アウトドア2010

これは買うよ

 先日、鈴木酒造が作った傑作ともいえるラシャンテをご紹介しましたが、なにやら地酒系で変わったお酒を発見。

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 よーぐるしゅ。ヨーグルトのお酒。製造元は増田の日の丸醸造(株)で、「まんさくの花」というブランド名でがんばってる酒屋さんです。
 原材料は甘酒とヨーグルト。使用しているヨーグルトは、低温殺菌牛乳で当地では名前が通っている栗駒フーズ。それなりに説得力があるなぁ、と思って買い求めてみましたよ。

 んーとね、まんまヨーグルトでした。アルコール分が7度以上といいますが、1本飲み干しても全然酔いを感じられません(^^;
 ラシャンテが「お酒好きなんだけど、お酒の雰囲気が好きなの。ウフフ・・・・。」という若いオシャレ好き女性向けだとするなら、よーぐるしゅは「アタシはお酒飲めません!」という堅物攻略のいい道具って感じですかな。

 よーぐるしゅの使用原材料をきちんと明記してみると、ヨーグルト・米アルコール・果糖・甘酒・酸味料、となります。使用量の順番に記す規則がありますから、甘酒は(比較的に)少ししか使ってないということですね。
 たしかに甘酒にある米由来の臭みはまったくなく、まんまヨーグルト。これを「よくぞこれだけ不自然さのないアルコール含量ヨーグルトをこさえたものだ!」と礼賛するか、「米だけで勝負に出て、酵母菌にモノを言わせたラシャンテに比べたらあまりにも物足りない。」と評価するかは、飲む人によるのだと思いますね。

 話は変わって、今シーズン調達すべく決めてるアウトドア系のアイテムについて。

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 画像はP-541として販売されているプリムスのマイクロランタン。これのルーツといえば、バーナーとセットで発売されていたIP-MBLという型番。
 とうの昔に廃番になってますので、拾える画像は個人ブログに掲載されている画像ばかり。パクることに抵抗があって画像はナシ(^^ゞ

 IP-MBLは、超小型のバーナーとメッシュホヤのランタンがセットになっており、それぞれのバルブをジョイントしてパッキングできるバックパッキング向けのコンパクトセット。超小型だけあって価格は安くなく、1万円前後であったと記憶しています。
 当時はガス燃にまったく興味がなく、ガソリンでオッケーの人だったので、真面目に買う気はなかったのですが、燃料の使い分けということを始めると、ガスのシーズンに使える小さなランタンをキープしておきたくなるのでした。

 ガスランタンは手元にあることはあるのですが、なんとも変則的な構成のコールマンの品で、ランタンで分離型という、あまり売れなかったに違いないと確信が持てる困ったランタンが我が家にあったりします。
 たぶん誰かにもらったんでしょうね。お小遣いが赤字で泣くしかなかった妻帯者時代に入手したものですから、オカネを使ったはずがありません。たぶん取引先の棚ズレ品かと・・・・。

 今年も5月の連休以降はガスを使っていこうと思っていますので、ガスのランタンで小さなものをひとつ調達しておきたくて。
 コンパクトで、衝撃やパッキングで割れたり壊れたりする要素がなく、ガスで使えるもの。そういう観点です。

 ああ、照明なら暖色LEDランタンがあるでしょってか。

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 私の野営愛玩品のひとつと化しているジェントスの暖色ランタンですが、便利でコンパクトなのはいいのですけど、当然ながら暖房の用には足りません。
 たかがガスランタンといえど、燃焼系のランタンを灯すことによる体感温度の変化は、一昨年だかにガスランタンを焚いて体感しております。そのへんの意識によります。

 もちろん廃番のIP-MBLや、P-541を買おうというのではありません。セット品になっていないだけで、IP-MBLを髣髴とさせる組み合わせは可能なのですよ。

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 今ではプリムスの古いストーブを押しのけて我が家でガスのメインになりつつあるサウスフィールドのトレッキングストーブ。
 密かに部屋で耐久試験を繰り返し敢行していますが、どう見ても実用に足ります。ただし従来型のガスストーブとしてですが。SOTOのレギュレーターストーブの前ではどうかわかりません。

 この小さくまとまるガスストーブに組み合わせるなら、コレしかないっしょ。

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 同じくサウスフィールドのトレッキングランタン。現物は地元のスポーツデポで何度も触って確認しちょります。
 なにより価格の安さ。ストーブで学習しましたが、サウスフィールドの火器は、安かろう悪かろうではないってこと。ストーブは新冨士バーナー製でしたし、ランタンもそれなりにショボいとこには外注してないだろうと想像がつきます。

 アルペン系安売りブランドとして下位に見られることが多いサウスフィールドですが、モノ によっちゃメジャーに負けないだけのパフォーマンスがあるのですよ。
 それを確信して今期はトレッキングランタンを確実に調達いたします。マントルはメーカーによって品質に差がありますんで、丈夫だと評判の某社のマントルを使うとして。

 今期もガス中心でいくよー。


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また無駄遣いしました(^^ゞ

 公共の場所は全面禁煙だとう?なーにが「欧米先進諸国並みに」だ。都合のいい時だけ先進国のふりしやがって。科学研究費は後進国並みにバッサリ切り捨てたくせして。
 だからリベラルを振り回す政治家は嫌い。こういうことになると思ったから民主党になんか一切投票してないしー。喫煙有権者と飲食業を完全に敵に回したな。

