ソロテント考(8)~続・ワンポールテントの可能性について
いやー、北国なのになかなか涼しくなんないねえ。どうも我が家の家計が計算よりも出費過多で、どうしたもんかと思ったら、どうやらエアコンを回しすぎで電気代食ってるらしいぜ。普段の倍だものなあ(^^;
いちおう当地においては今年度も「盆が過ぎれば夜は涼しい」であるはずで、同僚の話を聞いても、エアコンなしで夏をしのぎ切ったという話をよく耳にする。
だけど私が住まうアパートは28℃に設定してみても、夜中に平気で回るエアコンなのである。アスファルトとコンクリートに囲まれた立地なのでね・・・・。
何度か書いているが、私は秋田市街の中心街に住み、しかも部屋は西側の2階の角部屋である。
午後からいきなり室温が上昇し、寝るまで暑くてたまらんというのが夏場の定番であり、郊外に住まう方々は涼しい夜を過ごしているはずなのに、私は今夜もエアコンを使う。だって肌寒いくらいの気温じゃなきゃ安眠できないべさ?
話は変わる。
床がないことをパスできれば、ワンポールテントってのは軽量シンプル、しかも雨天でも平気でテント内炊事可能ってな仕掛けで、私が危惧する雨天停滞に対するいい答えのような気がしないでもない。
ただ実際の使用シーンを想定してみると、盛夏にはどうかと思う。虫が湧くからといってオプションのメッシュインナーを採用しちゃうと、重量は軽量テントよりもはるかに重くなり、体積的にも大きくなって無駄。
真冬でも使えるのがワンポールの構成ながら、当然に暖房が必要な雪国。暖房用ストーヴを設置するとなれば(アウトドア用の暖房ストーヴは実のところそれほど高価でもないが
)、排気口として煙突の設置が課題になり、煙突を外部に出すために幕体への加工を想定しなくてはならない。
そういう加工を請け負ってる業者がいるのは知ってるけど、そこまでしてどうなのかな、という気持ちもある。まだ冬場の幕営を経験したことないからさ。
しかもシュラフの耐寒装備とかさ、単に雪国で暮らしているだけ以上のノウハウが必要になってくるはずなのだ。あたしゃノウハウないけども。
んでワンポールテントってけっこう設営のスペースを必要とするもんなんだなと。今日はたまたま野原で30分ほどぼんやりしてなきゃならない時間があったんで、実際に280cmクラスのワンポールを脳内で設営してみたりしてた。面積を食うんだな、と素直に思った。
んー。国産の軽量コンパクト系(主に登山系)だと寝るには寸法が足らず、舶来系は寸法が足りてもメッシュの多用によって耐寒性の問題からシュラフへの出費が避けられず、ワンポールは不意にアスファルト上で野営しなきゃなんなくなった時に弱い。
国産登山系の長所=調達が楽。メーカーによってはオプションの使用により季節や環境に対応可能。
短所=低地における夏場の使用に対しては換気能力が不足していると思われることと、寸足らずで長身の人間が使うことをなにも考えていない。
舶来系軽量クラスの長所=平均身長が高い国情のせいだろうが、国産系よりもスペースに余裕がある。
短所=軽量クラスはフルメッシュ仕様がほとんどで、夏に使うことしか考えてねえのかよ。価格が高く入手先が限られる。
ワンポール系の長所=とにかく軽量でシンプル。換気と幕体素材さえ気にしないのなら、テント内で煮炊きが可能。
短所=床がなくて小動物や昆虫の侵入が可能性として大きい。それを避けようとしてオプションを使うと出費と重量が劇的に増える。たいがいのワンポールは軽くすることを目的にかなり燃えやすい素材を採用しているため、実際はテント内煮炊きに黄色信号。
ソロテントにはなにかを犠牲にしなきゃならないってのはわかってるけど、あちらを立てればこちらが立たず的なシーソーが多すぎ。
もう面倒なんでクロノスの230cmをとりあえず試してみようとか、そういう逃げたくなる選択なのではある。
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