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風物詩

@自宅

 みなさま意外に感じられることでしょうけれど、当地秋田は寒波が緩んで過ごしやすい気温になっております。最高気温が3℃、最低気温がマイナス2℃程度なら、当地の冬としてはまあまあ過ごしやすいといえます。

 降り積もった雪は、にわかに湿気を帯びて柔らかくなり、道路に降り積もって踏み固められた圧雪も融けだしました。
 で、雪が融けだした時の風物詩である「うなるエンジン音とひたすら空転するタイヤの音」があちらこちらから聞こえています。

 除雪されている幹線道路は、気温が緩んでくると単なる濡れた舗装路でしかなくなりますけど、住宅街の裏路地は厚く踏み固められた雪が融けだしてえらいことになってます。
 踏み固められたとはいえ、均等に踏み固められているわけではないので、融けると凸凹ができ、ここへタイヤがハマって腹がついちゃって動けなくなるクルマがたくさんいます。
 そんな時はハンドルを直進位置へ戻し、やんわりとアクセルを踏んでトラクションをかけずに脱出するしかないんですが、ハマって動けなくなる人に限って、どういうわけかアクセルを踏みっぱなしにするんですなあ。

 空転するタイヤは摩擦熱で雪を融かし、接地するべき部分がどんどんなくなり、しかも水分が発生するのでますますトラクションが得られなくなります。亀の子状態をさらにひどくしているだけなのですね。
 こうなったらスコップを持って来て掘り出しても時間ばかりが経過していくだけ。金属製のゴツい脱出器具がないのなら、人手を揃えて人力でクルマを押すか、四輪駆動車で牽引するしかありません。

 私は古い住宅街で暮らしています。道路は昭和30年代の規格で大変狭く、自治体の除雪などは一冬に2回あればいいほうです。
 住民が自宅の除雪をしても雪を寄せる場所がないくらい狭い住宅街ですんで、除雪しようにもやりようがないというのはありますが、路地は歩くにも難儀するくらいに凸凹でしかも滑りやすくなり、今日もまたあちらこちらでタイヤの空転音が聞こえてきます。

 どうれ個人JAFの出動かあ、といった感じですね。レガシー号に装備している牽引ワイヤーは、活動しすぎで三代目のワイヤーになってますけん。
 気温が緩んだ冬場は、できるだけ裏路地に入るのはやめとくべきなんですが、住民は通勤で出入りしないわけにはいきませんからねえ。四輪駆動車にしとくべきです。普通車であってもFFとは大違いですから。

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