 話は変わって、また無駄遣いした話(^^ゞ

 私、以前からコンパクトで丈夫な星座早見盤はないものかと、書店などで物色しておりました。星座早見盤というのは↓のようなもの。

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 星座の位置を時間と季節から特定するための道具で、緯度によって見える星座が違うので「ご当地バージョン」のようなものがあったりするわけです。
 欠点として、実際の天空をコンパクトにまとめて表示しているため、実際の星座と形が違って見える場合があることとされますが、それでも星座がなんもわからないよりも、夜空を見上げるのがずっと楽しいに違いないのですね。

 ですが早見盤はペラペラのコート紙やセルロイドなので、しょっちゅう野営に持ち出してたりしますと、あっという間にボロボロになりかねません。っていうか、たぶんなります。
 んで、野営地はたいがい漆黒の闇の中なので、早見盤を見るには照明が必要になり、赤いセロハンをLEDライトに装備したとしても、不必要な照明は星野観察に邪魔になりそうに思えましてね。

 なにかいいものはないものか。漠然と私はそういう感覚を抱いたきたのですが、そのへんを解決できそうなアイテムがあるのを知って、速攻ポチりました。その名も「スターポケット」。

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 覗き込むと星野が見えるスコープ状になっていて、自然光でも使えるし、夜間照明も装備しています。
 カレンダー様のダイヤルと時間のダイヤルを装備しているところにピンときまして、しかも携帯しやすい形をしているのが好印象。

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 大人のオモチャではありませんよ。照明のスイッチを押すと、内部で赤色光が点灯する仕掛けになってます。

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 スイッチのゴムを強引にとりはずすと中から小さな照明ユニットを取り出すことができ、電池2つを使っていることがわかります。
 マイナーな電池だと困るなーと思ったら、LR41でした。大規模家電店なら確実に在庫がある電池です。

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 覗き込むとこんな感じ。ボディの白い部分を透過して外光を取り込むようになっており、日中なら照明なしでも見えます。

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 照明点灯時。普通の赤色光で、不必要な明るさはありません。

 欠点としては、けっこうヤワな作りであること。これは緯度対策で内蔵されている調整板の交換ができるようになっているのがひとつの理由であり、北緯20~60度の切り替え仕様なのでした。
 大きさのわりに軽量であることも、ヤワな印象を生む理由ですが、用途を考えれば軽量であるに越したことはないと思います。

 あと、価格がねー。おフランス製なのでモノのわりに高いんです。安いとこで3千円後半。定価だと4千円後半。モノのわりには明らかに高価なんですが、こういったものが他にないのでポチってみたわけです。
 これが日本のメーカーならもっと頑丈に作ってくるような気がしますし、中国韓国製なら2千円以下で買えるものになっていたのではないかと思いますねえ。
 また、ケース付だったりなかったりと、取扱店によってモノが微妙に違うのかもしれません。

 野営の夜、酒を飲みすぎてしょんべんがしたくなり、テントの外に出て見上げた夜空の美しさに感激するなんてことは、実はよくあることでして。
 あまりにも星がたくさん見えすぎて、星座がまったく推測できないこともあったりするのですよ。

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あるものを使ってみる

 せっかく買ったんだから活用しよう、という真っ当な考え方に帰結しつつある私は、物欲野郎の風上にも置けない男になりつつあるわけですが(^^ゞ
 そのへんの考え方は、野営方面もカメラ方面も共通していて、唯一違うのはクルマくらいのもんで、2シーターオープンに乗る夢を夜な夜な見てしまうくらいでーす。

 春が近づき、みなさん野営気分が亢進しつつあるようで、ナイトヘヴンの検索でヒットすることが増えてきたようです。
 は?そのナイトヘヴンって、精力増進薬のナイトヘヴンであって、ORのシェルターのことじゃないんじゃないの?ってか。
 春が近づいてその気になってる点ではどちらも変わりありますまい。野営欲も性欲も、春が近づくと亢進するものなのですよ。

 というわけで、ORナイトヘヴンのおさらい。

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 モノポール系のいわゆる「参天」よりもコンパクトでソロ向きなのがナイトヘヴンで、分類としてはシェルターになります。
 1枚布ですんで、一般的なフライを備えた2ウォールテントよりも結露回避的に貧弱な環境で、床も地面がムキ出しのまま。テントポールの類も使わず、想定としてはトレッキングポール2本を使う前提になっています。

 この構成は携帯する荷物を減らすことに主眼があると思われ、幕体のみで重量0.97kg。あとはペグの本数と重量が加算される感じです。
 非常用野営手段のシェルターにしては、やけにベンチレーションに注力した幕体であり、非常用というよりも常用を視野に入れた構成です。

 世間一般的に、シェルターというのは非常用の簡易野営手段とされることがほとんどではありますが、ナイトヘヴンは常用が可能なのではないか、というところが私の調達の基本になってます。

 ナイトヘヴンのベンチレーションは多数設けられています。まず幕体下部に横長のベンチレーションがあります。

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 そして後部には上下2段のベンチレーション。

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 下には横長の細いベンチレーションがあって、その上に三角型の大きなベンチレーションがあります。

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 入り口方面は、入り口をフルメッシュ化できます。んで入り口の隣の面の上に小さなベンチレーションがあります。

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 ここのファスナーはやたら噛みやすいんで注意。

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 図の赤い部分が幕体下部に横長のベンチレーション。青い部分に大型ベンチレーション。黄色が入り口のフルメッシュです。

