寂しくなると不思議に邂逅がある
夜勤明けのまま、腹が減ったのでどこかに立ち寄って帰ろうとフラフラしているうちに、なぜか大滝山へ向かってしまった私。
野営しようかどうか迷ってる気持ちがそうさせたのだと思う。下見という理由をつけて現地確認(^^;
大滝山自然公園。秋田市から簡単に行ける太平山仁別方面とはちょっと方角が違い、簡単に書くと太平山系と馬場目山系の中間あたりに位置する。
山岳というより里山レベルながら、過度に整備された昨今の美しい公園とは違い、林道筋に施設が点在してる感じの、市民知名度のわりにひなびた地味な自然公園である。
いちおー麓には温泉があるし、秋田市内からサックリ行ける近さでは、仁別より大滝山だろ。そんな簡単な理由で大滝山を狙っている。
けれど野営しようという前提で訪れたことがなかったので、現地の勝手がよくわからない。準備して現地に行ってからガックリするのもアレなんで、いちおう下見に行ったわけだ。気分が盛り上がったら、帰宅して準備してそのまま折り返し出撃なのである。
海沿いにある職場に一晩停めてたアウトバック号は潮ですっかり白くなり、純正塗色にはないボディカラーになっちまったまま、大滝山まで約30分の行程。
たぶんアパートから向かっても同じくらい時間がかかるだろう。それでも仁別よりもは近いはずなんだが。
濃い雲と青空が同居する冬独特の空に加え、季節風が時折吹き荒れる天候。時には雨、時には雪が落ちてくる。雪は粒雪。
フワフワした軟弱な雪ではない。マジの雪だ。寒波が来てる時に無理して野営しなくてもいいのではないかという思いが強くなる。
市街地には残っていない雪が平気で残ってる。里山といえど、市街地よりそれなりに気温が下がっているのであろう。
公園地区の入り口にある管理棟へ立ち寄ってみた。
そっか。冬季閉鎖というものがあるのだ。トイレは12月1日から年度内は使用禁止のようである。野営するのは勝手ながら、トイレは使えないのだ。っていうか、公園まで道路が除雪されてるわきゃないか・・・・。
フェンスで囲まれた一画は、野生動物を放して観察するためのものではない。公園利用者のゴミ捨て場である。
こうやって厳重に囲っておかないと、ホレ、秋田日日熊新聞の記者が突撃取材に来たりするべさ?
人間は遊びに来た時になにを捨てていくのかとか。熊社会に警鐘を鳴らすような記事を書かれるかもしれん。秋田新幹線の路線で行き倒れてた熊もいたしなあ。
で、大滝山の野営地なんだが。面積のわりに野営可能な平地が少ないという、できれば隣人と離れていたい私のようなキャンパーにはいいロケーションだ。
ただし便所だけがやたら離れていて、夏場ならともかく、寒さを感じるような時期には歩いてくのが面倒なくらい遠い便所であることは明記しとく。どうせあと1週間で閉鎖される便所だけどさ。
水場はちゃんと屋根付き。まだ水道の元栓は閉められていなかったけど、蛇口から出る水は錆色だった。使用時にはしばらく流してから使わなきゃね。
・・・・。寒そうじゃんかよ。里山クラスとはいえナメられないんである。
いざとなったら東屋に避難してみてはどうか。どうせこんな時期に誰も野営しになんか来ないのである。
うへ。ツララかよ。このツララを見て、どうしようか迷っていた私の気持ちがくじけたのは言うまでもない。野営決行気分がヘタれてしまったのであった(^^;
夜勤で仮眠してた時から妙に身体が乾いている感覚があり、ひょっとしたら風邪をひく直前なのではないかという危惧があったのもヘタれ気分を後押ししている。
水場にテント張っちまうという手もあるかと考えてみたが、降雨をいくらか避けられるだけのことで、寒さを避けられるわけではない。幾分マシというレベルでしかなく。
我がMHWハマーヘッド2は閉め切ってしまえば意外に保温性があるものの、最低気温5℃程度までしか体験していない。ましてやORナイトヘヴンでは水場の屋根の下にゴロ寝してる状態に近い。
冬場に野営するにしても、せめて寒波襲来の時はやめておこう。今回はそう結論を出してみた。
こういった広場もあるんだけど、なにしろ便所が遠い。野グソ前提でなきゃ野営には利用しづらい。
この大滝山自然公園を通る林道は、案内板によれば仁別方面に向かうルートの途中に出られるらしく、そのまま行けば三吉神社本宮方面まで抜けられるらしい。
それなら行ってみんべと向かったら。その別の林道の入り口からいきなり軽トラでも無理っていう幅とカーブ。バイクか4輪バギー持って来い。それも足が着くやつって感じー。
うーむ。やはり北国の冬場はそれなりの装備がないと野営は不安だのう。通気性は最悪ながら、保温性と軽量さ、そして価格の安さに定評があるモンベルのステラリッジくらいはせめて装備しときたいし、シュラフも重ねて誤魔化すんではなく、氷点下ドスコイ仕様のものがないと不安だじぇ。
三吉神社本宮まで抜けられる看板を見て、ふとold-beanさんの避難小屋を思い出し、ちょっくら行ってみるべえと向かってみた。
現地に行ってみたら、理由は忘れてしまったが何度か訪れてることを思い出した。ガラス工房のとこかー。
工房隣の今っぽいハウスではないと思うし、奥まったところにあるステップワゴンが停まってるハウスも、小屋というには立派。さては謙遜して「小屋」と表現しておられたか?
そうやってウロウロしているうちに昼近くなってしまい、素直に帰宅。ああ、酒の在庫が切れかけてた。近所のスーパーで買い物。
ひょっとしたら俺は人恋しくなってきているのではないか。普段ならアパートに立て篭もって来客すら拒否しているというのに、アポ無しでヨソ様を訪問する気になってんだから。
そんなことを考えながら買い物してたら。秋田市内唯一のB/W専門現像店のオヤジさんとレジで遭遇。
ったくトロいレジだな。イライラしつつ周囲を睥睨してる私の視野に、キョロキョロしてる初老の男性が飛び込んできたのであるよ。
「まだ現像やってますか?」「もう商売してる状況じゃねーけど細々とやってるよお」
一瞬、C-41に走らなくてもB/Wフィルムを使えるかもしれんと打算した私だったが、奥さんが入院してしまい自炊生活を余儀なくされてる愚痴を聞いたら、田舎の年寄りはみんな同じような境遇で四苦八苦してんだなと同情しちゃったぜ。
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コメント
通り過ぎないでくださいよ>ビヨーン太さん
分校から上がって来た道との角の小屋・・・まさかここに人は住んでないよな?と思いましたね?(^^;
ちょっと外出してました。
niftyのメール生きてますでしょうか?
投稿: 古豆 | 2008年11月22日 (土) 17:12
はーい。メール来着してまーす。
携帯からメール発射しときました!
投稿: ビヨ | 2008年11月22日 (土) 19:46