FOMA@夜勤
私が東京で暮らしていた頃のこと。秋田から自衛隊出身の知人が上京してきたことがありました。
彼はいわゆる軍装品オタクで、そっち方面の予備知識がある私に、首都圏のミリタリーショップを案内させようという魂胆でした。
私はちょっと困りました。当時すでにミリタリーショップは裏通りではなく繁華街に進出しつつあり、六本木や原宿に位置していました。
私の苦手な地区に知人は行きたがってるわけです。アメ横の中田商店ではいい顔をしないんですな。
その事件は日曜午前中の表参道で起きました。上から下まで迷彩服でキメキメの知人は、すれ違う人々をおのぼりさん状態で眺めつつ、やたら大きな声で怒鳴りました。
「なーんとビヨーン太くん!とーきょーのねーさんだば、まんずこえだばばんだね!」
解説:
なーんと=この場合は「おやおや」もしくは「これはまさに」というような意味。
まんず=「まったく」あるいは強調の接頭語
こえだば=「これでは」
ばんだね=「ばっちりだね」「完璧だね」
つまり知人は、「おやおやビヨーン太くん!東京のお姉さんはたまらんくらいいい女じゃないかい!」と叫んだわけです。原宿の表参道で。
秋田弁って暗号になりますよね。戦前は下手な外交暗号よりも鹿児島弁で会話されるほうが米国情報部では困ったそうですが。
追記:あーびっくりした。ここにでっかい画像が貼り付けてあったんだねー。まさかあの大きさのまま送信されてるとは。ナハハ(^^ゞ
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