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今年一発目の野営 その3

 酒井法子様からのメッセージをお預かりしている旨のメールがしつこいほどにウザいんだが。クソアドレス拒否の登録は8年も前に上限の1000件に達していて登録できないのねん。

いまどき誰がそんなもんに引っかかるってんだ!(-_-;)

 野営の話の続き。

 せっかくネイチャーストーブへ火を入れたのであるからして、西国から届いた野営のお供を食せねばなるまい。そんな感じで取り出だしたるこの肉。

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 「電子レンジ専用品」と密かに明記してあるのは目に入らず。なにが電子レンジか。オートキャンプじゃあるまいし、肉は火で焼かないでどうするってんだ、ええ?

 そんなわけでネイチャーストーブで焼きに入りまーす。

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 遠赤外線バリバリの炭火でやんすよ。骨付き肉でラッキー。焼き網を忘れてきてもこうして立派に焼けるのです(また焼き網を忘れたのかおまえは)。

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 焼けたところからグイグイと食し、生焼けのところはまた焼くわけで。きっと石器時代の人々も、肉を食う時はこうやって焼けたとこを食べ、また焼いてたんだろうなと、誰がギャートルズ肉で原始時代の食い方をシュミレートせよと言った?
 ちなみにぴゅんぴゅんさんからはそんな食い方の指示まではありませんでした。スイマセン(-_-;)

 ラジオがなくて、なにかゆったりとした気持ちになれない私。風でバタめくテントがうるさくても、気温が低かろうとも、とりあえずラジオを聴いていれば、なにかしら最低限の社会との繋がりというか、気休めにはなるというのに。

 野営につきものの読書の準備もしてきたのですよ。今度こそ『龍を飼う男』をじっくり読もうと。

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 前作『犬の夜』を野営の夜に読み、たいそう没入できて楽しかったわけで、ならば『龍を飼う男』も野営の夜だろうと、今回は忘れず持ち込んでたんですが。シュラフから腕だけ出して読もうにも、寒くて無理だったのでした。

 というところで、ナンガのシュラフについて触れましょう。オーロラ600DXというやつで、公称では-31℃まで使えることになってる冬モノです。
 昨シーズンはとうとう1回しか野営に出かけず、今回より若干高い気温で使用して、たいそう暖かく安眠した記憶があるのでしたが、どうも今回はいまひとつ暖かく感じなかったんですね。

 その理由として、まず私の冷え性体質があると思います。おととしあたりから、たまに手足が冷えてる感覚があり、昨年はもう完全に自分は冷え性だと確信しました。いくら暖かくしても足だけまったく暖かくならないんです。
 血行の悪さは足に限ったことではなく、日常で感じている部分でもあり、テント設営中に一度冷えてしまった身体ですから、それがきっかけで足だけ暖まらなくなっていたのだと思われます。

 昨年がおおむねテント内6~20℃。今回は4~13℃でしたから、ワンランク低い気温ということになりますけど、それにしちゃ暖かく感じませんで。
 なんだか寒いなぁと考えてたら、シュラフの保管状態にもよるかと思い至りました。昨年使ってからそのまんまバックパックに入ったまんまでしたもの。理想は、広げて干しておいたまま保管ですもんね。そりゃ保温性能も落ちるかと。

 羽毛のシュラフでよく世間で言われることは、厚着をして入るな、ですな。細かいことはよくわからんのですけど、どうも人間の体温輻射となにか関係しているらしく、最初は外にいる格好のまんまシュラフに入っていてもなんも暖かくありませんでした。
 試しに薄着になって入ってみたら、それなりに少しずつ暖かくなりましてね。完全にヌクヌクという状態にはなれませんでしたが、風の激しい音に時折目を覚ましつつも、なんだかんだで6時間寝られましたよ。
 途切れ途切れの6時間睡眠とはいえ、翌日の行動になんら睡眠不足が体力的に影響しませんでしたから(実際は影響していたのですが、それについては後述)。

 頭までシュラフに入ってても、露出してる顔が寒いってな感じでして、腕だけ出して読書する気にはなれませんでした。
 つくづくラジオを忘れたのが痛く。シュラフに潜り込んだままでいると、耳に入るのは激しい潮騒と強風にバタつくテントの音。
 テントインナーに吊り下げた暖色LEDランタンは、風に揺すられるテントのおかげでいつまでもブラブラと揺れていましたよ。