 素材がシルナイロンという引火の可能性が高い素材でありまして、本来ならば中での煮炊きは自己責任ということになるわけですが、プレヒートで高く炎が舞い上がるストーヴ以外なら問題はないと思われます。123Rは無理っぽく。
 火を使うことで考えられる一酸化炭素系、もしくは酸欠についての危惧は皆無。そのくらい通気性が最初っからある構成がシェルターというシロモノですので。

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 いくら通気性があっても結露から逃げられないのが1ウォールの宿命。問題は結露が発生することではなく、それがボタボタと下に落ちてくることでして。低い姿勢のシェルターなので、中で動き回ってる時に頭やら背中に結露が触れることもあるわけですが、そんなのたいした問題じゃありません。
 幕体をつたって下に滑ってくんならたいした問題じゃありませんけれど、たいがいは真下にタレてくるんですよねー。内側に撥水スプレーでも吹いてみたらいいんでしょうか?

 もちろん2ウォールよりも中は涼しくなるので、冬場に使うならシュラフやら着てるものを考えるか、あるいは暖房手段を工夫せねばならないでしょ。今の装備じゃ無理。
 床がないので暖房はあまり遠慮なくできる点はメリットですけど、これも炎が高く上がったり火の粉が飛ぶような手段はやめといたほーがいいですね。
 液体燃料系の火器はたいがい内圧維持のために定期的にポンピングが必要ですから、つけっぱなしで寝るわけにはいかず、ガス系で使えるものは一晩持たないか、あるいは火力がショボすぎるか。

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 となれば、やはりシュラフで寒さをカバーするしか手はないわけで、暖房手段はあくまで寝るまで暖を取るだけのつもりでいたほうが良さそうです。それならいつものようにガソリンランタンを暖房代用で灯してみてもいいので、調達しなくていいですね。
 とりあえずシュラフの中に入れるフランネルのシーツのようなものは調達済み。あとは結露対策もあってシュラフカバーを試してみようかと考えているとこ。

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 あるいは、夜勤の毛布代わりと化している安物化繊シュラフと羽毛を二重重ねにして、安物のシュラフカバーを外に使ってみますか。あまり防水能力がないベラベラのやつなんですけど、ないよりもはマシでしょうから。

 なんでもかんでも新しいものを試そうとせず、手元のもので工夫してみるのが、本来の野営のノリのような気がしております。

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ソロテント考(17)

 待たされていたポチったものが、もうすぐ届きそうでワクワク。

 世間一般の方にはまったく不要なものですが、私は密かに探しておりました。そんなものはたぶんないだろうと思いつつ。
 私は存在を知った瞬間に速攻ポチってました。「こういう便利なものは世の中にないのか?」と思っていたモノそのものでしたので。詳細は届いてから後日。

 話は変わりまして。

 ソロテントへの物欲はあいかわらず持続傾向なのですけど、帯に短し襷に長し、といったテントが多く、どうにも踏み切れないままです。
 なんにも考えずに「コレだ!」と選べるテントがあったらどんなにいいことか。内容的にいいテントは、価格や調達手段にハードルがあったりして、なかなかうまくいかないものです。

 密かに某全国有名チェーン店へTarptentの取り扱いを裏から問い合わせてみたりした話は以前に書きましたっけね。

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 耐久性など不透明な部分があるのは、日本国内で使っている人が少なすぎるという点でしょうがないScarp1。前室は若干小さい気がするものの、前室が2つあるという点で救われてます。
 ただ雨天停滞時の炊事となれば、微妙な感じがしますね。前室で雨天強風時に炊事してフライを溶かした私ですから。ポリエステル素材のフライで、しかも狭くはない前室のハマーヘッド2でもそんな按配だとするなら、Scarp1はいきなりフライに穴を開けちゃいそうな(^^ゞ

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 するってえと、アライのDXフライはソロ用テントでも前室が広くてよろしいように見えますな。でも私は前室煮焚き派なので、こういった荷物置き場として想定された前室拡大は、あまり恩恵がないかもです。
 スノピのランブリソロにもDXフライ仕様があるものの、あちらは肝心のテント本体が小さすぎ。長辺200cmのドームタイプじゃ、使う人をかなり選びますよ。身長的に。

 そんな妄想を抱いているとですね、前室をきっちり確保したソロテントで、私が普通に寝られるテントなんざありゃしねえんだというところに行き着き、もう前室なんか忘れちまえ!というナイトヘヴン調達時の考えに行き着きます。
 荷物を軽量化しようという意図があったナイトヘヴンであり、オール前室ともいうべきシェルターの中で煮炊きしちまえ、ということですな。

 そういうわけで、ソロテントの調達計画は先延ばし。今期のアウトドア方面物欲としては、ひとつ真面目にシュラフカバーを調達しようかと。シングルウォール対策っす。
 いつ買ったんだかなんにも覚えていない安物のシュラフカバーには引退していただいて、本格的なものを調達しようかと思ってます。4月いっぱいはハマーヘッド2で、そこから先はナイトヘヴンに出馬していただくと。

 シュラフカバーといってもいろいろありますね。それこそピンからキリまで。カタログスペック的な内容ではなく、シュラフカバーを実際に使ってみてのご感想をコメントいただきたいものです。

