« ソロテント考(19) | トップページ | キンチョーしてみる »

残業の果てに

 あー、イラつく。我が哀車の後部座席に、お誕生日プレゼントを積んでおり、毎日ゴロゴロ転がってやかましので、当事者の自宅へ予告して赴いたのに、いやしない。なぜか離れたコンピニの駐車場へ移動していたらしい。
 なんで移動するんだろ。多少イラつきながらコンビニへ向かったら、そこにもいやしねえんだな、これが。

 数分後、「すれ違ったのにわかんなかったんでしょ?」などと明るい顔で訪れた当事者。おめーよ、事故起こして代車に乗ってるくせして、俺がわかるわけねーだろ!
 しかも自分で待ち合わせ場所を変更しておいて、なぜ動き回る。複雑な道路網の住宅街でそんな真似されたら、永久に出会えねーっつーの。

 優しい言葉のひとつもかけてやろうかと思ったけど、あまりの相手のバカさ加減にイヤミをぶちかましてしまった。もちろん、プレゼントを速攻持ち帰りたくなったんだが、そこまでやっちゃ大人げなさすぎだ。
 都合30分に渡って走り回され、久しぶりにホンモノのアホを見た気分になり、かなーりイラついてる。俺の周囲はそんなのばっかりだorz

58312

 けれど私もけっこうなアホでして、先週の平日外泊話でも書きますか。その発端は、職場の水質計測機器が反乱を起こしたことでした。フダつきのワルっていう感じの、その計器。

 なにしろ公的な機関で使用される専門計器というのは、たいてい私企業で使うようなものではなく、役所関係でしか使われない少数生産の精密機器なものでして、高価なくせして病気持ちみたいな計器がたまにあるんです。
 んで、計器のマニュアルに記されているメンテナンスタイミングなんざスルーし、やたらメンテしたがる我が社の社風なので、メンテの度に取り外さなければならないケーブルやコネクターの劣化を促進してることにもなりまして。メンテしすぎってやつです。

 計器不調の原因は断線にあると、わりと早い段階で判定できたのは幸いでした。あとは断線箇所の特定。
 電気に関しちゃ詳しい人間が一人もいない我が部署。なぜ文系技師の私が、中学理科レベルの知識でテスター片手に導通を確認して回ってるのかよくわからないまま、とりあえず断線箇所を特定。コネクターとケーブルの離線が原因。

Img_5285_2

 過去にも断線したと見え、その箇所の配線はいささか短くなっておりましたよ。これはそのままハンダづけしても長さが足りず、再び断線するのが目に見えてましたので、廃棄機器から適当な太さのリード線を調達し、ハンダ処理することに決断。
 ハンダづけは苦手なのですが、若親方が責任持ってハンダ作業をやるというので、お手伝いして。
 計器のセッティングは任せてくださいっ!と若親方が言うので、私は池へ水遊びしに行ってたんですが。

 「・・・・手伝ってもらえませんか」と青い顔をした若親方が。どうしたのかと思ったら、過去にあり得ない数値を計器が示してるんですね。そういうケースを経験したことがない若親方はオロオロしちょります。
 その時点で16時半。もう後片付けタイムだったんですが、メンテや修理が本業ではない我が部署ですから、今やっておかないと次はいつ時間を作れるかわからないという事情があって、多少の残業は覚悟しておりました。

 ところがここから長い戦いになりましたよ。数値の異常を出す原因になっていると思われる箇所を分解し、テスターにて抵抗値やら電流値を確認していきます。
 いちおう予備のパーツも準備してありましたので、疑わしい部分を置き換えて。これ以上はもう交換する部品はありません、というレベルになっても、まだ異常数値。マイナス表示なんてあり得ない計器が、ぶっちぎりのマイナス数値。

 ふう。ここは集中してなんとか解決するしかない。数日に渡って格闘しちゃうと、断続的な格闘になるんで、集中力が途切れてしまいますね。
 この時点で私は時計を見ることをやめ、もう夕日の高さを頼りにしちょります。屋外でしたんで、太陽が沈むまでが勝負。日が長い時期でラッキーでした。

 留守番の同僚に「鍵かけないで先に帰ってちょ」と連絡し、なんやかんやと苦戦して19時半には目処がつき。
 撤収して後片付けをし、自分らの部署へ戻ったら、しっかりと施錠されてます。なんだ、鍵かけちゃったのか。夜勤の連中のところに鍵を取りに行きましたら、鍵なんか返しに来てねーよと。は?どういうこと?

