メシはおもしろいぜ
最近の愛読書。愛読書っつーより、興味津々って感じか。
早い話が、キャンプ先でひとつしかないバーナー=ストーヴを使い、いかに簡単に素早くうまいメシを作るか、ということなのである。
なーんだ、野宿料理か。そう笑うなかれ。
キャンプにおける手抜き料理というのは、単にカロリーがあればいいというものではなく、どちらかというと満足感優先のようなところがある。
その満足感が手を加える方向に行っちゃうと、自宅の台所でもやらないような大げさな料理になり、道具だらけ、食材だらけ、というようなことになる。
元来、外で食うメシは、ほとんどの場合うまい。室内で食うのと比べると3割増しである。
つまり無駄に凝る労力を、いかにスピーディにおいしく仕上げるかに振るのがキャンプにおけるメシというものなのだ。
これは私のような一人暮らしにも共通のことで、手間はかけたくないわ、洗い物を増やしたくないわ、キャンプのメシと共通なんである。
なにもキャンプだけに限ったメニューではないところが、この手の本のおもしろいところなのだ。
手間をかけないことが基本になってるのは、キャンプにおいて所持している火種がひとつしかないという前提による。
ひとつの火種でいかに工夫するかという無駄を省く部分と、燃料に限りがあるからダラダラやってられない意味もあり、食後に面倒を残したくないという欲求もプラスされ、キャンプにおける工夫料理というのは、なにもキャンプサイトに限った話ではなく、一般のご家庭でも応用はいくらでも効く内容なのであるよ。
目からウロコのネタは、コンビニおにぎりとツナ缶を使ったチャーハン。
ツナ缶の油だけを使い、おにぎりは売れ残りがちな梅を使うという。
梅干は日持ちがいいという実用面と、ツナとの味の相性がいい即物的な面からだ。
ツナ缶の油で最初にマンマを炒めて、ツナを追加して最後におにぎりのノリを散らすという。
想像しただけで味がわかるあなたは、さっそくチャレンジしてみるといい。
コショウがあるといいらしいよ。
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