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今年一発目の野営 その2

 本当は雪の中の野営というものを一度体験してみたかったのだけど、ヘタレて海沿いに出かけた話の続き。完全無計画の行き当たりばったりなのでーす。

 道の駅でプラティパスに2ℓの水を確保。どうせ生水は飲まないので、便所の手洗い水でもなんら問題なし。
 っつーか、都市部でない限り、わざわざ飲み水と飲用不可の水を作り分けていることは考えにくいため、たいていは便所の水でもなんら問題なしのはず。

 で、野営予定地に引き返した時には、すでに足元が見えないほど暗くなっており、海から吹き付ける風が強くなっちょりましたよ。

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 冬の日本海ってのは、夜に眺めるとおっかないもんですなぁ。真っ黒の海の中に真っ白の波が裂け、低音で波の音が響いてきましてね。それに風の音が加わり、まったくもって日本国民が抱く冬の日本海のイメージそのままって感じでした。
 暗いことは暗いのですが、駐車場の街灯のおかげで完全な漆黒ではありませんで、高台への斜面を何度か往復して設営開始。飛び出していた岩につまづいて転びました(^^;

 で、いつものようにテントを設営。荷物をとりあえずテントの中に放り込み、中に入って一息つかなきゃなりません。気を落ち着かせるためにプシュっと開けたくらいにして。
 そしたらですね、いつもテントの中に敷いてるアルミマットが見当たらず。あれがないと地面からの冷えを回避できんじゃないですか。
 ああ、昨年の春に穴を開けてしまい、ボロボロになったんで捨てたんでした。新しく買っておいたやつは・・・・台所の隅に転がってますね。持ってくんの忘れました。

 仕方なく、たまたまクルマの中に入っていてラッキーの夜勤用シュラフを引っ張り出しました。安物の化繊ながら綿が厚く入ってる封筒型で、野営用から夜勤の毛布代わりに格落ちしたシュラフっす。
 それを開いて敷いてみたら、あーら贅沢な敷物じゃん?みたいな。その上にサーマレストを敷いて、地面への断熱対策です。
 秋でも地面からの冷えはバカにできないもんでして、真冬ともなればかなりのもんです。土も湿気を含んでますから、かなり冷たいのですよ。

 外からは荒れた波の音と風の音。心細くなってきたんでラジオ。海沿いなのでかなり遠い県の放送局でも電波を拾えます。対岸の大陸や半島の電波もガンガン。
 そしたらっすよ、ラジオがないのでしたー。酔っ払って夜中にラジオ聴いたりしてたんですよ。アパートで。そのまんま放置していたらしく(-_-;)

 この時点でテント内の温度は約7℃。それほど厚着はしておりませんでしたけれど、外をウロウロできるくらいならテント内でも耐えられる感じでした。

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 けれど暖かいものを食いたく、早速キリタンポ鍋ハアハアといったモードに入った私。まずは鍋~。と思ったら、愛用の鍋が見当たらず(-_-;)
 そういえば、夏場に鍋が足りなくなってアパートで使っちゃったような。そのまま台所の備品と化していたような記憶が・・・・。

 むう。鍋がなくちゃ晩飯すらままならず。非常食もすべて湯がないとどうにもならないものばかり。なにか鍋の類はないのかよお。

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 おおお。これだけのコッヘルがありましたよ。左は、愛用の鍋に普段なら収納している予備のステンコッヘル。右はスベア123Rの収納ケースにしているスノピのトレック900。奥はシェラカップのアルミとチタンが各1。
 縦型のコッヘルは吹きこぼれやすくて鍋物に不適ながらも、容量的には今回一番大きいのでトレック900をチョイス。
 完全に愛玩品と化している123Rを、意味もなく持ち歩いててラッキーってやつでしたぜ。

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 灯油仕様のバリフュー。テント設営後に海風が強くなり、とても外で火を焚いてられる状況になく、フライを閉じて前室にて風防付で使用中。こうして使うことにより若干の暖房効果も期待っていう感じっす。
 食材は2.5食分を想定。まともに食って2食分と、残った具入りの汁で0.5の勘定。夜のうちにたぶん2回食っちまって、朝は0.5と恒例のフランスパンだな~ってとこです。パンと和風の汁が合うかどうかはともかくとして、野営の飯なんてこんなもんです(^^;

 忘れ物が多すぎの今回の野営でしたが、肝心のテントや火器、あるいは羽毛のシュラフを忘れて来なかったんでなんとか過ごすことができたわけでして。

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 なぜか絶対に忘れないネイチャーストーブ。あれだけ部屋で遊んでるのに、こいつだけは絶対に忘れて来ないのはどういうわけか。プリミティブさと炭の暖かさを愛してるのかもしんないっす(^^;
 こいつでなにか焼き物をしようとか、そういう魂胆がなくても、とりあえず点火して炭を熾すわけです。もはや儀式と化してますね。

 やがて海から吹き付ける風が強くなり、炊事をすると一時的に上がるテント内の温度も、すぐに7℃くらいに下がる状況。
 下半身をシュラフに突っ込むのは当然。あまりに風が強く、炭を焚いてもえらい早く燃えてしまい、暖房の役には立たず。

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 翌朝の光景です。こんくらいのロケーションなので、風の向きが合ってしまうとモロに野営地へ吹き込んでしまうんですね。
 アメダスのデータで調べてみましたら、およそ5~7m/s程度の風速だったんですが、海沿いということもあって体感的にはもっと強い瞬間風速でしたねえ。

 このあたりで次回へ続く(^^;

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コメント

さすが日本海、寒そうです(^^;
羽毛のシュラフはどうでした?
安眠できましたか。
私の持ってるモンベルの#3あたりですと
ちょっと、厳しいですかねェ。

着ている物にもよりますけど
とても興味のあるとこですね(^^

投稿: ガキ | 2010年1月12日 (火) 20:03

野営かっけー!(≧∇≦)オトコの趣味やなー。
で、次回こそは雪中野営のレポートお待ちしております。
いや、低体温症にならない程度で。シャレになりませんから。

ぼかあ北海道時代に、朝起きたら室内の気温が
マイナス10度だったという経験はしましたが、
着るもの着てて風が無いならなんとかなるもんですね。
いや、死ぬかと思うくらい寒かったですが。

投稿: エンゾー | 2010年1月13日 (水) 01:31

ガキさん >
翌日の記事にある通り、なぜか今回は安眠とまではなりませんでした。
その理由がどこにあるのか断定はしてませんが、シュラフが本来の保温性を
発揮していないのは確実かと思いました。
寝ている時は、上がTシャツの上に薄手のタートルネックと薄手のフリース。下はジャージ。
 
エンゾーさん >
あまり暖かくないわりに、風邪を引くとか震えが止まらないなんてことは皆無。
あくまで体感として暖かくないというだけで、用は足りてるのかもしれません。
雪中は、ほれ、体温でテントが雪の中に埋まってくんではないかという危惧が。
かといって床無しシェルターは盛大な結露攻撃が目に見えてますし。
やってみたいですけどねー。雪中野営。
 
それにしても室温-10℃ってのはたまりませんなぁ。
何日か部屋を不在にしたとしても、当地では氷点下って考えにくいですもん。
室内氷点下はいろいろ家電にも影響ありそうでおっかねーすっな。

投稿: ビヨ | 2010年1月13日 (水) 19:02

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