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ヘタレました

 このところ「やるやる詐欺」状態になっている我がブログ。計画ばっかり立てておいて、結局やんねーじゃん、みたいな。

 来週からどうも春モードになりそうな当地に、幸か不幸か寒波が訪れている昨今、密かに雪中野営の計画を発動しようかと迷っておりました。今シーズン最後のチャンスかもしれないな、と思いまして。
 けれどもですね、頭の中のどこかではわかってるんです。貧相な装備で野営しても、寒くて寝られないまんま翌朝を迎え、なにしに行ったんだかわかんなくなるって。

 とはいえ、夜勤の間、ずっと考えてました。行ったもんか、やめようか(仕事しろよ、オイ)。不安はあるものの、一度は体験してみたい気がします。
 んー。とりあえずイメトレしとこうと、野営予定地付近のアメダスデータを確認したら・・・・。うは。最低気温が-8.3℃でした(-_-;)

 無理。ぜってー無理。単に気温が低すぎるというだけではなく、ほぼ100%の確率で現地は除雪車によって寄せられた雪の壁を突破する必要があり、ガチガチに固まってる塊と戦わなきゃならない気温でもあるのですよ。
 気温が緩んだ柔らかい雪も難物ですが、低気温のカチカチの雪もキツいっすよ。一度融けて固まった雪とか、もうキツいっす。
 たぶん突破してるうちに疲れちゃって、どうでも良くなる程度のモチベーションなんですよ。

 本来なら雪中野営は、春が近くなってからやるもんじゃありませんね。雪の状態が安定してると思われる前半が狙い目ですなぁ。

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お部屋でチタン

 実は最近、室内用簡易鍋の代用として、スノピの「ソロセット極」のコッヘルを使ってます。チタンコッヘルを万能容器だぜ。贅沢だな(^^;

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 フルで約800mlちょっとの容量しかないので、オジヤを作ったり袋ラーメンを作るのにちょうどいい大きさなんですね。
 寒くて台所に行きたくない氷点下の夜は、部屋の中でバーナー焚いて使うこともあります。すげー不精なんですが、暖房が入ってる部屋ならガス燃で平気ですので、気軽に焚いちゃうんですよね(^^ゞ

 縦型のコッヘルはいかにもアウトドアっぽい雰囲気が漂い、パッキングがしやすいようなイメージがあります。
 確かにパッキングはしやすいと思いますが、縦型コッヘルの問題点はすぐ吹きこぼれること。沸いている状態と吹きこぼれ状態の中間でストーブの炎をコントロールせねばなりません。

 そういった微妙な火加減が可能なのは、まあ一般的にガス燃器具ですわな。一部の液燃ストーブ(例えばドラゴンフライとか)もトロ火ができることを売りにしてはいますが、ガスの火力コントロールには勝てますまい。
 なにより、荷物を小さくしたくて縦型コッヘルを選択するのなら、ストーブもコンパクトであるに越したことはなく。小さくまとめんならガスですわ。
 「極」にはギリギリ110缶が入るようですんで、夏場の一泊二日のソロ行なら、晩飯と朝飯くらいはこなせるかもしれまへん。

 私がスノピのトレック900にスベアを収めてるのは、たまたま大きさがフィットしてるからという理由以外にありません。
 火力調整がほとんどできないガソリンストーブには、縦型コッヘルは使いにくいという点で、本来ならこの組み合わせはオススメしまへーん。

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 で、贅沢にも室内でチタンコッヘルを使ってる理由は、火を止めてちょっと待てばチタンは器の温度が下がって扱いやすいからっす。
 時間をかけるような調理ではなく、袋ラーメン級の簡易な湯沸しなら、チタンでもアルミでもなんも変わりませんが、チタンは金属味がなく、口をつけて汁が飲める程度にすぐ器の温度が下がるんですね。

 実は私、アルミの金属味が気になる体質でして、常用コッヘル代わりにテフロン加工のソースパンを使ってるのも、ナマのアルミには抵抗があるからなのでした。
 よく語られるアルミニウムのアルツハイマー病との因果性については、その元凶とされる仕事をしていた私であっても、ちょっと疑問を抱いてまして、そういった側面でアルミを避けているわけではないことを明記しときます。

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ちょっと暖房について考えてみた

 早くカメラネタを書かないかとご期待の、そこのチミ。本年前半は新機材調達予定がまったく存在せず、もしかしたら小物をポチるかもしんない程度なので、本気で新商品に注目する姿勢に欠けまくってる身としては、表面をなでたくらいの話にしかならないのがわかりきってるんで、あまり書かないのれす。

 むしろ今シーズンは使ってるカメラの話がボチボチと出てくるでしょう。寒くておんもに出たくないだけのことで、撮りたい気持ちだけはとっくに第一汁が出ておりますよ。
 営業で例えるなら、新規開拓じゃなくて深耕開拓って感じです。意味わかんねえ?わかんねえ人はそのままでよろしい(^^;

 で、今日もアウトドア方面のネタを書いちゃうのですけれど。

 冬場の野営における暖房っていうのはどうなのかと、夜勤の間にずっと考えていたのですが(仕事しろよ、おい)。

 なにしろ冬場の野営は先月カマしたのが初めてで、最低気温が2℃くらいで、かつ降雪は小雪程度。積雪もなく地面もほとんど湿っていないという、雪国には本来あり得ない好条件下でした。本格的な冬場の野営ではなかったわけです。
 メンテに手を抜いていたことが原因と思われる、羽毛のシュラフのパフォーマンス不足に直面し、もしや暖房というものがあったら身体の芯の冷えは改善できたのかと思いましてね。

