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話題が二転三転四転・・・・

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 高速道路(秋田の場合は高速じゃなくて自専道扱いだが)のSAで、やたら安いいなにわうどんを発見すると、例のマガイモノではないかと身構える習慣が私にできちゃったのだけど。
 画像のうどんは、いわゆる端切れを集めたものなので安い。製造過程で出る真っ直ぐじゃない切り落とし部分を袋詰めしてるだけである。
 ただなー、「手綯い」でなくて「手より」という表記に私の中のシグナルが引っかかって。マガイモノじゃねえかという警戒心が働いたわけで。

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 佐藤養助は別格ブランドだとしても、本来はこういった価格のものである。いなにわうどんというのは。

 前の仕事で観光地を担当し、観光地商品の価格体系の裏を知ってしまった私は、とりあえず売られている商品の裏ラベルを確認する習慣が身についている。
 たいがい製造者名をシカトして販売者名しか表記されていない。秋田のお土産コーナーで九州産の辛子高菜が売られていたとしても、地元の卸問屋の名前しか表記されないのが常だ。

 いや、実際にこのSAでは辛子高菜が売られていたんだがな。しかも明らかに九州産のものである。
 なにかのバラエティ番組でえらく誉められた一品ということで、産地を隠さず前面に押し出しているわけなんだけども、なんで秋田で辛子高菜なの?という素朴な疑問には、誰も答えてくれないのであった。
 馬鹿野郎。秋田にはいぶりがっこという逸品があるではないか。あれを刻んでワサビあたりとあえる手だってあるのだ。地元産で工夫せえってーの。

 どうでもいいが、西仙北SAのそば・うどんは汁が薄い。開設当初はそうでもなかったが、汁を薄めてから早10年以上になる。
 「薄味」とは単に湯で薄めることではない、という事実を、どうも秋田の人間は理解できていない。関西は薄味だ、という言葉だけ独り歩きし、薄味だけどダシはガッツリ効いてる実態を知ろうとしないのだね。

 脳卒中日本一の当地は、早くから減塩運動が盛んなのだけど、そのほとんどは単に薄めてるだけ。そんなもん、食って満足するわきゃないのだ。
 つまらんもんを食ってまで塩分を控えようと私は思わない。健康のために我慢したところで長生きの保障にはならない。人間ってのはそんな簡単な生理システムじゃないのだ。

 同じく「京風ラーメン」と称して薄めた手抜きスープのインチキラーメンが全国的に散見されるが、冬場にメチャクチャ冷え込む京都で健康薄味ラーメンなんか食うわきゃない。
 実は京都ってのは日本一脂が濃いラーメンを食っとる。脂が冬場の保温に有効なのを本能的に知ってるからである。
 冬場に鴨鍋や冬魚の鍋を食うのは、ヤツらが備えている耐寒性の脂を人体内に摂取して蓄えるためだ。理にかなっている。

 京都の脂ギトギトラーメンが不健康だとして排除されるなら、それは耳学問的な浅薄知識であろう。不健康だろうがなんだろうが、本能的に必要で摂取したくなるものは必然である。しかも旨いなら文句なかろう。
 そういうものを食って不健康になってる人は、食生活以外の部分に不健康の要素が隠れている。単にそういうことでしかない。
 通勤電車を1駅パスして少しは歩け。人間の生理システム構築には、通勤電車っていう要素はまったく考慮されていない。不自然に楽をしようとしているから不健康になんのよ。

 うー。なんだか書こうとしていた内容から大きくシュート回転して話題が逸れた。

 閑話休題。秋田県内の祭りをフォローしといたほうがいいかと私が考える根源というのは、私が撮るカットには人物が写っていないからである。
 ずっと前から気がついていた。きっとヘタレだから人にレンズを向けられないのであろうと自己診断してはいたのよ。それで自分の撮るカットはマンネリ化してクソおもしろくもない。

 かといって快くモデルになってくれる美形の女性は身の回りにおらず、ポートレート方面に走ろうかと思ってもそれは無理。
 本格的に撮ってみたい気はしてるんだ。女性のポートレートってのを。旧ほんたわで何度となく書いているが、異性を撮るポートレートには、撮影者と被写体の人間関係まで色濃く表現されてしまう。それを隠すか露出するかっていう選択肢はあるにせよ、異性のポートレートというのは奥が深い世界なのだ。

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 私が15歳の時に撮ったカットである。単なる家族のスナップに見えて、実は違う。当時メチャクチャ惚れてた女を撮ったカットなのだ。しかもその女の家に押しかけて無理矢理泊まった翌朝のシーンであったりもする。
 さて、これだけの情報を与えられて、読者諸氏は前夜にあった出来事や、今後の私と彼女の関係やら、いろいろ想像するであろう。ブライベートなポートレートというのはそういうものである。

 ややや。またしても書こうとしていた内容からフックした。

 再び閑話休題ですまぬ。ようは人物をきちんと入れたスナップ写真を撮ろうじゃないのって話で、イヤでも画面に人物を入れなきゃならないなら、祭りに出かけたら必然的に画面に人物は入るであろうと。そういう個人的目算なのだ。

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 そんなこんなでいわゆる「郷土本」を買い求めてみた。ちょっと立ち読みした時点で、たかが教育委員会ごときでは収集できる情報には限界があるんだな、と感じたが、もちろん私が知らない小さな祭りもたくさん掲載されているんで買ってみたよ。
 田舎における教育委員会の存在感ってのは、もーすごいから。本書を編纂した人々の自己満足はかなり高いことと推測できる内容だし、219件というけっこうな数をフォローしてはいるものの、実はそんな程度では済まないのが実情である。
 とはいえ、今後の私の撮影行に対してなんらかのヒントになるのは間違いない。

 この本を枕にして書籍系の話題を進めようかと思っていたのに。余計な話が多くて長くなってしまったので、以下は今後に譲ることにしとく。

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コメント

ああ。
こういうスナップいいなー。
そうしたいと思いつつ、あと10度正面側に回り込めない
撮り手のはにかみが伝わってきます。

投稿: エンゾー | 2009年2月25日 (水) 15:07

完全にバレバレですな。アングルにこだわってグイグイ迫るカメラ小僧なところを相手に見せたくない、というのもたぶんあったでしょうね。
微妙に顔が判然としないので気軽に掲載できるってえのはあるんですけどもね(^^ゞ

投稿: ビヨ | 2009年2月25日 (水) 17:57

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