白状しましょう
今年は梅雨らしいっちゃ梅雨らしいですね。あくまで当地においての話ですが。しかも局地的というか、地方を狙ったかのような豪雨を伴って。
全国ニュースの天気予報でいつも豪雨の予報に注意しなきゃなんないのは、「北東北」「山口県」「九州北部」じゃないですか。狙ったかのように同じとこばっかり降ってやがります。
元から梅雨時期は雨が多い地形とインフラの南国とは違い、東北は豪雨がない前提の文化なので、対抗力がなにもないってえのに。たまりません。
カラ梅雨ならそれはそれで夏場の水不足が予想されるものの、ダラダラと続く梅雨は水稲の「いもち病」を誘発します。気温が低めの山間部で発生してるようですな。
しかも今年は太平洋岸から流れ込む「やませ」が影響しているようで、山間部の水田は厳しい模様。
やませってのは冷気です。北東北では秋田が一番暑いんですよ。青森と岩手は夏場に冷気が北から入り込むんで、けっこう涼しいのでした。
話題はおもむろにまったく関係ない方向に行きますが。結果を出せないんで早々に白状しちまいましょう。今年の私の本命機、すなわちシグマDP2ですよ。
ひさしぶりにパワショG3を使ったら上手に撮れませんでした(^^ゞ
FOVEON搭載機に関する私の並々ならぬ興味は、長い読者さんならご存知かと思います。
シグマの最初のFOVEON搭載機で撮影された画像を見て、これ銀塩で撮ったんじゃねえよな?と驚いた記憶があります。これは進化したらものすごいことになりそうだと。
まあ実際にはFOVEONは世間にウケず、シグマが買い取って育てる方向になっちゃいまして、投下できる開発資本の差でしょうか、思ったようには進化してくれてないんですけどもネ。
DP1は博多の若社長が人柱になってくれたおかげでなんとか踏み止まることができたものの、無理に抑えたFOVEONへの恋慕にも似た興味も、DP2のリリースには抑えることができず、これはもう絶対に買う!と決め打ちだったのでした。とにかくFOVEONを試してみなきゃ気が済まない。そういうモードです。
物欲の間が持たなく手を出してみたリコーGRD2が、思いのほか興味深いカメラであったのは計算外の余禄ながら、しばしGRD2とDP2を併用してみて、それぞれの使い勝手というものを確認し、あらためてGRD2のバランス的良さを体感したのも余禄ですな。
で、DP2を手にした第一印象は、イメージしていたよりもはるかに小さく軽いことです。ここまで小さくしてくれなくてもいいのに。気合の一本勝負機になり得るカメラなら、多少は大きくても重くても平気なんですが。
このクラスのカメラを作り慣れていないシグマさんのことだから、操作性には目をつぶろうと思ってたのに、なかなか使いやすい点は意外でした。
重箱の隅を突付くようなリクエストに応えた些細な機能はなく、実際に使ってみると欲しくなるであろう機能がきっちり押さえられています。
AFがトロいという点はユーザーさんがよく指摘することですが、トロいというのとハズすのは別問題。このくらいのAFの動作速度は、銀塩機でもコンパクト機ならありがちな程度ですし、速いのと正確なのとどっちがいいのかとなれば、DP2の個性と用途からするなら、正確であるほうが価値はありますよね。
AFってのはしょせん機械が電気仕掛けでやってることであり、常に100%の保障はないわけです。AFを機嫌良く働かせる作法がデジタル時代の今でも有効なのは、AFが万能ではないという厳然たる事実を示しているだけのことで。
評判の悪い背面液晶でさえ、MFの拡大モードを使えばけっこうピントを追い込めたりして、ピントに関しちゃ普通のAFコンパクト機並ということで、あまり気にしなくてもいいのかな、という感じがしました。
これはなんとかしてほしいと思ったのは、絵作り以外では、書き込み速度とバッテリーですね。絵作りに関しては、RAW現像ソフトを含めてまだ手の内に入ってないのでなんともいえず。
RAWで撮っていると、ちょっと連続してレリーズ(連写というほどの勢いではなくて)してるとバッファがヤバくなってくる印象がありました。
また、バッテリーは世評通りに持ちが悪く、バッテリーの個体差も大きい感じですね。放電する勢いもかなりのものという印象です。
こんなにショボいバッテリーなら、ボディにグリップを設けてもっと大きなバッテリーを積めば良かったのにと、マジで思います。
DP1/DP2はレンズがボディ内に完全に格納されるフラットタイプではないし、気軽にスナップできるような性格のカメラではないのですから、コンパクトさにこだわる意味は薄い気がします。どうせレンズ格納部が出っ張ってるなら、グリップの張り出しを設けても違和感は少ないと思いますけどもねえ。
四角四面のボディもけっしてホールディングがいいとはいえず、むしろもうちょっと大きなボディにしてくれるか、あるいは操作ボタンの類を配置転換するとかしてほしい感じがしました。
背面の操作ボタンにホワイトの墨入れがされてなく、オジサンは混同するのではないかと思ったので、自ら墨入れをしてみましたけど、おのれの頭の悪さを危惧して色分けしちまったので、一部の操作ボタンは赤で墨入れ。
でもセンスなくてカッチョ悪く、全部ホワイトの墨入れにチェンジする予定っす。
MADE IN JAPANなのですよ。シグマさんのカメラは。日本製の品質がどうのというより、むしろ人件費その他のコスト高をどう吸収するかということに腐心したのではないかと私は想像しておりますため、ボディの素材選びとかタッチがどうのとは突っ込まないのです。