 とはいえ、ハマーヘッド2は山岳的メーカーであるマウンテンハードウェアのテントであります。メーカーさんの分類としてはハードな山岳行向けではないものの、そう簡単に強風で潰れてたまるか、というイメージを勝手に抱いております。

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 強風でうるさくて眠れねーよ、の原因として、フライを低く張ることをしてなかったのがあると思うんですね。
 暗くなってからテントを設営し、いつもと同じフライの張りのままでしたから。せっかく調整できるようになってんです。低く張る努力をすべきでしたなぁ。寒くて面倒だったんですけどもね(^^ゞ

 テント内温度の推移は、設営時に炊事して13℃。やがて7℃で安定し、早朝にションベンしたくて目を覚ました時点で4℃。日の出とともにジワジワと温度が上がり、10時頃には煮炊きしなくても13℃といったところ。
 海から吹き付ける風の強さと、あまり暖かくならないシュラフの感覚で、外はきっと氷点下だろうと推測しちょりましたが、アメダスの10分単位データを参照しますと、実際の気温は2℃までしか下がっていなかったようです。

 さすが常春の仁賀保地区。秋田市から来る途中の道路情報表示板では、気温0℃の路面温度2℃とか平気で表示してましたから、日暮れと共にそれより気温が下がってるのだろうとビクついちょりました(^^ゞ

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 早朝にションベンしたくて目を覚ました時に身体が冷えちゃってまたキリタンポ鍋をやっちゃったんで、朝はもう煮詰まってる野菜鍋と化してます。ほとんど「セリ鍋」でやんすな。
 ワンバーナー/ワンコッヘルが基本スタイルですので、飯を炊いたりなんぞしません。フランスパンを常用してるのはそういう理由です。フランスパンなら24時間いつでも食えますので。個人的に。

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 で、トレック900はすっかりこんな按配になりました。煤で真っ黒になってます。これは灯油モードのストーブが犯人である上に、テントのフライ内で煮炊きをする関係で、点火時に燃え上がる炎をコッヘルで抑えつけていたためです。
 点火時に灯油が飛び散ってフライに付着したりするもんですから、引火が怖くてコッヘルを載せたままプレヒートしてたんですね。灯油のプレヒートは、もう煤がバンバン出ますんで、すっかりブラックコーティングということになってます。

 また、灯油は食材に匂いが移る危険性があるのではないかという印象を、今回抱きました。焼き物は最初からするつもりはなく、今回は鍋物だったんですが、プレヒートのやり方によっては鍋が灯油臭かった気がしましてね。このへんは要再検証。

 ただ灯油の燃費の良さは健在。昨年ほぼ950mlで出かけて消費したのがほぼ200ml。今回はその残りで750mlからスタートで、3度の煮炊きをして残りがほぼ300mlでした。
 1Lのボトルは灯油でオーバースペック。350mlくらいのボトルで1泊2日はこなせそうですよ。

 ソロ行なら、自分で納得してる火器を使う分には、臭いがしようが、プレヒートが長くかかって炎を巻き上げようが、関係ありません。灯油ドライブは煤さえ気にしなきゃ燃費というメリットは確実にありそうなのでした。

 次回も続きますが、アウトドアネタではなくなります。


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コメント

うお!ギャートルズ肉!
これ、どこで買ったんですか?いまさら欲しくなってるんですが、
もうどこにも売ってないです。(T-T)
まだ手に入れられるところがあったら教えて下さい。

投稿: エンゾー | 2010年1月13日 (水) 20:14

いきなり条件の悪い野営となると
なかなか安眠はできないですよね。
ちょっとした物音で目を覚ましてまたウトウトの繰り返し。
それが苦にならなくなると立派な野生になるのです(笑)


投稿: ガキ | 2010年1月13日 (水) 20:27

エンゾーさん >
ギャートルズ肉については、ぴゅんぴゅんさんにご確認を。
当地では見たことのない商品ですよ。
いただかなければ存在は認知できませんでしたよーん。
 
ガキさん >
なんと。そんなに私に野生化しろと(大違)

投稿: ビヨ | 2010年1月13日 (水) 21:19

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