SD1に搭載のX3ダイレクトセンサーは1.5倍換算になりますので、それぞれ30mm、36mm、42mm、45mmという感じですか。
 以前なら何も考えずに20mm一択でしたけど、開放でフンワリ感があるという30mmレンズもおもしろいかなーなんて思うようになってきました。

 まだ発売されてもいないカメラをネタに、いろいろ考えてる時が一番楽しいのだなw

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またも買い物を先延ばし

 北国に春が来たような気がしておりましたが、さきほど職場から帰る途中に雪がフワフワと舞っておりました。気温も日中から急降下しているようで、日暮れと共に氷点下。
 「三寒四温」とはいうものの、今年は極端に寒い冬でしたので、またガッツリ寒くなるんでないかと、いささかビビっております。明日からまた最低気温が氷点下の日々が続く模様。

 話は変わりまして。シグマDP1xの調達は、ちょっと先延ばしにしようかと思っておりますよ。

Dp1x_1

 アナログなんとかっていう、なんでしたっけ、えーと、アナログフロントエンドですか。これがどのほどのものかという興味はあります。
 高感度における描写やノイズ低減ということをメーカーさんは謳っておりますが、そのへんを私は気にしておりませんので、むしろ常用域での描写が変わったりしていないものかとね、そんな期待があったりします。

 ですが、28mm域となれば、我が家にバッティングするカメラが多すぎで、それに加え最近は私の考え方が変わってきていて、もうちょっと標準レンズ域に近い画角でがんばってみたほうが良くはないかと思ってるのですよ。

 28mm域はたしかに撮影者の半径3mを収めるには使いやすく、スナップレンズの王道であるのも事実だと思いますし、祭りなどの人混みでも振り回しやすいですね。便利なレンズです。
 でも私のようなヘタクソが使いますと、時に漫然とした絵になりやすいのも事実でして。もうちょっと画角が狭いレンズで上手に収められるようになんなきゃダメじゃないかなぁ、なんてボンヤリ考えているところです。

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Win7のSP1

 クルマについてなにか書くと、粘着さんがまた来るとイヤなので書きませんのです。ウチのような小さなブログにも、何年かに一度は現れますなぁ(^^;

 ところで、Win7のSP1。我が家の光回線でDLに30分、インストールに30分といった感じでした。E6500+4GBで合計1時間という感じでした。環境が変わればもっと速いのかもしれませんけれど。
 もしかして今までインストールできなかったソフトができるようになってるかも!と期待していくつか試してみましたが、なーんも変わりませんね。ええ、すぐ諦めました(^^ゞ

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あいかわらず悪戦苦闘のWin7

 管理者権限だの、互換モードだの、そういうのを駆使する以前に、基本的に32ビット系ソフトを軽視してる気がするWin7pro64。

 VMWare様々ですがな。バーチャルPC化してXPを搭載したおかげで、いくつかのソフトは稼動させることができています。VMWareで対応できなくても、Win7pro64に装備のXPモードだと使えたりするケースもあって。
 けれどリコー機添付ソフトのIrodioはVMWareでもダメ。インストールはできるし立ち上がりもするものの、バーチャルPC外のドライブがネットワークドライブ扱いになる仕様のせいか、画像データを認識してくんねえのです。

 それじゃWin7のXPモードはどうかといえば、こいつがけっこうデリケートな仕様で、ちょっとしたことでフリーズしたり、同じ画面から抜け出せなくなったりして、ものすごく面倒。
 ご報告させていただくと、XPモードならIrodioが動作します。やたらとトロいですが。このノロさはかなりストレスですね。

 そうまでしてGRD2でRAW撮りにこだわるかどうかというところでしょうね。私はRAWでなくちゃ使えないと考えてましたが、AWBをキャンセルして太陽光にロックしてJpegとか、逃げようがないわけではなく。
 実際、Jpeg仕様だとGRDはサクサク動作します。連射モードになんかしてたら、これがあのGRDかと思うくらいに早くて。
 でもせっかくRAWが使えて、しかもRAWにきちんと価値があるGRDですから、できればRAWで使いたいんですよねー。

 というわけで、こうして自分の母艦PCで困りつつ、デジタル原版を処理できないことで困り、あれこれ試してみるなど、なんだかんだで私にはまだ撮りたい気持ちが残っているのだなと思います。
 一番刺激してくれるのはオフ会らしいと、昨年の登米で痛感しているのですがね(^^;

 つまり(1)Win7pro64と(2)そのXPモード。VMWare上の(3)XPと(4)Win98SE。この4つが我が家の母艦で稼動しているのでした。メモリを4→8GBにしたらいいのかと思う所以がこれなのですよ。

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この仔っこでした

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 めんこい仔っこでしょー。まだ競走馬名がないネイチャーガイド09ですよ。この馬のオーナーになってみたいなぁと思っていたのでしたが、今回は見送ることに。

 父・ゼンノロブロイ。母・ネイチャーガイト。母父・エルコンドルパサー。いちおーミスタープロスペクターの4×4も入ってます。
 ゼンノロブロイはわりと血統の融通がきく種牡馬だと私は密かに睨んでおりまして、あまり濃くならない血の組み合わせが好みですんで、この仔馬に目をつけました。

 なにより凛としてめんこいツラを気に入りまして。どーも遊んでるとこを撮影のために無理に連れて来られたような気配があるのですけど、それでもこの顔ですから。よろしいんじゃないでしょうか。
 あくまで個人的な説ですが、鷹揚な馬というのは大成する可能性が大きいと思うんです。オタオタしない。それでいて気分転換がしっかりできていれば満点。過去の名馬にはそういう馬が多かったですからね。

 VMWare上のXPに以前使っていたソフトを重点的にインストールし、とりあえずWeb更新については前と同じ環境になりました。ただバーチャルPCシステムなので、いろいろと不都合がないわけではなく、サクサク使うわけにはいかないところが困りモノ。

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馬主作戦は延期

 馬主作戦は来年度に持ち越すことにしましたよ。馬主になるには時期が悪く。春は残り物の季節なんですな。だいたい秋から募集が始まるんです。

 けれど目をつけておいた幼駒の追跡はしますよ。気持ちだけ買ったつもりで、その後を追いかけてみようかなと。
 私はインブリードがあまり好きではありません。能力を伸ばす代わりに、なにかを引き換えにしている気がしましてね。だからひとつくらいクロスがあれば、もうそれでいいかなと。
 若親方はクロスが好きでして、なんかものすごくクロスしてる仔馬に目をつけてましたっけ。健康面でどうなのかなと私は思っちゃいます。

 というわけで、買ったつもりで秋まで馬主は我慢しときます(^^ゞ

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ミニマムについて

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 こんなにちっこいカメラが登場したりですね。写真好きがキーホルダーにしちゃいそうな大きさで。
 銀塩の頃には、特殊なフォーマットのフィルムや、面積が小さいとわかりきってるフィルムなんざ使う気にもならなかったものですが、デジタルはなんでもアリで日進月歩。おもしろいもんが出てくるものです。

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 こんな一眼レフ機が登場したり。こんくらい小さいと、なにやら盗撮に利用されたりしないかと心配になっちゃいますが。

 サムスンのスマートフォン、Galaxy Sに搭載のカメラがたった500万画素ながら、映像エンジンに救われてるのか、画素数の少なさなんざまったく気にならない絵で、むしろ画素数の小ささからデータ量が少なくて済むメリットがあるのではないかと思えたりしましてね。
 携帯電話などに搭載の小型デジタルスチルカメラ機能が、結局はミニマムカメラの生みの親になってるのかもしれんなー、などと考えたりします。

 小さくて実用的なシンプルカメラというのも、おもしろくなりそうなジャンルです。

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前回の続き

 貧乏人が馬主などと、みなさんお笑いになるでしょうが、競走馬のおもしろいところというのはですね、名種牡馬と名牝の間から必ずしも名馬が生まれるわけではない、ということです。

