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補修してみたよ

 久しぶりにニフティのサーバーに力作を蹴られた。たぶんサーバーとFirefoxのエラーが合わせ技一本なんだと思うが。長々と書いた文章が一瞬で消えてしまった(^^;
 くそ。もう疲れて書く気が失せてるんだが、たぶんもう同じネタで書きたくなくなると思うんで、がんばってもう一度書くぜ。
 ココログ使うなら、テキストエディタで下書きしといたほうがいいね。マジで。

 アウトドア系のネタである。野営に行かないくせしてアウトドアネタとは何事かとお怒りの読者もいらっしゃることと思われるが、耐寒装備のない北国キャンパーが哀れなシーズンに入ったとでもお思いになってお許しいただきたい(^^;

 昨年度の個人的ベストバイとして、もう断然の存在のサーマレスト。これなくして野営する気にはなれないほどの必需品である。

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 私が使っているのは貧乏人向けお買い得バージョンのトレイルライト。様々なタイプに進化してるサーマレストの中で、メーカー曰く「予算が限られたキャンパーやバックパッカー用」というタイプがトレイルライトである。
 現在ではレギュラー版トレイルが新しく安く登場してるので、もはや古いバージョンの品物ともいえる。

 サーマレストは膨らませた時の厚さと、折りたためる最小の大きさを区分の目安にしているところがあって、トレイルライトは厚さを参考にした暖かさ値が3.8という区分になっている。
 これは全体としては軽量=暖かさを多少犠牲にしたクラスになり、ダブルバインディングに無理がある構造からトレイルライトは古い品物といえる。しょーがねーのよ。これが私の用途に最適な時期に調達しちゃったんだもの(^^;
 今なら普通のトレイルか、軽量級のプロライトシリーズをオススメするけどもさ。

 で、先日の河辺里山野営で発見したエア抜け。エアが抜けてても眠れないことはなく、サーマレストのパフォーマンスを発揮していないというだけのことで、マットとしての用途は足りてたりなんかした。寝心地が落ちるってだけでね。
 けれど穴が開いたサーマレストなんざ、ピンホールのあるコンドームみたいなもんで、本来の役目は果たしていないのである。個人的2007ベストバイの道具は、やはり修理したくなってくるのだよ。

 サーマレストにはリペアキットが存在している。ホットボンドリペアキットと呼ばれるものがそれだ。

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 接着剤3本に各タイプのサーマレストに合わせた生地のパッチが複数添付。接着剤塗布用のヘラもいちおーついてる。そして親切丁寧な取説がセットである。
 この取説なくしてはまともに補修できないであろうというくらい、かなり考えれた補修キットなのであるよ。

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 どこに穴が開いているかわからない画像だが、しっかりと穴が開いている。

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 先日の野営でのエア抜け。その原因と思われる穴である。ひょっとしたらタバコで焼けて穴が開いたのかとあの時は思ったが、穴そのものを観察してみると、どうも熱くなったストーヴのゴトクが触れたのではないかという感じだ。

 サーマレストのホットボンドリペアキットは、現場ですぐに補修することを目的にしてるキットである。そのために普通のパッチを貼る感覚とはかなり違う作業ではある。
 取説の指示は、まず「湯を沸かせ」なのである。ホットボンドと名づけられる所以が、接着剤を加熱する工程にあるとみえる。

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 これがホットボンド。常温では固形化していることが触った感覚でわかる。

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 素直に湯を沸かしてみる。途中でコッヘルを使った加熱工程もあるので、家庭用の鍋ではなくコッヘルを使っている。

 スノピの個人用縦型チタンコッヘルである「極」。安い買い物ではなかったけれど、吹きこぼれしやすい縦型コッヘルを敬遠している私は、野外に持ち出そうとは思わない。
 縦型は容量の半分くらいしか使えないことがほとんどなので、たまにはシチューなんか作っちゃう私としては小さすぎるのだった。

