きみまち阪キャンプ場
で、項を改めるわけだが。記事のカテゴリー分けの関係である。続きネタなのだけど野営に関しては項を改めてみたというだけで、まったく他意はない。
例によってきみまち阪公園にて野営ってなことになったが、本年初のきみまち阪ではある。
カテゴリー検索で訪れた方のために能書きを書いておきたい。「きみまち坂」ではなく「きみまち阪」が正式名称である。しかも「サカ」という名称のくせに、ここは古来から交通の要衝でかつ難儀な交通路であった。
米代川という時には暴れる大河がすぐ横を流れる岩山がきみまち阪と呼ばれる一帯で、大館方面から西走してきた国道も鉄道も、とりあえずこの岩山をぶち抜くトンネルへ入り、トンネルを出たらすぐ鉄橋で米代川をパスしてる。
なにげなく横を見たら国鉄時代の旧トンネルがポッカリと口を開けていて、しかもトンネル内への侵入を拒む柵もなにもないのはどうよ?とこっちから質問したくなるくらい自然に存在していたりするのだった。
皇后からの愛たっぷりの手紙を明治天皇がここで待っていたという故事により、天皇直々に名づけられた地名であり、恋文コンテストが毎年開催される所以でもある。
この岩山は全山が公園化されており、頂上付近の一画をキャンプ場としている。水場とトイレが完備されてはいるものの、アプローチルートがあまりメンテされてないために普通車で頂上付近まで上がるには心理的抵抗がある。
しかもキャンプサイトは平地がほとんどなく、駐車場が平坦に整備されているのと対照的に、キャンプサイトは単なる斜面になってしまっている。
私見ではキャンプサイトは2組くらいテントを張ったらおしまい。残りは斜面で我慢していただくしかない感じだ。
ただここは知名度が低くしかも不人気である。また昨シーズン後半から浄水施設の故障を理由に公園一帯で飲料水の供給が止まってる。水は出るが飲料用としては保証できないということだ。
なおさら人は遠のき、今やカーエッチの絶好のポイントと地元では認識されているらしく、私が到着した時には中年のカップルがエッチを終えた直後のようで、水商売風の女性と会社経営者か公務員風の紳士が困った顔をしていたことは前にコメントとして書いた。
だが不人気でほかに誰も利用していない可能性が高いとなれば、もはや私の貸切同然。無料で届け出もいらず管理人も常駐していない。突発的に利用するには大変都合がよろしい。
飲料水は麓にある道の駅で確保しといた。さすがに道の駅ではきちんと上水道水が確保できるんである。
翌朝に雨が降る可能性がゼロではなかったため、林間にテントを張るか、それともクルマの近くの駐車場付近に張るかで迷ったが、クルマの近くに決定。テントサイトよりも駐車場のほうが安易に平坦地を得られるというのがその理由。
どうせ貸切なのだからテントのすぐ近くにクルマを置いて、設営開始。ハマーヘッド2はいいわ。10分コースで設営完了だもの。今回はちゃんとペグダウン。
ネイチャーストーヴに安物の簡易炭を投入。焼肉とか焼き鳥はやっぱり炭がいいと思うのだ。かといってキャンプ=バーベキューみたいな大げさなのは避けたく。
そうなるとネイチャーストーヴってのは大変コンパクトに個人的燃焼をしやすく、こっそり小さく焼肉をやるには適してると思ってるが。
そのうち識者に怒られるであろう。なんぼローインパクトとはいえ、やはり下草は焼いちゃうのよ。炭は安物でもそれなりに発熱量があるから。怒られてもオラ知らねーけどな(^^;
私はアパートを出る時に冷凍の焼き鳥をクーラーバックへ入れたはずであった。それを見越して地元スーパーで産直のアスパラと少量の味付け牛バラ肉を買い求めた。
なのに現地でクーラーバックを開いたら、中からは焼肉用の牛カルビ肉が。しかも腐り始めて色が変わっちょる。
ああそうか、買ったのに食うタイミングを逃して悪くなりそうなカルビを冷凍にしておいたんだっけ。間違えて鶏肉じゃなくてカルビを持ってきたのか・・・・。
というわけで、まずは腐りかけのカルビから消化。納豆みてえな味がする焼肉は初めての経験なのだった(^^;
間違えて持参した腐りかけのカルビと、地元で買い求めた牛バラ肉。肉ばっかり食ってコレステロールを体内に貯めた私である。
もういいやって途中で思ったけど、がんばって食った。残したらもったいないもの。アパートの冷蔵庫に入ってる豆つきモヤシやほうれん草が恋しくなってきたのは言うまでもない。
