持ってくラジオについて 結論

こんな吹雪の夜が当たり前だったのにねえ。もう当地は「もしかしてこのまんま春?」というくらいの陽気だ。雪が積もる気配はまったくない。チラつくくらいはありそうだが、根雪はありえんだろーよ。そのくらい春が近づいている。
今日の仕事帰りは、こんな感じのきれいな夕日であった。春が近いのだろうと感じさせてくれる空の様子である。
いつものノリならば、帰り道に海沿いの道に出てスナップの一発でも撮るところだが、今日は携帯電話をアパートに置いたままにしちゃったんで、なんかイヤな予感がして急いで帰ってみたのだよ。
そしたらね・・・・。なんも連絡入ってなかった。週末の予定を変更せねばならない予感は、単なる空振りであったということだ。携帯なくても俺の週末、問題ないじゃん!orz
話は変わる。
先日書いたオーム電機のRAD-S312Nというラジオの詳細カット、というリクエストが寄せられたので、掲載してみる。
ただしビヨさんの撮るブツ撮りカットは基本的に絞りがほぼ全開だ。ブツ撮りだというのにピントの範囲が狭い。なぜなら手持ちで撮ってるからシャッターをあまり遅くできない。
そしてホワイトバランスがビミョーだ。室内で蛍光灯つけっぱなしの上に、撮影セットのトレペとかバックペーパーがタバコのヤニで変色してるからだ(^^ゞ
そろそろ新しいブツ撮りセットを製作したほーがいいかのう・・・・。
いかにもテキトーに撮ったカットで申し訳ないっす。
こんなカットでRAD-S312Nの概要は知れよう。FM/AM/SW、SWは10バンド切り替えである。いちおうラジオNikkeiの受信バンド域を表記しているあたりが日本向けということか。
こういう構成の中国製ラジオは多く、たぶんヨソのブランドでも似たようなものはあるはず。しょせんホームセンターで廉価に販売されているクラスなのである。実販\1,980クラスだ。
ところがこのS312N。けっこう電波を拾ってくれる。横田のAFNを拾えて驚いた話は前に書いた。
短波帯こそロッドアンテナの室内受信ではあまりおもしろい結果にはならないが、中波域のAMではかなり電波を拾ってくれる。
なんつっても野営で長年愛用してきているラジオがこういう古いものだ。アンドーのRA-18KBという3バンド機で、936kHzを受信しているというのに1000kHzを越えたところに周波数表示が来てるようないい加減な機種である。
もちろん中国製だ。短波も3.8-6.2MHzしか受信してくれない。それでも野営の孤独な夜をずっと慰めてきてくれたラジオだ。
ここ数年で中国のラジオ製造能力が飛躍的に進歩したらしく、製品のバラツキはあるらしいが、我が家のS312Nはものすげー電波を拾うんで驚いた。
でもね、なんぼ拾ってくれたって、ロクに内容がわからないような複数の局が混じり合った音声では、あまりおもしろくないのは事実なのである。価格の割りにかなりヤルやつなのは事実だと思うけれど、やはりこんなもんかなあという気はする。
S312NとRA-18KBの大きさを比べてみよう。私が今まで使っていたラジオの大きさといったらもう。
手前がソニーのICF-SW22、中がアンドーのRA-18KB、奥がオームのRAD-S312Nだ。アンドーの3バンドはなんといっても15年以上前の機種である。ブ厚くて大きくて感度が悪くても仕方ないのかもしれない。
は?なにげに手前に置いてあるラジオはなにかってか?んー。SW22のツーリストモデルだよーん。いわゆるSW22(JE)ってやつ。買っちゃった(^^ゞ
届いた時に、絶対に宅急便が間違えて配送したと思った。そのくらいに箱が小さすぎで軽すぎ。イヤリングとかネックレスが入っていても、もっと重いであろう。そんな感じ。
ほれ。こんな大きさなのだ。本体重量はわずか200g。空箱かと思うくらい軽い。
カセットテープサイズ、と評されるだけあって、すげー小さい。いまどきカセットテープと表現しても、わからない人が多いのだろうけども。
ツーリストモデルにはラジオNikkei(旧ラジオ短波)の受信バンド表示がなく、一般国内向けに搭載されている75m帯の短波が搭載されていない代わりに41m帯をフォローしている。
「ツーリストモデル」とは、海外を旅する人に向けてソニーが販売している裏バージョンなのであった。
いまどきSW22に手を出したら、その筋の人に笑われるのを承知していたため、調達したことを隠しておこうと思っていた。
純日本製ラジオだから安くはないし、ソニーブランドはかつての輝きがない。SW22は長く販売されている機種だから基本設計が古く、廉価価格帯のSW11のほうがカタログスペックは優れているということで、SW22は物好きが手を出す機種といった扱いになっているようだ。
でも私はかつての憧れに抗することができなかった。どうせ買うなら裏バージョンにしようと思った。それだけのことである。
でもね、現物が届いて軽さと小ささに興奮し、スイッチを入れてみたら、ビシビシと切れる周波数選択に感激した。隣の局がカブってくるなんてことはない。
音質は古臭い気がするし、絶対的な感度ではもっと優れた機種があるような感じではあるものの、これはこれでアリだな、と納得できた。しばらくSW22だけでいい。
そんなわけで、私のラジオ熱はSW22(JE)で一段落したのであった。AFNはS312Nのほうが拾いやすいものの、買った満足感はSW22である。
触った感じが全然違う。日本製コンパクトトランジスタラジオの品質感が伝わってくるのであった。
キヨシロー!
