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進まない

若干はアカデミックな香りがする記事も下書きとして控えているが、まあノリで今回の野営を中心とした話を続けたい。とはいえ機材ネタなのだ。

思い出したから書いておくけれど、ここのブログは話題のカテゴリーで検索される場合が多いようで、「アウトドア」という項目は普遍的なものと認知されており、よく検索で引っかかったりリンクされてるようだ。
けれど「機材ネタ」なんていうカテゴリーを作っているブロガーは皆無に近いらしく、ニフティのココログでは普遍的なカテゴリーとして扱われてはいない。
したがって写真関係のネタを書いてもあまり注目されないんである。私はそれを利点と受け取って、好き勝手なことを書ける環境だと大変に喜んでいるヒネクレ者だ(^^;

さて、今回は久しぶりに銀塩機を持ち出した。リバーサルを装填するくらいの緊張感があるなら、本来はkiss3あたりから始めるのが私の場合は筋である。
だって露出の感覚も露出補正の必要性に対する敏感さも、今の私にはないのだ。デジタル機のRAWで楽してっからな~。我が家でもっとも露出に対して平均的結果を期待できるkiss3からスタートして当たり前なのだ。

だが悲しいかな、私はデジタルのキスデジを使ってしまってる。これとkiss3を併用したら、混乱なんてものではない。
同じレンズを使っても違う換算焦点距離。画角と遠近感も違えば、もちろん絞りの感覚も同じではない。同じレンズで同じ絞りで撮っても、キスデジとkiss3は違うんである。

そういった混乱を避けようとすると、次に気楽な銀塩機というのはコンパクト機を除くと我が家ではコンタックスG2なのだ。
カメラとして簡単なカメラではない。AEでAFではあるものの、測光系がフラットに近く、露出補正なしではちょっと無理があるシステムだ。その代わりに一眼レフで使う以上のツアイスが結果として期待できる点。これがコンタックスGの魅力のすべて。
とてもだがライカを引っ張り出すほど写真に対して神経が研ぎ澄まされてはいない私にとって、コンタックスGでもハードルは高いが、とりあえず撮らなければ私の銀塩について先がない。

Img_1056_2

そういうことでプラナー45mm一本勝負と決め込み、キスデジとメモ用IXY-D900ISの3台体制で私はフラフラと遊びに出たんである。
野営地は決めてある。旧六郷町の「いこいの森」というよくある名前の高台だ。この野営地からは大曲近辺の夜景が手に取るように見えるらしい。
付近は日中に何度も通ったことがあり、たしかに眺望は感動できるくらい開けているのを知っていた私としては、一度は体験せねばならない野営地なのである。しかも例によって無料だ。
無料の野営地のいいところは、無料だとたいがいチェックインだアウトだって、時間の縛りはない場合がほとんど。無料ということよりも行動の自由さのほうがなんぼ利用する側にとって気楽なことか。思いついた時に出かけられ、好きな時間にテントを張ればよろしい。無料野営地を私が尊重する理由のひとつでもある。

Img_1601_2

だいたい、キャンプに行ってまで時間に追われるというのは、なにやら本末転倒な気がするのであった。
ゴージャスな男の手料理スタイルで客を招くキャンプがあってもいいし、私のようにひたすら一人の孤独なしんみりした夜を楽しむ人だっている。けれどその空間には時間の観念などない。好きなスタイルで好きなように過ごす。好きなように過ごすための自発的野営であろう。そこへ街の気忙しさなど持ち込みたくはない。

著名なキャンプサイトでは、近隣都市の大学生が夜通しで大宴会を催していたりするし、家族連れの子供が興奮して夜遅くまで走り回っていたりする。
正直「うるせーよ」と思う。そんなに騒ぎたきゃ山に来なくてもいいだろうによ。そりゃキャンプの夜の過ごし方は自由だ。でも周囲の人間に迷惑をかけてでも楽しまなければならない理由は、この世の中にひとつも存在していない。空気読め。それが自由主義の自由を縛るただひとつの規則なのだ。

あー、なんか偉そうなことを書いてしまった。申し訳ない。機材ネタだったね(^^ゞ

なにがビックリしたって、コンタックスG2Dの裏ブタがきちんと閉まってなかったらしく、さて撮ろうかと思って縦位置に構えたら、バッカリと裏ブタが開いた!(^^;
ええ、もちろんフィルムがモロ見え。思いっきりカブっちまった。こういう失敗は人生において始めてである。ビックリした。そのくらい撮るという行為に緊張感がなくなってるんだろーなーと、けっこう個人的に寂しかったりしたんである。

んで2日間でキスデジは約140カット。G2Dはたったの16カット・・・・。銀塩はビビりながら使ってるというのはあるだろうし、45mmという慣れない焦点距離で悩んでるところはあったと思うけど、気軽にホイホイとレリーズできるデジタル機とのカット数の差は大きい。
1カットずつ大事に撮るのがいいのか、それともとにかく数多く撮るべきなのか。これは両方とも正解なのだと思う。
考えなしにバンバン撮る行為でなんら進歩がないなら、1カットずつ考えて大事に撮るよう心がけるべきだろうし、逆にあまり撮らないことが進歩を生まないというのであれば、多少は無駄でもバンバン撮るべきである。

私の場合は、とりあえずバンバン撮ってみたほーがいいかもしんない。キスデジで大量に撮ってきた結果を見て、全然ダメって思ったくらいで、場数をこなさないとダメだと感じてるよ。
なんでダメなのか、ということを意識しつつたくさん撮る。そういう行為が、銀塩とデジタルの区別以前に私には必要なようである。

にしても。キスデジのファインダー倍率とスクリーンのショボさもさることながら、視野率の低さもけっこうなもんだねえ。
最近は意識して一歩踏み込むようにしてるのに、それでも余計なもんがたくさん写ってる。トリミング前提ってのは気が進まないなあ・・・・。

とりあえずG2Dの45mmは28mmにチェンジしとく(^^ゞ
R4Aへの道はまだまだ遠いな・・・・。

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