2本脚の子猫
ローカルな話題なんだが。テレビのローカルニュースでね、前脚2本しかない子猫が走り回ってたっけよ。大館の本屋さんにいるらしい。
話を聞けば、本屋の前にある自販機の裏で子にゃんこの鳴く声が聞こえ、引っ張り出してみたら後脚が骨になってるチビが出てきたらしい。
後脚もシッポも壊死しており、どうやらクルマに轢かれたらしく、なんとか自販機の下に自力で潜り込み、あとはミーミー鳴いてたみたい。
安楽死の選択を考慮してください。治療した医師はそうコメントせざるを得なかったというよ。にゃんこは後脚がないとウンチが上手にできないらしいんだな。
必死に生きようとしてる子にゃんこを不憫に思った発見者は、オペを選んだという。かなりの覚悟があって選んだ選択だったと思われる。
これがまたすごいんだが、クルマに轢かれて自販機の下に逃げ込んで1週間粘った生命力は侮れず、まだ入院してて包帯も取れないうちから立派に2本脚で歩き回ってたっていうんだもの。すげー。
しかもね、すげーかわいい顔してやがんだ。大災難に遭ったイヌやネコというのは、ちょっと険がある顔つきになってること多いっしょ。基本的に世の中を諦めてるツラっていうか。
それがさ、もんのすげえかわいい顔してて、普通にオモチャにジャレつき、抱っこされてご機嫌になってんの。かーいかった(*^_^*)
あれ、目の前でウロウロされたら、異様な姿から最初はギョっとするかもしれんけど、後脚がないことさえ除けば、普通の子にゃんことなんも変わらない元気な様子なんだよねー。
お?おお?おめー、どうしちゃったんだよ。なんだい、え?あらら、ずいぶん愛想いいな。なんだよお。いひひ、おめーかーいいなー。どれどれ、おじさんと少し遊ぼうか。そういう展開になるのが目に見える。私の場合(^^ゞ
不安としては、今は子にゃんこで頭がでかいからバランスとれてるような気がする。これが成長して大人になったら、きっと下半身が重くて完全2本脚歩行は無理だと思うよ。
『奇跡の子猫』なんていうタイトルで報道するくらいなら、かわいそうであってもその後を追跡報道してもらいたいものだ。
奇跡の復活を遂げたのは今だけのことだもの。亡くなるまで定期的に追跡報道すべきでしょ。この子猫はいかに生きたのか。どんな生命だったのか。子供を含めた視聴者に学ばせるべきではないかね?
まあ、秋田朝日放送としては、扱いは小ネタらしいけどもね・・・・。
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コメント
こういうのって、難しいですよね。
未だに今年の初めに亡くなった愛犬に
二度も辛い思いをさせて手術を受けさせたのは
飼い主のエゴだったのではないかと・・・
投稿: Kizao | 2008年12月 4日 (木) 21:08
「手術は怖かったけど、辛いの収まってよかったよお」って思ってるかもしれんですよ。あの世で・・・。
投稿: ビヨ | 2008年12月 4日 (木) 21:40