 けれどこれが家庭内となると話は別で、一般家庭に縦型の鍋というのはなかなか存在せず、ごく少量の湯を沸かす、それも沸かしたままなにかを暖めるというような場面には、こういった小型の縦型コッヘルが最適である。
 密かに我が家では活躍している「極」なのだった。セットになってるチタンカップは計量線があって便利なので野営に連れてくが。

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 指示では3分間加熱せよ、とある。けれど3分茹でてもそんなに接着剤は軟らかくなっていない。けっこう硬めであった。
 ちなみに接着剤が万が一湯の中に流出したとしても、有害物質を使っていない(らしい)し、玉になるようにしてあるんで除去は簡単らしいぜ。

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 このように各サーマレストに合わせた生地のパッチが添付されている。大きな面積であっても、色違いになるが10cm角のパッチがあるので、接着剤を2本使えばフォローできると思われる。

 ここからは作業中のカットはない。秒単位の作業になるのよ(^^;

 3分間煮沸した接着剤を取り出し、ほんの数秒待つ。そして周囲の汚れを落とした補修箇所に接着剤を落とし、指定の範囲に広げる。
 ちゃんと指定の大きさが取説に実物大で示されているのだが、煮沸したくらいでは軟らかくなっていない接着剤は、広げているうちにどんどん硬化していく。ここが難儀なポイントだ。

 パッチの裏表を間違えないように接着剤の上に乗せ、その上から汚れてもいいビニールなどの薄手の素材を重ね、そのまた上に先ほど接着剤を茹でたコッヘルを乗せる。つまりコッヘルの熱をアイロン代わりにするのだ。これが約1分。
 このくらい加熱されればさすがに接着剤は軟化し、パッチの位置を簡単に調整できるくらいになっている。
 パッチが浮かないように微調整し、そうしている間にも接着剤は再び硬化してくるので、素早く金属製のフューエルボトルとかで上から慣らす。その後は10分間放置とある。

 氷点下でも補修作業が可能である前提なので、特殊な作業工程ではあるのだけど、念のために30分放置してから空気を入れてみたら、補修は完璧。エア漏れなし!
 と言いたいところだが、微妙にどこかから抜けてる雰囲気がないでもない。経過観察だなー(ーー;)
 これは周囲の温度、そして呼気の温度により、空気の膨張係数とか、いろいろ関係あるかもしんない。そういう季節だからさ。

 マットとしては安い買い物ではないサーマレストなのだから、こうして補修できるのはありがたいことだ。補修キットもそんなに高価なものではないしね。

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 へへ。模型を作るわりに下手な処理だと思うでしょ。特殊な接着剤がその原因。まるでハンダを取り扱ってるかのようなのだ。高温下で流動性が生まれる素材ね。
 このへんは慣れなきゃ難しい話だけども、そう何度も補修する性格のもんじゃないし、普通は補修せずに使いたいよね。だから多少は外見がみっともなくなってもしょうがないのだ。と言い訳してみる(^^ゞ

 ほーんと、サーマレストはすげえ。今でも装備して良かったといつも思う。使ってる素材はヤワなもんじゃないし、穴が開いても確実な補修が可能だってんだから。
 最近は国内ブランドでもこのテのマットがあるようだけど、物の扱いが雑だとされる米国人で鍛えられた(と思われる)サーマレストは、けっこう価値があると思うのだ。

 私が米国ブランドをアウトドア用品で支持しているのは、タフであろうという前提を持っているからである。(いい意味で)雑に扱われても平気な商品を期待している。それだけの耐久性があるのだろうと考えられるからだ。

 でも国内ブランドにもがんばってほしいのよ。細かい品物はさすがに国内ブランドだと思わされる品物も少なくないし。
 冬季にはマット2枚重ねが有効だという情報を仕入れたんで、そのうちなにか試すかもしんないよ。たぶん来年以降だな。

 

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