桂花のカップラについて
我が人生でベストのラーメンとまでは言わないが、上京して食べたくなるラーメンのナンバー1は、私の場合、断然に桂花である。
現代のように全国的にボーダレスなラーメン文化になっていても、当地では絶対に食うことができないという点で、ナンバー1なのだ。
まず、とんこつスープについての免疫が当地にはない。とんこつ風はみんな知ってる。業務用のとんこつスープもみんな知ってる。だが、店の前が悪臭でたまらなくなってるようなホンモノのとんこつスープを食わせる店は数少ない。
私の個人的持論によれば、東北人の舌にも本格とんこつスープは合う。ただし人生において嗅いだことがない匂いがするため、みなさん敬遠してしまうのだと思う。
また、柔らかい麺を異常に好む当地のノリからしたら、九州系の面は硬くて面食らうに違いない。「バリカタ」なんて論外である。
蕎麦でさえ、コシのある麺を「こんなもんゴムみたいで食えない」と吐き出す人が多い。私からしたらベトベトの麺を「おいしい」って食ってやがる。そんな土地柄なのだ。
替え玉の文化も当然にない。ドンブリひとつで完結しておしまい。替え玉のためにペースを考えて食う経験がなければ、テーブルの上の具は追加して補給するのが当然という文化もない。
たまたま私は母方のルーツが600年以上前にはどうやら九州方面らしいと推測できているので、自分が九州の味覚になんら抵抗がないことを不自然に思わない。
もっとルーツを2000年くらい遡ると、おそらく半島へ至るのではないかとも思われるフシがあるため、半島系の味覚にもあまり抵抗がない(辛いものは避けるけど)。
私のようなルーツを持つ人は、意外にも東北に少なくはなく、とんこつに関しては食わず嫌いの人が多いのではないかと思う。
まあルーツの話はほどほどにしておく。間接的な傍証しかない要素もあるかんね。そのうち語ることもあるかもしれんが、今回はやめとくぜ。
で、話は桂花に戻る。なんでまたいきなり桂花の話なのかといえば、当地のコンビニで発見しちゃったんである。桂花の名を冠したカップラーメンを。
十勝新津製麺㈱の一連のシリーズに、とうとう桂花のラーメンが登場しやがったんである。
カップラで桂花の味を再現できるわきゃなかろう。そう思ったものの、このところ上京できなくてイラついてる私は、ホイっと買ってしまった。んで本日の昼飯にしちまった。
結論から申し上げれば、私の記憶にある桂花のラーメンではなかった。努力賞は差し上げる。でも違う。
麺がまず違うだろ。桂花の麺はたくましい丸麺である。縮れ麺ではない。スープも化学調味料的なとんこつ臭が強く、桂花のドロっとしつつも味はスッキリしてるところがない。んで、なにより具が多すぎ。桂花のラーメンは飾り気がなかった。
ところがだね。桂花のWebサイトがあるらしいので見に行ったら、私の記憶にある桂花のラーメンではなくて驚いた。
・・・・。こんなに具が載ってたかい?
ターローだって、こんなに具は載ってなかったろ。メンマなんかなくて、キャベツどっさりでさあ。もしかしたら、私の記憶に残っている桂花のラーメンって、ものすげー昔の話?
桂花といえば持ち帰り用のパック。あれでさえ店頭の旨さは再現できないとはいえ、独特の味の片鱗は味わえる。
あのパックにも及ばないと思ってカップラをボツにしてみた私なんだが、もしかしたら私の記憶のほうがボツなのかもしれんぜ。
ここはひとつ、店頭で食ってみなきゃいかんよなあ。とくに今まで食わなかったやつを食ってみたりして。
フフフ。高菜にウズラ。完璧に私のツボだ。私が好きなラーメンは、なんといってもとんこつ。中でもとんこつの度合いが著しく高い熊本系なんである。
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コメント
桂花ラーメン食べるなら、熊本に行かなくちゃ。(笑
ついでに、阿蘇山の噴火を写真に収めてくると。
ついでに、湯布院まで足を伸ばして疲れた身体を癒してくると。
ああ、ええなぁ。←妄想でトリップ中。
投稿: Nori | 2009年3月18日 (水) 21:53
そっち方面に出かけちゃうと、山口と博多はスルーできなくて。スルーしようとしたら、たぶん脅されるような。ねえ?(^^;
熊本までラーメン食べに行っちゃったら、そのまま鹿児島ラーメンも食いますわ。その足で開聞岳を見に行きます。憧れの景色を見に。
投稿: ビヨ | 2009年3月19日 (木) 17:57