 かのメイショウサムソンが700万で取引された安馬であるにも関わらず、皐月賞と日本ダービーだけならず、春と秋の天皇賞を同一年にぶっこ抜き、獲得賞金が10億を越えた馬主孝行の馬でやんした。
 そんな馬はめったにいない。はい、たしかにそうですね。現在では年間何頭くらいのサラブレッドが生産されているんでしょうか。バブルの頃は8000頭以上でしたが。
 仮に現在5000頭くらいで半分が牡馬、半分が牝馬だったとして、ダービーのゲートに入ることができるのは18頭ですから、18/2500の淘汰された結果ということになります。

 競馬サークルでよく話題になるのは、名馬と名馬の間からはめったに名馬は生まれず、ギリギリのヤバさで配合されているような場合は、肉体的な弱さや精神的な弱さが露呈する場合もままあります。
 ことサラブレッドに関しては血統が語られ、名馬の血がどれだけ入っているのかということがネタになるものの、むしろタフな安馬のほうが結果的に馬主孝行になっている場合は多く、大きなレースに出走すらしていなくても十分に馬主さんへ利益を還元している馬は少なくありません。

 つまり欲をかいたらうまくないということですね。馬主さんというのは競馬社会の根幹であるのに、その多くは道楽でやっている方がほとんどで、自分の馬が走っているだけでうれしい人種なのですよ。
 「かわいい顔してんなぁ。」「お。左後一白だ。」などと喜んでいられる私も、たぶんオカネと地位があれば馬主の資格を取っちゃうタイプですね。ただどちらも私にはありませんので、馬主なんつーものは夢の話だと思っておりましたよ。

 某クラブのシステムを例にしますと、クラブ法人の傘下に愛馬会という名の匿名法人があり、その愛馬会への入会金が1万と少々。月々の会費が5千円足らず。それに加えて、馬への初期投資。それだけです。
 例えば2千万の馬を400口で割れば、一口5万円の初期投資になります。400口ですから、仮に1000万の賞金があっても2万5千円の配当。実際は騎手やセンセーの取り分もありますんで、もっと少ない金額になります。
 このへんの配当をアテにしてちゃ、なかなか馬主はできないというのが現実でして、自分が参加してる馬が競馬場を走ってるだけでも満足できちゃう人種でなければ無理っすよ。

 かのブエナビスタもクラブ馬だったというのは、考えてもみなかった事実で。かつてのタイキブリザードやタイキシャトルもクラブ馬。先日、京都記念をぶっ抜いたトゥザグローリーもクラブ馬です。
 元から高価な馬で、かつ割り数が少ない金持ち系クラブ馬というケースは少なくないものの、貧乏人向けのクラブからもシーザリオやハットトリック、あるいはレッドディザィアなんていう馬が出てるんですよね。

 馬主というのは、夢を買う行為ですから。そういう開き直りができない人は、馬主さんになっちゃいかんですね。

 ところで「うまぬし」と入力しても一発熟語変換してくんねえのに、「ばぬし」と入れると熟語変換すんのな。
 口語なんでしょうが、「ばぬし」って下品っぽくて好きでないの。当バカブログでは、「馬主」と表記していても読みは「うまぬし」です。

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馬主になりてえ、について

 このところ、若親方と終日幼駒の話題で盛り上がることが多く。

 ああ、幼駒って、子供の馬のことっす。若親方は趣味の馬券派で、私は馬券よりも観戦派ながら、お互いに長い競馬との関わりで、いろいろと話が合うわけです。年長な分、古い競馬シーンのネタをいくらか知っている私なので、若親方はおもしろいらしいです。
 で、若親方は私と同じで、秋田の一般的な傾向に馴染めないタイプなんですね。郷に入っても自分をキープしたいタイプですな。
 しかも彼は理数系のこだわり派ですから、田舎じゃただでさえ浮くわけですよ。のんびり現状維持派が多いですからね。私のようなアナーキーな人間と気が合うガチガチ人間ってのもどうかと思いますがw

 で、競馬モノの常として、夢は「馬主になってみてえなぁ」なのですよ。

 もちろん競馬は博打ですから、金銭面でしか考えない人がいるのは当たり前のことではあるものの、それだけではつまらなく。ロマンのかけらくらいないとやってらんないっす。

 私などは馬券を真剣に買う生活はとっくに足を洗っており、馬券がなくても観戦して興奮できる賢者モードに達しておりますよ。
 たまに買うこともありますが、昼飯代程度の掛け金をチョボチョボですんで、ブランクが強烈に作用してたいていはハズしてます。馬券を真面目にやるなら、継続は力なりの世界ですから(^^;

 世の中には「一口馬主」というものがあるんですよ。競走馬ってのは安い存在じゃありませんね。安馬といっても数百万します。小市民には縁のない世界でありますね。
 しかも馬主の資格というのは、社会的ステータスとイコールなところがあり、とてもですが門戸を広く開いているような資格ではありません。
 それじゃ1頭の馬をいくつかに割ればいいだろうと。例えば5千万の馬を10人で割ればひとりあたり500万の負担ですね。これは「共同馬主」という存在です。

 けれど共同馬主も、なんだかんだで競馬サークルに縁がある人がいないと話にならず、メンバーの中に馬主資格を持ってる人がいないと話になりません。
 そこで登場するのが「クラブ法人」です。ファンド法やら匿名組合やら、難しい用語が飛び交うんですけども、簡単に表現するなら、クラブで買った馬を口数で割り、出資者を募るスタイルです。

 例えば5千万の馬でも、100口で割ればひとり50万の出資ですがな。馬は生き物で飯を食いますから、飼葉料として当然に月々の経費がかかるものの、それも人数割りになりますな。つまり安く馬主体験ができるわけです。
 クラブ法人はいくつか存在していますが、金持ち向けと貧乏人向けがあり、主に口数でわかります。
 5千万を10口で割られちゃ小市民には簡単に手を出せませんね。けれど2千万を400口で割ってもらえば、一口5万ですがな。

 たまたま若親方と馬主談義に及んだ時、実際はどうなのだろうと疑問を持って調べてみたわけです。そしたら貧乏人でも参加できる形態をとってるクラブがあるじゃないですか。
 ええ、利殖行為なんか頭にあったら、むしろやめておいたほうがいい一口馬主です。小額とはいえ馬主になるんですから。馬主なんて収支がプラスになるのは一部の有力馬主さんくらいで、宝くじ状態です。
 では、なぜそれでも一口馬主になりたがるかという話になりますが。

 例え一口馬主であっても、自分が出資しているなら、それは自分の馬なんですよ。そいつが競馬場でレースに出ると想像しただけで興奮してしまうアドレナリンをなんとかせいと。
 かわいい幼駒の写真を見たりなんかしましてね。ハートにキュンと来てしまうかわいいツラの馬なんぞいようもんなら、こいつがデビューしたら楽しいだろうなーと単純に考えたりして。

 その年に生まれたサラブレッドのうち、競馬場でデビューできる馬はすべてではありません。そこからもう優勝劣敗が始まってるんです。
 デビューしても未勝利のまま去っていく馬もいますし、デビュー前に調教で壊れて消えていく馬も少なくはありません。
 そういう経済動物でしかないサラブレッドの存在を知った上でも、それでも馬主になってみたいと思わせるロマンとドラマが馬にはあるんですよ。知らない人には理解できないかもですが。

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 資料を取り寄せてしまいました(^^ゞ

 競走馬に関する日向と影を知らない人からするなら、まったく理解できない暴走行為ではありましょうが、自分の馬が走っている姿に感動を覚える体験を、私もしてみたいんです。
 自分には無理だと思い込んでいた若親方と私は、なにやら人生の目標を見つけたかのごとく、ここ数日興奮しっぱなしです。

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空しい作業だぜ┐(´∇`)┌

 RAW TherapeeでもGRD2のRAWファイルが処理できなくなりましたよ。不安定すぎて無理。Picasaは操作体系がよくわかんねーし。GRD2は我が家でボツになっちゃうのかなー。
 銀塩機がない前提では、軽量コンパクトで28mm相当レンズ搭載ということで、スナップ機最右翼なのに。

 ええ、やっと角館の火振りで撮ったカットを整理する気になったんですが、どうにも手応えに欠ける撮影行のカットなんざ、なかなかやる気にならないものです。
 とりあえずRAW処理だけ済ませました。でもリサイズやらレタッチやらやる気になれず。明日に回してしまうのでした。

