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いきなり始める昔話について

 やー。どうもどうも。初めてお目にかかります。遠路はるばるお越しいただいて。時差ボケとかありませんか?
 いやいや、どーもお国の大臣が話題になってるじゃないですか。日本人は時差ボケに弱いのかなーなんて、ちょっと気にしていたところでした。あ、イヤミじゃなくてマジで心配してみました。あはは。スイマセン。
 ところでね、私もこう見えてけっこう忙しくて。晩餐会とか悠長なことやってる場合じゃないのですよ。お時間は1時間しかないけどそれでもいいのかって、事前に連絡させていただきましたよね。
 マジで自分の国が、もー大変で。正直、外交でどうのっていう立場にないんですよ。そんなわけで例のおっかねえオバ様に行っていただいたんですけどもねえ。
 ああ、すいません。こんな世間話をしてる間に時間はどんどん過ぎていきますね。時間がもったいない。
 ところで、そちらからはなにかご要望とかご提案はあるんでしょうか。もちろん前向きなノリで。例えば全世界に経済的に貢献できる妙案をお持ちとか。あるいは我が国にとっておいしい提案とか。普通はそういうの、持ってるから来てくれるわけですよね?

 というような会話が、ホワイトハウスで行われているかどうか、私が知るわけもない(^^;

 さて。話題は急激に変わる。

 きっと読者の皆さんは「あんのバカ、今度はラジオに興味持っちまったい・・・・」とかなんとか感じていらっしゃることと簡単に推測できるが、個人的には短波ラジオに対して伏線がある人生を送ってきているので、とくに変だとも思っちゃいない(^^;

 まあ、ほどほどのところで物欲という名の矛を収めることと思う。エアバンドを聴き出した時でさえアイコムのIC-R1にクルマ用の外部ホイップを調達した程度で済んだし、4アマを取得した時でさえ、八重洲のハンディ機だけで済んだ。
 IC-R1はとっくにお迎えが来て不動品になってるし、八重洲のハンディ機に至っては、もはやどこにあるかもわからん。たぶんオフクロんちの小屋にあると思うが。そんな程度なのだ。
 妙にアドレナリンが分泌し続けたとしても、せいぜい横田のAFNをDX受信してやらあってな具合になって、受信選択度の高さで定評があるKK-S500に手を出すくらいで終わると見切ってるよん。

 それよりヤバいのは、読者の方から感化されて、今シーズンは天体望遠鏡を持参して野営しちゃおうか、という野望が沸々と私の脳内で静かに燃えていることだ。
 BCLより天体のほうがはるかにヤバい。なんつっても天文年鑑を毎年欠かさず買い求めていた学生であった過去がある。最低限の知識も持ち合わせている。
 しかもヤバいことに、私はとうとう天体望遠鏡に手を出さなかった。いや、出せなかった。手を出していたら、また違った私の人生的嗜好があったことだろう。今頃、平気で夜通し空を見上げる人間になっていたかもよ。もちろんこんなノリのブログなんざ書いていない(^^;

 カメラに夢中なガキだったので、天体望遠鏡に出すカネがあるならレンズに振り分けたこと間違いないね。

 実際にレンズに振り分けて、秋田外港の防波堤で昇天させてしまったタムロンのズーム。今なら選ばなかったよ。
 当時は80-210mm/F3.8-4(03A)とSP70-210mm/F3.5-4(52A)が併売されており、それぞれ定価が\49,500と\77,000。高校生の身にとってはかなり大きな価格差である。
 しかも当時は定価からなんぼ値引きするかが勝負であって、定価が高価なものは、いくらがんばっても安くはならなかった。タムロンはレンズ本体のほかにマウントを別途買わなきゃならんかったしー。