 つまりですね、留守番していた同僚は鍵をかけずに帰宅したわけですが、守衛さんが「電気つけっぱなしで未施錠の部屋」と判定し、鍵をかけちゃったらしいんです。つまり私らが普段使ってる鍵は部屋の中に置かれたまま施錠されていたということ。 
 なんだよ、明日は守衛さんに開錠してもらうしかないねえ。などと話しながら帰ろうとしたら。私のクルマの鍵もサイフも、部屋の中にあることを思い出し。クルマの鍵どころか、アパートの鍵まで。ええ、帰宅できません。

 すかさず脚立を持ち出して天井裏から侵入する作戦を展開したものの、昔はツーツーだった天井裏が、空調の近代化工事ですっかり塞がれてました。
 鍵をし忘れた窓がないかと探したものの、そんなもんあるわきゃありません。守衛さんが見回りしてるくらいですから。
 直上の2階の部屋から床を開けて突入する作戦も考慮したものの、真上の部屋は勝手に私らが入ると後で問題になりそうな役所の資料庫。うーむ。

 夜勤の同僚は守衛さんを呼び出すことを提案しましたが、とっくに帰宅してる守衛さんに悪くて。
 こうなりゃクルマに積んでる寝袋を引っ張り出し、会社に泊まるしかありません。レガシィシリーズは鍵がなくても開錠できる暗号システムを搭載してますので、とりあえず荷物は引っ張り出せます。
 ところが、昔は4桁だった暗号が、今は桁数が増えてるらしく、モーロクした私の記憶は、何桁だったかなんにも覚えてませんで、4年間利用したことがない暗証番号なんて思い出せるはずもなく。

 どうしても会社に泊まりたくなかった私は(社内で伝説になっちゃいますんで)、泊めてくれる家を探すハメに。
 こんな時、つきあってる姉ちゃんの一人でもいるなら、アクシデントをアタックに昇華させる作戦などもあるのでしょうが、そんな相手はどこにもおりません。

 ふと思いついたのは、今でも懇意にしてもらってるかつてのお得意先。とっくに廃業しているんですが、廃業の遠因は経営者が亡くなられたことで、もはや女性しかいない一家は、たまに私が遊びに行くと歓待してくれるんですよ。
 翌日の出勤手段も考えねばなりませんので、できれば送迎つきが理想で、私が電話しての第一声は「もう飲んじゃいましたか?」でした(^^ゞ

 強引に泊めてもらうことにし、夜勤の同僚がクルマを貸してくれることにもなり、往復の手段と寝床はなんとか確保。
 私が野営好きだというのは、我が社では異常らしく、その異常さから逆に興味を持つ同僚もいまして、たまたまその夜の勤務は野営志望の若い同僚だったのがラッキーでした。でなければそんな好意は私が得られるわきゃありません(^^;

 で。いきなりヨソ様のお宅にお邪魔し、夕食をごちそうになって晩酌とお風呂まで。女性オンリー所帯ということもあり、ここには書けないようなサービスもあったりして。
 すっかり迷惑をかけ倒し、遠慮せずに飲み倒し、普段ならコールデンタイムのうちに寝てしまってる私が夜更かし。しかも寝なれない不在女子のベットで寝たりし、隣の部屋では鼾をかいて寝てる娘などがいまして、なかなか眠れず。
 すっかり睡眠不足。野営の夜のほうがまだしっかり寝ているモードでしたよ。しかも翌日は臨時作業の関係でスケジュールがキツキツ。なにもそんな日に大残業と寝不足で出社しなくても。

 なんで今さら先週の話題を詳細に書いたかというと、そのヘロヘロ状態の翌日は、我が旧友と山へ遊びに行く約束をしてたので。
 彼はこのブログを読んでます。きっと私のヘロヘロさ加減に、彼は楽しみにしていた予定を遠慮するんじゃないかってね。私も楽しみにしてたから潰したくない予定だったんです。

 くだんの某女系一家には、そのうちきちんとお礼をしておこうと思ってますよ。このままシカトしてたら、あたしゃ単なる鬼畜っす。いや、鬼畜なことは鬼畜なんですけどもね(^^ゞ

|
|

« ソロテント考(19) | トップページ | キンチョーしてみる »

バカ/モーロク」カテゴリの記事

コメント

>ここには書けないようなサービスも

うあぁ、気になる~^^

投稿: Kizao | 2010年6月16日 (水) 22:57

ああ、こないだの外泊ってのはこれかぁ。
なるほどねぇ。

で、サービスってなに?(w

投稿: ぴゅんぴゅん | 2010年6月16日 (水) 23:28

鬼畜【き・ちく】(名詞・代名詞)
1.鬼や獣(畜生)のような所業。また、そのようなことを行う人物。
 「あの人は~だ」
2.秋田在住の男性。長身痩躯。血中アルコール濃度が高い。
3.背中に鬼を飼っている人。龍を飼う男の続編。

投稿: エンゾー | 2010年6月17日 (木) 01:21

あのなぁ、キミらはどうしてそういうネタになると食いつきが
良くなるんだ?
 
> Kizaoさん
退院していきなりの書き込みでそれはねえだろ(^^;
 
> ぴゅんぴゅんさん
常識人のイメージを壊してでもそこに食いつくかい(-_-;)
 
> エンゾーさん
だれうま。うますぎ。
 
お。ローカルTVで木村伊兵衛の特集やっとるぞ。いいぞ。もっとやれ。
木村伊兵衛の秋田シリーズ。いいんですよねえ・・・・。

投稿: ビヨ | 2010年6月17日 (木) 18:54

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ソロテント考(19) | トップページ | キンチョーしてみる »