GR DIGITAL 2 その1
『不幸を運ぶ女』というネタで1本書くつもりでしたが、やっぱやめときます。そういう気分じゃないので(^^;
で、GRD2の初日って感じの話を書きます。『GRD2ってなによ?』というカメラに興味のない方へ簡単に説明するなら、フィルム時代にユーザーから強力な支持を得たスリム小型軽量のコンパクトカメラがGR1シリーズ。それをデジタル化したという触れ込みのGR-DIGITALの二世代目がGR-DIGITAL2なわけです。
発売はもう2年以上前かもしれません。あっという間に新しい機種が出るデジタルカメラ市場としては、異例の長期間に渡って同じコンセプトで販売されているGR-DIGITALシリーズ。
一般的コンパクトデジタルカメラが単純軽薄路線だとするなら、GRDは明らかに別方向の存在でして、「こだわり」の四文字がこれほど似合うコンパクト機もそうそうないと思われます。
もうそろそろ3世代目が出るのではないかという噂もある昨今、そんなのお構いなしに、私は価格がやたら下落したGRD2を買い求めたわけなのですよ。だって高いカメラは買えないもーん!
で、とりあえず現在の私の方向としては、ゴテゴテとアクセサリーを装備せず、せいぜい手持ちの28mm外部ファインダーを載せるくらいにしておき、カメラケースすら用意しないつもりでおりました。
ですが意外とヤワいという噂もチョコチョコ耳にしますもので、「マグネシウム合金のボディじゃねえんかよ?あ?」と柄の悪い突っ込みをSS店頭のサービス姉ちゃんに入れたくもなってきますし、季節ハズレの獅子舞をやたらSS入り口に門付けさせるとか、よろしくない発想がチラリと顔を出すものの、いえいえ、これがどうして壊れると泣きたくなるかもしんないくらい使えそうなカメラなのですね。
初日の感想として。
① 操作部材が意外に安っぽくて驚き。背面の操作ボタンがみんなツヤ有りの漆黒パーツなんですよ。
あらためて画像を観察したら一目瞭然。ザラついたマグネシウム合金ボディのタッチとは違い、押しボタンの類はツヤ有りの樹脂パーツ。強度と耐久性のためのチョイスなら納得しますけど、できればもうちょっとシブいパーツにしてほしかったっす。
② 起動が早いんだか遅いんだか、いまひとつわかんなかったっす。たぶんストップウォッチで計測したらそんなに早くないのかもしれません。メインスイッチオンですぐキューンと唸り出すのですが、実際に撮影可能状態になるのが遅い雰囲気。しょうがないっす。設計が古いですけん。
また、撮影後のデータ書き込みが遅く、書き込み完了前にメインスイッチを切るとレンズが飛び出したままになったりすることがありました。
でもこのケースはRAW+jpegというデータ量の大きい記録モードを選んでいたからであり、試しにjpegオンリーにしてみたら、SDHCの効果もあるのでしょうか、普通にさっさとデータ書き込みが行われます。
③ RAWの使い道に悩みそうです。というのも、カメラに添付のCDからインストールしたRAW現像ソフトは、かなり使い勝手が悪そうなのですよ。現像できりゃいいだろ的なオマケソフトの匂いが強すぎるんですね。
確かにGRDを使い倒そうというユーザーさんは、純正オマケソフトなどではなく、フォトショCSシリーズとかシルキーピックスあたりに逝っちゃうんでしょうけど、貧乏なビヨさんはそこまでのめり込めるかどうか。
リコー機はRAWにDNGフォーマットを採用しています。Adobeの提唱するRAWフォーマットなので、フォトショCSとかフォトエレV5以降とかで普通にイジれるはずです。でも我が家にはDNG対応のRAW処理ソフトはないのよーん。RAWってばキヤノンだけでしたもの。
そのキヤノンのRAW現像ソフトはかなり便利な仕様になっていて、WBを画面の1点を指定して「本来ならそこは白なのよ」と指示するだけで、そこそこのレベルにWBを自動で揃えてくれたり、フォトショとコンビで使うとはいえ、酔っ払っててもバンバン処理できるんですね。
ところがリコー付属のソフトはあまりにも機能が限定されている印象が強いのでした。現像前にイジるんではなく、現像後にイジる考え方のようです。
④ 電子水平儀はメチャクチャ便利!マジで私のカメラの構え方は狂ってると理解でき、撮影後に「おお、ちゃんと水平だ!(当たり前)」と感心できます。
ただし日中晴天下の屋外では大変に見づらい背面液晶を採用してますんで、そういったシーンでは水平儀を目視確認できまへん。そのために音で水平を知らせるモードがあったのか!という発見をしましたです。
⑤ 手ブレ補正機能はいらないかも。その機能を搭載していないGRD2ですが、非常にブレにくいっす。1/4秒まで普通にイケそうだな、という感覚すら持ってしまうくらい、意外に構えやすいですね。
⑥ 企んでたキヤノンの外部28mmファインダーを載せると、内蔵フラッシュが完全に開きません。ファインダーにフラッシュのてっぺんが当たって完全に開かないのよ(^^;
以上、初日に気がついたことでした。実はまだ取り説をなんも読んでませんので、まったく使っていない操作ボタンがあってもったいないとは思ってるんですが、そのへんは後日解消するかもしんないです。
とはいえ。そういう無知な状態で使ってみても、こいつはなかなかヤル、というのは理解できましたです。たぶん買って正解。
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