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モノクロ夜祭は楽しい

 手元にある登米編の原版を整理し終え、一息ついてます。え?2週間も経過してからじゃ遅いって?
 だってさー、当地でXP2sを現像しようとすると、コダック系の現像液の店を探さなきゃなんなくて、処理拠点があることはあるんだけど、取次店が早く閉まっちゃう。私の勤務時間とまるっきり同じ営業時間なんです。
 あらかじめ電話しておいて「ちょっとお店開けておいてください」と頼めば、なんとかなるのですけれど、なんだかご迷惑をおかけしてる気がしないでもなくてですね。

 それで全国チェーン店の某キ○ムラへ出しに行ってるわけですが、納期が長くて、ほぼ10日かかります。祝日が挟まるともっと延びちゃう。
 まぁ現像料金がそれほど高いわけでもないので、田舎暮らしの快適さと引き換えの納期だとでも思って納得してますが。間抜けな店員にヘタな突っ込みをされると、クソ長い納期に我慢してた気持ちを刺激されましてなぁ。ムカつくわけです。

 ああ、くだんの店員さんですが。知識不足もさることながら、タイミングも悪い店員さんですな。私が入って行った時に受付に立ってて(^^;
 かわいそうなくらいにか細い声の応対で、たぶん怒られたんだろうな、とは思うものの、現像事故をわざわざ招く行為や、客の意見をまったく聞かない姿勢は、接客業として怒られて当然なので、同情はしません。

 いまどきしつこく銀塩を趣味で使い続けている客をナメちゃいけませんよ。万が一、現像事故を起した日には、10年前なんて問題にならないほど大事になるわけですよ。以前よりも趣味で撮ってる客の割合は相対的に増えているはずですしね。
 客の絶対数は減っているのに、うるさい客が多くて知識だけは求められる。理不尽な気はしますけれど、写真屋やってる限りは当たり前に必要とされる知識ですから。
 知識がないなら、詳しい客の言うことに少しは聞く耳を持つべきでしょ。だから同情なんかしません。

 で、まだXP2sの在庫があるのですが、怖くてもうキタ○ラには持ってけません。一気に在庫を使い切って、例の老舗に持ち込むしかないかなー。あそこに頼むとネガに傷が入っちゃうんだけど。
 一気に使い切るなんてできるのかって?それがあなた、今回の登米で考えナシにレリーズする楽しみを覚えてしまいましてなぁ。

 今回はガキさんとKizaoさんという同行者があり、お二人の撮ってる様子を横目でチラチラ観察したりしましてね。
 当然に自分とは違う視点で被写体を探しているのでしょうし、撮り方も違うわけです。ましてやストリートスナップの巨匠がおられるわけで、スナップ写真を上手になりたいと思ってる私は真似をしたりなんかするわけです。

 TC-1というチョイスは夜祭にどうだったのかと、振り返ってみればそう思いますが、結果的には正解だったかもしれません。
 絞り優先AEオンリーで、選べる絞りが少ないので迷いがなく。小さなボディは手の平に収めてノーファインダーで使うのが気楽ですし。AFもけっこう信頼できますしね。片手で露出補正が簡単に操作できるのもマル。

 で、高感度のモノクロで夜祭を撮るのは楽しいなぁと感じました。キラキラとした色彩も夜の魅力ですけれど、ミックス光だらけの商店街でリバーサルっつーのは辛いものがありそうです。その点、モノクロなら(銘柄によりますが)ほとんど気にする必要がありません。
 いつもの私ならノーファインダーなんて垣根越しくらいでしかやりませんが、今回は意識してやってみましたよ。
 シャッター速度も常から気にして撮ってるんですが、今回はビールの勢いもあり、ブレようがなんだろうが関係ないつもりで、とにかくたくさん撮ってみました。

 自分で撮ったはずのネガを見て、すごくおもしろかったんです。普段はこんな撮り方しないよなって。
 ノーファインダーのトンチンカンな手ブレカットですら、なんとなく意味ありげな雰囲気で、こりゃおもしろいと思いました。

 スナップ写真で昔から言われるのは、ハプニングも作品のうち、ということですね。撮る時にはそれなりに狙って撮ってるわけですが、レリーズの瞬間に画面内へなにかが入り込んできたり、被写体が思いもかけない動きをしたりして。
 そういった予測できないものもいっしょに写り込むことも、スナップ写真のおもしろさであると、今回は痛感しましたね。

 ライカMに代表されるレンジファインダー機をスナップ撮影で使うのも、単に小型なシステムが組めるというだけではなく、レンズの画角外をファインダー内でモニターできたり、レリーズの瞬間も被写体を観察し続けられる長所があるわけです。
 一眼レフやデジタル機の背面液晶ですと、視野外を観察することはまず難しいですし、レリーズの瞬間には視野がブラックアウトする一眼レフや、撮影画像を一定時間表示しちゃう背面液晶デジタル機は、ちょっと不利な場合もあるということですな。

 だからといって私はいきなりライカMに戻ったりはしませんけどね。今回の装備で十分に楽しかったですから。

R5466tc1xp2

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コメント

金魚すくいの二枚目も臨場感があってそうとう
いいけどこのカットも動と静のコントラストや
被写体の視線がそれぞれ違っていていいっすね。

いや~、僕もとても良い刺激になりましたぁ^^
お二人の撮影姿や作品を拝見させていただいて、
これまでずっと一人で撮っていて知らない間に
頭が硬くなっていたんだなぁと実感しましたよ。

投稿: Kizao | 2010年10月 3日 (日) 20:25

次回は福島~栃木県あたりで開催しますか?
土地勘ゼロなので私も素直に宿を取ると思います(^^;
 
今回は本当に撮っていて楽しかったのだと、つくづく思います。
やめらんなくなりました。撮る行為を。
もうやめようと思ってたんです。やる気がなくなってて。

投稿: ビヨ | 2010年10月 4日 (月) 19:11

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