ただしレリーズボタンだけは次期モデルで改良を。手ブレを招くようなタッチですので。ここはカメラという道具である以上、コスト高を招いても改良すべき部分かと思います。
ああ、載せてるファインダーはペンタックスの43mm用です。写る範囲と角度があまりにも違うので、現在は使っておりません。
ボディといっしょに買い求めたのは、フードと予備バッテリーだけです。ストラップはあれこれと在庫のものを試してみて、結局は純正添付品を使ってみてます。二本釣りが合いますね、このカメラには。いつか某ユリシーズのストラップに交換したいとこです。
いちおー46パイの保護フィルターを装着してみました。レンズキャップ仕様であるDP2を使うに当たり、私の頭の中ではフィルターがデフォルトでしたので。レンズキャップを使わない習慣がありますのでね。
また、マクロ域は切り替えではなく連続AFですけど、カメラの構成上あまり寄れない仕様になってます。同じ46パイということで古いニコンE5000用ワイドコンパーターを装着してみましたら、少しは寄れる状態になりましたが、やはり基本はクローズアップレンズかなと。
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コメント
ああ、これ前から言ってましたよねぇ。
で、ボディその他の話はよくわかりましたが。
肝心の受光素子はいかがなんでしょう。
その辺りをぜひ今度インプレお願いします。
私これの実物見たことないんですが。
小さいんですね。
投稿: ぴゅんぴゅん | 2009年7月30日 (木) 20:29
んー。たっぷりの光量がないと本領を発揮しないといわれているDP1/DP2なのですが、このところの悪天候続きの中で試し撮りしているもので、おそらくパフォーマンスの半分くらいしか引き出してない気がするのですよ。
RAWとはいえ専用処理ソフトのSPPは露出を動かす幅が小さく、一般的なRAWみたいに撮った後でどうにでもなるものではなく、撮影時にある程度追い込んでおかなきゃならんですし。
SPPの使い勝手にもなかなか慣れずで、DP2の絵はこれだ!というレベルには遠い状況なのですよ。ええ、一筋縄ではいかんものがありますね。
カメラそのものはかなり小さいです。GRD2よりちょっと厚く、レンズの出っ張りがついたくらいのもんで。
ただ惜しむらくはレリーズタッチが悪く、ブレやすいっすね。
投稿: ビヨ | 2009年7月30日 (木) 20:38
DP2でしたかぁ。。。GRDIIへ逝きーのDP2とは、思い付きもしませんでした(^^ゞ
考えてみたらビヨさんは昔っからFOVEONに注目していましたもんね。
確かに考え過ぎでした。でも「おもちゃ」って感じではないですけどね、DP2。
ぼくも先日ヨドバで触ってきたのですが、相変わらずホールド感や
インターフェイスのチープな感じが否めず興味は直ぐに萎えてしまいました。
しかし仰るように、その辺りには目を瞑ってあげないといけないのしれませんねぇ。
投稿: Kizao | 2009年7月30日 (木) 21:41
ある意味でDP2は私にとって「オモチャ」なのですよ。
かなりのジャジャ馬と聞き及んでる難しさとたわむれるわけですから。
もうちょっとキッチリとした握り心地のボディならよかったんですがね。
ボディが小さすぎて、触りたくないのに触ってしまうボタンがあって。
このへんにエンゾーさんとこのボディスーツが注目される理由があるのかと思いました。
投稿: ビヨ | 2009年7月31日 (金) 08:08
大体いつも話題に乗り遅れるのがデフォルトのエンゾーが来ましたよ。
昨日、ようやく手元にDP2が戻ってきました。ファーストロットの生産が
終わったので、連れて帰ってくることが出来たのです。せめてもの
罪滅ぼしに、これからしばらくコイツと付き合ってみようと思っています。
それにしても、ホントにバッテリーの持ちは悪いですねえ。
実はアクセサリー感覚の強いボディスーツ系ではなく、本気で撮る人のための
「キャリングケース」を開発中なんですが、あまりにも鏡筒が長いので、
GRシリーズやGXシリーズと兼用できるケースにするのを諦めました。もうね、
ただの四角い箱みたいになっちゃうから。
やっぱ、すっぽり全体が覆われてないとダメですかね?そういうやつなら、
3000円くらいでいくらでもあるので、開発意欲がわきません…。
投稿: エンゾー | 2009年7月31日 (金) 18:22
今日は珍しく晴れ渡った公休日でしたので、DP2片手に
ちょいと散歩してみましたよ。光がたっぷりないと
まともな絵にはならないという世評を受けてのこと。
なかなか難物ですね。FOVEONの素質は確かにあるように
思えるのですけど、それをJpeg化する段階でつまづいて
しまいます。
連続撮影で70カットくらいでバッテリーはアウトでした。
例えばですね、DPシリーズの場合はフードを装備する方が
多いと思うのですが、延長チューブを覆うような円筒カバーと
カメラケースの下半分みたいな構成はいかがですか?
前からハメて、ボディ下側カバーをカポッと装着、んで昔ながらの
三脚穴でネジ止め固定みたいな。縦吊り用の金具があるところがミソ、とか。
ケースレス派に対するケースの提案みたいな感じで。
って、センスねーなー、俺っちorz
投稿: ビヨ | 2009年7月31日 (金) 22:58