ゴールデンツアー その5
地震の被害が少なかった秋田県側でさえ、まだ復旧作業が続いていたのですよ。そういう説明カット。


川原毛地獄とは、泥湯温泉や玉川温泉、あるいは北海道の登別温泉みたいに地下の火山活動が表面近くに顔を出しているようなもので、噴き出す硫化水素系ガスで植物が生えない荒涼とした景色の場所です。地獄みたいだ、という話で。
硫化水素バンバンなら、近くに湯が沸いているのは必定。案内看板にも「川原毛大湯滝」「川原毛温泉跡」の2つの気になる記述があります。
会長の狙いは大湯滝。ロケーションだけ確認して帰る予定だったのに、泥湯温泉がいまひとつ満足感がなかったようで、どうしても心の隙を埋めたく、野天風呂に突撃するつもりのようです。「なにがなんでも絶対に大湯滝に入るからね。その覚悟でノーブラなんだからさ。」は?まったく気がつきませんでした(^^;
警告看板がある散策路を堂々と進撃する会長。
ええ、硫化水素なんざ会長の前では屁でもありません。けれどこの散策路は間もなく行き止まり同然で、大湯滝へ至るにはかなりの距離があることを確認。高い場所から眼下を見下ろすと、大湯滝の手前にある観音様がはるか遠くに見えるのですね。
それでも進撃を続けようとする会長を年の功でようやくたしなめ、歩いて行くのをやめさせ迂回路で大湯滝へアプローチ。高低差がかなりあるので、徒歩で行くと帰りに延々山登りというハメになっちゃうのが目に見えていました。
温泉のハシゴをして、最後の湯の帰りはひたすら上り勾配30分というのは、サンダル履きチームにとっては避けるべきなのですな(^^;
すぐ眼下に見えたはずの場所までクルマで迂回するとほぼ12km。山の中なんざそんなもんです。さっき見下ろしていた位置がすぐ目の前に見えるというのに。麓の駐車場のような場所からは徒歩で約15分歩きます。
川の流れがすでに温泉。エメラルドグリーンに輝く川床と澄んだお湯が普通の川ではないことを物語っています。
時刻は17時。もう夕方だから貸切状態だよね。私もそういう会長の観測には納得したのですが、マイナーな秘湯のわりに人と出会うのですよ。全然マイナーじゃなかったりして?
湯が流れる川は幾度かの滝を経て流れて行きますんで、高低差がかなりあるということになります。人間様はひたすら山道を下りてくわけで。
やがて目の前に広がるパノラマ。20mm相当レンズの広角なんざあったら、少しは臨場感があるのかもしれませんけど。
ここが川原毛大湯滝。流れ落ちる滝が温泉の湯そのものであり、滝壺が湯船。いちおー脱衣所を装備。先客がおりまして、会長ご一行と同じ考えだったらしく、もう誰も来るまいと全裸で記念写真撮ってたアベックの邪魔をしたみたいで、会長は珍しく遠慮しておられました。
会長はさっそく野天風呂をご堪能。実際は滝の飛沫がものすごく、温泉水が目に染みてあまり長時間いられないのではありますが、それでも滝の真下に行きたいのは人情なのでありました。
滝壺から見上げるとこんな感じ。って、単なるシルエットになっちゃってますが、なにしろ滝壺なので飛沫でカメラのレンズはすぐ曇っちゃうのですね。防水機の存在が脳裏に浮かぶロケーションでした。
実際はこんなシルエットなどではなく、すり鉢の底から森を見上げる感じですね。新緑の時期ならかなりきれいだろうな、と思ったものの、そういった時期には虻が飛んで来てうるさいかもしんないっす。
滝の流れは渓流となって流れて行きます。少しヌルくはなりますが、この渓流も温泉なのですよ。この奥にね、マッタリとできるスペースがあるのですが、そこへの移動中に私は転倒しちゃいまして。
だってすっぽんぽんだもの。いちおー股間にタオル当ててるし。これ以上無防備な姿はない上、片手は股間なんスから、3点支持は不可能。裸足ですんでただでさえ渓流の川底が痛いし。2点支持のままヨロヨロと移動中にやっちまったのでした。
全日本露天混浴風呂同好会連合会の会長は、野趣あふれる野天を満喫し、大変にご満足された様子。
都会派の会長なのに、いきなり帰郷したかと思えば、地元を知るべく温泉巡りをなさってます。
ある程度の年齢になるとそういう行動に出るんですかね。私も廃村巡りをしてましたしねえ。それともヤンキーは温泉が好きなのでありましょうか。そういった筋の方ともすれ違いましたから。
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コメント
ああ、入ってみたいなぁ、この温泉。
行きたいが遠しOrz
投稿: ぴゅんぴゅん | 2009年7月13日 (月) 11:01
おー。いつでも連れてくよ。なんならゴールデンツアーと同じコースで温泉のハシゴしてもいいぜw
実際、遠いよねえ。飛行機乗っても乗り継ぎ確実だもの。日本海沿岸を突っ走っても、片道だけで24時間費やしちゃいそう。ググってみたら1,350kmだとさ。いちおー18時間5分と出たけれど。
寝ないで突っ走れってかw
投稿: ビヨ | 2009年7月13日 (月) 18:21