 どうせクルマ移動なのだからと開き直って暖房器具を持参するのはどうか。そう仮定してみて、現状の装備に加える前提なら、煙突が必要なタイプは最初からボツになりますな。
 煙突を必要とする薪ストーブは大変にアウトドアテイストが濃い存在ではあるものの、テントの幕体から煙突を突き出す部分の耐熱性が問題になるのは当然でして、なんらかの幕体加工が必要なのは当たり前。

 そしてテントの形態も高さがある程度は必要になります。コンパクトなタイプだとしても薪ストーブはそこそこの大きさがあり、ストーブ全体が発熱するわけなので、幕体との間隔をとらなきゃ熱で溶けちゃうわけです。
 三角テントが薪ストーブにはベストの相性なのですよ。ティピーだのゲルだのイグルーだの、ああいった形ですね。

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 幕体の換気口などを改造し、ここへ耐熱素材の煙突窓を設置し、煙突を突き出すわけですよ。
 煙突窓も改造も扱ってる店はあります。自分で加工するには、スキルがないと難しいかもしんねえっすからね。
 あたしゃ小学校の家庭科の成績がアウトだったタイプなので、縫製関連は最初から無理。図画は優秀でも工作はダメダメでしたし(^^ゞ

 我が現状装備にそのまま加えるなら、ポータブルタイプの暖房を選択するのが最適。そういう前提でちょっとネットを見てたのですよ。

 実は昔からけっこうあるんです。アウトドア系のガス反射式は、かつてのボン焚きマグネシウムの傘みたいなやつで、カセットボンベ系も昔からストーブはあります。
 また、白金カイロの親玉みたいなやつとか、いわゆるバーナーの上に載せて使うタイプですとか。

 価格的に低い方向から探していきますと、最初に見つかるのは、湯たんぽを除けば、イワタニのジュニアヒーター。

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 なんだカセットガスかと侮るなかれ。ちゃーんとヒートパイプがボンベまで伸びてるじゃありませんか。
 冬場のガス燃器具でダイレクトに効率を上げるのは、コレだと私は思ってます。燃焼の熱をボンベへ回してやる方法は、大変にアナログなやり方ながら、ボンベのガスがすってんてんになるまで使うことができる効率の良さ。

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 ユニフレームのこんなのもありました。イワタニもユニフレームもカセットガス派のメーカーさんですんで、ヒーター系の廉価版では2大商品かと思われます。

 ですが同じカセットガス仕様でも画像を見れば見当がつくように、ユニフレームのものはイワタニよりかなり小さいです。
 ユニフレームはアウトドア志向の商品作りなので可搬性を意識しているのに対し、イワタニは気軽に屋外で使える商品という方向性の違いがあります。

 そのへんは燃焼出力にも表れていて、イワタニは1200Kcal、ユニフレームは750Kcal(いずれも普通のブタンガスで)。
 なーんだ、イワタニのほうが暖かいじゃん。そういうことになるんですが、出力が大きいということはガス消費も激しいということになり、カセットガスを何本持ってきゃいいんだよってな、もはや野営荷物の体積と重量の話になってしまいます。
 野営者が使い捨てのボンベを大量携行する必然性にまで話題が突き進んでしまうかもですよ。私は少し抵抗があるなぁ。

 ほかにもカセットガス系のストーブというのは何点かあって。

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 3番目に載っけたユニフレームのガスストーブが、一番使えるんじゃないかなぁと思いました。赤い四角いやつね。
 カセットガス2本装填で、10時間連続燃焼の代わり、出力は800Kcalと低め。もちろん気化促進の仕掛けがあって、重量2kg。
 聞くところによると、カセットガス系の暖房器具としては定番中の定番らしく、長く売られていて愛用者が多いのだとか。そのせいかシーズン頭に売り切れてしまい、本番時期には入手困難だそうで。

 10時間燃焼ってのはいいなぁ。つけっぱなしで寝るつもりでいる私(オイ)。ボンベ2本で完結してるところが納得で、アウトドア用OD缶へは禁じ手のカセットガス封入がデフォルトの私ですから、カセットガスの在庫は常に持ってますし。
 ただ、こういったガス器具の問題点は、実際にどのくらい暖かいのかという点に尽きるわけでして、普段の煮炊き用ストーブの感覚からするなら、800Kcalってストーブ抱えてなきゃなんない程度なのではないかと思ったり・・・・。

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 やはり行き着くところはそこか(^^;

 燃料は灯油。小さな予備ボトルへ予備の燃料を入れておけば、焚きっぱなしとはいけなくても、301で一晩カバーは可能かと思います。もちろん羽毛のシュラフ等、防寒対策を施した上での話。

 個人的感覚では灯油の燃焼エネルギーは大きく、炊事に使うとコッヘルが煤で黒くなるとか、燃料の臭いが漂って取れないなどの欠点が語られるとはいうものの、いつでも使える灯油が手元にある北国の生活では、灯油に対するハードルが低いんです。
 ただ長時間燃焼が可能な武井のバーナーは、内圧のコントロールがデリケートらしく、圧力計があると助かるのですよ。

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 そうですか。501は圧力計装備ですか。

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GSIのコッヘルはおもしろそう

 マジで寒かった寒波は去ったらしく、寒さが緩んできました。明日は最高気温が6℃くらいになるらしいっすよ。雨が降るかもしれない、などとTVの天気予報で言ってました。

 雨が降るとまた雪が融けて下水に一気に流れ込んでくんのかよ・・・・、という心配は、私のようなペーペーのするこっちゃありません。偉い人にお任せ。
 ただ今回の寒波について『流量計も凍りつく寒さ!』とだけ申しておきましょう。守秘義務のある立場なので詳細説明は不可(^^;

 それにしても、15年目の我がアパートは、いくら気温が下がっても上水道が凍ったことがなく、もっぱら下水管が凍って困ったものでしたが、営業マン時代を思い返すに、こういった傾向は我がアパートだけではなく当地においては一般的なようであります。なんででしょ?