 コレ!っという手応えがあれば、そこを軸にしてカットを選んでくんですけどもねー。ないんですよ。今回は。

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まだ続き

 春めいてきましたなぁ。北国の春がけっして清らかな光景ではないことを何度か書いてますが、暖かくなってくれるという一点だけで、北国の住民はうれしいものなのですよ。厳しい肉体トレーニングの後のビールというか。違うか(^^;

 またまた続きの内容になりますが。

 現場が氷点下の夜間撮影になることが明らかな場合、まずは着るものに関して防寒装備を優先させますな。
 -5℃程度なら、着膨れにならなくてもスマートに対応できる現代ですが、手先に関しては防寒を優先させるのか、あるいは操作性を優先させるのかで対応は変わってきます。

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 いつぞや調達したモンベルのインナーグローブをですね、今回はインナーでなくアウターとしてそのまま使ってみたんです。
 なにしろ年齢と共に冷え性みたいな身体末端の冷たさを感じておりますので。-5℃以下が確実という状況では、手の防寒も考慮したほうがいいかなーと。

 そしたらですね、一眼レフのようなそこそこの大きさのカメラなら、なんも問題なく操作できるんですが、コンパクト系になるといきなり厳しいっすね。
 S90は背面ホイールを固定しちまってるんで問題はないのですが、GRD2になるともうダメ。ちょっと指を動かすと、なにかのスイッチに触ってしまってるんですね。

 GRD2は私の手に馴染んでいると思い込んでましたが、それは素手で操作してる場合のこと。きっと指先のスイッチに触れた感覚まで、無意識に私の脳裏に刻まれてんですね。微妙な指先の感覚で、スイッチを押さないようにしたり判断してたんだと思います。
 ところがグローブが1枚あるだけで、混み入ったデジタルコンパクト機のスイッチ配置が仇になるという。予想してませんでした。

 という具合にですね、ロクな結果を残せない今回の角館行ながら、学習した要素は多いのでした。やはり撮り歩かなきゃ学習ひとつしないものですね。反省。

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このレンズを買ってみました

(なんとなく気に入らない言い回しがありましたので、加筆訂正しておりますよ)

 結局ですね、KDXにいつものシグマズームで入り、フラッシュがシンクロしていないことからS90で補おうとしても、あまりにもレリーズのタイムラグが大きく、MFにセットできるような状況ではなく閉口するばかり。
 んで某レンズに付け替えたり、いつものタムロンズームを使ってみたりと試行錯誤。

 

 ここらで買ったレンズをバラしておきましょうか。以前から購入を検討していたトキナーのワイドズーム、AT-X124DX2ですよ。

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 ワイド側は気に入った単焦点レンズが1本あれば、それで私は気が済むんですけれども、APS-Cサイズのセンサーを搭載した一眼レフを使ってますとね、そういうリクエストは高価で重く大きなレンズじゃなきゃ無理な話ですから、予算的にもズームを選択です。

 真面目に撮るなら、使うかどうからわからないような交換レンズを多数用意するより、むしろ使いやすい焦点域で、かつそこそこ写りに納得がいくズームレンズが1本あれば、それをどこまでも使い倒し、不足している部分はフットワークでカバーするほうがマシですよね。
 昨年の登米で非常用に用意していた銀塩仕様の望遠ズームを使ったことから、荷物にはなるものの、交換レンズがあるとやはり便利だなーと思い直したところで。
 どうしても20mm換算の画角が欲しくなる時があるんですよ。ワイド側のピンポイントとして20mmってのはアリだと思ってますので。

 ちょっと試し撮りしてみましたら、いかにもトキナーっぽい写りですね。コントラストが噂通りに高い。KDXの映像エンジンでは吸収しづらいくらいにw
 白飛びしやすい印象なんですね。銀塩の頃には気になりませんでしたが、デジタルになるとコントラストのキツさが諸刃の剣って感じ。
 んでカラーバランスも我が家のレンズの中では異質。冷色に傾きます。とくにフラッシュ使用時は目立ちますなー。

 ズームリングの向きも、シグマで慣れてると異質に感じたりしますね。祭りを撮っててのめり込んでる時などには、1本だけ逆向きのズーム回転っつーのはストレスになりがち。慣れてないだけかもですけど。

 シグマのRAW処理ソフトくらいの柔軟性があれば、色再現の差なんて気にしないんですけどもねー。かといって市販のRAW処理ソフトに手を出すほどは深刻に考えてはいませんのです。
 ま、いっか。非常用に使おうとしているレンズだしー。基本はやはり常用レンズだべさ。ピンポイントなら、なんとかならぁ。

 安かったですしね。相場の2割引きくらいの新古品で、困るような不具合等は今のところ一切ありません。買い物としてはいい買い物をしたように思ってます。
 私は元々チープなレンズ道を追い求めてきたはずの人間ですから、高価なメジャーレンズよりも、こういったお買い得レンズで今後も精進していきますぜ。

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きのうの続き

 角館の小正月行事である「火振りかまくら」へ行って来たわけですよ。

 角館っていう街は普段からブラブラ散歩してもおいしく、かつては仕事で通い慣れていたこともありますし、オフクロの家から近いというロケーションの良さもプラスして、多少無理をしても行ける感覚なんですね。
 本来なら日曜夜の祭りなんてものは敬遠する私が、わざわざ行ってみたのは上記の理由だけではなく、ツイ友さんが角館で商売してらっしゃる方で、気軽に「来なさいよ」と声をかけていただいたというのもあります。

 雪国の小正月行事で、しかも夜。角館は内陸に位置し、しばしば気温がかなり下がる土地なので、それなりの防寒装備はデフォルト。予報では-5℃くらいは覚悟しておいたほうが良さそうな案配でした。
 となればカメラも防寒というものを本来考えるべきことは、先日DP2が氷点下でレンズピント駆動ができなくなった件で明らかなのですけれど、長時間の定点撮影ではありませんし、単3電池でカメラを動かしているわけではないので、軽く無視w

 メインはKDXにレンズ3本。サブのメモ撮りとノーフラッシュ手ブレ対策でS90。たぶん夜店が出てるはずなので、流し用にGRD2。

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 説明カット的には、こういう感じでスタートするのが火振り。荒縄の先には藁を筵で包んだもの(だと思います)があって、それに点火して振り回すわけです。
 13日と14日の両日のうち、初日は観光的な要素がふんだんに盛り込まれ、広場で飛び入り参加可能の状況です。

 ここで問題になるのが、シロートさんが振り回すわけですから、振り回す速度が人によって全然違うのが当たり前。すなわち、露出をどうしたものかと悩むわけですね。
 なんとなく私の頭の中にあったのは、シャッター速度勝負になるであろうということ。デジタル機の利点で、撮りながら最適のシャッター速度を探していけばいいだろうし、人物が潰れるようなら、スローシンクロで起こしてやればいいんじゃねえかと。

 ところが飛び入り参加メインの状況ですんで、被写体によって使うシャッター速度が変わってくるんですね。AEってのは素晴らしいと素直に感じるものの、早い人だと6回くらい振り回してるうちにやめちゃいます。適切なシャッター速度を探している余裕がありません。
 かてて加えて。フラッシュがシンクロしなくなってて。いつもはフラッシュをホットシューへ装着したら、AF補助光の赤い光が出ていることを確認し、ズームレンズにフラッシュのヘッドが連動して動くことを確認して安心するんですが。

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 シンクロしてねえな、と気がついて、レンズを下に向けて撮ったカットがこれ。フラッシュが光ってるのに、こういう状態。ありえへんw
 私が使っているのは銀塩EOS時代の550EXでして、デジタルEOSでも問題なく使えてきてるんですが、いきなり反乱状態に。
 EOS系フラッシュ(スピードライト)の過早発光という件は、なにかで読んだことがあるような気がしないでもないのですが、どうにも思い出せなく。低温が絡んでいたような気がするんですが。

 まあ思い出したところで解決するわけでもないので、万が一の可能性を考えてレンズを別のものにしたら、シンクロするようになりましてね。んで元のレンズに戻したらシンクロしてやがる。
 この間、550EXをつけたりはずしたりもしてましたんで、マウントの電子接点が犯人と即断できないものの、疑わしきは低温という条件よりも、マウントの電子接点かホットシューの接触不良かと推測しています。