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コメント
ビヨさん、SW22行きましたか!今回は変化球ではなくて直球勝負ですね。
うーん、国産ラジオで評判良いようですね。
デジタルチューナではなくてアナログでダイアルをゴリゴリしながら自分の耳で目的の局を探すのは受信の醍醐味ですからね。野営のお供で遠距離受信されたら受信報告入れてくださいね。
SW22については裏バージョンを在庫しているSHOPも多いようです。
海外滞在にコンパクトな短波ラジオを購入する方がいるらしいですね。その為にSHOPも用意しているようです。
パナソニックはもうラジオには力を入れなくなり国内メーカではSONYが一人で頑張ってますねー。
以下の機種は遠距離中波受信ではかなりの高性能の機種のようです。嵩張る大きさですので野営のお供にはなりませんが室内固定で利用するにはかなりの威力のようです。
http://www.ecat.sony.co.jp/audio/radio/products/index.cfm?PD=33447&KM=ICF-EX5MK2
初期バージョンからなんとこのご時世にセカンドバージョンをリリースしてきました。
斜陽のSONYさん、応援しなければ・・・。
投稿: zo-3 | 2009年2月28日 (土) 03:44
Mk2はコストダウン機じゃねえかって、その筋に詳しい人から聞きました。意欲的に新商品を投入してくるのは、もっぱら大陸中国になっちまいましたねえ。
ネット全盛のご時世、どうやらラジオも斜陽産業のようですなぁ。停波しちまった放送局は世界にたくさんあるみたいで。
銀塩写真にこだわって時代遅れになってる自分と同じですわ(^^ゞ
投稿: ビヨ | 2009年2月28日 (土) 04:37
短波放送の海外日本語放送もかなり減りましたしね。
短波帯の各バンドも静かになってしまいましたね。
ネットラジオも出現してますので苦しい状況でしょうか。
BCL全盛時代に各社が競い合っていた頃が懐かしい。
秋葉原で昔のBCLラジオが売っているとこに行きましたが親父世代には懐かしいものばかりで楽しかったですね。
クーガーとかスカイセンンサーとかの機種は未だに色あせしてませんでしたね。確かに受信性能は現在の製品のほうが格段に良いですが大きいボディから出てくる音が懐かしいというか、ラジオらしくて良いですね。
三才ブックスが最近BCL関連書籍をリリースしてます。読んでて楽しいですね。
投稿: ZO-3 | 2009年2月28日 (土) 12:08
あたしゃBCL少年ではなかったんで、昔の機種には思い入れがないのですよ。なんとなく聞いたことがあるブランドだったりしますけどもねー。
投稿: ビヨ | 2009年2月28日 (土) 21:41
コスト競争ではなく技術競争の時代のラジオでしたね。
繁栄から衰退の経緯が何となく銀塩カメラに似ております。
ハードウェアあっての趣味からソフトウェアへ移行する過程も銀塩カメラの栄枯盛衰に似ております。
懐古趣味とも言えますけど。
投稿: ZO-3 | 2009年2月28日 (土) 22:29
あれ?VX-8を買って、ついでに開局申請っていうんじゃないんですか?
などとつぶやいてみる。(微笑
投稿: Nori | 2009年2月28日 (土) 22:43
ZO-3さん >
ラジオというのは住まう地域が色濃く反映されます。東北のウエストコーストと関東地区では、ずいぶんと聴取スタイルが違うものだと思いますよ。
Noriさん >
なんでまたVX-8(^^;
私が八重洲を信頼してるのを知っているかのようなチョイスではありませんか。
前のコールサインを復活っていう申請は簡単らしいっすね。
もちろん失効してても覚えてますけど。ホテル・ゼブラ・チャーリーでした。
投稿: ビヨ | 2009年3月 1日 (日) 07:12