 常に一定の圧力がかかっている上水道の仕組みに秘密がありそうですが、コンビニやスーパーでペットボトル入りの水を普通に販売している現代では、凍られて困るのはもっぱら下水ですなぁ。
 水洗便所が凍ると、流そうにも水が出ないか、あるいは流そうにも詰まって流れていかないかのどっちかですんで。いずれにしろ悲惨ですわ。

 下水道の普及率が低かった時代なら、ボットントイレは気温が低いと臭いがしなくてありがたく、し尿が発酵してるせいでしょうか、当地では凍ったという話を耳にしたことがありません。
 一方、上水道の普及率が低かった時代は、もっぱら井戸が活躍していたわけで、凍ることがない地下水を利用していたわけですから、水を汲みに外に出る寒さがツライという話でしょう。

 これ以上、話題を続けると、ひたすら排泄物方面の話になるか、あるいは日本の文化史をクドクドと書き連ねる悪寒があるので、話題を変えますよ(^^;

 以前に取り上げたことがあるGSIのソロイスト。

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 単純な金属パーツだけではなく、柔軟に樹脂パーツを使ったGSIのコッヘルは、完結性という点でおもしろい存在だと思います。
 十徳ナイフ的使用法を重視する日本の文化からしますと、樹脂を使ったコッヘルは火にかけられないわけで、応用が利かない品ということになるのでしょうね。

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 シェラカップがアウトドア必携というのも、器になり小型鍋にもなり、そして酒を飲む大振りの杯にもなるという万能性でしょうなぁ。
 私の場合は実際に使用したことが数少ないというのに、なぜかアルミとチタンのものが重ねていつもバックパックに入ってます。万能シェラカップ信仰に毒されてんでしょうな(^^ゞ

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 ミニマムなコッヘルではないのですが、バックパッカー向けのこういうものもありましてね。その名も「バックパッカー」。ソロ用としてはいささか容量が大きい気はするものの、おもしろいのが鍋に収められる4つのコンテナでして。
 この1/4円筒形のコンテナを見てますと、それぞれにあらかじめカットした食材や米を入れておくとか、想像が膨らみます。
 もちろん調理済みのものを入れておける耐久性があるので、下ごしらえしておいた食材を入れておいても可。

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 このところGSIはおもしろいコッヘルシステムを提案してくれてはいるのですけど、ネックは日本国内における価格の異常な高さ。代理店さんの値付けなのでしょうがないんですけどもネ。
 ソロイストでいうと、国内標準小売価格は\9,975のようです。そんだけ出すならスノピのチタン極にしとくわ、と私なら思う価格です。これが米国REIですと$39.95ですがな。

 アウトドア用品は製造国低価格の法則があるのですけど、なぜか日本のブランドは海外でも国内価格とたいして変わらないのに、海外ブランドは日本に入ってくるとガツンと価格が上がります。アパレル系ブランドと同じですね。

 思うに、日本におけるアウトドア人口の少なさ。すなわち需要の問題と、アウトドア関連の商品を扱ってメシを食ってくキビしさでしょうね。
 利益とらなきゃとてもじゃないけれどやってけない。需要が少ない商品を取り扱うというのはそういうことではあるまいかと、業者さんに同情しちゃったりする私でした。

 けれど「そうかそうか。素直に高価でも買うよ。」というわけにはいかない庶民の私でもありますため、個人輸入っていう欲求が炭火のように頭の中に残っていたりもします。
 Tarptentのように日本国内で取り扱いがないブランドもあることですし。いつかは挑んでみたい個人輸入・・・・。

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酔っ払いの寝言

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 寒いっすなぁ。最低気温が-7.1℃だってよ。一気に激しい寒波が訪れたらしく、山岳部も沿岸都市部もあまり変わらない気温です。八幡平まで行くとさすがに-12℃クラスですが、-7℃だってかなり寒いっす。

 当地は北海道型の耐寒住宅形式がまったく普及しておりませんので、気温が氷点下になると猛烈に寒いのですよ。
 とくに私が住まう木造の古いアパートなんざ、屋外の強風で室内の空気が簡単に動くくらい換気に優れておりますため、いくら温風ヒーターを焚いてもまったく室温が上がりません。
 きのう帰宅したら室温が5℃で、こりゃかなわんとバンバン温風ヒーターを焚いてみましたが、20℃になるまで1時間半かかりました。布団に入って体温でヌクヌクさせたほうが早い感じでしたぜ。

 -4℃を切ると水道や便所の配管が凍結するケースは増えるといいます。我がアパートも-4℃が危険ラインでして、建物の角にあるトイレが一番危険。
 10年ほど前に導入した安物のコンパクトな電気ヒーターのおかげで、その後は凍結に泣くことはありません。それなりに電気代はハネ上がるものの、便所が何日か凍るよりもはずっとマシ。アパート暮らしの方にオススメ。ホムセンで3千円クラスですから。

