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情緒と建前について

 サボり癖がつくと、とことん更新サボるもんだねえ。元からだらしない性格の人間なので、義務感を喪失すると、なにもやらなくなっちゃったりする。
 あまり更新しないのもどうかなぁと思い、更新してみたりなんかする。

 先ほど『固定資産課税明細書』というモノが届き、中身を観察してたら、なんだか見覚えのない項目があることに気がつき、若干オロオロしている。
 たいした面積の土地じゃないのだけど、他人の土地だとばかり思っていた場所が記載されている。ヨソの家が畑を作ってる土地。そこって俺の名義の土地だったのかよ。どうやって取り戻せばいいんだOTL

 話は変わるが。

 不法入国だってんで両親が国外退去になっちゃったお嬢ちゃんがいたでしょ。親を心配させたくないのか、気丈にふるまってんのがまた気の毒で。

 日本の法律に従えば、不法入国が判明したら国外退去処分が相当なのかもしれんけど、日本人の人情としては「どうにかなんねえものなの?」ってなるわな。私もそう思う。
 でもここで変に融通をきかせちゃうと、不法入国者に対して抜け道を作ることになりかねないっていうかね、法律をないがしろにしてしまうわけにはいかない、という論もわからないでもなかったりして、理不尽な出来事だったよなぁと思う。
 あたしゃ法律論に詳しくないので、あくまでシロートとして好き勝手なことを書いてみちゃうけど、法をないがしろにしては法の存立意義が消滅してしまうのは事実ながら、かといって血の通わない法律も、また存在意義を問われるような気がしてならない。

 日本人というのは決まり事をありがたがる民族性で、法律を大変ありがたがる。憲法などに至っては、もう神聖化しちゃうようなノリである。
 最近じゃ改憲論議が普通に語られるようになってきて、以前ほど憲法をありがたがってはいないようだけども、それとて第9条に絡んだ自衛隊の運用についての論議ばかりである。
 いや、第9条の改憲がいい例で、必要性から中身が変わってもいいものが法律だと私は思ってる。法律を生きたものにするには、現実に即した内容である必要があろう。

 後生大事に法律を変えないままにしておくと、明治時代に成立した「決闘罪」なんてものが現代でも生き残ってて適用されたりするのだ。半年くらい前に子供のケンカに適用されて話題になったっけよ。
 法律に血を通わせるならば、柔軟に改定したり削除したり条項を付加してもいいのではないかと思う。

 とくに今回の国外退去処分などは、特例だともったいぶって期限を延長したわりに、為政者側がなんとか助けてやろうと努力した形跡が(少なくてもマスコミ報道を見ている分には)ない。期限を延ばしてやるから、せいぜい退去の準備をして親子の名残をたっぷりやっとけっていう上から目線しか感じられないのである。
 そんだけ期限を引っ張るなら、日本国内で生まれた就学児童の両親に対する特例、というような項目を法律に付加する努力ってものが、血の通った行政なのだと思うよ。

 仮に間に合わなかったとしても、国外退去になるご両親に「間に合わなくてすいませんでした。特例条項成立の際には真っ先に連絡しますから。すぐ日本に来てください。航空機のチケット代は日本政府が負担させていただきます。」と、外務省と法務省のお偉いさんが深々と頭を下げて謝罪するくらいの度量が欲しい。
 法律を守ることは大事だし、悪法であったとしても、その法律が存在している限りは遵守しなければいけないのが人間の社会ではある。けれど法律に問題点があるのなら、速やかに解決するためにいるのが法務省のお役人なんでねえの?

 と、シロートのくせに偉そうに語っちゃうけどさ。

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コメント

珍しくビヨさんと反対の意見だ^^; やっぱ、これは特例出しちゃいけないよ。確かに、この両親は偽造パスポートだと知らないで入手して入国したかもしれないので、その場合は、自国でだまされ、更に、国と戦ったと言う「戦歴」を得るためとしか思えない弁護士にそそのかされて最高裁まで戦っちゃった結果、恩赦を得られないかった節もある。(法務大臣として、最高裁で確定したものをひっくり返すわけには行かない)
でも、それを言い出したら法治国家になれないんだよね。で、こうした問題が起きた(何で不法入国の親の子供なのに就学できたか?)
その点は、以下によく分かる解説があった。

http://www.ac93i.com/kijikaruderonsanikka.html

査証があれば就労できるし、偽造パスポートが見抜けないと外国人登録ができてしまうから、当然、娘は就学できてしまったってことだね。で、単なる役所の職員に偽造パスポートを見抜けといっても、出来がいい偽造ならば無理だろうなあ^^;
縦割り行政の問題が根本ってことは認めるよ。

投稿: くれーん | 2009年4月18日 (土) 22:23

「させるか」「させないか」の選択っつーか、許容するか否定するかの差というか。
不法入国っつー括りで考えてしまうと、あまりにも大雑把すぎるのではないか、と思うのですね。もうちょっと細かく個々の事情に対応してくれてもいいんじゃないかと。
そういう優しさが法律に存在してもいいんじゃないかと思うんです。取り締まるだけのための法律というのは少々思慮が浅い気がするのですよ。
 
いや、ホントのとこはイメージ論で私は語ってるだけですし、なにしろ私は現役の米国不法滞在者でもありますので、なにやら他人事のような気がしないだけのことだったりします(^^;

投稿: ビヨ | 2009年4月19日 (日) 08:52

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