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尽きぬ物欲について

 カメラ片手に早春の角館裏通りを散歩で流し、そのままオフクロんちに行って除雪機の修理が必要かどうかを確認する予定であったが、寒風吹きすさぶ季節ハズレの寒さに簡単にくじけちまったよ、おいらはよお。

 どこかで書いたけども、角館の魅力は「みちのくの小京都」ではなく、大正から昭和初期といったノリの建築物が町内に散在していることだと個人的にずっと思ってきた。
 読者ウケを狙うなら、メジャーな武家屋敷通りや桧木内川沿いの4kmの桜並木なのだろうけど、裏通りや細い小路に角館の魅力があるような気がしてる。
 田舎くせー古い町並みから一気に埼玉あたりの新興都市みたいになってしまったほかの土地に比べたら、角館ってどこかバタ臭い古さがある。秋田県内では珍しい個性の街なのだ。

 当地では角館と、そこに住まう人々に対する気質をいろいろ言い表すが、とりあえずここでは触れないでおく。
 ただ、それほど広い平地でもないところに城下町が存在したゆえの、凝縮してるからこそのエネルギーが存在してる街だと思う。
 実際、だだっ広い平地に魅力的な都市というのはなかなか生まれず、むしろ狭かったり起伏が多い土地にこそエネルギー感があるのだというのが私の持論。

 そんなわけでね、角館の裏通りを歩くにはあまりにも風が強く、雨か濡れ雪が舞う可能性まである天候じゃ、ちょっと腰が引けてしまった。アパートが風で揺れてるしよ(^^;
 28Tiに入ってるXP2をとっとと消化したいのは山々なれど、先日の湯沢みたいに寒い思いばかりして収穫がなかったりするのは悲しい。せめて雨と濡れ雪は避けたく。今週は外回りばっかりで肉体的に疲れてるのもあんだけどさ。

 話は全面的に変わる。

 電気ポットに湯沸し競争で負けて、なんだかつまんない思いをして、火力の低い古いストーブがいかんかったのかと学習はしてみたものの。
 今度は物欲を沸々と沸かしつつあり、火力の強いガスストーヴってどうなんだろうかと考えたり、この際ジェットボイルなのか?なんて余計なことを考えてる。

 以前に私は否定している。火力が強いガスストーヴってのは、つまるところガスの消費量も大きいわけで、経済性とバーターなところがある。
 野外で使うストーブは常に自然の風に炎が泳がされてるようなもんで、ただでさえ効率がいいわきゃない。風除けを設置したとしても、影響が皆無になることはありえない。
 しかも私はノロノロと調理するタイプ。たいてい酔っ払ってから「腹減った」なので、スピーディーさに欠ける。だから低火力の古いストーヴで十分。

 ジェットボイルにしても、基本的にヤツは湯沸し専業ストーヴに近い。

Jetboil

 縦型の容器なので沸騰してきたら湯が暴れる。そのため1リットル容器に半分くらいの水しか入れられない。実質500ml仕様である。
 一般的なガス器具より数段早く湯を沸かせる点が最大の美徳ながら、湯沸し以外のなにかをしようとすると、工夫の世界になる。その工夫がアウトドア用品を使う醍醐味でもあるんだけどもね。
 下手にポット本体がシステムに組み込まれてるおかげで、このポットはほぼ湯沸し専用としてしか使えない。そのくせしてけっこうなお値段なんだよ。ジェットボイルってのは。

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 こうして一般的なコッヘルを載せるためのゴトクもセットになってはいるものの、それじゃジェットボイルの意味がない。
 使われてるバーナーはかなり火力が低いものなので、私の場合は前から使用中のプリムス以下の使い勝手になっちゃう。

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 前にも書いたが、ジェットボイルやプリムスのイータパワーなど、ガス燃エネルギー変換系の火器は、ポットや鍋の底に熱吸収用の特殊なリングが装着されている。バーナー側ではなく鍋の底に工夫があるのだった。
 パソコンのCPUにくっついてるヒートシンクの逆の役割で、バーナーの熱を吸収しまくる仕掛けになっており、普通の鍋を載せたら普通のガスストーヴでしかない。
 しかも変換系のストーヴは燃料消費を抑えるため火力を低く設定しているから、単に弱い火力のガスストーヴを使ってるだけになってしまうのだった。

 実質500mlしか使えないポットであっても、食事のパターンからしたらそれで足りる人もいるだろう。例えばハードな登山系の人などは。
 軽く小さくまとまって、確実に早くお湯が沸くことになによりの価値がある世界も、たぶん世の中にはある。

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 私のようなタイプには鍋がセットになったキットのほうが使いやすいはずだが、これとて鍋の底に工夫してあるので、ほかのコッヘルを使ったら単なる弱火力ストーヴでしかない。
 ひとつの鍋を洗いまくり(実際には水がもったいないのでキッチンタオルで拭きまくり)、次から次へと使いまわしになろう。鍋ひとつで済ませられないのなら、ジェットボイルよりもストームクッカーのほうが現実的か。

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 本来ならガスストーヴと比べるのはおかしいアルコール燃料仕様ながら、やってることは熱変換系と似ている。でもここまで揃っちゃうと、私には過剰装備だしねえ。

 いかんいかん。今期の物欲優先事項はアウトドア用品ではない。今年こそビアンキのピスタを買おうと思ってる。

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 もちろんドロップハンドル仕様。今年からバーハンドルがラインナップに加わり、そっちが多く売れてる気配はあるものの、ピスト車ならドロップハンドルに限る。経験者の私が言うのだから間違いない。
 ピストってのはとにかく上半身の力を使う。腕と背中の筋肉を使うんで、ドロップハンドルじゃないと力が入らないのであるよ。本気で走るならの話だけど。

 なのに自転車屋はなぜにボーナス払いに対応しない。手が出せないではないか。今年はアウトバック号の車検があるので、ちょこっとずつオカネを残してる。それをそのままピスタに回したくないってーのに。
 そうこうしてるうちに入荷分がすぐに売れ、高価な店しか在庫がなくなったりして、こんなんじゃ今年も買えない-!ってな感じがしないでもないorz

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アウトドア2009」カテゴリの記事

コメント

これから暖かくなるとチャリ通勤気持ちいですよね。
でも、この手のバイク乗ると前のヤツ抜きたくなりませんか?

フレームはクロモリ?

投稿: ガキ | 2009年3月 7日 (土) 14:41

そうっすね。クロモリです。クロモリじゃなくたって軽くて丈夫なフレームは作れるのになー。
私が20年以上前に乗ってたのは、イギリス製フレームの鉄でしたけど、指一本で持ち上げられる軽さでしたっけ。
単車もそうなのですけど、なんぼ軽くても硬いだけの材質は嫌い~。
 
当地では来月になんなきゃチャリ通はキツいかもっすよ。かいた汗が身体を冷やしてえらいことになりそうなので。


投稿: ビヨ | 2009年3月 7日 (土) 17:00

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