 やっと解決した頃には、もういい加減に飽きてきてましてね。撮る気がヘタってきたというか。ツイ友さん2名と共に晩御飯へ。といっても小さな街ですからファミレスなんて気が効いたものなどなく、居酒屋さんへw
 登米での私の状況を知っているなら、絶対に飲んだろうと思われることでしょうが、さすがに天気予報で-7℃とか出てますと車中泊の勢いも難しく、角館は宿泊場所が少ないので有名。仮に泊まっても翌朝は朝飯前に飛び出さないと会社に間に合わないのでした。

 でもツイ友さんとの語らいは終わることなく、なんとか日付が変わる前にアパートへたどり着きましたって感じ。幸い、月曜は私の仕事は重くないんです。なんとかなるっしょってとこでした。
 帰途に-7℃だの-8℃だのっていう表示を見ながらで。帰宅したら部屋が冷え切ってて、暖まるまで寝る気がしないのは思慮の外で(^^ゞ

 そんなわけですので、とてもですが万全の体勢と予備知識を得ていたわけではなく、今回はチャレンジのみで終わった感じです。「惨敗」という言葉がお似合いの撮影結果でしたっけ。

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火振りかまくらから帰宅

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 角館の火振りかまくらを撮る際の個人的覚書。

 * カメラポジションは高めのほうがどうもよろしいらしいこと。
 * 慣れぬ防寒手袋撮影は、デジタル機の場合、余計なボタンを押してしまいがち。
 * フラッシュを使うなら、GNが大きくチャージの速いものが圧倒的に便利。
 * 氷点下の夜なので、機材の不調には注意のこと。

 最後の点はとくに重要(-_-)


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新商品ラッシュですな その4

 シグマSD1がまだ海のものとも山のものとも判然としない、などと書いたら、いきなりCP+にSD1の試作機が展示されたらしいですな(^^ゞ

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 こうして手に取って操作できる状態だったそうです。開発を発表しても、そこから先が長いシグマさんと侮っていたら、もう試作機ですか。
 そんなに必要性がないレンズなんかポチッってしまい、無駄遣いを早まったなと後悔しております(^^ゞ

Sd1_2

 SD15より大きく見えますが、高くなったファインダー部は視野率の向上を予期させてくれますねえ。
 操作系のレイアウトはSD15からほとんど変わりがないようで、同じような位置にスイッチが配置されています。SD15ユーザーならすんなり移行できるかと。

 まだ発売日も価格も未定ながら、ここまで出せるなら、正式発売はもう時間の問題ですね。試作機で撮影された紙出力と、ディスプレイ越しの画像も展示していたとのことですので、DP1発売時のような遅延はおそらくないと思われます。

 早くも冬ボの使い道が確定って感じ(^^;

 追記:SD15のレンズキット。ラインナップが増えましたね。従来は18-50mm/F2.8-4.5 OS HSMだったのが、17-70mm/F2.8-4 DC MACRO OS HSMと18-125mm/F3.8-5.6 DC OS HSMの2種類が追加になりました。

 18-50mmはコンパクトなレンズでいまひとつ物足りない感じがしましたが、17-70mmがあるならかなり使い回せると思います。18-125mmはズーム比優先のユーザーさん向けですか。ただX3ダイレクトセンサーには、できるだけキレるレンズのほうがいいように思います。

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新商品ラッシュですな その3

 金曜日はもうじっくり休んでダラダラ過ごすことにしましたよ。んで土曜は休日出勤して、日曜の夜は角館の火振りかまくらを見に行くと。

 話は変わりまして。ニコンのP300。新しいシリーズですね。

P300_1

 24-100mm相当のF1.8-4.9レンズを搭載し、モードダイヤルとコマンドダイヤルを装備してます。
 明るいレンズを搭載してきて、いわゆる高級コンパクト機ラインの商品かと思ったら、RAWに言及されていないようで、普及機の最上位っぽいっす。
 裏面照射型CMOSを採用するとベース感度が上がるんですかね。ISO160-3200という仕様。HDRやフィルター機能を搭載したり、スイングパノラマ、HD動画に対応という点は、いまどきの仕様ですよね。

 このクラスにはリコーGXというシリーズがあったものの、各メーカーの競争みたいになったきっかけは、キヤノンS90の売れ行きではないでしょうか。オリンパスがXZ-1を出し、ニコンはP300なのかもしれません。
 とはいえ、各メーカーさんが目指している方向性はそれぞれ違うように見えまして、カタログスペックを誇るのか、実用一途でいくのかなど、今後の展開に興味がありますよ。

410f_1

 ズームのワイド側が24mm相当化というのもトレンドなのでしょうか。キヤノンのIXY410Fも24mm化してますね。シャア専用カラーも復活(^^;
 この薄型ボディに24mm相当から始まる高倍率ズームレンズを積むなんて、ちょっと前では考えられないことでしたけれど、高屈折率ガラスの進化と、電気的に歪曲を補正してしまう機能の登場が、それを可能にしたのでしょうね。

Ft3_1

 パナソニックの防水機も進化してFT3となりました。愛想のないFT2のデザインが変わりましたね。あの質実剛健さも捨てがたいものの、私はこちらのデザインのほうが好きです。ただ派手な色のボディしかなくなりましたねー。
 ペンタックスの防水機も大きく進化し、この防水タフ機というジャンルも確実にひとつのジャンルを形成し、今後は伸びていくと思われ。

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新商品ラッシュですな その2

 一晩で軽く15cmくらい積もり、あっという間に冬景色に戻りましたよ。

Img_2283_2

 道路はアスファルトが顔を出しているくらいまで、急激に雪が消えていたのですけども。今シーズンの寒波は、ご機嫌が悪くなると極端ですね(^^;

 話は変わって、またまたカメラ関連の新商品について。

Gxr_m_1

 昨日はあえて触れませんでしたけれども、読者のみなさんにとって興味があるのではないかと思われる、リコーGXRのライカMマウントユニット。試作モックアップとのことです。

 予定調和、と決め付けてしまうのはアレですが、GXR登場当初からライカMマウント搭載のユニットは要望されていたところですし、リコーさんならやってくれるかもしれないという期待があってのことではないでしょうか。
 私などは、コンタックスGのマウントを期待しておりましたけれど、パテントの有効期間やらAF駆動軸とモーターの配置など、いろいろ面倒そうですもんねえ。

 これでリコーさんはMマウントユニットをリリースする気があるのだと明らかになったわけでして、今まで躊躇していた潜在購買層に「買う理由」を与えたのではないかと思います。

 ええ、私もそれを言い訳にしようかと企んでおりますが(^^ゞ

 ただ、従来の銀塩レンズがデジタルで必ずしも写りが再現できるものではなく、ほとんどがフィルム上に存在した写りとはまったく違う結果になりかねないのも事実。
 そのへんをフォローしてくれるなにかをリコーさんは用意してくれているのか、それともライカMマウントを搭載しているというだけのレベルにとどまっているのか、まだまだ判断は早いような気がしてる貧乏人の私です。

 なんともいえないあのQFロッコールの写りが再現できるものなら、借金してでも買いたいとは思うんですが。そんなに世の中は甘くないですよねー。

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新商品ラッシュですな

Img_2271_2

 降ってきましたー。綿雪がたくさん。寒波の前触れでしょうか・・・。

 さて。このほど私は、すっかり失せてしまったような感じの自分の撮る気に、ここはひとつキックを入れねばなるまいと思い、なにかしらポチッて刺激してみようかと企んでおりましたが。
 本命筋のシグマSD1は、まだ海のものとも山のものとも判然としない状況同然であり、DP1Xも銀塩28mm機とバッティングする存在ですんで、調達したものかどうか今でも迷っているところではあるのですね。
 なにかしら撮りに行きたくなるような、それでいてサイフに優しく済ませられ、うまい具合に自分の道具に不足しているところを埋められる、そんな都合のいいモノはないかなーと探してしまいましてね。

 明日の夜に届くみたいです(^^;

 たいしたもんじゃありません。以前から買おうかどうか迷っていたものでして。お安く済ませられるみたいなのでポチッてみたまでのこと。
 予定では来週後半あたりに届くはずが、ずいぶんと早くなり、こりゃ今週末はどこかへ出かけて試し撮りせにゃならん雰囲気になってきましたよ。

