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軽く読み流してくれい

風邪ひいてたみたいだよ。今朝は早朝から腹の調子が悪く、体調回復の見込みがないので欠勤しちゃったぜ・・・・。

夜勤明けの半分寝不足状態だと、夜勤で体調がおかしいのか、それともなにかほかの理由で身体の調子が悪いのかを判断しづらいんだよね。原因特定ができない。気がつくと症状が重くなってるっていうパターン、けっこうあったりする。
だからこそ生活のリズムを保つ努力が必要で、変な時間に酔っ払って寝ちゃったりするのは危険行為なんだなあ。
食ったものがまったく消化されず、摂取した大量の水分もろともリバースしちゃうっていう状態は、よく考えりゃ風邪の症状でもあったりするわけで。
そういえば熱っぽく感じる瞬間があったよな、なんて思い出したりして。夜勤に寝不足はつきもので、寝不足は風邪の大敵だもんなあ。

話は変わって。

田舎で暮らすメリットというのは表面的に数少なく、どう考えても都会のほうが暮らしやすい日本という国なのだけど、社会の動きはたいてい都会から始まるんで、田舎はあらかじめ備えておける余地がある、というのもメリットではないかと個人的に思っている。

その逆パターンももちろんあんのよ。例えば高齢化問題ね。これは当然に田舎から始まってる問題なわけで、とくに当地などは高齢化の加速が止まらなかったりしてるけど、上には上がいるもんで、北関東の某村が日本一の高齢化速度で、住民の半分以上が65歳以上ってんだから、そりゃすげーよ。
そういう自治体がどう問題に切り込んでいったのか。その結果どうであったのか。当地の自治体関係者は真剣に観察せねばならない見本がよそにあるというのは、まだラッキーなのだよねー。自分のとこが見本にならなくて済むから。

『クローズアップ現代』っつーNHKの夜の番組あるでしょ。夜7時のニュースが終わってからやる特集番組。今夜のネタは「新たな貧困・民間委託の現場」であった。興味深く拝見したよ。
かくいう私も、実はそういった被委託企業の従業員であり、貧困というキーワードでピンと来るものはあった。それで番組を見てたんだけどもさ。

守秘義務のある立場なのでかなりボヤかして書かせてもらう。

当地の某公共施設の清掃業務入札で失敗した地元企業が解散した話を耳にした。聞くところによると、清潔でなければ話にならない某施設に対して提供するスタッフ数からして、それ以下にはできないという金額で入札したのに、半分以下で商売敵に落札されたという。
業務管理で人件費と経費の管理をした経験がある私としては、その落札金額を聞いて絶句した。年契約でその金額じゃ、委託される仕事を消化できるわけがないだろうと。
落札したのは東京の大手業者。安い金額で落札しておいて自治体へコネを作るつもりだろうとか、いろいろ地元関係者の間では推測がされたけれど、結果としては「1週間かけて1人のスタッフが全館清掃する」というスタイルだったそうだ。
その施設は清潔でなくちゃ話にならない鉄筋8階建て。週に1度しか清掃されてないのと同じ状況で、そんなの掃除してることにならんだろうと普通は考えるけど。

地方のショボい自治体で予算の圧縮が至上命題であることは、ちょっと関心のある人なら誰でも知ってると思う。
自治体の職員、つまり役人なのだけど、彼らは上司から予算節約を申し渡されてる。っていうか役所の予算は年度単位の使い切りだから、最初から少ない予算しか与えられてない。前年より常に少ない予算だ。
仕事の能力におのれが欠けてると自覚してる役人は、ひたすら節約に励んで上司の覚えを目出度くする行為に走りがちだ。それしかアピールするネタがないから。
そうなってくるとかなり強引な節約をして自分の成績にしたい役人も当然に出てくるわけで、そういう人間があっちこっちに挟まってたりする。

某施設その2。ライフラインに絡むその施設では、万が一の故障に備えてたいがいの機器は並列配備になってる。機器1号がイカれたら2号に切り替えてしのぐ。重要な機器については3号まで用意され、万全を期している。
その重要機器はイカれたらシャレにならないので、メインのほかは予備が2台ある安心感でもあるのだけど、それが致命的な故障を起こして2台しか使えなくなってしまった。
ということは、2台のうちの1台がイカれたら残りは予備1台だけで、それもイカれたら万時窮すってなことになっちゃう。

だから早く修理してくれと役所に陳情しまくるのは当然の状況で、予算がないという理由で半年間に渡って放置していた件があった。
半年も放置してたら、また故障が発生して残り1台になってもおかしくはない状況なのに、予算を節約して上へいい顔をしたいという担当者の個人的な理由だけで放置されていたのだった。
年度が変わって担当者も変わったら、速攻で修理されてたらしい。施設のキモである機器はすぐ修理するだろ、という常識的な思考の持ち主であったということに過ぎない。修理して当たり前なのであった。

そんな具合で、節約したら誉められるような風潮が日本全国のお役所にはびこってる中で、民間委託の予算を値切りすぎて、委託企業の従業員が生活できなくなってるという話がNHKの番組の内容であった。
自治体の委託職員であった頃と手取りは変わらないものの、役所の方針で委託会社へ移ってみたら、経費はすべて自分持ち、保険も年金も自分持ち。労災すら適用されない個人事業者扱いになって、怪我したらアウトっていうケースをやってた。入札にドジったらすぐ従業員を解雇。経営者はケツまくっておしまい。

そういう雇用形態の企業に民間委託していいものか?という疑問が自治体の中に生まれつつあるという話も番組内でやってた。賃金レベルがやたら低くなく、保険体系が完備されてるのかどうかというところも入札の条件にする自治体が増えてきているとのことだ。
それと並行して、単に安いところへ落札させればいいのかという自治体側の反省もあり、予算を確保するようになってきているという。

幸い、私を雇ってくれてる企業はきちんと社員雇用してる会社で、そこそこの会社なら普通は備えているだろうという常識的な保険はある。
ただ、入札にドジったらそれっきりという委託の宿命からは逃れられないし、当地の自治体はどこも委託金額を毎年削ってきてる。もちろん仕事の内容は変わらず、委託費だけ削ってくるのだ。
いつか損益分岐点を下回る金額になるのだろうが・・・・。まあこれ以上の言及はやめとこ。「使われてる身のくせにナマイキだ!」ってなことになるだろうからね。

当地よりも都会に近い自治体で、無理な委託費用削減をやめようとか、まともな企業に委託しようっていう動きが出てきてるって話よ。
そのくらい今の民間委託は「安ければどこでもいい」同然の落札で済ませてる自治体が多いということでもある。
安い委託費用で済ませちゃうと、住民サービスは結果的に低下する場合が多いし、安く済ませるとひいては税収の低下にもつながるわけで、自治体が自分の首を絞めてるに等しい行為だという認識も生まれつつあるらしいぜ。

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コメント

一番困るのは、役人様は、「無駄と必要なこと」の判別がお出来にならないことではないかと思うこのごろ。。。

投稿: Nori | 2008年4月 8日 (火) 00:57

そんな中でも、大事なものは大事なのだと一般市民と同じ感覚の人がいることに、いくらか救われる気持ちになれます。

現業系にはそういう叩き上げの人が少なくないんですけどね。

投稿: ビヨ | 2008年4月 9日 (水) 10:41

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