再掲 Contax Biogon T* 28mm F2.8 for Contax G
更新サボりすいません。また風邪ひいちまいまして。今度は鼻水系です。黄色っぱなでっせ。黄色のベンザブロックだな・・・・。
というわけで、頭がいつもにも増して働きませんので、久しぶりに再掲でお茶を濁そうと思います。けっこうデジタルでも使えるんじゃねえのかと個人的に思ってるコンタGの28mm。
以下、再掲です。
やっと本命が登場したかという感じである。最近の私のお気に入りレンズなのだ。まさかツァイスのレンズをこんなに気に入る日が来るとはなぁ。10年前は思いもよらなかった。
私が高級ブランドを忌避し、普及価格の中に秀作を模索するかのような機材人生を送ってきていることは、いつもあちこちに書いている。
実際、ツァイスを一眼レフで使おうとすると、高価なボディをまずは調達する必要があり、レンズも少し明るいものを選ぼうとするといきなり高価になる。
しかも当時のコンタックスボディはけっこうデリケートな噂が絶えなかった。高価な挙句に、腫れ物に触るかのような扱いをしなければならないなんて、そんなもんは道具ではない!と当時の私は考えていた。
高くてモノがいいのは当たり前。そういうものを購入するのは金持ちのやることである。一般消費者の立場としては、普及機の中からアタリを探すほうが奥深くて楽しいではないか。
そんな路線の中から、かつてはトキナーのAT-Xシリーズを愛用したものであったし、古いキヤノンのFDレンズを中古屋で安く買い叩いてみたりしていたのである。
コンタックスG1というボディこそ、発売当初はそこそこ高価だったものの、レンズはそれほど高価なシリーズではない。コンタックスのレンズとしてはむしろ安価なラインナップである。
銀塩衰退の現在では、ただでさえ価格低落傾向にある中古フィルムカメラ機材の中、AFを弱点とする世評によってG1は信じられないくらい安価に中古市場を流通し、そしてGシリーズのレンズも不当とも呼べる低価格で流通している。
そのおかげもあり、チープ路線を指向する私としては、程度のいいGシリーズレンズが安く調達できるのはうれしい。実力よりも安く流通している状況は複雑な気分だけど・・・。
ビオゴン28mmがやたら安く流通していると気がつき、私はオークションにてあっさりと入手した。
正直、狙っていたわけではない。ライカM5を落札しようとしてオークションをウロウロしている時、ビオゴン28mmを発見してしまい、その安さに半ばうろたえた状態で落札したのであった。
現品はGシリーズレンズにありがちなマウントの緑青が見られ、電気接点が少々接触不良気味ではあったものの、そんなものは軽く掃除したら問題ない。光学系はきれいなものであった。
とりあえずスリーブ1本を消化して結果を見ると、これがプラナー45mmの写りを確認した時と同じくらいの衝撃であった。とにかく色彩が鮮やかであり、そのくせして渋めの色調もきっちりとある。ヌケがものすごくいい。
ツァイスとしては鮮やかすぎるのではないかと感じるくらい、目に飛び込んでくる印象が強い。また少々硬めにも感じる。ツァイスらしくない硬さのようにも思えるが、私の好みは硬めの描写であるからオッケー範囲である。
予備知識なしで使ったレンズなので、仕上がりの印象は強烈であった。こんなレンズだと知っていたら、もっと早く使ったのにっ!
絞り開放では、ボケに気になるチリチリが感じられる場合もある。ただこれは慢性的なものではなく、ある条件が揃うとなるようなので、必ずしもレンズとしての欠点にはならないと思う。
主にアウトフォーカス部の被写体形状に関係した妙なボケではある。半段ほど絞り込むと、そのようなボケがほとんど出ないので、28mmはあまり開放で使うことはない、という世間一般の使い方からすると、さほど問題になる点でもなかろう。
ビオゴン28mmは私の常用レンズになってしまった。写り方に惚れてコンタックスGシリーズをメインにしてしまうなんて、こんなことは久しぶりなので個人的にうれしい。私も贅沢になったものである。
プラナー45mmも素晴らしい写りではあるものの、45mmという焦点距離が私にとっては常用とできないものがある。画角的には不得意な45mmなのである(^^;
G2Dにビオゴン28mmというのが私のデフォルト装備になっている。気分でビオゴン21mmかゾナー90mmを加える。45mmは常に予備として携帯。
写りで楽しむなら、コンタックスGシリーズは良い存在だ。中古ならボディは大変に安く入手できる。レンズも中古はバカ安。銀塩末法の世で写りを楽しむにはいいシステムなのだ。オススメなんである。(2003,04,05)
以上、再掲。RF機のくせして重いとか大きいなんてネガティブな評価を下されがちなコンタックスGですが、なにしろおもしろいレンズが揃ってるので、京セラの放った不滅の金字塔と形容しても過言ではないと思ってます。
個人的にプラナー35mmレンズの写りは好きになれませんでしたし、35-70mmのズームレンズはこのカメラの個性に合うかどうか疑問ながら、シリーズのそれぞれのレンズには主張があって、使っていて楽しいものです。
ちょっと久しぶりにリバーサルを使っちゃおうかなーと考えた時、常にコンタックスGは持ち出すカメラとして私の頭の中に浮かぶのですけれど、これから冬に向かうとなると、平均測光に近いAE機はかなり使いにくいかもしれないと、躊躇しちゃいますね。
むしろマニュアル露出機がすぐダイレクトに露出をズラせますし、あるいはAEなら分割測光機に少しの補正を加えてやる感じが、雪のある景色が想定される場合には使いやすいように思ってます。











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