 話は変わりまして。

 カメラ業界は新商品ラッシュの時期のようで。CP+とかあるからなんですかね。各メーカーさんから新製品が続々と登場しております。
 カメラ好きとしては、ここはやはりフジ写のX100が注目度満点なのですよ。発売までまだ間があるのかと思ったら、もう発売体勢に入っているようで。

X100_2

 このフード装着時の姿を見たかったのですよ。おそらくまとまったカメラらしいフォルムになるのではないかと思いましてねえ。

 光学ファインダー内蔵とはいえ、正確なフレーミングにこだわってしまえば光学よりもEVFのほうが正確ということになってしまい、あまりおもしろくないのですけど、このスタイルでEVF内蔵ってことでも存在価値があるのかもしれません。
 個人的に感心しているのは、奇をてらった部材配置がないことです。実際にこのカメラを手にしてみて、おそらく迷いなくすぐ使える安心感のある操作系に思えます。

 もうひとつ新製品の中で注目しているのがコレ。

Wg1_1

 ペンタックスのWG-1です。WシリーズからWGシリーズへスイッチということのようですね。今期のタフ系カメラのトレンドはGPS内蔵らしく、フジ写から出た改良機もGPSを搭載しています。

 WG-1は今までのWシリーズのフォルムから一変。なにやら意味ありげな、かつてのオリンパスμを思い起こさせるような、変わったカタチです。
 んでレンズはワイド側をカバーして28-140mm相当。レンズ周囲にはLEDを5個配置し、接写対策のみならず、自分撮り用のAF合焦サインにも使えたりして。
 このテのカメラでは珍しく内蔵フラッシュがレンズの正面右側にあって。んで薄型に仕上げてあるんですね。今までの自社機で好評だった部分を引き継ぎ、かつライバル機を研究してきた感じの仕様で、生真面目なペンタックスさんらしいと思います。

Xp30_1

 でもフジ写のXP30も搭載レンズを28-140mm相当にしてGPS内蔵になりました。実販価格はXP30のほうが安くなることは目に見えてますんで、WG-1がどれだけ健闘するか。

 アウトドアで移動した記録を残したいユーザーさんなら、カシミールを使うことでGPS内蔵カメラを有効に利用できますので、注目度は高いんじゃないのかと勝手に想像しております。
 携帯電話/スマートフォンに内蔵のGPSは、どういうわけかGPS機能に通信料がかかるシステムになっていることに気がつき、急速に興味がなくなりつつある私としては、カメラのGPS内蔵という点に少し興味を持っておりますよ。

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週末は荒れるみたいですよ

 立春が過ぎ、春が近いかのような陽気の当地でしたが、今週末はまた荒れるようですなー。今のところのローカル天気予報では、モロに三連休と寒波がぶち当たるとのこと。
 出かける予定があるにせよ、休日出勤するにせよ、いずれ寒いことになりそうで。大雪と吹雪にご注意くださいと天気予報で言ってましたー。

Img_2263_2

 当地の冬祭りは、おおむねこの三連休の前後に集中しておりまして、木曜の西木紙風船上げと刈和野大綱引きから始まり、金曜からはなまはげ柴灯祭りと六郷かまくら、土曜から大館アメっこ、湯沢犬っこ。日曜からは角館の火振りかまくら。
 メジャーどころの祭りは、たいていこの三連休に絡んでます。ガンガン積もっていた雪が祭り直前に減り、当日は寒波襲来の大荒れ模様とは。きっと苦しい思いの関係者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 今年は湯沢犬っこの初日を狙っておりましたが、三連休の中日が見事に出社当番にブチ当たりまして、湯沢へ行こうにも二日目が精一杯。
 昨年は気温が上がって降雨。雪像がみんな融けてしまい、氷雨の中、ただ寒い思いをしてきたようなものでして、例え暖かくなろうが初日の午前中から現地に乗り込んだらなんとかなるだろうと今年は踏んでいたのでしたが。

 金曜と日曜しか休めないのなら、無理をして木曜の夜に西木まで走って紙風船上げへ行ってみようかとか、日曜の夕方に角館の火振りかまくらを見に行ってみようかとか、考えはするものの、寒波襲来となれば農村の除雪も気になるところ。
 きっと自分が思う案配には動けないであろう今週末。隙あらばなにか撮りに行けないものかとは思ってるんですけどねー。

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再録 Konica M-Hexanon 28mm F2.8 for Konica KM

 レンズ系再録モノの連投ですいません。もうすぐネタが尽きますw

 以下、再掲分。

 
 

 コニカの現代的レンズというと、私の場合は、HEXARに搭載されていたやたらキレる35mmF2が頭に思い浮かぶのだけど、KMマウントのシリーズは、ヘキサーのノリとはちょっと違う。
 いや、ちょっとというより、かなり違う感じなんである。キレるという印象は受けないのだった。

 KMシリーズに関し、私はまだこの28mmしか使ったことがないのだけど、カメラマスコミはなんとなく奥歯に物が挟まったような表現に終始してはいないかと感じる。
 HEXARのレンズとKM35mmを比較した記事でも、どっちかというとKMのほうが粘るとか、そんな程度だ。
 でも28mmを使ってみた限りでは、ヘキサーのレンズのノリなんていうものは微塵もない気がする。
 というか、故意にKMシリーズはこういう味付けをしてるんだろうな、と思わせるくらい、まったく別個の独立したシリーズだ。

 レンジファインダー機のユーザーは、現代的なキリキリした描写を好まないという。ホントかどうか知らない。
 レンジファインダー機ユーザーというカテゴリーの中には、少なからずライカ偏執の人というのがいて、しかもライカ偏執の人の中には、古いライカほどありがたがるマニアというのがかなり多くいるだろうから、そういった人というのは「ライカレンズの味」なんていう具合に古いレンズをありがたがったりして、その声も大きいのかもしれない。

 現代的なライカレンズというのは、むしろ日本のレンズに歩み寄ってるかのようなキレを備えつつあり、ライカの写りが古めかしいなどともはや言えなくなってると思う。
 けれどコニカKMシリーズは、あえて派手さを抑えた味付けに思え、HEXARのレンズはさすがにキレすぎるとしても、KMマウントはもうちょっと現代的な描写でも良かったんでないの?と私は感じたりする。けれど奥が深そうなのは理解しているつもりである。

R0831m28eb

 例えばリバーサルでこのレンズを使ってみる。仕上がりのスリーブを眺めていると、いかにも現代ヘキサノンっぽくきちんと色分離がされていて、今っぽいレンズだなーと感じる。
 ところがルーペで1コマずつ見ていくと、けっしてシャープすぎず、むしろおとなしい描写に感じる。発色も派手なレンズではないので、なんとなーく地味に感じてくる。最初にスリーブを眺めた時の印象とはガラリと違うのだ。

 このへんはスキャナでパソコンに取り込んでみても変わらず、おとなしいのう、というのが第一印象だ。
 けれどよく見ると色彩のトーンがたくさんあって、色数が豊かなレンズなのかと感じさせてくれる。派手な発色ではないけれど、地味な中にもたくさん色がある感じなのだ。
 こういうレンズはリバーサルよりも、むしろネガフィルムで使ってみるべきなのかも。そう感じさせてくれるものがこの28mmにはある。リバーサルではラチチュードが狭くて活かしきれていないのではないか。

 そんな私の疑問は、リバーサルで使ってみて、いまひとつ納得していないから生まれる。こんなもんではあるまい、まだまだ奥があるはずだ。
 そのヒントが、地味に感じるわりに表現豊かな色数であろうし、スリーブを眺めた時とルーペを使って観察した時の意外な差なのであろうと私は思っている。

 じゃあKM35mmとかはどんな感じなのよ?という興味を、少なからず抱かされるだけの深みがあると思うのだ。
 一目で気に入った写りだったというだけがいいレンズの条件ではあるまい。GR1に搭載されていたGR28mmの時もそうだったが「もうちょっと使ってみたい」という気持ちを抱かせてくれるレンズも、いいレンズなのではあるまいか。
 奥にありそうななにかを確かめたくなる興味。それがこのヘキサノン28mmには間違いなく存在しているような気がしている。