 日中でも-5~6℃で推移している気温じゃ、もう外に出ようという気力すら起こらず、屋内でヌクヌクしてるしかないわけですが、灯油の消費が激しくなってたまんねっすよ。
 いくら暖めても完全に暖房が行き渡らないんで、全開に近い燃焼状態で温風ヒーターが常に稼動してるからなんです。
 で、逆に暖房がない台所方面は、寒いおかげで冷蔵庫が快調。冷凍しなくても肉や魚が腐ったりしません(^^;

 こう寒いと、カメラ持って外に出ようとか、もちろん野営の意欲なんざ失せますな。ゆうべはどこかの野営地でゴロゴロしながら酒を飲んでる可能性もあったわけですが、夜勤中に外の景色を眺めてるだけでやる気が失せましたよ(-_-;)

 話は変わって。

 羽毛のシュラフなんですが、高温多湿である我が国の自然環境には、羽毛っつーのは本来適してはおらんのではないですかね。

 機能的には羽毛を使うことで小型軽量化でき、メンテさえきちんとやってれば長く使え、同じような使用指定温度帯だとしても化繊綿より暖かく過ごすことができるメリットがあるとされます。
 完全徒歩行なら羽毛のシュラフには荷物を小さくできる利点があり、登山などのように平地より過酷な環境であることが多いシーンでも、小さく機能的な羽毛シュラフは便利なものかと思います。

 その点、私のようにクルマ移動レベルから脱却できていないタイプの野営者には、羽毛はオーバースペックでないかと思いますね。化繊で十分。

 先日のような氷点近くの気温ではありませんでしたが、5~10℃ならモンベルの化繊#4に安物の封筒型シュラフ(ただし肉厚)を重ねて使って熟睡してましたからね。
 同じ5℃前後の気温でナンガの羽毛を使った時は、はるかに寝苦しくはないわけではあるものの、私は軽い布団だと眠れないタイプなので、化繊2枚重ねのほうが安眠だったりするかもしれませんよ。

 つらつら考えるに、現代の野営用品というものは、舶来の商品が基本にあって成り立ってるもんだと思うのですよ。テントにせよシュラフにせよ。あるいは火器などですね。
 けれどそれが日本の自然条件に適合しているのかといえば、必ずしもそうではない部分は確実にあるような気がしてならないんです。

 火器については、これはもう西洋由来のものが使いやすく機能的で文句ナシではありますが、一斗缶ストーブから発展したネイチャーストーブのシンプルさに接すると、燃料さえ確実に確保できるなら、これだけでもいいかもしんないという気にさせてくれたりもします。
 一斗缶ストーブは近代のシロモノですが、都市部でない限りはたいてい燃やす木が存在してる自然環境の日本に、かなり適しているものであるとは思うんです。

 幸か不幸か東京以西で暮らしたことのない私は、冬は氷点下の気温になることもあるという価値観で生きてますし、どっぷりと田舎暮らしに浸っておりますゆえ、基本的に北国の価値観です。
 するってえと火器も冬場にガスを使うなんて考えもせず、代替手段としての液体燃料に速攻で考えが移ります。
 ガスは気温15℃くらいから怪しくなり、10℃を切ったらアテにならないと経験的に感じているためです。

 それならプロパン混合のボンベを使えばいいだろうというご意見、もちろんあってしかるべきなのですが、そこまでしてランニングコストを上げるつもりもなく、せいぜいEPIのパワープラスカートリッジにイソブタンを充填してみるくらいのものです。
 冬場に強いと自称するガス燃火器のデータは、たいがいプロパン混合ガスを使って得られたものでしかなく、火器の性能よりプロパンのおかげなんじゃないかと勘ぐりたくもなってきます。

 そんな中、真面目にガス燃器具の低温環境を考えた新富士バーナーのSOD-300は、日本発の製品として注目すべき火器ではないかと思ったりします。

Sod300_1

 カセットボンベ仕様のST-310で「レギュレーター内蔵ストーブ」という新ジャンルを開拓したメーカーさんが、いよいよ本命をリリースしたという感じで、昨年後半はけっこう話題になったものでした。
 レギュレーターを内蔵することで得られるメリットは、常に一定のガスを供給することで、気温の上下にあまり影響されないことだとされています。低温下でも安定した燃焼ができるっつーことです。

 実際には使ってみなきゃわからない部分はありますし、プロパン混合ガスを使えば他のストーブでもそこそこ燃焼はするはずです。
 ただ、燃料に頼らずなんとかしようという心意気が、いわゆるメジャーなメーカーさんにあまり見られず、アウトドア好きは裕福で湯水のようにカネを使うというバブル期の信仰が今でも業界にあるかのような按配の中、新冨士バーナーさんみたいにがんばってるメーカーさんは素直にうれしくなります。

 発売は海外優先だったんですよ。日本国内は後回しで。日本のモノ作り的誇らしさがそうさせたのか、北米の流通業者にくどかれたのか、内情は知るよしもありません。
 けれど自然環境変化が激しい日本から、こうしたガス燃の使える範囲を広げる製品が登場したというのは、必然であるように思えます。我が国の祖先たちはそうやって環境に合わせた改良を続けてきたのですから。

