123R 灯油で点火
結論から先に書くと、123Rで灯油は燃える。ただし「使えるか」となるとビミョー(ーー;)
アルコールにてバーナー基部とヘッドをプレヒート。バーナー内にいくらかガソリンが残っていたのか、最初こそリズミカルに火を吹いたものの、ほんの数秒後には赤い炎がメラメラ状態になり、炎の先には目に見えて煤が(^^;
安定してくると123Rらしいリズミカルな音を立てるんだけど、たまに息をつく。そしてどんどんリズミカルな音ではなく連続した燃焼音になっていき、息をつく頻度が増えていく。燃焼状態も安定しない。正直、あまり長く焚きたくない雰囲気ではある。
心配された煤については、燃焼ではなく炎上に近い状態だと空中に上がる煤が目立つ。やがて燃焼状態に近づくと目には見えなくなる。五徳の裏側が煤で真っ黒になるところを見ると、やはりコッヘルはツヤ消し黒になると思われる。
ただ発熱量はガソリンよりも大きいのかもしれない。燃焼時間のわりにストーヴ全体が熱くなっている。
んー。緊急用としては灯油も使える、という程度か。暖房代わりならば役に立つかもしれない。常用するには不安定すぎて、風のある場所だとすぐ炎が消えてしまう可能性あり。
ただし123Rは個体ごとに個性が様々なので、モノによっては快調に燃焼するものもあるのかもしれないよ。私のやつは当初まともに燃焼しないくらい調子の悪い個体だったからな~。
灯油が相手なので、まさか火炎太鼓や爆発などならないだろうとタカをくくって実験してみた。灯油は123Rの燃料として保証されてないから。良い子は真似しないほうがいいかもしんない(^^;
ゆうべ酔っ払ってGストーヴをポチりそうになって。危なかったー。サーマレストを収納する防水ケースが欲しくて、そのついでになにかほかのものもポチりそうで危険なのよー!ほれ、送料無料になる金額まで買わないととか理由つけちゃってさー。でも私がいつも利用してる店は送料一律なんだよな。危ない危ない。
EtaPowerについて追記。燃焼部を低い位置に設定して安定感を高めている代償として、地面を焦がすかもしれないくらい下方向への発熱があるらしいよ。
アメリカ的ジェットボイルと北欧的EtaPowerは、商品としておもしろい文化比較になると思う。
燃焼する炎を一度熱に変換して金属体に蓄積させ、その蓄積熱で容器を加熱するやり方は両者同じながら、ジェットボイルはシンプルにコンパクトにまとめる方向で。
目標は1人1台って感じ。1リットルしかない専用コッヘルがそれを物語ってる。縦型のコッヘルは沸騰した時の吹きこぼれがものすごい。スノピのトレックシリーズでそれを私は味わってる。ストーヴの炎をコントロールして吹きこぼれを防ぐわけなんだけど、そうなるとストーヴ側の炎を調整できるかできないかという性格も影響してくるわけ。
ジェットボイルの専用コッヘルが1リットルでも、実際は半分くらいまでしか湯は入れられない。その程度なら完全な個人装備と決め付けてもいい。
重心が高くなりそうな構造の代償として、ボンベの下につける脚まで付属になってたり、熱けりゃカバーすりゃいいべ~ってな感じで容器をネオプレーンで包んでるとこが、後からとってつけ太郎な感じで米国的愛嬌ですな。
対するEtaPowerは通常の鍋型の容器で、1.5~2リットルくらい入りそう。縦型のコッヘルよりも吹きこぼれが少ないことは言うまでもなく、容量からすると1人~3人くらいを想定してるフシがある。
ヘアライン仕上げのガンメタのコッヘルは、プラグマティズム的直線思考のアメリカ人に言わせれば「無駄な装飾」ってなことになるのかもしれんけど、モノとしての魅力はあるよね。なのに、燃焼部の位置が低すぎていろいろ気を使わなければいけないという。
熱変換系のストーヴでは、個人的にジェットボイルに軍配を上げておきたい。
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