今回調達したモノについて。といってもたいしてカネは使ってないのだけど。
地元のホムセンで売ってた畳地の草履。野営専用の履物として用意してみた。これはなかなかよかった。\598だしな。
明らかに失敗した買い物は、コールマンのピロー。ようは枕である。Mサイズとあるが、ではSサイズってのはどんだけ小さいのよ?と突っ込みたくなるだけMサイズも十分に小さい。
実際に使わない人が企画した商品だな、とわかるのは、枕の下半分が滑りやすいナイロンタフタを使ってることだ。スリーピングマットの上ではツルツルと滑ってすぐ頭からハズれ、それで目を覚ましてしまうのだよ。どう考えても買い物失敗。\1180だったがな。
蚊取り線香愛用者の私だが、今回は持って来るのを忘れたので途上で入手したのがこれ。「どこでもベープ」ってやつだ。
私が買ったのはこのシリーズでは大きめのやつだ。なにしろ安かったのでつい買ってしまった。\698である。
カートリッジには薬剤と電池が内蔵されており、乾電池の調達をなにも意識しなくても、替えのカートリッジを買えば電池がいっしょについてくる仕掛け。専用電池ということになってるようだ。
スイッチを入れても頼りない動作音しかしないんだけども、これがどうも効果があるようで(当たり前の話だが)、テント内に吊るしてみたら虫の侵入が驚くほど少なかった。
虫が気になって寝られなくなるようなことはまったくなかったんだから、これは買い物として成功したと考えねばなるまいて。
ただ、気のせいか酒の量が少ないまま眠くなっちゃったし、虫に効くなら人体にも少しは影響あるんだろうなと、このテの防虫器具に対してはいつも思ってる私なのだ(^^;
このところ私は必要なものと、あれば使うものと、あっても使わないもの、3つに手持ちの野営装備を分類している。
クルマで移動してる気楽さからか、ついついあれこれとクルマに積み込むものの、現地で必ず使うものと、あるから使うものという区別がかなりはっきりしてきている。
例えば照明。テント内で私は暖色LEDのコンパクトな乾電池ランタンを吊るし、明るさが欲しい時には白色LEDの安物ヘッドランプを使う。実際ソロならそれで十分である。
ただ虫寄せ用としてついつい好きなフェザーランタンをテント外で点灯させてしまう。ストーブは液体燃料にこだわらなくなってきたが、ランタンはどうもガソリンのものを好んでしまう。
ここでちょっと冷静に考えてみれば、明るさで虫寄せ用照明にするには、ガソリンのランタンは少々贅沢すぎやしないか。しかも液燃系ランタンは大柄で荷物になる。
ならば先日実体験して判明した白色LEDに虫が寄ってくる性質を生かし、現在使ってる暖色ランタンと同じくらいのコンパクトさで白色LEDのものもジェントスから出てるのだ。それをテント外の虫寄せ専用にしたら、荷物はグッと小さくなるんである。
というわけで、コンパクトな白色LED乾電池ランタンは使ってみる価値があると考え中。
野営に必要なもの、という分類は、ザックに収められる最低装備。あれば使うもの、という範囲にはクルマ移動だからこそ持ち歩けるものが入る。
私は連泊派ではなく1泊オンリーがほとんどなので、なくてもなんとか済むものは多いはずなのだ。そんなわけで、たまに細々とした装備を追加しつつ、なくても済むものを除外してるのである。
こうして何度か野営を繰り返しているうちに、自分なりのスタイルというのがやがてはできあがっていくはずだ。
でもコッヘルはやっぱりトランギアから離れられないような気がしてる今日この頃。メスキットって完成されてるわ。用途で小物を追加してやりゃ無敵。
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コメント
今夏は野営を満喫されているようで
精力的な活動羨ましいですね。
ネイチャストーブもコンパクトで利用価値が高そうですね。
ユニフレームの製品は値引きが無いからきついんですよね。
確かに物は良いですけど。
ソロキャンプに憧れてんですけどね。
第一歩が踏み出せないんですよね。
投稿: HERO | 2008年7月14日 (月) 23:53
ファミキャンよりずっと気楽に出かけられると思うんですが。
自分さえ良けりゃいい準備だけで済みますし。
投稿: ビヨ | 2008年7月15日 (火) 06:45