 厳密には、ライカMマウントとコニカKMマウントは別物である。相互に装着が可能だというだけのことで、フランジバックの長さが違うのだ。だからF1.2クラスのレンズを開放で使った際などに、ピントがズレる可能性があるということになる。
 コニカではヘキサーRFのフランジバック調整を引き受けている。ライカMレンズに合わせた調整を引き受けているのだ。
 コニカにとってはなにやら屈辱的な調整作業のような気もするが、密かにライカのメガネつきレンズがそのままヘキサーRFに使えたりするなど、ライカMを大変に強く意識した仕様になってるのがコニカKMシステムなのだ。

 まずライカありき。それが大前提になっている雰囲気がある。そのへんにMヘキサノンのレンズの味を解く秘密があるのかもしれない。(2005,04,07)

 
 

 以上、再掲分。

 好き放題に書いてますなぁ。読み返して恥ずかしくなってきます。けれどKMレンズの絵には落ち着きがあると思うのですよ。派手な写りの一眼レフ用レンズとは違い、現代のレンズ設計技術を反映させた上で、落ち着きを与えているというか。

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再録 Cosina Voigtlander Nokton 50mm F1.5 Asp. for Leica L

 また再録系でお茶を濁すようになってまいりました。あきまへんなぁ(^^ゞ

 以下、再掲分です。

 
 

 初期のコシレンのレンズが苦手だ、と私はよく書く(2011年・注 当時はそう感じたのですよ)。その印象は、ウルトロン35mmF1.7Asp.によって主に作られている。
 私は35mmレンズの素直な遠近感が好きなので、レンジファインダー機を使ってみるにあたり、35mmレンズを選んだ。それがウルトロン35mmである。
 ところがこのレンズ、やたらハイコントラストで、しかも初期のコシレンに共通のシャドーの潰れが顕著なレンズでもあった。リバーサルフィルム愛好家の私としては、大変に使いにくいレンズである。ネガ撮りならイケるかもだが。

 35mmレンズ。そして中途半端なF1.7という明るさ。そして非球面。なにやら期待したくなるスペックではあったし、レンズ本体も小さくて、これで写りが妥協できるなら、愛用したくなる要素はあったが、どうにも私には写りが許せなかった。
 どーもコシレンのレンズの明るいとこは怪しいな、とわかる前に、なぜか私はノクトン50mmを入手してしまっていた。
 調達の動機はもう忘れた。たぶんいつもの「やはり50mmレンズがなくては」というだけのことではないかと思う。

P9679m50rvpf

 このノクトンも初期ラインナップのうちの1本と区分していいと思う。いわゆる高コントラストでシャドーが潰れる一連の性格を持っているはずである。
 ところが、大口径レンズのおかげなのか、コントラストの高さがあまり嫌味になっていない。ガツンとコントラストがつくというより、飛んでるとこは飛んでる。そんな感じで、ウルトロン35mmよりもはマイルドな印象がある。

 シャドーもそんなに潰れない。傾向としては潰れやすいのだが、新緑の木陰の緑が潰れず、深みのある緑を再現していたりもする。やはりマイルドな印象だ。
 発色が素直な印象がある。白がきちんと白として出て、変なクセがない。変な色カブリをすることがなく、レンズとしては素直な発色だと思う。

 意識して使っているわけではないが、私はこのノクトンを条件の悪い時ばかり使っていることに気がついた。雨天で暗くなってる時。あるいは夕方の光量が低くなってきている場面などでだ。つまり絞りを開放に近いところでばかり使っている。
 趣味としての大口径レンズの楽しみは、絞り開放付近での大口径描写の主張だと私は思っている。それはやたら狭い被写界深度の表現だったりするし、あるいはちょっと淡さのある開放描写だったりする。
 このノクトン50mmには、そんな開放付近でのちょっとした乱れがあって、いかにも大口径レンズらしい気がする。完璧な描写ばかりがレンズの魅力というわけでもあるまい。(2004,12,01)

 
 

 以上、再掲分。

 なんつーのか、コシナでRF機用レンズだから存在価値があるようなレンズですねえ。最近のライカレンズみたいに、バリバリのガチガチなレンズって、RF機を好むユーザーさんにどれだけ需要があるものでしょうか。
 30歳を過ぎてから、なんでもかんでもクッキリハッキリ写り込んでればそれでいいものなのかなぁ?と疑問を持った私としては、大口径の主張みたいな性格の淡さをも併せ持ったレンズがかわいく思えたりするのですよ。

 もちろん、低照度下でキッチリ勝負できる明るいレンズというのも、存在価値はあります。コシナさんでいえば35mmのF1.2とかね。重いレンズとはいえ、ライカM5に装着するといい前後重量バランスになり、私の構え方なら左手の中指に全体の重心が来ます。
 これが一眼レフなら、もうレンズが重くてしょうがなくなる大きさと重さになっているのでしょうが、RF機ならではのこと。

 昨今のようなデジタル機全盛の時代になっても、RF機には存在価値があるようです。リコーGXRの次期ユニットがライカMマウントという話も出ております。ライカM9なんか買えない日本の貧乏人のため、がんばってほしいところです。

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再録 Sigma 14mm F2.8EX HSM

 立春ですねえ。旧暦が基本の季節分けとはいえ、たまたま今年の日本列島は立春にふさわしい雪融けでやんすねえ。
 ええ、当地でもすっかり寒気が緩みまして、秋田市内は急速に雪が消えていってます。

 北国の春ってのは、けっこう汚いもんでしてね。毎年書いていることながら、「雪融け」という言葉のきれいなイメージとはまったく違い、雪の下から汚いもんがたくさん出てくるんです。
 雪が積もり始めた時期からずっと溜まっていた汚いものが顔を出し、けっして快適な光景ではないのですね。
 本格的に春が来て、空気が乾き、普通に雨が降るようになって、ようやく冬の汚れが洗い流される。そんな北国の春。

 寒気が緩んでくれたおかげで、毎週末の除雪行は免除の様子で、のんびりとした週末を送れるみたいです。
 すっかり気が抜けておりますんで、今日も古い記事をコピーして済ませますよ。

 以下、再掲なのです。

 
 

 おお。シグマのレンズを登場させてしまった。いいのか?いいんである。どーせ私の寝言なのだ(^^;

Img_4400_1

 シグマのレンズに対する世評を集めてみると、だいたい以下のようになるかと思う。「新製品開発に果敢なチャレンジを見せ、どんどん新製品が登場するものの、逆光に弱かったり色再現が物足りない場合あり。安価で軽量なのはマル」こんな感じか。

 正直な話、最近でこそ描写もなかなかのレンズがあるけれど、シグマのレンズは逆光に弱く簡単に破綻しちゃうのは事実であった。
 シグマのためにフォローしておくと、これはシグマのレンズがダメなのではなく、他社が対策をそれなりにいろいろ施しているだけのことで、むしろシグマのレンズがストレートスタイルなのだといえる。あれ?なんもフォローになってない?(^^;

 まぁ描写だけではなく、AFレンズがたまに妙な挙動を見せる場合があるし、AF駆動音がゴソゴソと精密さに欠けたりする面もある。
 がさつだとでもいうのかな。マニュアルフォーカス時代には変な色カブリをした安いズームレンズとか、開放F値の変化がボディ側にまったく連動していないものもあった。
 けれどシグマの美点は果敢な新製品チャレンジにあると私は受け取っているので、全面的に遠ざけるつもりもないのである。シグマでなければ入手できないレンズっていうのは確実にあるのだから。

 この14mmF2.8EXはそんなレンズの1本である。キヤノンのEF14mmF2.8Lは驚くようなコントラストと色乗りを併せ持つレンズで、価格なりのものすごさがあり、こりゃおもしれーなーと感じるレンズなのだけど、いかんせん簡単に買えるものではない。一般人としては論外扱いにしたほうが良さそうな感じである。
 けれどシグマ14mmのなんと安価なことよ。同時期にタムロンからも14mmが発売されており、おそらくタムロンのものは私の好みに合う描写なのだろうと予想できたけれど、私はあえてシグマにした。