03a

52a

 03Aはいわゆる直進式ズーム。ひとつのリングでピントとズームの両方をこなす。対する52Aはズームリングとピントリングが別の2リング式である。

 自分の手でピントを合わせるのが当たり前の時代には、直進式ズームの有利さが語られることもあった。いちいちレンズを持つ左手を持ち替えなくても、ズームとピントの両方をカバーできる利点があり、速写性に優れるとされたもんだった。
 レンズ設計においても、2リング式は構造部材が多いために重く大きく製造コストも上がる。直進式なら軽量でコストを下げることができ、やがてレンズ鏡筒に樹脂素材が採用されるに至り、安物ズームの代名詞になった観がある。

 その直進式ズームの中でも、ズームリングをカメラ側に引いて望遠になるのか、あるいはレンズ先端に向けて押すと望遠になるのか、という差があって、もっぱら押して望遠側になるレンズがコンパクトで安価になっていた。
 けれど私は手前に引いて望遠側になってくんなきゃイヤだった。操作上の心理的な部分である。「手前に引き寄せる」という感じね。

 修学旅行の出費をケチってまでお小遣いを貯めた私が選んだのは03A。やっと買えるだけ貯金できたのが03Aを買えるレベルだった。それだけのこと。
 今の私なら選ばなかったという理由は、レンズ専業メーカーであるタムロンのレンズの場合、頭に「SP」とついてるレンズは、タムロンがかなりの自信を持って市場にリリースしている製品なのだった。少なくても当時はね。

 当時の某カメラ誌において70-200mmクラスのレンズ逆光テストをした際に、並み居る国産大御所をぶっちぎってダントツだったのは、タムロンの52Aであった。
 キヤノンもニコンも笑っちゃうレベルであり、ヤシカツアイスはなんぼかマシなレベル。52Aがシットリとしてしかもコントラストもきっちり出ていた。僅差の次点がペンタックス。そこから大きく差が出てほかのメーカーっていう感じ。

 中坊であった私の記憶は今でも鮮明である。タムロンが本気を出したらすげえんだな。ペンタックスのSMCコーティングも伊達じゃねえな。素直にそう感じたものだ。
 そこから私のタムロン支持とペンタックス贔屓が始まっている。ニッコールもキヤノンもツアイスも及ばない技術が確かに両社にはあったのだ。

 と同時に、カメラマスコミのデタラメ提灯記事も意識した。どう見てもタムロンが1位、2位に僅差でペンタックス、大きく離れて3位がツアイスってな掲載カットなのに、文章を読む限りでは、キヤノンとニッコールが高評価であった。
 きっと当時のカメラ誌には、同条件比較カットを理解してくれー!というわずかながらの良心がまだあったのだと思う。掲載カットを見たら一目瞭然なのだ。けれどスポンサードの都合から、文字では誉めなければならないジレンマが当時のカメラ雑誌には滲み出ていた。

 そんな具合の中坊時代を送ってしまったものだから、今でもカメラマスコミの言うことは頭から信用せず、実写カット重視になった。
 しかも印刷媒体に掲載されるカットは、印刷工程を経たものであるという意識を持ち、印刷される前ならどうなのかという推測する勘を身につけた。当時はね。
 今はもう印刷といってもカネのかけ具合で全然出力が違うし、Web掲載となったらレンズの素性を推測するのがかなり難儀ではある。マスコミも個人も関わらずね。

 今なら迷わず52Aを買う。は?03Aの評価はってか?どう見てもキヤノンの下。ミノルタとどっこいって感じだったね・・・・。

 
 

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コメント

ぼくも手前に引いて望遠ってのが好きですね。
ちょうど同じ頃ぼくが手に入れたのはNikonの
Series-E 70-150/3.5でした。なにせ、それ
までEMとE 50/1.8しか持ってませんでしたら。

投稿: Kizao | 2009年2月25日 (水) 23:03

私はAE-1(銀)に50mm一本勝負でした!N-FD50mmF1.8っすな。

投稿: ビヨ | 2009年2月26日 (木) 18:14

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