« 引き続き寝言 | トップページ | ニコン35Tiと28Tiについて »

引き続き寝言 2

 コシナがフォクトレンダーブランドを再興(単なるブランド名の購入という論は却下)した頃ってのは、レンズ選びに迷わなくて良かったよなあ。悩まなくても良かったもの。スパッと条件決めて選べたものね。
 今はもうあれこれとレンズがたくさんあって、困るっつーか嬉しいっつーか(^^;

 ライカ純正ズミクロン35mmが高くて買えず、オールドズマロンが性に合わないなら、コシレンの初代カラスコを選ぶしかなかったうちは良かった。単純な選択だものね。
 それがもう今は銀塩衰退の世のはずなのに、銀塩全盛期よりもたくさんレンズが選べるっつーのはどういうわけだ。リバーサルの使用を断念せねばならない環境の田舎で暮らしてると、ちょいと混乱してくるご時世ではある。

 告白しとくが、私はローライブランドのゾナー40mmに若干の未練がある。キレすぎる気はするんだが、QFロッコールで40mmという焦点距離の旨みを知ってしまった身としては、無視して通り過ぎることができない存在なのだ。
 40mmは密かに現行商品だしなぁ。Lマウント仕様ってとこも、きっと未練に思ってるカメラ人は世の中に多数いるのだろうと思わせる。1/3クリックになってしまった現行Mマウントのツアイスよりも、あたしゃ普通のレンズのツラしてるローライゾナーに惹かれてたりするぜ。

 そのツアイスなんだが。独断と偏見で決め付けるなら、コンタGのプラナー35mmはツアイスの名を冠してメーカーさんに後悔はなかったのかと思うくらい、「らしくない」レンズだと思った。使ってみての話である。
 雑誌に掲載される作例を見ると、「こんなにまともに写んねえってば」と突っ込みたくなってくる。
 いや、あくまで個人的な感覚だ。誉めてる人も世の中にはいるのだから。好みとか被写体傾向が左右すんのかな・・・・。

 で。これまた告白しとくが、ZMマウントのツアイス35mmをお試ししてみたい気持ちはずっとあるのだ。あるのだけど、簡単にお試しできるような価格のレンズではない。私は貧乏人だもの。
 なんとなくね、雑誌に掲載されていたカットを眺めていて、たぶんコンタGのプラナーとZMマウントのビオゴンでは、明らかにビオゴンのほうが普遍性が高い気がしてる。
 ツアイスとしての個性はいずれもあるにせよ、そのレンズ独特の個性はビオゴンのほうがわりとみなさん受け入れられる内容だと思う。

 ちょっと使ってみたい。使ってみたいんだけれど、あの1/3単位の絞りクリックがね、どうも私は馴染めないのではないかと思ってる。
 レンズ交換できないカメラならともかく、コシレンのレンズなどと組み合わせて使う時、35mmだけ1/3クリックってのはどうなのかと感じる。使ってて混乱しかねない。
 っていうか、たぶん私は混乱する。追針式メーターの動きがやけに鈍く、その動きで絞りクリックが1/3なのだと思い返す。そうなるに決まってらあ。

 ここで一部の読者は、かつて私がM5にコシレンの35mmF1.2を装着して「へー」と感心してた姿を思い返すのではなかろうか。
 そう、某エ○ゾーさんの所有する35mmF1.2を装着したことあるよー。重いレンズだけど、軽くはないライカMのボディとはバランスが悪くなく、左手の中指付近、すなわちピントリングをホールドしてる左手のいい場所に重心が来てる。
 左手だけでレンズとカメラをホールドできる感覚と表現したらわかりやすいだろうか。全体としては重いけど、バランスがすごくいい感じね。
 レンジファインダー機は機材が小さく軽く済むとか、そういう論はどうでもよくなるくらい、この大きさでもいいかと思わせてくれるものがあんのよ。あのレンズには。もうちょっと安ければな・・・・。

 そうかと思うと、コシレンには35mmF1.4なんていうレンズもあったりするべさ。「クラシック」と名付けられてるとこが気に入らないのだけど、どうも世評からするとかつてのキヤノンFD50mmF1.4を思い起こさせる「絞りで描写が変わる」のようだ。個人的にツボ(^^;
 ただなー、どうも手を出す最後のプッシュがなくてねー。なんだか決めらんねーなーとか考えてると、やっぱカラスコでもいいかなって思ったりして。つまり堂々巡りの繰り返しなんだよねー。

 本命すら決めらんねえw

|
|

« 引き続き寝言 | トップページ | ニコン35Tiと28Tiについて »

機材ネタ」カテゴリの記事

コメント

ぼくもコシレンの35mmF1.4については同じで、
最後の一歩が踏み出せなずにいまに至ります。
似たような仕様の40/1.4S.Cを既に持っている
からかもしれませんけど。。。

ZMの1/3クリック、ぼくは個人的に余りというか、
殆ど気になりませんよ。ぼくが持っているのはZM
プラナーですけど。実は、かなり評価してるんですよねぇ(^^ゞ

投稿: Kizao | 2009年2月11日 (水) 00:51

個人的な感想ですが、40mmF1.4と35mmF1.4をトレード
したのは間違いではなかったと思っています。文句無く
高性能で、絵に破綻がありません。クラシックシリーズに
意図的に与えられているという解放での甘さは、しかし
40mmよりはやや抑え気味です。また逆光耐性はf1.2よりも
高いです。カラスコのように神経質なところもありません。

建築写真でも撮らない限り、ほぼ不満はないのではないで
しょうか。温かみのある絵作りをするレンズだと思います。
 

投稿: エンゾー | 2009年2月11日 (水) 01:39

Kizaoさん >
安く買えるならなあ、たぶんビオゴン35mmはとっくにお試ししてると思います。いいバランスだとは思うんですが、いかんせん先立つものが(^^ゞ
 
エンゾーさん >
以前のように、多少気に入らないところがあったらフィルムを変えてみる、という手が使えない環境ですので、もしも気に入らなかったらどーしよーという怖さがあるのですね。
銀塩で撮ったものはパソコンで派手にいじりたくない性分ですし・・・・。
ま、どれにしようかと悩んでる時が一番楽しい私なのですけどもね(^^;

投稿: ビヨ | 2009年2月11日 (水) 22:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 引き続き寝言 | トップページ | ニコン35Tiと28Tiについて »