 鉈もそうですね。東日本における鉈は角型の重いものが普通で、重さで木を叩き切る発想です。西日本では剣型の鉈がメジャーなようで、山に生えてる木の植生が東日本と違うんだろうかと思ってしまいます。
 この角型の鉈というのは、おそらく日本の山の中で最強のアウトドア刃物であり、オノでもなくノコギリでもなく鉈である理由が、積み重ねられてきた日本の歴史の中にあるんですね。
 単なるデザインの遊びではなく、必然がその形にあるはずです。そうでなければあの形にはならないのですよ。

 ダラダラと引きずってるソロテント選びについても、実際は日本ブランドのきちんとしたテントが日本の環境に合っているのだろうと思っています。
 南北に細長い日本列島ほど多様な自然環境を抱えた国はおそらく他になく、それに加えてはっきりとした四季が日本にはあります。自然条件のバリエーションが豊富すぎるのですね。
 それに耐えられる前提のテントであるなら、日本ブランドだろうが舶来だろうが区別はしない私ですけれど、テントに限らず舶来のアウトドア用品は、日本に比べたら気楽な環境下を想定したものではないのかと、たまに思うことがありますね。
 どれがどうということではありませんけど、なんとなくね、そう感じることがあるのですよ。

 まあ道楽で野営している私ですし、人力移動の野営を夢見つつ、どうにも荷物過多のスタイルから抜け出せていない里山野営派の感覚ですから。たいしたもんじゃないのですがねえ。

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AARN ナチュラルバランス

 アウトドア系の小物を複数ポチッっておいて、届いて梱包を開いたら、届くと思い込んでいた品物と違うことに気がつき、ハテナマークを頭の中にたくさん発生させるものの、なんとなーく記憶があるモノだったりして。
 酔っ払ってポチるのはたいがいしておいたほーがいいように思う昨今(-_-;)

 某お買い得のバックパック。難アリ品のはずなんですが、届いた現品のどこをどう見ても難などなく。いったいぜんたいどういうわけで安かったのでしょうか。フルモデルチェンジしたから?

Naturalbalance

 というわけで、あまりのお買い得度に、本能的にポチったのはAARNのナチュラルバランス。上の画像は現行品ではありません。しかもLサイズの画像。私がポチッたのは、なぜか日本国内では取り扱いが少ないSサイズ。

 このナチュラルバランスの場合、サイズ表記がそのまま収納量とイコールではない(そりゃLサイズのほうが容量は多少大きいですが)ようで、SとLでは形からして違ってます。縫製ラインのシェイプから違うんですね。
 Sサイズでも約70リットルをカバーしてるんで、山の中に一週間も篭るようなことはない私としては、70リットルというのはマックスかなと考えました。いや、持ち物が多くて自ら閉口してる野営状態という現状はとりあえず置いておくとして(^^ゞ

 ニュージーランドのメーカーであるAARN。オーストラリアもそうですが、なぜか南半球はバックパックに定評のあるメーカーさんがありますな。
 私が調達したのはSサイズの黒。リップストップナイロンにありがちな方眼紙のような模様がありますんで、ベッタリとした黒一色というわけではなく、ストラップの一部に紫を使っていてアクセントになってます。
 黒と紫という組み合わせは、私の世代ではヤンキーカラーではありますが、私はなにも抵抗がありません(^^;

 AARNのバックパックといえば、背負う姿勢に注目したメーカーさんであり、背中にすべてを背負うのではなく、ストラップのフロント側にも収納部を設け、なるべく荷物の重心を背負う人のセンターにしようという取り組みが特徴です。

 ナチュラルバランスは昨年某アウトドア誌が軽量級バックパックのニューフェイスとして取り上げ、私はそれが印象に強く残っていたものですから注目していたのですけど、日本に入ってくると不当に価格が跳ね上がる海外アウトドアブランドの常で、よほどイッちゃってる人じゃなきゃ買わない流通価格でした。
 Lサイズで3万後半でしたから。使わなくなったからといって放り出せるような価格帯ではなく、身体と用途にフィットしてなきゃ転用が難しい大きさのバックパックでは、冒険できない存在だったのですね。

 それが7千円後半だっつーのは、もう騙されても後悔しませんって感じ。何回か使って、使えねえと思って放り出しても惜しくはない価格でした。
 ディープに検索をカマしてるわけではない私が発見したのはほんの偶然で、どうやら最後のひとつを私がゲットしたようです。下世話な話、オクで転売しても利益が出るモノですから、価値を知ってる人はとりあえずゲットしたでしょうなぁ。

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 こんな感じで、フロント側にも大きな収納部があり、ここへバーナーですとか重みのあるものを収納し、背面には衣服や食料などの軽くて嵩張るものを収納するといいようです。
 背面パックは二重構造になっていて、防水インナーがあります。防水といっても薄いナイロンで、不必要な厚みはまったくありません。インナーは途中から二股になっており、収納分類ができるってとこですか。

 フロント回りはストラップの類が縦横無尽に走っており、フロントパックをいかにストレスなくユーザーに使ってもらうかということに腐心した観があります。
 ストラップが多いということは調節できる部分がたくさんあるということで、このへんはユーザーが試行錯誤して試せ、なのかもしれませんなー。今シーズンは試させていただきまひょ。

 「難アリ」の理由が汚れアリということでしたが、なんのなんの、届いてみたらたいした汚れじゃありません。っていうか、よくよく見なきゃわからない程度。これでお買い得価格放出ってんですからお得すぎます。
 私が調達した店はAARNのパックが全体的に(他店舗に比較して)安く、注目している人はチェックしていただきたいですねえ。ググればすぐわかりますんで。

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