« 買い物3点 | トップページ | RAW現像ソフトは・・・・ »

ザ・買い物失敗

 暖かくなったり寒くなったり、なんだか忙しくて疲れますね。急激な気温変化で疲れてしまい、慢性的に眠いビヨさんでーす。

 某雑誌とのコラボでお安く大量生産された鉈の悲しさが日に日に募り、もう普通に使っちゃおう!という気分になってます。

Crw_4656_2

 見れば見るほど「手抜き」なんですね。左右でアンバランスなカッティングがされていたり、刃にたくさんの傷が入ってたり。
 鉈ですから刃に細かい傷が入っていても使用にはたいして問題はないのでしょうが、買った身としては寂しいものがあります。

 冷静に考えてみれば、ダマスカス鋼を使った老舗の刃物がこんな値段で買えるわけがなく、なんぼ鉈であっても、立派な鉈は3万円コースであることを思慮に入れるなら、イチヨンパでは「バーゲン」と捉えるのが正解でしたなぁ。
 老舗の刃物屋さんのちょっと洒落た鉈を使ってますよ、というアウトドア方面によくある見栄っ張り用のアイテムだったかもしんねえっす。ええ、買い物失敗した観が満々。

 その筋の方からは笑われても全然平気の里山野宿派の私は、ショボいブランドだろうがいいものはいい、というスタイルを堅持してきたのではなかったか?
 つい見栄張り系雑誌の魔の手にホイホイと乗ってしまい、ひたすら自己嫌悪なのでした。またオコヅカイを無駄遣いしてしまったわけで。だから雑誌って嫌い。

 かといって、あらためてまともなダマスカス鋼の鉈を調達するほどの勢いはなく、Webでナイフ屋さんのページを見て唸ってるだけ。
 ロクに刃の手入れをするわきゃないんです。私にはステンレス鋼の安いナイフで十分。実際、ビクトリノックスのシンプルなナイフで野営には用が足りてます。台所にあるセラミックシャープナーで年に1回でも研げば立派なもんで。

 いかにも「それっぽい」ナイフで、肉の塊を削ぎ落として直接口に運んでニヤニヤしたりしませんし、ナイフに関するウンチクを傾けたりもしません。
 片手でチャキーンとブレードを出したりはせず、ちゃんと両手でゆっくりとブレードを引き出し、固定を確認して野菜をチマチマ切るくらいのもんでから、ええ。

 ただ、世のナイフの装備位置が気になりまして。みんな腰に装着する前提の作りになってますね。理想的な装備位置は腰じゃないのではないかと常々思ってます。
 私は実年齢より肉体がジジイなので、しょっちゅうヘタりこんで座ってます。座ってる姿勢でも立っている時と同じくナイフをスルリと取り出せる位置は、肩だと思うんです。肩っつーか胸の位置。
 右利きなら、自分から見て左側の胸の上のあたり。ここに下向きに刃物を装着しとくと、よほど窮屈な姿勢でない限りは、立っていても座っていてもスンナリ抜けるんですよね。

 という装着場所。実は軍用の装備位置だったりします。米兵でよく見かけるスタイルで、兵隊はたいていサスペンダー様のものを装着してますから、そこへ下向きに銃剣を装備してます。
 彼らの場合は万能刃物として銃剣を使いますから、戦闘時であろうと小休止であろうと、刃物が必要なら銃剣を使います。理にかなった装備位置ではないかと常々思ってますよ。

 アウトドアにおいては、たいていバックパックを背負ってることが多いわけですから、バックパックのストラップに装備するナイフという考え方があってもいいんじゃないかと個人的に考えてるのでした。
 雰囲気アウトドアではなく、真にアウトドア用刃物を考えるなら、刃物本体よりも鞘というかシースですわね、これをもうちょっと工夫してくんねーかなーと思うのですよ。

 レザーマンのケースが、縦方向にも横方向にもベルトに装着できる形になってまして、コストがかかってもそういうスタイルであることを考えますと、場合によってはレザーマンツールより緊急性が高いと思われるナイフという刃物の装備位置は、もうちょっと各メーカーさんに考えていただいてもいいように思えます。

 そういった根本的な使う場面の想定をきっちりされていて、初めて手を出してもいい刃物になるのだな、と今回の買い物で学習しましたですよ。

|
|

« 買い物3点 | トップページ | RAW現像ソフトは・・・・ »

アウトドア2010」カテゴリの記事

コメント

あら~、それは残念でしたねぇ。
初めてこの鉈の写真を見たときに、
なんとなく造りが雑っぽいなぁと
思ったんですよ。。。とてもじゃ
ないけど言えませんでしたけど。

投稿: Kizao | 2010年1月25日 (月) 22:43

「カメラのレンズ玉に瑕がついているのとちがい、刃物の場合は少しくらいの傷は性能に全く影響ない。」とか「アウトレット品だと思えば、半値で買えてラッキー。」ぐらいに考えて、(無理ですか?)まずは使ってみてはどうでしょう。

鉈は、それほど繊細な使い方をするような道具ではないと思うので、手入れも錆にさえ気をつければ、あとはテキトーでも構わないのではないでしょうか。

鋼材はちゃんとした青紙積層鋼みたいですし使っているうちに、きっと愛着も湧きますよ。
高額で仕上がりのキレイすぎる刃物だと、今度は勿体無くて使えませんってば。

投稿: ビールマン | 2010年1月25日 (月) 23:47

まぁ、それでも14800円なら
鉈としては上等な部類ではないかい?

飾ったり眺めたりには向いてなくても
あとはキレ味が良けりゃ良いじゃないですか。

まぁ、そう振っておいてキレが悪かったりすると
笑ってごまかすしかないのだけど(゚ー゚;

投稿: ぴゅんぴゅん | 2010年1月26日 (火) 18:53

Kizaoさん >
安っぽいカットは撮ってる人間がヘタクソということで
ご勘弁くださいまし(^^ゞ
我が家のナイフ名鑑のような本を久しぶりに引っ張り出して
みましたら、まともな刃物を買おうとするならそれ相応の
対価というものを念頭に置かなければならないのよね、
と再認識いたしましたよ。
 
ビールマンさん >
前玉に少しくらい傷がついていも、傷の位置と大きさによっては
たいして影響がないという主義の私ですので。
ええ、この鉈は実戦投入しますよお。でも実際にはこういった
形態の鉈よりも、剪定バサミ様のもののほうが用途に
合ってるのかもしれませーん(^^ゞ
 
ぴゅんぴゅんさん >
いやいや、鉈の上物は3万コースでっせ。ホムセンの鉈でも
気に入ったやつは8千円コースですけん。
それに気に入ったシースを組み合わせると、万券持って来いですから。
ジャパニーズトラディショナルの形態には、それなりに
意味があってあの形なのだと思いを新たにし、ぜひここは
やはり日本伝統の形の鉈をダマスカスで(以下略)

投稿: ビヨ | 2010年1月26日 (火) 19:30

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 買い物3点 | トップページ | RAW現像ソフトは・・・・ »