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がんばれ日本ブランド

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 大曲の十郎兵衛へ向かう道中。時間的に高速道路に乗ったほうが早いと思いましてね。高速の出口からバイパスに乗って大曲市内へ驀進中の図。

 秋田市で暮らしていると、やたら気温が下がることが気になり、雪の量はそれほど多いとも思えないんですが、内陸南部は積雪量の新記録を更新したりしてまして、秋田県は雪害対策本部を立ち上げたそうですよ。平成18年豪雪以来。
 今年の当地の雪は、主に横手市と湯沢市を直撃って感じです。けれど県北の町村でも除雪予算が底を突きそうになってるなど、なんだかんだで今年は雪が多くて冷えまくる冬のようですぜ。

 文句をタレつつ、当地の住民は除雪活動に朝晩と汗をかいているわけですけれど、実のところこんなに雪がガンガン積もる国って、日本くらいしかないんですよね。地勢的にそういう条件を兼ね備えているらしいですわ。
 ほかにも北米のオレゴンとか、やたら雪が降る地区は世界的にあれど、日本列島北部くらい毎年ガンガン降る場所はないそうで。

 日本列島ってのはそのくらい自然条件が厳しい土地でして。私ら日本人は当たり前と思ってる環境なんですが、実はかなりハードなんですね。
 そういった環境の歴史から、日本独自の文化っつーものが育まれてきているわけで、古いもんをバカにしちゃいかんと思う歴史オタ。

 日本の四季に対応できるアウトドア用品ってのは、実にワールドワイドなんですね。日本列島の過酷な環境に対応できるとなれば、もうかなりのお墨付き。
 あまりにも激しい環境変化ですから、ひとつの道具で通そうというのは無理があるものの、使い分けるという考え方ならばね、オカネが出ていきますな(^^;

 そのへんの過酷な住環境であることを、日本のアウトドアメーカーさんはきちんと自覚してんのかと、たまに思います。日本発のワールドワイドで通用するアウトドア用品って、けっこうな説得力を持たせられるのではないかと。

Sod300_1

 かつてSOTOのSOD-300が北米でバカ売れしたってのも、日本の冬場でまともに使えるガス燃ストーブがなく、そこを技術でなんとかしたろーという日本のモノ作りですがな。
 SOTOさんは下請けでずっとやってきた新富士バーナーのブランド名。それが北米で大絶賛のガス燃を出せるってあたりにね、日本のモノ作りの底力と、過酷な環境で暮らしてるからこその発想というか、日本ならではって感じがするんです。

 その点でテント方面が日本のメーカーさんは弱いと思いますね。世界に売れるテントって、登山系を除くと日本メーカーでは少ないように思えます。
 生活道具を背負ってのトレッキングという文化は日本に根付かないと以前に書きましたが、それでもトレッキング用の本気の一品テントをリリースするつもりなら、日本のメーカーさんには可能なんじゃないかと思いますよ。

 テストするべきフィールドは四季を問わず全国にあり、使う素材には困らないだけのマテリアル環境があって。
 外人でも使える寸法を維持しつつ、真夏系と真冬系の2つくらいはラインナップできるんでねーかなーとね、日本のアウトドア関連市場の貧弱さがきっと足かせなのだろうと悲しくなってきます。

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アウトドア2011」カテゴリの記事

コメント

日本の気候と自然は、間違いなく日本の物作りに
影響を与えていると思います。
良い意味で、です。
暑さと寒さ(雪と氷)、四季、山と川と海とか・・・。
子供の頃、エンジニアのおっちゃん(血縁)
が日本の技術は世界一だと言っていましたが、
いまになって納得して受け止めてます。

投稿: hk | 2011年1月20日 (木) 23:34

文明開化から続く西洋思考崇拝を、そろそろ一休みしても
いいんじゃないかという時期だと思います。
産業界も行き詰まり、中国の物真似大量生産にヤラれたり。
日本も同じ物真似の時期はあったわけですけども、そこへ
日本古来の考え方が重なったから成功したのだと思います。
自然を受けて流して利用してしまう。そんな日本独特の
考え方が、おそらく今後世界で役に立つ日が来るように
思えます。

投稿: ビヨ | 2011年1月21日 (金) 18:28

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