 14mmという焦点域は常用するものではない。あくまでもワンポイントで使うものだ。ならば安価なことに越したことはないのではなかろうか。私はそう考えたのである。
 別のタムロンAFレンズを使ったら、ゴソゴソしててなんだか動作が気持ち悪かったのもあって、超音波モーター搭載のシグマ14mmにしたのであった。

 ●シグマ14mmF2.8EX HSM \140,000 / \86,899
 ●タムロンSP14mmF2.8 \198,000 / \130,686
 ●キヤノンEF14mmF2.8L USM \307,000 / \214,189

 いまちょっと価格を調べてみた(2011年・注 記事を書いた頃の価格)。メーカー上代でこれだけ差がある。実販もこれだけ差がある。ここだけの話、数年前の業界流通価格もこのくらいの差があった。
 元から価格が違うんだから仕方ないけれど、もしもシグマとタムロンが同じ価格なら、かなり迷わせられる。かたや超音波モーター、かたや逆光に強そうなタムロンレンズ。でもなぁこの価格差じゃちょっとなぁ。立派なシグマの価格戦略である。

 シグマの14mmというと、私の頭の中には旧タイプの描写が記憶にある。まだオートフォーカス一眼レフなんて存在しなかった頃のものだ。
 その描写はとても荒々しく、線は太くザラザラしたもので、周辺光量は落ちて流れちゃう絵ではあったけれど、なにしろメーカー上代が6~7万のF3.5であった。このくらい写ってくれれば御の字というものである。
 トライXと組み合わせると似合うのではないか、という荒々しさであったから、使うフィルムによってはなんらハンディのない仕様であったともいえる。

R1307eb3e14

 現行の14mmF2.8EXは、旧タイプの延長線上といえるような荒々しい顔を見せることもあるが、非球面レンズを投入したおかげで周辺光量の落ち込みは皆無に近い。ただし四隅はそれなりに荒れる。絞り込むことで解決できるレベルなんだけどもね。

 私は14mmでこのくらい荒れるのは当たり前だと思っているので、むしろ歪曲の無さを美徳に感じる。きちんと直線が出ているではないか。たいしたもんである。
 発色だってかつてのシグマ色ではない。黄色がかったぼんやりとした色調ではなく、きちんと色が出る。
 コントラストもしっかりしたものだ。ゴーストが出やすいのはこのクラスのレンズはみんな同じ。そういう時は撮影の基本に立ち返ってハレ切りをしたらいい。きちんと価格なりの写りをしてくれるのだから、文句のあろうはずもない。

 今でもシグマのレンズにはハズレのものがたまにあるらしい(2011年・注 最近はハズレレンズはないように思える)。そういう評判を目にすることもある。
 けれど私はシグマのレンズに対して全面的に否定したくはない。妙に贔屓をしている。その理由がこの14mmF2.8EXなのである。

 アタリハズレが極端でわかりやすいメーカーと考えればいいかもしれない。現行品でもあいかわらず逆光に弱いものはあるようだが、すべてのレンズがそうだというわけではない。
 以前、70-200mmF2.8EXを使ったことがあるけれど、逆光でもなかなかのもんだった。明らかにカメラメーカーへケンカを売ってる写りである。商売に使うのでなければ文句のない写りだったよ。

 というか、我々アマチュアは写りがうんぬんとヌカす前に、まずきちんと撮ることが重要だったりするではないか。(2004,09,16)

 
 

 以上、再掲分。

 今となっちゃ、かつての「安かろう悪かろう」のシグマさんなんて、もう隔世の感がありますな。
 遅々としたカメラメーカー純正レンズの開発ペースを尻目に、思いっきりケンカを売るような仕様のレンズをガンガン出し始めた頃から、レンズメーカーさんは本気のレベルになり、ハズレのレンズなんてものは見当たらなくなりました。

 超廉価なダブルズームレンズセットでさえ、それなりの写りのレベルにちゃんと達しているわけで、カメラレンズとしてもっとも大事であるはずの写りで及第。
 搭載しているAFモーターがうるせえとか、本筋以外のところでは、メーカー純正レンズに劣る場合もあるでしょうが、価格が安い理由をきちんと納得して使う分には問題ないですから。

 コシナさんだって昔は三流メーカー扱いされてたんですよ。シグマ・タムロン・トキナーの三強より格下扱いで、下請け専業みたいな。
 けれど日本の光学メーカーはきちんとした技術を保持した上で、あえて廉価のために手を抜いていたことが今では明らかですな。ライカの一眼レフ用レンズを日本のメーカーが下請けしていたなんて、当時は驚きだったものです。

 ちゃんと評価されればきちんとしたものを作れる。トキナーのAT-Xで火がついたようなこの流れの上に、日本のレンズメーカーさんはきっちりと勝負しているわけです。

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X100っていいなあ

 興味がないわきゃないだろう、のフジ写X100。もうフジ写真フィルムっていう社名じゃないのを承知で、当バカブログ上では略称フジ写。だって慣れちゃってんだもん。

X100_2

 古の銀塩機のようなフォルムに関する是非はともかくとして、APS-Cサイズセンサーを搭載した光学ファインダー機っていう点で、とてもスルーできまへんなぁ(^^ゞ

 やっぱりファインダーを覗いて撮るのが本筋だよなーと、ここ半年くらい改めて感じているところでして、かといって一眼レフは大荷物すぎるような時に、デジタルコンパクト機では内蔵光学ファインダーなんて望むべくもありませんでしたな。
 せいぜいホットシューへ外付けファインダーを載せるか、さもなくばメーカー純正のバカ高いEVFを、不恰好にもボディ上へ載せるしかなくて。

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 そりゃアクセサリーをゴテゴテと盛る楽しみっつーものがあるのを否定したりはしません。けれど軽快に動きたい時に無駄なもんがあれこれくっついてるというのは、やっぱりなんか違う気がするんです。
 シグマDP2に関しては、レンズキャップ仕様ということもあって、延長チューブとフードが固定状態で使ってはいますが、できればレンズバリアを内蔵していてくれれば、邪魔なフードなんざなくてもいい主義の私です。コンパクト機は小さいからいいのであって。

 いやX100はそれなりに大きいカメラのようですね。銀塩機でいえばHEXARくらいの感覚ではないでしょうか。某サイトの比較カットを見てそう思いましたよ。

X100_3

 シグマDPと比較してこの大きさ。となれば、大きさ的にはHEXARをイメージしておけばいいかな、なんて。たぶん重量的にはHEXARよりもズッシリ感がありそうです。

 光学ファインダー内蔵のデジタルコンパクト機ってとこがね、オンリーワンなわけですよ。いや寸法的にはパナのGF2より大きいから、コンパクト機と表現してもいいのかという迷いはありますが。
 レンズが35mm相当ってとこもなー、使わなくなってしまった我が家のHEXARを連想させ、いまいち物欲をキックしてはくれないものの、どうしても気になる存在のX100なのでした。

 実際に手にした時の操作などを頭の中でシミュレートしたりなんかしてます。左手を遊ばせなくてもいい絞りリングの設定が○。
 内蔵フラッシュはほぼ使わない撮り方なので、間抜けな位置に内蔵されていることはあまり意識しなくていいはず。あとはフード等の実戦仕様にした際に、どんな案配になるかですね。かなりマクロが使える点も○。

 実販はイチニッパラインを維持という情報もあり、けっして安いカメラではなく、それなりに気合を入れなければ買うにも使うにも大変そうなX100ではあります。
 そう考えると、シグマDPシリーズって格安ですよねえ。APS-Cサイズ相当のセンサーに、けっこうなレンズを奢ってるわけですから。

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ちょっと興味がある大内宿

 東日本でオフ会の計画を着々と進めてしまうと、たぶん九州の若旦那が寂しそうなツラすんじゃねえかなーと思いつつ。
 マジで私もまさか昨年の登米オフで、あんだけノリノリで撮るとは思ってませんでした。撮影者によるオフ会の効能っつーのは本当にあるのだと感じておりますよ。ああ、私の場合は単なるアルコール注入パワーだったかもしれませんが(^^ゞ

