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再録 ニコンAD2

 熱心に夜な夜なアクセスしてくださる少数のコアなみなさんと、せいぜい2~3週間に一度アクセスされる大多数の読者によって当ブログは支えられている、という解析結果を得て、そんなに激しく頑張って更新しなくても良かろうよ、と自分に対して思ってマス(^^ゞ

 さて今回も再録モノ。銀塩コンパクト機路線に私が走るきっかけになったニコンAD2ですよ。そもそもは、バイクに乗ってると一眼レフが大変に重荷である、という理由で、リバーサルを入れても耐えられるコンパクト機が欲しかったのですよね。以下再録。

 AD2と書くとなんのことかと思われる方もいらっしゃるだろうが、いわゆるピカイチ2というやつである。ニコンってホント、ネーミングがダサいのである。

 20歳の時に購入した。バイクで旅をしながら撮る間抜けスナップに一眼レフでは重荷であるなと感じていたのである。
 私はキヤノンA-1、あるいはT90をタンクバックに縛り付けて走るという無謀なことをしていたのだが、むき出しの一眼レフはやはり心理的に抵抗がある。
 コンパクトカメラならばタンクバックの中、あるいは衣服のポケットに入れられるであろう。あるいは普段も持ち歩けるに違いない。

 集めたカタログの中からAD2を選んだ理由は、あのニコンが作ったAFコンパクトカメラなのか、という期待感と、ニコンにしてはスッキリとしたデザインのカメラであったこと、そして最短撮影距離が45cmとライバル機を断然引き離していたからだ。
 新宿のヨドバシカメラまで出向き、展示品をひとつひとつ確かめ、シャッターボタン半押しでAFレンズ駆動が始まらないカメラを候補から切り落としていったものである。タイムラグが少なくなるようにね。

 今にして思うとしょせんコンパクトカメラ的描写のレンズなのだけど、当時のコンパクトカメラとしてはなかなかいい線をいってる写りであった。
 私は平気でリバーサルフィルムを装填して使っていたが、露出はオーバー傾向であった。

 AD2で私が素晴らしいと思うのは、メインスイッチとセルフタイマーレバーしか操作部材がないのに、デイライトシンクロとスピードライト不発光が選べる点である。
 AD2のスピードライトはポップアップ式である。これは暗くなると自動でポップアップする。日中であっても受光部を指で隠して暗いのだとカメラに認識させればポップアップする。そのままレリーズするときちんと日中シンクロするのである。
 その逆に暗い場所でポップアップしたスピードライトを指で押さえつけると、今度は発光せずにスローシャッターになるのだった。

 取扱説明書にはそんな使用方法はどこにも書いてなかったが、実際にそういう動作をしていたのであった。こういう設計をしてくれるというのがうれしくなり、私はニコンコンパクト機信者になったのである。

 現在の価値観からするとボディは少々大きい。このまま小さくなってくれたらいいのに。そしたらニコンミニが現れた。もちろんすぐ買ったが、祖母に強奪されてそれっきりである。視力の衰えた年寄りには実像式ファインダーがよく見えるらしいのだな。

 私のAD2は故障したまま久しいが、2000年の夏、okuraさんから長期借受ということでまたもやAD2が我が家にやってきた。
 久しぶりに使うAD2はやはりオーバー傾向で、ハイライトが飛び気味ではあるものの、RVPあたりならそこそこいけるんじゃないかという不埒な思いつきが私にあったのも事実なのであった。(2004,02,14)

 以上再録。2004年の書き込みらしいけど、実際に書いたのはおそらく2000年くらいのはずで、しかも使っていたのは在京時代のことなので1980年代後半と思われます。

 当時は今よりもかなり大柄なカメラがコンパクト機でして、おそらくオリンパスのピカソあたりと比較してピカイチ2を選んだのではないかと思いますね。
 あの頃からアベイラブルライトで撮るのを好んでいたため、内蔵スピードライトのチャージ時間なんぞはたいして重要な要素ではなく。

 確かヤシカTもリリースされていたはずですが、撮影時だけレンズが顔を出すギミックを嫌ったのでしょう。
 レリーズボタン半押しでAF駆動してほしかったのですね。あとはレリーズを押し切ってシャッターが落ちるだけ。そうやってレリーズのタイムラグを稼ごうと当時の私は考えたのだと思います。

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コメント

想い起せば、ぼくが写真を始めるきっかけに
なったカメラが初代ピカイチだったような。

投稿: Kizao | 2009年8月10日 (月) 22:31

およよ。意外と時期が遅いのですね。イメージ的にもっと早い印象が。
私がハナ垂らしてユニオマットと格闘してた頃に、すでにニコンFなんぞを使ってたイメージが。

投稿: ビヨ | 2009年8月11日 (火) 10:03

うん。自分でも計算が合わないなと思う(^^ゞ
あれれ~?でも1980年以降なのは確か。

投稿: Kizao | 2009年8月11日 (火) 13:32

まあよろしいじゃありませんか。意外にもKizaoさんがコンパクト機をきっかけに写真にのめり込んだのですから。ピカイチはかわいいカメラ。そういうことで。
実は初代ピカイチから注目はしてたのですけど、もうひとつなにか物足りない気がして「見」だったのですよ。

投稿: ビヨ | 2009年8月13日 (木) 19:55

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