なにやら語る
沖縄基地問題等、いろいろと社会問題について吠えたいことはあるのですが、しょせん半径2mの価値観でしかないワガママ視点の当ブログですゆえ、やめときます(^^;
ゆんべは夜勤で、いろいろとネット検索などして楽しんでいたのですが(だから仕事しろよってば)、ふと気がつくと、当ブログの前身ってのは、いちおうカメラと写真のサイトだったのだな、とね。
そのわりにブログにはカメラネタや写真ネタを書かなくなったなぁ。自分でもそう思います。
銀塩を使い倒す=平日の昼間に現像に出しに行きやすい夜勤体制であるのにも関わらず、EOS7に入ってるXP2sはなんにもカウンターが進んでません。
とりあえず使い始めには「冬場だからアルカリ電池よりもニッ水のほうが低温特性の点でよかろう」なんて考えて、Dimage7Hiをマジ使いしてみようかと考えていた頃に揃えた各種単3充電池を引っ張り出してきたというのに。エネループ使うほどではないかと思ったもので。
銀塩末期に自分がそのシステムの中で仕事をしていた、という点で、ブログ以前の写真関連ネタというのは、情報ソース的に不動の信頼があって、かつ暴露ネタ的な要素もあったりしたのを自分でわかってましたので、それなりに需要があったのでしょうが、今はもう業界とはなんの縁もありませんのでね。
仮に業界情報ソースがあったとしても、正直、耳にしたくないという気分です。あまりにショボく、かつセコい業界になってしまっていて、情けなくて情報すら聞きたくもない。それが本音です。
私の青春のほとんどを業界で過ごしてきたわけで、思い入れは人一倍あります。あまりのショボさに「廃れ行く一方だとしても、もうそのへんで理性を取り戻してくれんかね」といった感じ。ひたすら堕ちていく元恋人から目を背けたくなる心理と同じでさあ。
その一方、どんどん陳腐化していく横並びのデジタルカメラ市場に飽き飽きしているのも事実で、少数派ながら秘めたポテンシャルの鋭さに期待したいFOVEONにこだわるのは、そういった市場の飽和感からのイラつきが起因していると自己分析。
1台のカメラにすべてを叩きつけるとか、1カットで世界の価値観を変えてしまうようなスチルの力は、とうの昔に矮小化され、カメラというのは「道具」から「単なる商品」になってしまったのですよね。
カメラの持つ力ではなく、商品としての優劣だけが評価される。そんな世の中になってしまったことも、つまらなくなった理由です。
浪花節の立ち入る要素がなくなったといいますかね。カメラに限らず、浪花節的ノリは世間のあらゆる部分から淘汰され、北米的プラグマティズムといいますか、世の中がデジタル化されてからというもの、優劣、あるいは損得オンリーみたいな価値観が大きな顔をして歩き回ってるように思えます。
かつてカメラやレンズの名前を名品たらしめたのは、それを使って説得力のある作品を世に問う使用者でありました。
そこには作品という名の結果から、使用した機材に遡って評価される要素があり、仮に使用者が機材に浪花節的こだわりを持つのなら、それは美徳と評価されてしかるべきものでした。
ネットという名のミニコミ化が広がり、自称カメラ通は私を含めて大量に存在することになり、その意見が重宝されるってのは、なんか違うんでないかなぁと思います。
メーカーの思想。開発者のこだわり。それがカメラの魅力であったと個人的に思っているのですが、ユーザーの顔を窺うようになってしまっては、なんか違う気がするんですよね。
ましてや、同業他社の姿勢を観察して開発スケジュールを組むような真似は、市場の陳腐化に拍車をかけるだけでしょ。
この製品を世に問う。それが本来のカメラメーカーの姿勢ではないかと。思想的に日本企業のモノ作りの強さでもあると思うのですよ。
この項を書き始めたのは、オチをサムスンのNX10へ持って行こうとしてたからなのに、書いてるうちに話の方向がなんか違ってきちゃって困ってる(^^ゞ
サムスンNX10がですね、なにか世に問うとか大袈裟な姿勢なのかどうかはわかりませんが、少なくても日本メーカーの「やればできるけどやらない」の隙間を突いてきた存在であることは間違いないと思います。
デジタルになってから創造されたフォーサーズという規格ではなく、APS-Cというサイズのセンサーを搭載したのも、無理矢理だったとはいえ銀塩時代に全世界へいくらかは普及した大きさの規格に沿ったものです(センサー調達の都合とかかもしれませんけど)。
フォーサーズよりもはまだ理解してもらえる可能性が高いと。マウント遊びができるマイクロフォーサーズは、オタク向けの要素でしかありません。普及させるためのネタにはなりません。
NX10が独自マウントを採用したことについての将来性は、現時点で判断しかねるところはあるものの、とりあえず最低限なんとかなるかもしんないダブルズームと、パンケーキの単焦点を用意したあたりは、メーカーさんが話題性に色気を持ち、売れたら伸ばそうと考えていてもおかしくはない雰囲気です。
さすがにオデコのSAMSONGロゴは「もうちょっと考えたデザインのロゴにしときなよ」と感じますんで、使うならパーマセルで隠しちゃうかも、とは感じますが。
それでも使ってみたい感覚は保持してますよ。いわゆるミラーレス機を使ったことがなく、カタチだけでパナGF1に惹かれたりはしたものの、実際に買うかどうかとなれば話は別ですがな。
個人的には、ミラーレス=光学ファィンダーレスという考えなので、ミラーレス機はセンサーの大きさに関わらずコンパクトカメラの延長線上と受け取っています。レンズ交換可能なコンパクト機という感じですね。
一眼レフに限らず、光学ファィンダーがないと私はイヤ。マジ使いのカメラなら光学ファインダーは欲しいっす。ファィンダーレスなら快速軽快なカメラじゃないと意味がなく(DP2は光学ファインダーレス機ながらFOVEON搭載コンパクト機の一点でストライク)。
だからNX10のようにミラーレスEVF機で小さく軽く薄くしたことに、一定の理解があったりするのですよ。でもミラーレスの宿命である不確かなコントラストAFってとこがね、各社ミラーレス機に改善を求めたい部分であったりもします。
かつてコンタックスG1→G2で行われた堂々巡りのAF改善ジレンマは、アナログ時代における解決策ではあったものの、そういった基本機能改善に走ってくれない現行のデジタルカメラってのがね、すげーつまんねえ要素ではありますね。
NX10sとかいって、AFの抜本的改善モデルの発表と、気合の入った広角単焦点レンズが同時だったりしたら、今よりも日本で買い求める人は増えることでしょ。
たぶん日本メーカーはそういった基本機能の改善を搭載ソフトで解決しようとするでしょうから。位相差AFの窓を設けるとか、ハード的に改善してくるなら、サムスンのアドバンテージは大きくなりますな。
そうやってかつての日本メーカーは海外の老舗を倒してきたのですよ。手間がかかろうが技術的ハードルが高かろうが、我が先達は開発の志で世界に伍してきたんです。
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