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雪と災害派遣について

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 あいかわらずの週末除雪で、少々疲れておりますよ。除雪機があるだけマシのように見えて、週に1度しか除雪できなく、ご覧の通りの状況でして、1人で除雪するには機械に頼るしかありまへん。

 ところで、当地では「自衛隊がなぜ出動してくれないのか」「災害派遣ということにはならないのか」という声が増えてきています。

 秋田県南部の豪雪は、単に何センチ積もったのかどうかということではなく、例年並みの備えしかないのが当然の地域に、ひたすら雪が降り積もっているということなのですよ。
 単なる積雪量なら、山間部は当然に多くなるわけですし、そういった地域は3mも積もって当然という生活スタイルですんで、高齢化で雪寄せの人手が確保しづらいことを除けば、3m積もっても慌てたりはしないものです。

 ちょっと調べてみましたら、自衛隊の災害派遣は、基本的に市町村からの要求で都道府県知事が行う要請がなければできないという話になってますが、地元警察署長の判断で要請というスタイルもあるようです。
 これは「警察では対応できない状況」という趣旨ですから、今回の豪雪はちょっと当てはまりませんね。

 また、防衛大臣以外の自衛隊員で災害派遣を決定できるポジションとして、方面統監、地方統監、師団長、旅団長などがあります。
 ですがシビリアンコントロールの徹底を是とし、上意下達で組織維持している自衛隊としては、中間管理職の独断というのは非常にやりづらい環境であることは想像がつきます。
 近傍派遣という地元密着型の災害派遣のパターンもあるとはいえ、本当に地元だけのことのようで、遠出はできないみたいです。となれば秋田市に駐屯地がある第21普通化連隊は県南まで出動しづらそうです。

 それでもあえて横手・湯沢へ近傍派遣をかけようとするなら、冬季雪中野営訓練とでも称して県南へ部隊を移動させ、その近傍で雪害が発生しているので対応、というスタイルですかね。
 見え見えの口実を作っての派遣となりますけれど、一般の役所以上にお役所的な自衛隊という組織では、決定した人が左遷されそうですな(^^;
 実は第21普通科連隊は平成18年豪雪で秋田市内へ災害派遣出動しています。けれどこの行為に対して是非が今でも隊内で論じられているというくらいですから、なかなか粋な決断というものがしづらい組織なのでしょう。

 平成7年に成立した災害対策基本法で、市町村長が災害派遣要請をできるようになっているはずなんですが、要請した側にも自衛隊災害派遣に要する経費のうち、負担しなければいけない項目があるようなので、そのへんがハードルになっているのですかね。
 ただ平成18年豪雪の際には、後から国庫による自治体への事後補填がありましたので、今の政権がよほどケチか、あるいは田舎なんざどうでもいいと考えていない限り、なんの補填もないとは考えづらいところです。

 あ。仕分けされたんだっけか?w

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