懐かし話
しつこくリコーGXRに言及。コンタックスGのB28mmは、なんとなくデジタル適性があるように感じているのですよ。
ええ、技術的な根拠はなにもありません。でもトキナー17mmのデジタルを見るに、ああいったエッジの立った絵で、しかもシャープネスが高めで色コントラストも高いレンズは、デジタルでもそこそこいけちゃうのではないかと思ってます。
B28mmもそういった傾向と感じているものでして、ある程度絞った時のP45mmも、もしかしたら・・・・と思わせてくれるものがあります。B21mmとS90mmについては不明。
コンタGレンズをMマウントに改造している人はいると思われ、デジタル機にくっつけちゃった人はいないものですかね。ググりもせずに疑問を投げかけてみますけど(^^;
話は変わって。個人的、かつプライベートな話をしますよ。
私は今の勤め先に拾われて5年目。今の職場は3年目です。その前ほぼ2年間は再就職活動→あまりの連敗ぶりにおのれの社会的存在価値すら疑う、といった状況であり、時間だけは有り余っていたものの、お足に乏しく銀塩を使うことを封印したのでした。
けれど当地のリバーサル環境というのは、私が社会復帰して2年目くらいが実は限界であり、その後は店頭で期限切れを迎えたフィルムと腐って不安定になってる現像液が待ち受けていただけだったのですね。
「今が銀塩を安く楽しむ最後の時期かもしれんぞ~。たくさん撮っておけよ~。」と読者のみなさんを啓蒙していたつもりの自分が、実は肝心な時期にあまり撮れなかったというのは皮肉なことでやんす。
いや、B/Wの自家処理ならまだまだイケるのですけど、アパート暮らしで自家処理するガッツはジジイな私に存在しないようですし、C41処理のB/Wについては、売ってるのはコダックのC400だけ。イルフォはたいがいの店で現像を断られるという有様。リバーサルを使うなら堀内カラーへ郵送するくらいしか手が残っていません。
こんなことになるなら(いつかはそうなると十二分に認知していながら)、無理して早い時期に欲しい銀塩機を調達しておけば良かったと、「後悔先に立たず」なんて先達はよく言ったものです。
一番心残りなのはブロニカRF。重量級の中判機を好まず、けれど一本勝負ができる中判を手元に置いておきたい気持ちが強かった当時の私は、マミヤRF6×7がけっこうデカいことに気がつき、6×4.5を狙い打ちしてました。
最初はフジのGSW645を狙ったのですが、どーも645の広角機というのは売れなかったらしく、中古のタマは激少。
悔しくてGA645Zなんぞに浮気をしてみたものの、やはり645はシンプルでミニマムなボディじゃなきゃ小さくはならんと学習しただけ。勢いでGA645Wでもいいかと思ったこともありますが、やはり小さくはないし広角機はいい出物がなく。
そんなこんなでブロニカRF645に候補が落ち着いたわけです。消去法で残したというわけではなく、積極的に選ぶ理由もありました。縦位置がデフォルトのシステムは、撮るカットの8割が縦位置という「変態・縦位置男」の私に最適であり、ブロニカというフランドにも信頼を置いてました。
「ぜんぶボロニカ」なんて揶揄された時期もあったように記憶していますが、ブロニカレンズの描写を私は割と好んでいたのですよ。わざわざ中判を使って嬉しい繊細さがある印象でしてね。
レンズは45mmで決め打ち。28mm相当ってやつですか。135一眼レフの重量級に28mmレンズの組み合わせと同じくらいのフットワークは確保できるのではないかと。そんな期待がありましてね。
密かにライカM7もね、心残りというほどのものではありませんが、ちょっとだけ使ってみたかった気持ちが今でもあります。
交換レンズの焦点距離によって測光面積が変わるライカの測光システムを承知していても、それがアバウトさを加味したマニュアル露出ならともかく、AEでピピッとズバリ露出を出されちゃいますと、それで本当にいいのだろうかと不安になるに決まってんなーと、当時の私は感じたのですね。
今にして思えば、常用レンズの測光範囲は自然に体得してしまうレベルのもんですし、以前から部分測光には慣れていた私ですから、あまり先入観を持たずに使えば「こんなもんかい」と思えたのかもしれませんが、「RFの美徳はアバウトさにあり」と考えていたあの頃の私では、AEで出される自動露出が怖かったのでしょうよ。
M5やCLの追針式露出計がRFにはベストという感慨は今でも変わりませんけれど、あまりにもその信仰が強すぎたのかもしれません。
「人には沿うてみよ」ではありませんが、しばらく使ってるうちにダシが出てくるカメラも確かに世の中には存在してますからねえ。私にとっちゃCLや35Ti、初代クラッセがその典型。
そういう意味ではBESSAのAE機もまだ少しだけ未練があります。今ならR4AじゃなくR3Aを狙うかもしれません。40mm狙いで。
ガションと落ちるシャッターの感覚と音が下品に思え、上京した時に勢いで買おうかと思っていたR3Aの現物を手にして諦めたのが、昨日のことのように思い起こせます。現場にはKizaoさんとぴゅんぴゅんさんがいたわけですが(^^;
ライカMマウントの35mm調達計画は、自然消滅ですねえ。もはや必要性が薄れたというのが理由です。
40mm域をシグマDP2に任せたりしている昨今、個人的万能レンズは28mmなのだとあらためて確認しつつ、20年前は手放せなかったはずの35mmレンズの存在意義が個人的に大変薄くなっているのでした。
35mmを使いたきゃ、秀逸なレンズのHEXARがあります(まだ所持していたのかという突っ込みはご遠慮)。一眼レフならEFの35mmF2もありますし。FDの35mmF2もあるんですけどね・・・・。
そんなわけで、思い起こせば煩悩が多かった私の銀塩趣味ながら、いざリバーサルを使うのは諦めなさいという環境になってみると、処分して残した機材ですら数が多すぎるという現実に突き当たり、もう銀塩機材は調達すんのやめよ、となるわけです。
ニコンMFにも未練があります。ミノルタ一眼の古いレンズにも興味はまだあります。でも今じゃC41処理のB/Wで試すしかなく、フィルムでカバーしていいところを引き出すことができないんです。
どんなカメラやレンズにだっていいところはあるだろうよ。そう考えている私にとって、注目した機材をフォローするオプションが限られているのは、かなりおもしろくないことなのでした。
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コメント
代替機をゲットしたので、恵比寿へ行った時に
持ってたR2Aでよければスワッピング出来ますよ^^
投稿: Kizao | 2009年11月13日 (金) 20:50
使わないカメラを増やすわけにはいきませんのですよ。
今年はコンタGまで行き着けませんでしたし。
目標をまったく消化できてなかったりします。
投稿: ビヨ | 2009年11月14日 (土) 22:20