 根がシャイなので、勢いをつけないとなんにもできないんです。

 で、横浜の御大から「仙台まで走るのは酷なので、次回はもっと関東寄りにしてくれい。できれば北関東か、せいぜい新潟くらいで」というリクエストがございまして。
 とはいえ、日ごろ入ってくるローカル情報というのは、どうしても東北地域に限られるもので、TV番組などではたまに新潟県も東北にくっついていることはあるものの、やはり福島県あたりが南の限界っつー感じです。

 ネタをひとつ投下しておくなら、福島県内でなんとなく気になってるのは大内宿。メジャーすぎる存在ではありますがなぁ。

Image289

 某Webサイトからパクってきた画像。冬季はこんな感じらしいっすよ。茅葺の民宿なんかもあるらしくて、雪国耐性のある私以外は寒くてたまらんだろっていう、ちょっとしたサドっ気を刺激されますなw
 茅葺屋根の住宅は、東日本の家屋として大変に理にかなった構造なのですけれど、そこで暮らすにはノウハウが要求されますからなぁ。

 まあ三春とか喜多方とか、シブそうな街は福島県内にありますんでね。そのへんのチョイスは幹事にお任せしますことよ。
 新潟県も興味あるんだけど、いかんせんネタ不足でして。距離的に首都圏とハンデがない地域の中では、福島県かなーと思ったりしてました。

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再録 Canon EF24mm F2.8 for Canon EOS

 「今月お誕生日の方に特典のご案内」なんていうメールが届くと、分割金利でも割り引きしてくれんのかと期待しちゃうのだ。そんなこたぁ、あるわきゃないか。

 久しぶりにレンズ系の再録モノでお茶を濁します。しかも今時銀塩で使ってる人などごく一握りで、デジタルでも一握りであろうというEF24mmF2.8でやんすよ。いちおー掲載時の順番ということで。

 以下、再掲となります。

 
 

 とっても地味なレンズである。外見も地味。お値段も地味。たぶんあんまり売れてない。
 けれど単焦点地味派のEOSユーザーにとっては、ちょっと見逃せない存在ではなかろうか。

 あれ?EOSユーザーに単焦点地味派なんかいるのだろうか。ズームレンズ主義ばっかりだったりしてな(^^;

 24mmの単焦点ってのは微妙なポジションのレンズだと思う。画角が外のお隣20mmは、単焦点としてけっこうメジャーなとこだし、反対に28mmはスナップ用レンズの王道なので、単焦点レンズユーザーが多く、メーカーさんが力を入れるので目立つ。
 20mmと28mmという両メジャーに挟まれて、とっても目立たなくなっている24mmである。以前は超広角レンズへの入り口として重要視された存在であったのに。

 ズームレンズによって画角をカバーされるようになったのも、24mm単焦点レンズをマイナーにしていっている理由のひとつだろう。
 昨今はデジタルカメラ対応としてズームレンズの広角化が著しいので、ますます24mmは地味になってきている。個人的には24mmの写りを「派手な画角だなぁ」と感じていた頃が懐かしい。

 20mmほど誇張が激しくなく、かといって28mmのような自然な広がりでもない。わかりやすい広さとでもいうか、ハンパといえばハンパ。微妙といえば微妙。けれど使ってみると振り回しやすくて意外によろしいものである。
 レンズ本体の大きさが小さく済ませられるのも利点である。50mmレンズから24mmまでは小さな寸法であるが、たいてい20mmくらいからレンズ外寸が大きくなる。

 クルマで移動することが当然で、機材をなんぼ持ち歩いても構わないというタイプのユーザーならともかく、歩きで被写体を拾うには、機材の寸法というものが気になって当然であろう。
 単焦点レンズで、しかも常識的な開放F値のレンズならば、24~100mmくらいのレンズは大きさも重さもたいして変わらない場合が多い。価格もそんなに差はない。機材を持ち歩く肉体にとって優しいし、財布にも優しいんである。
 そういった意味で、普及価格帯の24mm単焦点レンズは、もっと注目されていいポジションだと思う。

 F2.8という普通の明るさのEF24mm、実はけっこう写りがいい。無理をしていない明るさのせいだろうか、ピントの来ているところはググッとシャープだし、アウトフォーカスに汚いボケなど出ない。リアフォーカス方式とか、フローティング効果とか、なにやら工夫をされているためであろうか。
 色乗りもそこそこすることから、どこかツァイスっぽい雰囲気すら漂わせている(誉めすぎかな)。写りにウエットさがあるところがいい。

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 艶のあるものを撮影した時、実にいい感じでぬめりと描写するレンズと、単なる明暗でパサパサに描写するレンズがあるけれど、EF24mmはどちらかというとヌメヌメ型である。
 ヌメヌメ型のレンズというのは、コントラストがきちんとつき、色乗りもそこそこしているレンズであることが多い。
 私は基本的にヌメヌメ型のレンズを優秀と感じるタイプなので、地味ながらEF24mmF2.8というレンズはけっこうな穴だよなーと思うんである。私の好みは硬めのレンズだけれど、硬けりゃなんでもいいかというとそういうわけではない。

 こういった地味なレンズが旧式のモーターを搭載したタイプのままであることが、キヤノンEFレンズシリーズでちょっと面白くないところなのである。
 EF35mmF2とか、EF28mmF2.8なんていう機動性優先レンズが、ザーザーと音を立てるノイジーなレンズなのは、スナップという用途からすると、まったく似合わない。こういったスナップレンズにこそ静粛な超音波モーターが必要だろう。

 キヤノンは実用的必要性よりも、販売価格の差別化に超音波モーターを利用しているみたいだから(2011年・注 10年前の話)、今後も一切期待できないのはわかってることだが。
 スナップマシンとしてのポテンシャルを持つEOS kissと組み合わせると、レンズのAFはノイジーだわ、ボディ側はシングルAFとコンティニアスAFが勝手に切り替わるわで、おめーよ!というイラつき状態になりかねない。
 kiss3の黒ボディは実に地味で目立たないコンパクトボディなので、AFの手動切替という一点だけでも追加してもらえれば、私はスナップ用のメイン一眼レフとして使うことにやぶさかではない。まあkissデジタルでも同じパターンであるから、キヤノンは販売上の理由でそうしているんだろうけれど。

 ズームレンズ全盛になり、地味な単焦点レンズを改良しても仕方ないというメーカーの思惑と、ご家庭向け記念写真カメラと宣伝用高級カメラだけ売れればいいという販売施策が、真面目にスナップを撮影したいと考える層からキヤノンがあまり支持されない理由になっていると考えられる。
 メーカーとして販売施策がはっきりしているのは結構。宣伝文句で違反ギリギリの偉そうなコメントを並べるのもいいだろう。けれど使っているユーザーは知っているんである。

 私はお客だから勝手なことを言う。私がキヤノンユーザーなのに絶対メーカーを誉めないのは、物造りよりも販売施策を優先させる企業姿勢に対して不信感を抱いているからである。
 このEF24mmのようなレンズが地味なままになってしまっている一因は、単焦点レンズが売れないという市場だけが理由ではなく、企業側の姿勢にも原因の一端はあると思う。(2004,08,20)

 
 

 以上、再掲分。

 なんだか大上段に構えて偉そうなことを書き殴っておりますねえ。しかもこの24mmレンズ、銀塩の頃にあまり使ってませんでした。なんだかんだいって、一本勝負するくらい気合が乗ってる時じゃなきゃ、やはり使いづらいとこがあるかも(^^ゞ
 貧乏学生時代に24mm単焦点レンズに出会っていたら、おそらく一本勝負を厭わず、論理的に実例を上げて誉めちぎるのでしょうけど、迷って私は20mmに走りましたからなー。説得力がないのでした。

 APS-Cサイズのセンサーを搭載したデジタル一眼レフ機なら、24mmレンズはおおむね38mmレンズってな感じで使えますんで、世の中には装着して使ってる人もごく少数ながらいらっしゃるようです。
 カラーバランスはEFレンズとしてデジタル用レンズと同じはずなので、発色という点で気にしなくてもいいかと、私もKDXへくっつけてお試しで使いましたが。
 シャープなビシビシの描写を期待しちゃう人には向きませんなぁ。むしろホッコリとした柔らか目の絵になります。広角レンズならではの最短撮影距離の短さがありますんで、便利に使えなくもないかとは思います。

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